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天田勝正君 もう一点だけにいたします。ほかにもたくさんあるが、約束がありますからよしますが、私は、端的に私の質問に対してこの部分は
政府の
責任でございます、こういう
答弁がありましたから、かなりの部分満足している。しかし、何かするというと、どうも私どもが
指摘するのに人の名前が出るというと、その人を弁護するようなことを言い出して、そこのところからおかしくなってしまう。かりに松本さんが、おっしゃるとおり九月に辞表を出されようと、その
事情がどらあろうと別として、汚職事件の摘発は暮れであろうとも、平の起こったのはそれ以前でしょうがね。だから、そういう日で手入れが始まったとか、何かの日を言うならば、在職中に何があったか、これが基準にならざるを得ないのだから。そのときの
理事でしょう、
政府でいえば閣僚であるし、会社でいえば重役なんだ。その
責任者が今度たいへん不始末のあった
公団の
あとがまの総
責任者になるということで、
幾ら庄野さんが保証されたからといったって、とても安心していられるものではありません。でありますから、
政府側としては、それは確かに何ですよ、この問題については
農林大臣も松木さんについてはまことに人格高潔の人でございまして云々という
答弁をしている、私は、速記録を見たけれども。いやしくも
一つの
事業体をとらえて、ものを判断する場合には、その個人の人が神様のような人であってもだめなんです。その団体における業績がこのものさしになる。そうでなければ、世の中の秩序というものは成り立たないというのが私の質問しているものさしなんだ。今度は、だから、東北
開発というのは、もう前々からいろいろうわさされて、とうとううわさされたような事態に発展してきた。司直の手が入っているから詳しく私も言わないですが、そういうことになっている。その人を
あとがまへ、前の人は栄転だ、そしてとほうもない業績が悪くたって、規定だからというので、規定一ぱいみな退職金はもらっていく。そんなばかげたことはないのであって、あなたの言うように、これは大蔵大臣と協議いたしましただの何だのと言ったって、それは他との比較上、あまりこれは過ぎるなと患ったら、もう一ぺん協議し直せばいい。作るとき協議したというのだから、また協議して直せばいい。例は妥当でないかもしれません。たとえばわれわれ議員のは、その報酬は歳費という言葉で呼ばれている。かつて高等官は年俸と言われた、それは明治の時代をひもとけば、あなたも御承知のように、年俸というのは明らかに少尉以上の者、軍人でいえば、その年に一日でもかかったら一年分俸給をもらったものだ、年俸のとおり。議員もそのとおり、歳費のとおり、その年に一日でもかかればそれはその一年分もらったものだ。しかし、それではあまりだということで、だんだん直ってきたんですよ。私は今各
公団、公社、
事業団、そういうものが職員などと比べれば、とほうもない〇・六五に月数をかけるなんぞということは、わずかな年月おれば何千万円になってしまう。そういうことはアンバランスだ、こう
指摘している。
一つの同じ
政府機関から他の
政府機関に移った場合に、再びもらえる。そんなこともけしからん、こう
指摘しておる。それについて
政府側は、今まではそうであったけれども、衆参両院で
指摘されたことであるから、さらに
政府部内においてこれについては協議をいたします、こう
答弁してしかるべきものだと思いますが、どうですか。これだけ申し上げておいて、他の
委員からいろいろ発言があるそうでありますから、一応残念ながらだ、ここらのところで私のはやめます。