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参考人(靱勉君) 資金財団の
理事長の靱でございます。
お手元に「
財団法人東京オリンピック資金財団について」というものと、財団の寄付行為並びに資金調達に関する調書と、三つお届け申し上げてありますが、その「資金財団について」というものを中心といたしまして、御
説明申し上げたいと思います。
財団は、
組織委員会において、資金調達のための
機関を設けるように検討されておりましたが、三十五年の十二月末になりまして、その方針が
決定されまして、財団設立の許可申請を
文部大臣に提出し、十二月二十八日、年末に迫まりまして、
文部大臣から設立の許可を得た次第でございまして、三十六年、昨年の一月に
発足いたしたわけでございます。三十五年度といたしましては、もう三月しかございませんし、
組織委員会あるいは日本体育協会において在来やっておりました、財団において今後継続してやるべき
事業の検討を行ない、さらに財団の
組織、評議員会等の設定等、さらに三十六年度の
予算策定等を
準備いたしまして、一応本格的に活動を開始できましたのは、本年度すなわち三十六年の四月からでございました。
そこで、財団といたしましては、
東京大会開催に要する
準備並びに
実施に要する
経費を調達するということが目的でございますが、先ほど来からの御
説明にありましたように、結局、
組織委員会において
準備されるための
経費、それから
実施、
実施と申しましても、あるいは
競技場とか
道路とか、そういう問題じゃなくて、結局
大会運営費と申しますか、そういうものの調達、それから日本
選手の技術
向上対策費、いわゆる
選手強化費というものと、さらに
大会の
運営のために必要な会館の
建設、この三つが大きな
事業目的でございまして、これを財団において
実施するという使命を持ったわけでございます。しからば、どれくらいの資金を調達するかということが問題でございまして、これはこの資料に「本財団の要資金調達額」というのが4に書いてございますが、これは別表の「資金調達額に関する調書」をごらんになったほうがわかりよいと思いますので、これについて御
説明申し上げたいと思います。
これは実は三十五年の八月ごろ、当時まだ財団はできておりませんでしたが、
組織委員会内に資金
計画委員会というものがございまして、そこで一応策定いたしたものでございます。
先ほど
田畑事務総長からお話の出た、大体これくらいだろうという全期間の目標を立てられたのが、この調書でありまして、当時、(1)の
大会の
準備及び
実施に要する
経費といたしましては八十八億円
程度をお考えになったわけでございますが、その後、
競技種目の増加等で若干の修正をいたしまして、九十二億余りという数字になっております。それから
選手強化費、これは岡といたしまして約十五億余り、それから
大会運営の本部等となる会館の
建設経費として七億五千万円、資金財団の
事業遂行に要する
経費として一億九千万円、これで結局百十六億九千八百万円。きわめて正確な数字になっておりますが、先ほど
田畑総長からも御
説明ありましたように、これは全くの概定でございまして、三十九年度、
大会が終わるまでに一体どれくらいかかるかということは、これはなかなか正確に算定することは困難だというふうに承っておりますし、また、それが当然かと存じております。したがいまして、あるいはいろいろな
経費の増高、また新たに追加すべきもの等が出ますれば、この百十六億というものが、さらにふえる——減るということは、まずないというふうに私
どもは考えているわけでございます。
しかして、これらの資金を全部資金財団が調達するのではないのでありまして、先ほどから御
説明がありましたように、国、
東京都の
補助金、それから
組織委員会自体でお集めになる資金、それから日本体育協会でお集めになる資金、こういうものによって全体の調達を行なおう、こういうことでございます。したがいまして、右側に書いてありますように、先ほど来御
説明がありましたように、国庫及び
東京都の
補助金が四十億大体見込まれており、
組織委員会の
事業収入、これは入場料等でございますが、これが約三十億、そこで残りの分を資金財団で調達するということになりますと、二十一億円余りということでございまして、大体
組織委員会の
経費と、
大会の
準備並びに
大会運営費と申しますか、それの国及び
東京都の
補助額と大体見合ったような額が、一応資金財団の調達額というふうに示されております。それから
選手強化費でございますが、これは国からやはり
補助金が出ております。それから体協自身でお集めになるもの、したがいまして、十五億余りのうち、資金財団で調達する
予定額というものが七億二千三百万円、会館の
建設資金は、財団だけの調達になりまして七億五千万円、こういうふうな形に相なっているわけでございますが、これはあくまで先ほど申し上げたように一応の見通しでございまして、私とも何らか目標がないと、集めます場合におきましても、相手側に御
説明もできないということで、一応これを基準といたしまして、
事業計画を立てた次第でございます。
そこで、次の
ページについて——元の資料に戻りまして、御
説明いたしますと、三十五年度はどうだったのかということに相なるわけでございますが、三十五年度におきましては、わずか三カ月ですし、まだ財団は主として引き継ぎ
事業が多かったわけでございますから、収入としましては四千四百万円、これは主として宝くじに、ごらんのように五輪のマークがついておりますが、各地方
自治体からのこれは協賛によるところの番付金と申しますか、マーク使用料と書いてありますが、実態的にはそういうようなものでございます。これが四千四百万円で、
事業経費としまして二百二十万円を出しましたので、これは配分も全部終わりましたあとで、財団で引き継ぎましたので、残りの残四千百八十万円というものは、これは将来の配分の資金としまして、これを繰り越したわけであります。
そこで三十六年度の
予算でございますが、この
予算の策定が、ちょうど昨年の三月にしなければならないわけでございましたが、当時まだ実績がほとんど
事業にございません。したがいまして、非常に困難をきわめましたが、できるだけよけい目標額を設定しまして
努力しなければいかんということで、一応六億円
程度のものが集められるような
計画をいたしたのでございますが、これは実績におきまして、もうあと二カ月しか本年度ございませんが、特に番狂わせもございまして、四億
程度ということに考えております。しかしながら、配分の
計画というものはどうかということになりますと、これは一応ここで御
説明申し上げておきますと、
組織委員会の費用にいたしましても、
選手強化の費用にいたしましても、国あるいは
東京都の
補助金等がございますので、年間の大体
予算というものをそこで概定されて参ります。それに基づきまして
組織委員会と体協から御要求が出てくるわけでございます。それに対しまして、財団としましては調達したものから配分する、こういう格好に相なっているわけでございまして、三十六年度におきましては、
組織委員会へ六千三百万円、6に書いてございます。
それから日本
選手の強化資金としまして、体協へ一億一千八百万円余りというものを配分するという
計画に確定いたしまして、これを現に
実施しております。配分は、一月現在で
組織委員会に対しましては四千九百万円、体協に対しましては一億二百万円を配分いたしておりますので、両者に対する二月以降の配分額は約三千万円余り、まだこれから配分しなければならんことになっておりますが、ただいま一月現在で、資金財団の調達しまして、現に入っておりますのが三億余りになっておりますので、この配分は十分にできる、こういうことでございます。そこでなぜこういうふうに若干私
どもの目標額から二億
程度の差があるかと申しますと、これは6の右側のほろに書いてございますように、現在大体入っておりますのはこれは公営競馬、これが一億二千九百万円、富くじが七千七百万円、ゴルフが五百九十万円、その他のものを合わせまして、三億一千五百万円ということになっております。これはまだ全部ーーその他、あるいは記念切手の発行、それから国会の皆さん方にも御協賛をいただきました、いわゆる一般募金、十円募金と称しておりますが、そういうものなんか、まだ現実に全部入っておりませんので、先ほど申しましたように絶対間違いないのは四億
程度、あるいはこの二カ月の間において、もう少し伸びるものもあるといような
状況でございますが、そういうような事態になっております。そこで7に書いております問題は、まあここで弱音を吐くわけではないのですが、財団としましては資金調達にまったく空手でございます。これはともかく
国民の皆さんの御
協力によりまして、この
大会を成功させにゃならんという御熱意によって、あるいは広告
事業とか、いろいろなことをやっておりますが、これは寄付に相なるわけでございます。そういうわけでございますので、郵政省並びに三公社にもお願いしまして、
政府のほうにおかれましても資金的に調達に
援助してやろうということで、「
オリンピック東京大会の
準備等のために必要な
特別措置に関する法律」というのが昨年の七月一日から
実施になったわけです。これは両院の非常な御配慮にもよることでございまして、これによりまして大体十五、六億円
程度のものが
確保できるのではないかという見込みを立てたわけでございますが、これらは、あと、現に
実施しておる
事業につきまして御
説明するときに、詳しく御
説明申したいと思いますので、これは省略させていただきまして次の
ページの右側の8というので「
各種資金調達
事業、現在財団が
実施中の調達
事業は次のとおりであります。」以下につきまして、簡単に御
説明申し上げたいと思います。
これは(1)は、寄付金付の記念切手でございます。これは第一回を昨年の十月十一日に発売いたしましたが、三種類出しまして、五円の切手にプラス五円いたしたわけでございます。これは三種類の切手を発行いたしましたのですが、
各種類四百万枚ずつ発行していただきましたので、大体これによりますところのネットの収入が五千四百万円でございます。これは、ほとんど全く百%の消化ができたわけでございまして、それでは全期間でどのくらい
予定しているかと申しますと、この目標額は四億から四億五千万円、これはネットのあれでございまして、もちろん、郵政省におきまする募金管理会等においての
経費は差し引きまして、財団に入る
予定でございます。四億から四億五千万円をぜひお願いしたいというような考えでおります。
それから(2)は電話番号簿等の利用で、これは主として電電公社の御
協力によるわけでございますが、
東京、横浜、大阪、名古屋の電話番号簿の一部を拝借いたしまして、
オリンピック協賛の広告を出していただく。こういうことでございまして、三十六年度は二千九百万円ネットの収入
予定でございます。これは御案内のように年に一回しか発行されないものでございますから……七月一日に発行される。これらの
機関と、いろいろと打ち合わせをいたしました結果、大阪等は本年度には入ってこないというようなことでございますが、全期間の目標額としましては、これは三億ないし四億五千万円というものを考えていただきたいということで、お願いいたしております。
その次に、これも
特別措置法に基づいたものでございますが、たばこに抽せん付の広告カードを添付して、それから寄付金をいただきたいということでございますか、これは主として広告主から入って参るのでありまして、専売公社のたばこからの御
協力を全期間三億
程度ということの大体のお願いで、御了承を得たのでございますが、これはまことに失敗いたしまして、本年度の収入は三百万円
程度ということになっております。これは、たばこをおのみになる方には何も
関係ないんでございまして、結局抽せん券がついて、当たれば、たばこが一等ですと三百六十五箱当たるということですが、結局、広告主の負担でございまして、これはなかなかむずかしい性格のものではないかと思っておりますので、専売公社等におかれましても、何らか別途、これはさらに検討してやろうということで、私
どもも何とか全期間におきましては三億円の目標額を上げさせていただきたいというように懇願いたしておるような現状でございます。
それから国鉄の広告は、これは駅の構内等に新たに広告をさせていただきまして、これは大体一億円
程度をお願いいたしておりますが、本年度はまだ国鉄当局におきましても、そのための、これは
オリンピック・マークがついて出ると思いますが、そういうものを今からやるのは早いということで、これは後年度において
実施される、ごく一部において
実施されておりますので、三十六年度としましては三百万円
程度。
それから宝くじ、これは財団ができる前から
東京都を初め各地方
自治団体の全くの御協賛におきまして、宝くじ発行の二%というものを御協賛願うということ、これは確実に出てくるのでありまして、大体年間一億円
程度のものが出て参るわけでございます。したがいまして、これで全期間としましては、四億
程度を目標といたしておるわけでございます。
その次の協賛競馬というのは、これは公営競馬でございますが、
東京都及び神奈川、
埼玉、千葉の各県並びに特別区が春秋五日間ずつ十日間、協賛競馬を
実施いたしまして、諸
経費引きまして、売り上げのうちの純益というものを御寄付願うということに、これは何も別段特別の根拠はないので、全く
関係の皆さんがたのほんとうの積極的な御寄付でございます。目標額はここに四億五千万円と書いてございますが、実は当初三年間やりまして、大体三億という目標になっております。ただ御案内のように、近来五市が出て参りましたので、実際におきまして若干伸びがございますので、もう少しお願いできないだろうかということでお願いに上がっておりますが、これはまだ必ずしも確定いたしておりません。一応御承諾を得ておりますのは三億
程度ということに相なっております。
次の協賛割増金付定期預金というのは、全国の銀行等、農協等も
参加下さいまして、定期預金でございますが、これに割増金をつけて、当せん者に若干——三十万円以下でございますが、前からこういういろいろな割増金付定期預金がございましたが、これは
オリンピックのためにやる。これは銀行と預金者からの御協賛でございまして、これは額が非常に多いのでございますが、全期間を通じまして七億二千万円
程度、これはまず確実であろうというようなものになっております。
それから
オリンピック十円募金、これは
国民に広く御協賛をいただきたい。これは額はもちろん幾ら小さくてもかまわないのでございまして、これは一般募金でございますが、これをお願いしようということで、
文部省、郵政省の後援を得まして、その他各団体の御協賛のもとに
実施したのでございますが、
実施機関としましては、全国のうちで郵便切手売りさばきの組合を結成しているところの一部に今回は初めてお願いしました。目標は五千万円でございましたが、これは第一回の
実施の結果、これは率直に申しますと各切手売りさばき所等におきましては、黙っておっても切手、印紙を買いに来られるように、寄付金を持っておいでになる、それに記念シールを差し上げるというようにお考えになっておったところもあったために、大体私
ども今全国的に集計を行なっておりますが、五〇%から六〇%ぐらいじゃなかろうかということでございます。しかし、やり方としましては、一にこの売りさばき所だけを利用しましたので、私は全
国民の
オリンピックに対する熱意というものは決して低くない。ほかのほうの
事業をいろいろ実際当たってみますと、ペパー・プランと実際とは非常に違うのでございまして、これは時期の問題もありましょう。私
ども反省しておりますが、これはそう失敗したものとは考えておりません。ことに、その後一応売りさばき所の募金が終わりました後におきまして、
総務長官の特別の御配慮で各省の御
協力をお願いしましたところ、先ほど申しましたような衆参両院議員さんからも御協賛をいただき、各官公署等においても非常な御
協力で、私
ども大体これによっては五、六百万円かと思っておりましたが、大体一千万円集まるようなことになっております。これは三月までかかりますので、全部集計が終わりませんが、これはただ単に金額を多く
予定するということより、
オリンピックに対する関心と申しますか、われわれもひとつ協賛してやろうということとしまして、非常に一般
国民募金として考えているわけでございます。共同募金のごとく、非常に長い歴史を持っておりますものと違いまして、なかなか困難な、また手数のかかるあれでございますが、
経費としましては、大体二〇%以内で諸
経費をまかなうというようなことで、非常につらいような形で出ておりますが、今後、私
ども大体全期間を通じまして一億五千万円か二億が最低調達できるのではないかと考えております。
屋外広告その他全国の小売商店の
協議会の協賛券を発行して、一部を寄付してやろう。あるいはゴルフから、各入場者について御寄付を願うというようなこと。それから協賛相撲は、特別な一日相撲を行なうものでございます。それからプロ野球の問題は、三十八年から二回くらいできるかというようなこと、これらはいずれも御賛成を得ておりますが、今年度入っておりますのは……屋外広告は、先ほど申しました国鉄の問題と同様に後年度に多く期待できるのではないか。それから協賛券もまだ百貨店などが必ずしも
参加しておりませんので、その点がございますが、これもあるいは一億から二億
程度のものは期待できる。ゴルフのほう、あるいは相撲のほうも本年度すでに入っております。
(14)の
オリンピック記録映画でございますが、これは実は三十六年度の、まだ何にも実績がわからないときには、この記録映画では相当入るものと実は考えられたのでございますが、これは率直に申しますと、二億円
程度見込ませていただきましたが、これが現在までに入っておりますのは九百万円ということでございまして、非常にその点が
予定が狂ったわけでございます。
(15)は、これはいろいろな催しものをやっていただく、あるいは会社とか団体等がやるいろいろな催しもののときに、入場料の一部を御寄付願う、あるいは民放、新聞等におきまして、協賛のために御寄付をいただくということでございますが、これは全年間を通じまして一億円
程度考えておりますが、三十六年度は二千万円
程度のものでございます。
(16)に一般寄付金と書いてございますのは、これは真に、ほんとうの篤志で持っておいでになるもので、現に今年度の百万円は、全く何のあれもなく積極的に、ある団体で
オリンピック協賛とか、何とかいうことではなくて、一部寄付して上げましょうといって、御持参下さるものでございます。
現に
実施しているものは以上でございますが、その他考えられておるものもございますが、何と申しましても昨年度は必ずしも全体的なムードもあがっていない点もございましょうし、私
どもの財団の
準備等に疎漏のあった点もございます。
そこで、この三十七年度が問題でございまして、ただいまのところ、三十七年度の
予算は、
組織委員会並びに体協が受ける国の
補助がきまっております。そこで私
どものほうで一応それから見まして、当然配分申し上げなければならぬ額が、
組織委員会に対しまして一億九千万円弱、体育協会に対しまして三億二千万円余ということで、合計五億一千万円ということに相なりますが、日本体育協会の
選手強化費としましてはさらに出るというように承っております。あるいは
組織委員会のほうにおいてもさらに追加を要するものがあるかと思いますが、大体五億から六億の間。そこで、現に
実施しているものだけで、絶対確実と申しますか、かなり厳格に私
ども三十七年度の
予算の
予定を策定いたしてみますと、大体九億は集まる。したがいまして、この配分には差しつかえないわけでございまして、三十五年度以来繰り越し繰り越しで、大体三十八年度には、私
ども繰り越しは六億から七億低く見積ってできるものと考えておりますが、先ほど
最初に申し上げましたとおりに、この百十六億という線が、あるいはもっと相当ふえるということを考えますとともに、この今まで掲げました
事業でも、ものによりましては、この見込みがいろんな事情によって狂う場合があります。それから財団におきましては、いわゆる財界募金と称しまして、各会社法人等から御寄付をいただくという
方法はとっておりません。何かの
事業を通じていただく、広告
事業とか、いろんなそういうような形をとっておりますので、私
どもとしましては、ぜひ本年の上半期におきまして、もう少し大きな柱を
二つ三つ立てまして、それによって約二十億円
程度確保いたさなければならぬというふうに考えております。
そういうことに相なりますれば、一番最後に「今後の問題」として書いてございますように、今までの
計画で見ますと、二十九億ないし三十七億、うまくいって三十七億円
程度の調達見込みとなりますけれ
ども、三十億円
程度にとどまる場合には、現に見込まれておりますところの財団の一応の
予定の三十八億にも少し足りません。今後
大会運営費予算及び
選手強化費
予算もさらに増加することを考慮いたしますれば、ただいま申したように、どうしてもあと二十億ぐらいの目標を立てまして、結局四十八億から五十六、七億の線が一応見込まれるような態勢にいたさなければならぬわけでございます。
委員の皆さん方におきましても、格別の御指導、御支援を賜わりますように、この席を拝借してお願い申し上げる次第でございます。以上をもって簡単でございますが……。