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小笠原二三男君 まあたくさん
政令にゆだねられて、私
たちには抽象的で、どういう
公園ができ上るものか、どういう
公園を作ることを理想としてこの
法律が出てきたものか、さっぱり正直なところわからない。今おっしゃるように、
運動を主とした
公園というようなものはどういう理想な
公園を
目的としてお
考えになっておられるのか、あるいは児童
公園でいえばどういうことを理想として設置させようとしているのか。
公園として望んでいる理想というものが全然わからない。たとえば例をあげますとということで、ぼつんぽつんと一息ずつ話をされても、ちっともそこに理想の
公園としての映像が私には浮かばぬということでは、この種の立法のために、またわれわれこれを審議するということについて、非常に不都合なんです。どんな
公園を
日本の環境、人口の中にある
都市における
公園として望んでおられるのか、これが具体的にはっきりしなければ、またどういう基準のものが奨励されるということなのかがはっきりしなければ、何のことやら、この
法案を審議することは私にとってはわからぬのです。もう少しそういう点についてはわれわれ
委員にも親切に、近代的な
公園施設の世界的な視野に立って、
日本のあるべき姿というまでには行かぬでも、
日本のうちの
都市においてこれこれのものがほしいというようなしっかりしたものを私はお聞かせ願いたいと思うのですが、そういうものはもうできているのですか。