○井伊
委員 関連して——
先ほど質疑応答のありました中に、けさほどのところでは、淺沼書記長以下二十何名の
人たちが先になって
正門等から入ってきた、そういうことだったと思う。淺沼書記長以下と、以下というふうに言っておられるのですが、
先ほどの御
説明では、これが事実であって、テレビその他それぞれの
関係の人々の
報告によってそのことを正式に認めるのだ、こういうふうに言っておられるのです。私がお聞きしたいのは、先に入りましたところの
陳情団は約三十名くらいだと思います。それから
国会議員としては三名か四名と思っております。そこのところに淺沼書記長が入っておる、こういう意味でお答えになっておるのでありますか、その点をはっきりお聞きしたいのです。その全部で三十四、五名の
人たちは、その
あとにどういうふうになったかは別です。別ですが、確かにこれは、
陳情団の
人たちは前に集まってくれということで、集まった
人たちだと思う。そうしてその前後のところにはだれも人がいない。前の
正門のところもあいておったのです。うしろのあの通行のところにはまだだれも来てはいない。あいておった。(「あいてない」と呼ぶ者あり)あいてあったのです。(「あけたんだ」と呼ぶ者あり)そうではない。私もその中におるのであります。そこで、あいておったのですが、
議員がそのところに進んでいくと急に締めたわけです。それで
議員が入るのにどうして締めるんだ、あけろということを言った人がある。そこで内部においては多少ちゅうちょしたようでありますが、その間三十秒か四十秒だと思う。やがて内部の方からあけて、そうして入れたわけですが、
議員が入っていくわきの方に
陳情団が、二十五名かそこらだろうと思うのですが、それらの人も一緒に入っていった。私は最後でありました。それでごくわずかあけたものですから、向かって左の方から
陳情団の人と、最後は私ですが、入っていくときに押されて、私は小指をとびらの間にはさまれて、ここのところに多少のあれをした、こういうのが事実です。そうして中へ行ったときに、すぐうしろは締まったのですが、大体締められようとしておったから、私が手をはさまれた。それから約四十歩くらい行ったときに私が振り返ってみたら、戸が締まっておるのです。だれも続いてくる者はいない。その四十名くらいの者が進んでいったときに、まっすぐに正面玄関の方に行こうとしたが、代議士はこれを左の方へ左の方へと、車道に従って導いていったのであります。この導いていったというのは——私は実際は知らなかったので、
陳情のあれは、何でも三十名か四十名の人には会うという話になっており、本館の方で面会になるものであるというふうに思っておった。ほかの
人たちもおそらくそれによって導いたと思うのですが、それは正面などはもちろん行きません。左に導いていったのですが、
衆議院の本玄関の方は締まっておりました。それで、それを横目に見ながら、今度、何の向きですか、第二、第三
議員会館から入ってくるところのあの入口のところに行きましたが、このとびらも締まっておりました。そこで代議士の
人たちは、一体どこから入っていいんだと言ったら、守衛が、こちらです、面会するところは
議員の面会するところのあの新館であるということであったのであります。そこで、そちらの方に、守衛に導かれてその一団はまっすぐに行ってしまったのでありまして、やはり開かれたところからそれぞれ入っておるのであります。あの議面の控室のところに待っておるときに見た人の数というものは、初めは三十名面会ということに聞いておったのでありますが、
連絡をしてみると二十名に限るという話であるというので、内部において二十名の人に制限してもらったので、たぶん十名ぐらいだと思うが、それらの人には残って休憩してもらって、二列縦隊でもってそこのところにちゃんと正式に待っておったわけです。こういうようなことで、その間、つまり柏君が、どうしてだれも迎えに来ないのか、本館の方から何か
連絡をして迎えに来ないのかということで、しきりに
連絡をしておるのでありますけれ
ども、何か急に変わって、今度面会ができないような話になってきた。さっきの話とはだいぶ違うんじゃないかというようなことで、そこのところにだいぶ時間をとったのであります。その他だれもそこのところに、それらの人と係の人々がおる以外に、これという人はいないのであります。
陳情に行ったところの人と
議員のほかは、いないのであります。もちろん私はしまいにいたのでありますが、淺沼書記長は全然そこにはおりません。その中にもおりません。柏君がさきに述べられた
通りであります。ここのところには何ら不穏な
状況もないし、大体内部にいて会われるという話であるから、それに従って待っておるのである。締まっておるところから入らないのであります。あそこが面会するところだというところに、守衛の案内によって行っているわけであります。一体淺沼書記長が入ったというのは、どういうところからそういう
報告がいっておるのか、その根拠をお聞きしたい。