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椎熊委員長 次は開会式に関する件でございます。これも
参議院の構成と非常に
関連性があると思いますから、今までの経過について簡単に申し上げたい。
第一は開会式はいつにするかという問題、式の次第、式辞等は、当
委員会で
決定の上、
参議院と
交渉して最後案を作るのであります。そこで第一の日取りは、最初十二日に
召集して、何らの問題もなければ、その日直ちに開会式をやった前例もありますから、そうなると、翌日から審議に入れるわけで、大
へん都合がいいのでなかろうかと考えましたところ、
参議院の方では、ことしの春半数改選されました
関係上、
参議院の慣例等もありまして、いろいろ役員や
委員の改選等が行われる慣例があるのだそうであります。従いまして、常任
委員長の
決定とか、部属等も、まだきまっておらぬそうでありますから、そういう機構整備のために相当期間を要するだろうということで、それでは十三日開会式をやったらどうかということでありました。しかるところ、十三日は、宮中においては全国社会事業大会に両陛下おそろいで
出席になる御予定で、すでに全国に通知してあるので、それも
変更せよという
国会の
意思であればやむを得ないが、そうでないならば、その時間を避けてもらいたい、そのかわり午後一時からなら開会式に出てもよろしい、こういう
意見であります。そこで
参議院と内々の話でございますけれ
ども、皆さんも旅行中でおられませんものですから、ほんとうの非公式の
相談をして、十三日の午後ではどうか、一応それでもいいかと思われたのですが、
参議院の機構整備は、そう簡単にいかぬ節もあるので、なおゆとりをもって、十四日の午前中ということにできれば、さらに都合がいいのじゃないかという、これも全く非公式の、それぞれの正式
機関を通した話でありませんが、そういうことを言っておられます。そこで十二日は不可能、十三日ないし十四日の両日のうちにやりたい、こう私は思っておるのです。皆さんの御
意見によって、その
程度なら、
参議院と打ち合せの上、都合のいいようにきめたらどうかということであれば、その
意思を体して
交渉申し上げます。そう考えております。