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青野委員長 これより
会議を開きます。
まことに失礼ですが、
委員長のご
あいさつを申し上げたいと思います。御
承知の
通り前
委員長は
自民党と
社会党の申し合せによりまして、約二年間御
就任になって、いろいろな問題を各
委員の
皆様の御
協力を得て
審議をして参られて、そして非常な成績を上げられたと存じまするが、今回、私
青野武一は、
昭和二十四年の一月の選挙からことしの一月まで大体満八年間
国会に席を置いておりますが、いまだ
委員長などを勤めたこともなし、その点ではずぶのしろうとでありまして、
皆様方の御
協力がなければ、また、御
鞭撻がなければ、とうていその職責を全うすることができないと存じます。
自民党と
社会党の申し合せによりまして、幸い
社会党も五つの
常任委員長を出すことに
決定をいたしまして、私もはからずも予期しておりません
決算委員長を仰せつかったようなわけでございます。
御
承知の
通り自分の
浅学非才は
自分が一番よく知っております。ましていわんや
決算委員会の
委員として非常な経験を持たれて、しかも先輩の方がたくさんおられる
委員会におきましては、
皆様方の御
支援と御
理解と御
鞭撻がなければとうてい勤め得られないということは先ほども申し上げた
通りであります。微力で、まことに
議事の運営についても、
委員会をまとめていく上におきましても、
皆様方の御
協力を私は心からお願いしておるわけでありまして、
決算委員会の役目は、担当の大臣を持たないかわりに、
関係があるといえば全閣僚に
関係を持っております。そういう点につきまして、一兆円以上の
予算がいかなる
方面に公正妥当に使われたかという点について、もし不当な支出がございましたら、そういう点に疑いを持つようなことがありましたら、
国民の払った血税を公正妥当な方向に向ってこれを費消していき、国運の発展のためにそれが使われなければなりませんので、いろいろな問題が起って参りましても、また
皆様方のあたたかい御
支援がなければ
委員長は勤まらないと存じますので、将来ともに微力でございますが、弟を手を取って指導していくように、どうか
皆様方の御
援助を心からお願い申し上げる次第であります。
まことに簡単で申しわけございませんが、
委員長就任のご
あいさつをつつしんで申し上げた次第であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
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