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今井説明員 お手元に、
調査団関係の
日程と
調査団の編成の資料をお配りしてございます。
最初に、この
石炭鉱業調査団の団長は有沢広
巳先生にお願いいたしまして、
調査員といたしまして、ここに書いてございます六人の方にお願いをいたしております。それから
調査団の
随員といたしまして、大蔵、通産、
労働省の、大体
課長級でございますが、二名ずつ
随員としてこれに加わることになっております。
最初は
局長がこれに
随員として参るという
予定になっておりましたが、いろいろ相談しました結果、直接
担当者の方がいいのじゃないかということで、各省の二名ということ。それから、これに
石炭局長と
労働省の
職安局長、これは
随員という
格好じゃございませんが、
調査団には参加して回ることにいたしております。
それから、そのほかに
専門の
調査員といたしまして、東大の
伊木先生、それから早稲田の
萩原先生、法政大学の
舟橋先生をお願いすることにいたしました。これは、やはり山を
相当詳細に見ていただく
関係もございまして、
技術関係の方が二名、それから
舟橋先生は
労働関係ということで、
専門調査員を三名お願いいたすことにいたしました。
それから今日までどの
程度にやったかと申しますと、現在までに四回
打ち合わせを行ないまして、さらにもう二回
打ち合わせをして
現地調査に臨むつもりでございます。
現地調査の
日程につきましては、そこにお配りいたしてございますが、第一回は、
最初のページでございますが、
最初九州へ参ります。六月の七日に出発いたしまして、六月の十日までを第一回
調査という
予定にいたしております。こまかい点は省略いたしますが、本団と
技術班というふうに分けまして、詳細に調べる必要があるところは
技術班が特別に別途調べるということで、第一回は
九州を、
筑豊地区を
中心に
調査をいたす
予定でございます。
それから第二回は、六月の二十七日から七月の一日まで、同じく
九州を、佐賀県、長崎県を
中心に
調査に参りまして、帰りに
宇部地区に寄りまして
調査を行なう、こういう
予定にいたしておるわけであります。
それから第三回は
北海道でございまして、七月の十日から七月の十五日まで、
北海道は一応こういう
予定で
各地を回ることにいたしておるわけであります。
そのほかに
常磐地区、これはこの表には載っておりませんが、
常磐地区は、七月の二十七日、二十八日、この二日の
予定で
調査する、こういう
予定にいたしております。
調査の
日程は、
常磐を入れて四回
調査をするという
予定でおりますが、
東京へ帰って参りまして
論議の末、さらに
調査を必要とするという場合には、これとは別にまだ
調査をいたすことがあるかもしれません。従って、さらに五
日程度の
予定で
現地調査を行なえるように、予算その他の準備はすでにいたしておりますが、その点はこれからの問題でございますので、まだ決定いたしておりません。
それでは、ただいまのところでは、七月
一ぱい現地調査がかかりますが、この間に、さらに一週二回くらい、
東京で
打ち合わせをやる
予定でございまして、これのいろんな結論は、おそらく八月
一ぱいかかるのじゃないか、こういうふうに考えております。
調査団の
先生方は非常に
お忙しい方ばかりでございますが、ただいまのところ、おおむね一週間二回ないし三回会合していただきまして進めておりますので、七月
一ぱいにはいろんな基礎的なあるいは政策的な
調査は一応済みまして、八月に入ってから、いろいろ政策的な
論議をかわす、こういう
予定になる、こう考えておるわけであります。非常に簡単でございますが、
調査団関係の御報告を終わります。
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