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1956-03-27 第24回国会 参議院 建設委員会 第18号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十一年三月二十七日(火曜日)    午後四時二十六分開会     —————————————   委員の異動 三月二十三日委員酒井利雄辞任につ き、その補欠として植竹春彦君を議長 において指名した。 三月二十四日委員植竹春彦辞任につ き、その補欠として酒井利雄君を議長 において指名した。     —————————————  出席者は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理事            石井  桂君            近藤 信一君    委員            入交 太藏君            酒井 利雄君            西岡 ハル君            田中  一君            北 勝太郎君            村上 義一君   政府委員    建設省計画局長 町田  稔君   事務局側    常任委員会専門    員       武井  篤君     —————————————   本日の会議に付した案件 ○本委員会の運営に関する件     —————————————
  2. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。三月二十三日酒井利雄君が辞任補欠として植竹春彦君が指名され、同月二十四日植竹春彦君が辞任され、補欠として酒井利雄君が指名されました。     —————————————
  3. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) きょうの委員長及び理事打合会におきまして、お手元に配りました通りのような一応の日程を作りました。これについて申しますと、上の番号の(6)の東北興業株式会社法の一部を改正する法律案、これは本日質疑、二十九日採決と、かようにいたしましたが、先ほど御承知通りの情勢でありますから、これは後に延ばすということにするより、今のところ、しょうがないと思います。いかがですか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 一応さようにいたします。  その次の都市公園法案、これは本日質疑をしようと思いますが、皆さんの御都合で本日は質疑できないならば、これは大した質問も残っていないように考えますので、できれば二十九日に質疑を終り、採決まで持っていきたいと思いますが、いかがですか。
  5. 田中一

    田中一君 私は資料を要求しているのですが、資料の準備はできていますか、政府の方では。
  6. 町田稔

    政府委員町田稔君) 資料は準備いたしております。
  7. 田中一

    田中一君 二十九日にその資料が提出されますか。
  8. 町田稔

    政府委員町田稔君) 提出申し上げます。
  9. 田中一

    田中一君 ならば、二十九日の採決、けっこうだと思います。
  10. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) では、大体そのように……。
  11. 田中一

    田中一君 二十九日の日の予定を見ますと、二十九日の日は都市公園法質疑採決をやるだけになっておりますけれども、ここで、これはまだ打ち合せができてないと思いますが、(5)の国土開発縦貫自動車道建設法案について、これを上程していただきたいと思うのです。
  12. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) それば後ほどにお諮りいたします。
  13. 田中一

    田中一君 というのは、都市公園法は、もしこの予定ならば、今委員長が言っているように、時間があまりかからぬと思うのです。(「午前中に終る」と呼ぶ者あり)午前中よりもなにも、短い時間で済むと思うのです。これを済まして、国土開発縦貫自動車道建設法案を上程していただきたいと思うのです。
  14. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) これは私は各会派話し合いがもう少し進んでから上程したいと思っております。むろん私はこの法案をこの国会中に処理したい、こう考えております。
  15. 田中一

    田中一君 そうしますと、その話し合いは明日やりましょうか、二十八日に。
  16. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) これは各会派でやはりおきめくださって、それから打ち合せぬと……。
  17. 田中一

    田中一君 これは内々ですが、自民党社会党は一応の話し合いをして、この案ならば緑風会さんものむんじゃなかろうか、こういって小澤君からあなたの方に御相談するような段階になっておるのです。従って、明日これをもし話し合いがついたならば、二十九日の日にこの法案を提出するというように一つお取り計らい願いたいと思うのです。
  18. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) これはもう少し待って下さい。私ももう少し内容を検討してみたいと思っております。決してあなたの御趣旨に反するようなことはいたしません。
  19. 田中一

    田中一君 どうも政府に忠実でもって、政府提案だけがずっと来ておりますけれども、いつごろ国土開発縦貫自動車道建設法案並びに……。
  20. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 少くとも私は、話し合いがつきましたら、この法案はこの委員会ではそう難渋しないで上げられると思っておるのですが、話し合いが一番の問題だと思っております。
  21. 田中一

    田中一君 それからこの(4)の建設業法の一部を改正する法律案については、なお自民党とも打ち合せをします。緑風会の方も一緒になって一つ御相談願いたいと思います。
  22. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) またその時期が来れば、御相談に乗ることもあるかもしれません。まあそういうふうに、私一々申しませんが、こういうふうな日程で進んでいただきたいのですが、御了承願いたい。
  23. 田中一

    田中一君 国土開発縦貫自動車道建設法案並びに日本分譲住宅公社法案、同施行法案の三つは、今いろいろ御承知のような経緯で、日本住宅公団法案に対する法案として出たのでありますから、これはまあ委員長考え方があるでしょうけれども、各委員考えでけっこうですが、少くとも建設業法の問題と縦貫道路の問題だけは、これは議案に載せていただきたいのです。そして内輪な話は内輪な話でけっこうです。議案に載せなければ、内輪な話も進まないのです。議案に載せていただいて、そして内輪な話をしようということになると思うのです。
  24. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 私もそういう考えはよろしいと思いますが、私はやはり議案に載った方から片づけていきたい、こういう考えを持っております。しかし決して議案に載せないからこれは処理しないというふうな考えは毛頭持っておりません。
  25. 田中一

    田中一君 持っていなければ、議案に載せていただきたいのです。
  26. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 今載っているものをまず審議して、それからやっても少しもおそくないと思うのですがね。
  27. 田中一

    田中一君 それはまあ委員長の見解でしょうから……。私はそう思っておりません。継続審議というものの趣旨は、前回から繰り越したものなんですから、そこで提案者であるところの自由党、民主党、社会党の議員がおるのですから、この要請委員長としてもフランクにお取り上げ願うことが望ましいと思います。
  28. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 私もフランクに考えてやっておりますから、その点御了承願いたい。  酒井さん、こういうふうな日程で大体よくはありませんか。何か御意見があったら……。
  29. 酒井利雄

    酒井利雄君 これでは四月末になる。これは四月十九日までの日程でございますね。そうすると、これはその後になりますね、継続審査の分は。やはりその前に一つはさんでもらいたいと思います、田中さんの今言う両案は。
  30. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 大体これにきまったわけじゃありませんが、この方針で、今のあなたの御意見田中さんの御意見考えまして、検討したいと思います。
  31. 石井桂

    石井桂君 酒井さんの御意見に関連しまして……。今国土開発縦貫自動車道建設法案建設業法の一部を改正する法律案ですね、これは各党の調整を至急はかりまして、調整がつきましたら、さっそく提出していただきたいということで努力するということで……。
  32. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) わかりました。午前中の理事会もそういうことでした。
  33. 田中一

    田中一君 もう一つ、ここに載っておりませんが、建設委員会関係する法案がたくさん出ておるのですね。これは一つ連合審査をどういうものを申し込むか、きょうきめていただきたいと思うのです。たとえば工業用水法案にしても、国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案にしても、これはたとえば住宅問題に非常に関連がある法律案です。また上水、下水、水道の問題にしても、工業用水の問題はやはり関連する問題なんですよ。こういうものは日程に織り込んで連合へ持っていくということにならぬと、われわれが知らぬうちにいつの間にか向うで通ってしまって、あれあれと思っておるうちにおしまいになることが間々ある。われわれがこう商工委員会要請にこたえて、熱心に今のような法律案審議しておるのですから、この点を適当に予定に織り込んでくれぬと困ると思うのです。
  34. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 今の連合へ持っていくということは、これはいろいろ各会派とも関係があると思いますから、今の田中さんの御要望は、どの法、案を連合に持っていくか、法案の名前をお示しいただきたい。
  35. 田中一

    田中一君 国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案、これは地方行政だと思います。次は工業用水法案、これは商工委員会ではないかと思います。
  36. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) まずその二つは建設委員会にだいぶ関係があるように思いますが、これを連合に持っていきましょうか、どうでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 赤木正雄

    委員員赤木正雄君) では、連合に持っていくようにいたしまして、関係委員長と相談いたします。
  38. 田中一

    田中一君 もう一つあるのですが、地方財政再建促進特別措置法のうち施行令の一部を改正する政令政府は出しておる。これは各都道府県の公共事業費の増減に非常な関係を持っておるのです。これはもともと政令政府にまかしたものですが、これをある時期に取り上げて、これは四月一日実施となっておりますから、三月中にこの問題を検討して、説明を聞かぬと困る問題になる。だから、これをスケジュールにはさんでもらいたい。
  39. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) 田中さん、そういう問題を連合に持っていかないで、所管の大臣でも長官でもここへ呼んで、説明を聞こうじゃありませんか。
  40. 田中一

    田中一君 これは政令ですから、調査案件として、ある時期に載せていただきたいと思います。
  41. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) わかりました。大体今の通りにいたします。  つきましては、本日は引き続いて法案審議をいたしますか、皆さんにお諮りいたします。——では、本日はこれでやめることにいたしまして、次回は二十九日(木曜日)にして、都市公園法、これを質疑採決して、なおこれだけでは時間が余り過ぎると思いますが余りましたら、順次別の法案を繰り上げて説明を聞く、そういうふうにしてよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  42. 赤木正雄

    委員長赤木正雄君) では、さよう御了承願います。  本日は、これをもって閉会いたします。    午後四時三十九分散会      ——————————