○阿
具根登君 少し誇張されて言われておるようですが、根拠がないと言ったら、これだって根拠はありませんよ。しかし今やっておるのは
河川法というものに根拠を置いて条例を作ってやっておるのです。あなたが言われるようなことだったら、さっき言われたように
許可基準をまず示すべきですよ。これによって勝手に
許可基準をきめたら、私が心配したように中小企
業者はばたばた倒れていく。こういうことになりますが、きょうは人間が減りましたので、またこれは次回にしてもらおうと思うのですが、運営について一言。
一つ政府の人聞いておって下さいよ。私は商工
委員会にこの前も来ましたのが、今度来て初めて知ったのは、実に有能な
首藤先生が来ておられるのにもかかわらず、
政府委員の人
たちは自分
たちが提案したみたいに
法案の内容を一生懸命
説明をしておるが、それはどうかと思うのです。これは政府提案じゃないのでしょう。それを人が
質問するのだから、要らぬことを言う必要はないのだ。きのうも皆さんと話し合ってみると、政府が提案したのと同じだということを皆さん言っておられる。皆さんの方から、
法案の精神を
質問をするときに答弁する必要はないと思います。特に有能なる
首藤先生がおられるのに、あなた方が答弁する必要はないと思う。これは議員提案だから、その点のけじめははっきりしておいてもらいたい。何の根拠もないということを言われるからこれは非常に問題になってくるのだけれども、僕は三年前福岡県でこの条例を作ってきた。だから今の五百
業者の問題についても、そういう条例のある所と、ない所がある。どういう所で
弊害が起きておるのか。たとえば条例のできておる所でどういう
弊害が起きておるのか、それを調査してもらいたい。なぜかといえば、そういう御
意見によって条例を作ったときに反対されて陳情されたのは中小の
砂利業者だけだった。私はこれを作る場合にそういう苦杯をなめてきておる。それでこういうことを言っておるのであって、先ほどの
質問にありましたように、あるいは県知事も入っておる、あるいは県
会議員も入っておるというようなことまでなってくれば、それはどれどれだということを聞かなければ、ただ漫然と選挙によってあがった人
たちを罪人かのような取扱いをするということは、それは
法律を作る場合にはこれは
理由にはならないと、こういうように思いますから、以上の点注意していただきたいと思います。