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1957-03-13 第26回国会 参議院 本会議 第13号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十二年三月十三日(水曜日)    午前十一時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第十二号  昭和三十二年三月十三日   午前十時開議 第一 下級裁判所設立及び管轄  区域に関する法律の一部を改正  する法律案内閣提出)           (委員長報告) 第二 国会議員選挙等執行経  費の基準に関する法律の一部を  改正する法律案内閣提出)           (委員長報告)     ━━━━━━━━━━━━━
  2. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。      ——————————
  3. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたします。  内閣から、国土総合開発審議会委員小澤久太郎君、日本ユネスコ国内委員会委員松平勇雄君の辞任に伴う後任者を指名せられたいとの要求がございました。つきましては、この際、日程に追加して、国土総合開発審議会委員及び日本ユネスコ国内委員会委員選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。
  5. 宮田重文

    宮田重文君 ただいまの選挙は、その手続を省略いたしまして、いずれも議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
  6. 柴谷要

    柴谷要君 私は、ただいまの宮田君の動議賛成をいたします。
  7. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 宮田君の動議に御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。よって議長は、国土総合開発審議会委員酒井利雄君、日本ユネスコ国内委員会委員西岡ハル君を指名いたします。      ——————————
  9. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。  内閣から、衆議院議員二階堂進君を海外移住審議会委員に任命することについて本院の議決を求めて参りました。  同君が同委員につくことに賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立
  11. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって、同君海外移住審議会委員につくことができると議決されました。      ——————————
  12. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 日程第一、下級裁判所設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。法務委員長山本米治君。
  13. 山本米治

    山本米治君 ただいま上程されました下級裁判所設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案委員会における審議経過とその結果について御報告いたします。  この法律案改正点は、第一に、市町村廃置分合または名称変更に伴い、三瀬谷及び三本木各簡易裁判所名称を変更し、第二に、町村廃置分合あるいは交通上の都合等に伴い、川越簡易裁判所外三十一ヵ所の簡易裁判所管轄区域を変更し、第三に、この法律の別表について、市町村廃置分合名称変更等に伴い、当然必要とされる第四、第五表の整理を行おうとするものであります。  委員会におきましては、慎重に審議をいたしまして、いまだ開庁していない六ヵ所の簡易裁判所状況等について質疑がなされましたが、これらの詳細は、会議録によって御承知を願いたいと存じます。  討論に入りましては、格別に発言もなく、採決いたしましたところ、全会一致をもって、政府原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。  以上、簡単ながら御報告申し上げます。(拍手
  14. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立
  15. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  16. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 日程第二、国会議員選挙等執行経費基準に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。地方行政委員長本多市郎君。   〔本多市郎君登壇、拍手
  17. 本多市郎

    本多市郎君 ただいま議題となりました国会議員選挙等執行経費基準に関する法律の一部を改正する法律案について、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、最近の公務員の給与の実態、鉄道旅客運賃及び電信電話料金の改訂、物価の変動その他現行法施行状況にかんがみ、国会議員選挙等執行について、国が負担する経費で、都道府県及び市区町村選挙管理委員会に交付するものの基準改正するものであります。すなわち超過勤務手当人夫賃旅費通信費及び用紙費等の単価を改訂し、投票管理者開票管理者投票立会人開票立会人選挙立会人等費用弁償額を引き上げ、都道府県の支庁及び地方事務所以外の出先機関のうち、選挙事務を行うもので自治庁長官が認定したものに対しては経費を交付するものとし、その基本額を定めるとともに、これらの機関のない都道府県については基準額の二割に当る額を加算するものとし、旅費及び通信費の加算の基準となる距離を縮め、市区町村数投票所開票所の数等の増減に伴い、経費積算基準実情に即するように改める等のことが改正主要点であります。  地方行政委員会におきましては、三月五日、田中国務大臣より提案理由の説明を聞いた後、数回にわたり、政府当局との間に質疑応答を重ねましたが、その詳細については速記録によってごらんを願います。  三月十二日、討論に入り、加瀬委員は社会党を代表して、投票開票等立会人に対する費用弁償等、各種の選挙執行経費基準をより実情に即せしめるように、特段の措置を講ずべきことを政府に要望して本法案賛成する旨を述べられました。かくて採決の結果、全会一致をもって本法案は原案通り可決すべきものと決定した次第であります。  以上、御報告申し上げます。(拍手
  18. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立
  19. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。  本日の議事日程は、これにて終了いたしました。  次会議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時十二分散会      —————————— ○本日の会議に付した案件  一、国土総合開発審議会委員及び日本ユネスコ国内委員会委員選挙  一、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件、(海外移住審議会委員)  一、日程第一 下級裁判所設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案  一、日程第二 国会議員選挙等執行経費基準に関する法律の一部を改正する法律案      ——————————