○
上林山
委員 御
答弁が非常にあいまいな点もありますが、
検討してみる、こういうことですから、半ばわからぬわけではないが、
検討という
意味は、私が言ったように、これを正常なルートに乗せるよう努力する
意味なのか、それともこれは条章に照らして
違反ではありません、また妥当を欠くものでもない、会計検査院も妥当を欠くものではないと言うたから、私
どももそう思う、
検討してみましょう、こういう
意味だとすると、これは会計検査院を呼んで、さらに
質疑をしていかなければならぬことになるわけです。だから、たとえばそういう直接な
関係があって、いろいろとやっていくような問題があるなら、これは
NHKの中に――
NHKの中という
意味は、建物の中という
意味ではなくて、
NHKに当然還元して付属
事業としてやっていく問題を中に相当含んでいるのじゃありませんか。直ちにやれない問題もありましょうが、やれる問題もあるじゃありませんか。私は、定款をちょこっと見ただけですから、きょうは詳しくは言いませんが、そういうものは
NHKの経営の中に入れて、正常化して
運営していく、
福利厚生のごときは当然そうやるべきではないか。これは
NHKの
職員の待遇改善の
意味からいっても、その方が当然ではないか。それに入れないものは、補助金を
出し得るものは出す。私は、この法文からは、
出し得るものもありますが、
出し得ないものもあると思う。ですから、そういう疑いのあるものはやめて、
出し得るものは
出し、もらうべきものはもらう。これらの
団体は、相当経営がいいようですから、そういうものは
無償とすべきでなくて、有償でやるべきである、そのかわりやるべき補助金なり何なりは――その付属
事業に協力しているならば、それはそれとしてこの法文に照らして
出し得るものは
出していく、こういう
経理の
やり方でなければ、きょうは通るかもしれませんが、やがては
通りませんよ。私はそう思いますが、最後に副
会長どうですか。
小野専務の
答弁を聞いておられて、将来これに対して改善の余地があると思われますか、このままでいいと
ごらんになりますか。私は、きょうは
法律違反までは言いますまいが、どうですか。