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吉田(賢)
委員 大体この問題は前回の
委員会のときにあなたの方の次長で答弁ができないので、それで総理大臣が任命したというなら総理大臣に出てもらいましょう、自治庁の
長官だというなら自治庁の
長官に出てもらいましょう、こう言ったのです。あなたはきょう来ていただいたけれ
ども、当時の
長官でないから、当時の
長官をそれなら参考人に来てもらうと言ったのです。ところがあなたは、一切わかっているから自分が答弁するという御
趣旨を私
ども伝聞したのです。しかるに今お聞きすればわからない。わからぬのは、これは当然なんです。今は決算は
予備費をやっておりますので、古いことをやっているのですから、きょうのことをやっているのではないのであります。ですからきょうのことのごとくに錯覚せられないようにして、御答弁ができなければ、御答弁ができる人にやはり出てもらわなければいかぬのです。しかし現にあなたは
責任春であります、閣僚でありますから、一切御答弁の
責任がなければならぬと思うのです。一体場ドイツへ行くことを命じたかどうか。あるいはその点について帰り道であるかのようなことが言われておる。そういうことを言われておりますけれ
ども、今御
説明を聞けば、必ずしもそうではない、二日滞在しておるのです。はっきりしなさい。——それでは
一般的に伺いましょう。政府は莫大な
経費を与えて、政府のある業務を視察せしむるときに、目的の国と経路とかいうものは明らかになっておるはずです。勝手によその国へ行くということは、許されることですか許されないことですか。