○
滝井委員 御
質問いたします。
国民健康保険法の一部を改正する
法律案におきまして、今回相当の
患者負担が出てくるわけです。
政府は、この
患者負担については必ず何らかの措置を講ずるというお
約束をしておるはずです。
政党の
代表が、
労働組合にもするし、
日本医師会にもするし、しておるわけですが、これをこの
法律の中で一割
——いわゆる二割の
国庫負担を三割にする意思があるかどうか、まず、これを一つ明確に
お答えを願えれば
質問を続けますし、
お答えができなければ、私は
質問を留保いたして、
次会に譲ります。
——これはもう
事務当局の
答弁は必要ないのです。全く大胆が
労働組合の
代表なり、
連合会なりあるいは
日本医師会なり、
日本歯科医師会にお
約束しておることなんですから、
事務当局の事務的な
答弁は、私はあとでゆっくりやっていただきます。全く政治的な問題なんです。
政党政治のもとにおいて、与党の三役がお
約束したものを、一体どういう形で具体的に実行するかということは、われわれはこの法案の審議の中で
国民大衆に
政党の幹部が
約束したものを実行に移すということは当然なことなんだから、
安藤政務次官は
代表なんですから、その一割
国庫負担を増加する以外に
方法はないというのが私たちの考え方なんです。そのほかに
国民の
負担を軽減する
方法があれば、それをここでお承りしてもよろしいですが、
医療費を一割以上もお上げになる、これはお
約束になっているのです。一割以上大幅に引き上げるさ、さらに
患者負担はやめさせる、こういうことをお
約束しているわけですから、そうすると、それはわれわれとしてはこの二割を三割に引き上げる以外にないと思う。それを一つ御
答弁をはっきりしていただきたい。それがきょうできないというならば、私の
質問は次回に回していただきたい。