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丹羽(兵)
委員 ただいま
小枝政務次官から
政府の
立場に立ってのきわめて御丁寧なと申しまするか、
罹災者の身になって、また、立ち上がろうとしておられるそうした
方々の心情を察して御
答弁をいただきまして、満足するものでございます。これ以上のお答えもなければこれ以上の
方法もないし、また、これまでに
災害を復旧させるためあるいは
罹災者救助のために
政府がいち早く手を打って、あらゆる
調査と
対策を考えておられることに対して、先ほど申し上げましたように、私は心から
敬意を表するものなんです。
さきに申し上げましたように、
伊勢湾台風のときに、やはり、平素は
政府をいろいろと攻撃をしてみたりあるいは
政府のとっておる
措置に対して
批判を下しておられる人もあるわけなんですけれども、さあ事が起きましたときに、一番たよるもの、また力になってくれるのは
政府以外にない。また、与党の
政府を鞭撻するといいますか、この
措置に対しても、
罹災者というものは非常な力にするわけであります。私ども、
伊勢湾台風のときに、ほんとうに、
政府のとってくれました
措置によって九死に一生を得たというか、よみがえったような
感謝と
安心の感を抱きました。だから、
罹災者と申しましょうか、
被害地の心からたより、助けを求め、また助けてくれるのは
政府以外にないのです。世間ではわが
党政府のとっておりますすべてのことに思想的な
批判をもってごてごて言っているようでありますけれども、こんなときこそ、
政府のあたたかい
気持、
国民から信頼される
措置を、
お話のありましたように十分とっていただいて、
国民が
政府を信頼し、
政府をたよる
気持を十分養っていただくようにお願いしたいと思います。
特に、私は、
さきに申し上げましたように、
志賀さんが、
現地で
津波の押し寄せる中にあって、
政府のとっておられる
措置に対しても、
感謝して帰ったと言っておられ、もっとこれ以上できるだけのことをしてくれるように
委員会を通じて、ただ
ひとり農林水産関係ばかりじゃなく
商工業者に対してもあるいはその他の
方々の
国民全般に対する大きな手厚い
措置を講じていただけるように強く
要望してくれとの
お話でありましたので、
質問というよりも、私はかつて
罹災をして
政府に助けられた一人として強くお願いを申し上げておく次第であります。
ただいまの
政務次官の御
答弁で
十分満足をいたすものであります。そのお
言葉通りに進めていただきますことを重ねて
要望申し上げて、
質問を打ち切らしていただきます。
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