○
藤野繁雄君 今月の三、四、五にわたる
被害の
状況でありますが、
長崎県の諌早、守山というのが、
長崎県における米の産地でありますが、
被害が甚大であるから見てくれ、こういうふうな要求があって、見て参ったのでありますが、数百
町歩が、浸水のために、一たん田植えしたところのものが、水が数日間引かないために、植えかえなくてはいけない、こういうふうな
被害の
状況であるのであります。その他にも多々あろうと思うのでありますが、これは一方からすれば、
排水事業が悪い結果であるのであります。
排水事業が悪いというのはなぜかというと、一方の方に
干拓事業がだんだん、だんだん進んでいき、その
干拓事業のために、現在の土地よりも
干拓の方が高くなっている結果、水が引かないのであります。今後においても雨が降ったらば、次々と同じ
被害をこうむるのでありますから、この際にそういうふうな問題は根本的に解決して、将来においても、
豪雨があっても再びこういうふうなことが繰り返されないような
対策も、さらに一歩進んで講ずべきであると考えるのでありますから、この点についても、しかるべくお取り計らいをお願いしたいと思うのであります。