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田中一君 それであなた方、早くから来てないからわからない。僕は、同じことを二へんも三べんも繰り返すのはいやなんですよ。あなた方の
研究所は、やはり今度の
災害にかんがみてもですよ、相当その
国土保全の基本的な
恒久策というものを考えなければならぬということを
指摘しているわけなんですよ。
それで、従って
政府では、三十五年度の
予算に、あなた方の方の
機構も拡大してむろんこれには十分
予算もつけて、あなた方の
研究所の設置法にある
研究の方向で、
国土保全の道を講ずるようにしたいということを言ってるんですよ。私
どもは、まだあなた方の、ことを知らぬのですよ。
土木研究所は、何か概要というようなものがきておりますが、あなた方は、宣伝ビラみたいなものを作ってるね、あなた方の方では、こういう実のあるものを、あまり作っていないでしょう。これはやはり
土木研究所と同じように、もっとまじめといっちゃ語弊があるけれ
ども、
ほんとうにわれわれの参考になるようなものがあったら、
一つ資料として出して下さい。それでけっこうです。それでよく検討してみますから。
北海道開発庁の事務次官に伺いますがね、あなたは、まだ何していないと、
岩沢委員長は言っているけれ
ども、しかしあなたは、やはり次官なんだから、あなたの言質をとっておきたいと思う。それでおいで願ったのだけれ
ども、二十六年度を一〇〇として事業量の伸びは、三十四年度で四七七になっている、こういうわけです。
そこで、三十二年度に省令で、
建設監督官の
定員を四百一名にした、ところが、三十四年度の係長をつくるために四十五名をそれに回わしたところが、それだけ
建設監督官は減員になって、そのままでおるということなんですよ。
仕事の伸びから見て、そういうことでは、これを充足しなければ支障があるのではないかという
質問をしておったのですが、そこで今度裏を返して係長というものがなくても、
仕事の遂行には一向差しつかえないという見解で、係長というものがなくても、係長の四十五名はそのままおいてそうして新しく
建設監督省を四十五名充足をしようという
考え方なんですか。