○
熊谷説明員 現在やっております実情につきましては、後ほど
計量課長から御説明申し上げさせたいと思います。今後の
方向なり考え方の問題でございますが、先ほども申し上げましたように、量目検査というのですか、この問題は、私は、
消費者行政として非常に重要な問題だと思います。あるいは今後の
計量行政としては非常に重要な問題だ、かように考えております。したがいまして、機器の
検定等の問題につきましては、これをできるだけ合理的にやる。あまり手数のかからない合理的な方法をもう少し研究していく。その反面、従来どちらかといいますと手薄になっておりました量目検査の問題に、
計量行政のほうでは重点を置いていきたい、かように考えております。そういう
意味合いにおきまして、どういうような品目についてこういう量目検査を励行したらいいか、あるいは検査をする場合にどういう方法でやったらいいかというような、いろいろな問題がございますので、現在、御
承知のように、
計量行政審議会というのがございまして、そこでいろいろな御議論を願っておるわけでございますが、その
計量行政審議会のメンバーを少し変えまして、もう少し
消費者代表を入れまして、そういう問題にひとつ取り組んでまいりたい、かように考えております。
具体的に御
指摘の、一定の容器を使わすことにしたら、その点は
相当進歩じゃないかというお話でございました。これは非常にごもっともなことだと思います。ただ、この問題を解決いたしますためには、御
承知のように、現在市販で使われております容器というものは、酒の一升びんは別でございますが、いろいろ雑多なびんがございます。したがいまして、容器である
程度その量目をわかるようにいたしますためには、容器
自体の規格
統一ということもあわせて考えていかなければ、なかなかむずかしいんじゃなかろうか。したがって、そういうむずかしい問題はございますが、現在も、もう少し容器を追加したらどうかというようなことを検討中でございます。できるだけおっしゃる趣旨に沿って、今後はこの点に努力をいたしてまいりたい、かように考えております。
現状につきましては、
計量課、長からお答え申し上げます。