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政府委員(
柴田達夫君) 本年の
予算の増額、ことに道路の
事業量の増加に伴いまして、一面におきまして
定員の増加
要求はいたしましたけれ
ども、
原則的には
定員の増加は認め得られませんでした。その
関係でこの
事業量の増加につきましては、乏しい人員で遂行しなければならないという非常に重大な責任を課せられて、一生懸命やっておるのでございますが、
方針といたしましては、将来の方向につきまして、ただいま大臣から
お話がございましたように、
事業量の増加に伴う分は極力これを請負に回していくという
方針をとbましてその請負を監督する方面に、今までの直営工事に従事している一
職員も極力振り向けていくというふう一に養成をいたしましたり、訓練をいたしましたり、転換をいたしましたりするような方法を講じまして、
定員の増を伴いませんでも、
事業量の本年までの遂行につきましては、とにかくやってきておるわけでございます。これから先の問題といたしましては、今大臣が一般的に申されました
方針によってやりたいと思いますが、やはり若干の新規増員、ことに一級国道の直轄管理等につきまして、千三百人ばかりの新規の
定員要求も先ほど来の
定員化問題のほかに
要求をいたしておる次第でございまして、さらに道路十カ年計画をやって参りますということになりますれば、この一級国道の直轄管理についての
職員はどうしても必要である、それから今の
定員化の問題も、その
定員の数は増やさないけれ
ども、能率を上げるという意味においてぜひ実現してただきたい、かように
考えております。それと
職員の
配置転換、あるいは請負の監督要員というほうに振り向けていくというような
措置を講じまして、道路十カ年計画というようなものに対処して参りたいというふうに
考えておる次第でございます。