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矢嶋三義君 私、最後の
質問です。
それで今の全額
アメリカ負担ならば、どうして
日本の
予算書にはああいう形で入っているのか。支出面に入っておりますね。たしか八千六、七百万円は入っておったと思うのです。
予算書の支出面には、そうすると、
アメリカの負担ならば、その歳入はどういう形になっているのか。あとでまた聞きたいと思う。それから最後に
長官ですが、
長官、
日本の
ロケットの開発、それから製造をやっているのは、
日本では今どこどこがやっているのか。平和用はどこでやっているか。それから防衛庁の軍事用の
方面はどこでやっているか。どこの
会社とどこの
会社で開発と製造をやっているか。同じ
会社なら同じ
会社でもよろしゅうございます。それをお答え願いたい。
それでさらに、
委員長の方で急がれているから、私は時間がないから、残念ながらこれで終わるわけですが、非常に失礼ですけれ
ども、御要望申し上げておきたいと思うのです。ということは、あなたの非常に若さ、たくましさ、行動的な科学
行政というのは、まあそれでいいと思うのですけれ
ども、しかしそれは何といっても、失礼ながら、私ちょっと触れましたように、個性が強いのと、ものの好ききらいがあるわけなんですね。その点で
学者の
意見も一方は入るが一方は入らぬという傾向があるのです。これは私はちょっと
学者の一部から聞いているのです。あなたの
宇宙開発、これは必要なんです。やらなければいかぬのです。しかし偏向性があるということは、どうしても私は謙虚に耳を傾けていただかなければならぬと思う。さらに、私は裏をえぐりますよ。それは何年後かわからぬ。あなたの腹の底には、赤城さんは今正面から再武装をやっているが、
自分の科学
研究というのは、これはいずれここで一緒になるのだ、科学国防
大臣というのを私はあなたはみずから任じていると思う、科学国防
大臣というのを。これはずばりだと思うのですよ。何年か後には私はわかると思う。それは私はみずから任じていると思う。それが改憲論者であるし、歌を作って鳩山さんにも歌わせている、そこに相通ずるわけなんですね。だからあなたは
ロケットの打ち上げに狂奔するわけです。それから
人工衛星、それから今に核兵器を運ぶような
ロケットを早く作りたい、せめて小型核兵器くらいのね、早く作りたいと、まあ中型くらいの——というあなたの
構想がある。これは
科学技術庁の
官房長とか次官はよほど警戒しておかぬと、違っていくおそれがある。これはまことに失礼かと思うけれ
ども、決して私は無
責任な、そう当たらないことではないと思っておりますので、これを申し上げておきたい。
それと気象庁長に御要望申し上げておきたい点は、私が小さいときに、よく観測所とか天文台とかいってものを食べると、あたらないと言われたものなんですよ。しかし近ごろ、非常に確かに当たるようになりました。雨が降った後は曇り、後には晴れるでしょうというような、そういう式の予報でなくて、非常に最近的確になってきた点は、ありがたいと思うのです。しかし、今のあなたのところの
機構と体制ですね、きょうは具体的に
ロケットとか、あるいは観測機とか出したのですが、そういう点と、それから
日本は領土が狭くなったのですから、自由国家群、共産柱義国家群との
国際協力、そういう点の体制というものがまだまだ不十分だと思う。
国民の期待に沿い得ないと思う。それを何するためには、こういう問題を論じられるときに、通れば
審議会になると思うのですが、こういう
角度から振興するような
発言をされ、そしてそういう
行政が行なわれるようにしていただかなければならぬと、かように私は思いますので、これは要望を含めて御
所見を承っておきたいと思う。