○下平小
委員 どうも頭が悪いせいか、
館長の言うことはちっともわからないし、僕の言う焦点に合っていないように思っているのですが、私が端的に聞いているのは、そうやったことがいいと思っているか、悪いと思っているか、不正だと思っているか、不正でないと思っているか、これだけでいいんです。今も
委員長が言ったのですが、僕も当初に館の方々にも申し上げておいたし、あなたにも申し上げておいたけれ
ども、何も館をごちゃごちゃにして、
責任者を出そうとか、罪人を出そうという気持は、毛頭持っていないのです。それは何とか館をよくしようという気持で私
どもやっているのですから、
委員長とも相談して、できればきょうくらいで
図書館の問題は大体ケリをつけて、何とか
図書館の
職員が明朗にやっていける、あるいはまた立て直しもできるというめどをつけてしまおうというつもりでいたわけです。しかし、それには、今までこれだけ取り上げてきた
立場上、いいか悪いかくらいのめどははっきりつけておかないと、うやむやになってしまうから、きょうはめどだけはつけようという気持できたわけです。実は、今秘書に持ってこさせたのだか、昨晩もまた投書が来ている。この投書は相当重要な投書でありますので、これもまた取り上げなければならぬ。私の手元には、
調査したいという事件が、まだ七件もあるわけです。しかし、それも、
委員長とも相談して、大体この程度でおさめて、館の再建にぼつぼつ
向う時期でないか、特に館内の
職員の動向等も、
職員組合の運中にも来ていただいて聞いてみると、この問題ができたことによって、館の精神的な動揺は非常に大きい。あるいはまた、具体的な問題としても、三千四年度の予算編成の問題、どうして三十四年度は館の
運営をしていくかというような、ほんとうに大事な問題も、今日まだ手がつかないような状況になっている。そういう状況なら、白黒、いい悪いの、
責任がどうこうということは別にして、ある程度のめどだけはつけて、そうして新しい建設に向かおう、率直に言って、こういう
考え方を私
どもは持っている。そういうことで、最後のけじめとしての御意見を簡単にお伺いしてやっていこうと思ったのですが、便宜措置とか何とか措置でどうのこうのと言われますと、私
ども国
会議員として、ただおもしろ半分に取り上げたわけではない、
一つの国会の
図書館運営を仰せつかっている
図書館小
委員として取り上げたわけですから、うやむやで、それは便宜措置だなんと言って葬られたのでは、私
ども黙っておられません。それならそれで、私
どもの所信の
通り、最終的な監査要求もいたします。刑事事件としても、私
どもできるだけのことをして、はっきりめどをつけなければならぬということになる。その点は、
委員長も申した
通り、十分勘案して、御
答弁をしていただきたい。