○白井勇君 去る六月二十四日から二十六日にかけまして、東北
地方各県に豪雨が襲来をいたしまして
災害が発生いたしましたので、院議によりまして、当
委員会からこれらの
調査のために派遣されましたことにつきまして御報告を申し上げます。
一行は千田正理事、小林孝平
委員と私のほかに西村
調査員の四名でありますが、七月二日東京を出発いたしまして、まず山形県に入り、次いで秋田県、青森県、岩手県と四つの
被害県を順次歴訪いたしまして、昨日帰京いたしました。
各県におきまして、各県
当局並びに県下の
関係機関代表から
説明を聴取いたしました後、山形県におきましては、
災害地であります最上郡鮭川村、それから戸沢村、鶴岡市、舟形町、酒田市、飽海郡遊佐町、また秋田県におきましては、本庄市、秋田市、大曲市、横手市、一日市町、能代市、また青森県におきましては津軽地帯の碇ヶ関村、大鰐町、弘前市、
木造町、五所川原町、青森市、さらにまた岩手県におきましては旧黒沢尻と申しました現在の北上市、和賀郡和賀村、胆沢郡金ヶ崎町、水沢市、前沢市、一ノ関市等各県下の
被害の主要市町村及びその周辺の
被害町村の
被害現地を、早朝から夜まで日程の許します限り、詳細に
現地視察を行いますとともに、本
委員会といたしましてのお見舞をいたしました次第であります。
調査は主といたしまして農地農作物等の農林水産
関係の
被害を見たのでありまするが、橋梁堤防等の土木
関係につきましてもあわせて
調査をいたして参りました、地域別、種類別等の個々の
被害の詳細な内容につきましては別途
資料によって御覧を願いたいと思います。私は昭和二十二年の秋田を初めといたしました東北の水害以来二十八年の九州あるいは近畿の大水害に至りますまで、よく
現地の
事情を見る
機会を得たのでありまするが、今回の水害の特徴と思われますることは、それが割合に局部的に集中をしているということであります。ただ秋田県のみにおきましては
相当広範な地域にわたっております。これだけは例外であります。山間部に急激な豪雨がありまして、その結果、大河川によりまする
被害よりも、むしろ中小河川を中心といたしました局部的な
被害というものが多く、従って
被害をこうむっておりまする
現地におきましては
被害の
程度が
相当激甚であると考えられたのであります。数多い埋没、流出の地帯を除きまするというと、その他の冠水地帯におきましては幸いにも減水が割合に早かったのであります。なお、減水後の天候の方も急にひでりのようなというような状態でなしに、ある
程度復旧に適当なような気候でありましたような
事情もあり、今後の天候の回復、手当等が
相当そのよろしきを得ますれば、
被害の
程度もある
程度とどめ得るような面もあるのじゃなかろうかと思うのであります。もちろん停滞をいたしておりまする所、たとえば秋田県におきます八郎潟にしても、これに非常な地帯が私たち参りました当時もなお冠水をいたしておりまして、いつ減水をするものやらその見通しもつかないような状態でありまして、また青森県におきまして御
承知の岩木川の流域、いわゆる津軽の灌漑、排水地帯と申しまするか、耕地地帯あるいはまた岩手県におきまする北上川の逆流によります一ノ関の地帯というように、特殊の地帯はありますけれ
ども、その他
一般冠水地帯におきましては、埋没、流出を除きまして、先ほど申しましたような
事情にあるものと思って参りました。
なお、従来東北の地帯におきましては、岩手県なんかにおきましても、土木の
被害が二に対しまして農作物の
被害は従来くらいのものであったというようなことを言っておりましたが、今年度はむしろ農作物あるいは農業施設の
関係の
被害が
相当多いのでありまして、従来の例と多少違っているかと、こういうように見て参りました。
それでは各県につきまして簡単に
被害の
状況及び
地方の要望等につきまして概要を申し上げてみたいと思うのであります。
まず山形でありまするが、山形はこれはいわゆる米どころの庄
内地帯、それから最上の地帯の二カ所がひどいわけであります。その他はほとんどあまり見るべき
被害がないというような状態にありまして、私が参りましたときに、県には
対策本部もまだ設置を見ていない、こういうような状態でありまして、ちょっと見まするといかにも本部といたしましては、のんびりかまえておるというような格好であったわけであります。山形は六月の二十四日の午後一時ごろから鳥海山系、朝日山系、月山山系というような、いわゆる庄内あるいは最上を取りまいております山間地帯に降雨が非常にあったわけでありまして、特に二十五日から二十六日にかけましては連続豪雨がありまして、平野部でも二百ミリ内外、山間部では三百ミリから四百ミリ、特に鳥海山の南東地帯におきましては七百七十ミリを越えるような豪雨があったのであります。その結果庄
内地帯におきましては、鳥海山山間から流れております日向、月光川あるいは月山地帯から出ております赤川というようなものがはんらんいたしますし、最上
地方ではこの最上川に注いでおります鮭川あるいは小国川というような流域が洪水となったわけであります。特に最上川の中下流部一帯におきましては戦後最高の水位を示したというのであります。その結果、最上郡におきましては戸沢村、庄
内地帯におきましては大山町、温海町、鶴岡市、また東田川郡の朝日村という地帯におきましてはそれぞれ
災害救助法を発動いたしております。六月三十日現在までに集計されました県下の
被害状況を見ますと、田畑流出埋没が四百四カ所、三百十町歩、その金額が三億七千五百万円、田畑の冠水が一万四千四百七十町歩、農作物の
被害額が七億三千四百七十六万円、開拓地の
関係におきまして、埋没、流出あるいは冠水等がありまして、その
被害額が二千二百万円、桑園の埋没等によります桑園
関係の
被害が二百七十八万円、民有林等の
関係におきましてはその
被害が約二千七百八十八万円、漁業
関係におきましてはごく少いのでありますが百三十五万円ばかり、それらを合せますというと、農林、水産
関係におきまして十一億七千五百万円ばかりの損失になっております。一方土木
関係の道路の決壊、護岸、堤防等の決壊または橋梁の流出等によります
被害は四百十カ所にわたりまして、その
被害額が八億三千万円となっております。総計二十億五百万円の
被害になっておるわけであります。
次に秋田県でありますが、秋田県は先ほど申しましたように割合に広範な地域にわたりましてこういうふうな
被害をこうむっておるわけであります。この地帯はいわゆる本荘地帯、これはいわゆる米どころの県の中心部でありますが、それから、先ほど申しましたように、八郎潟の中心、ここの所はほとんど停滞しておる、それから大館に参りますこの沿線というようなふうに東北四県の中ではその
被害が多数広範の地域にわたっておると、こういうありさまであります。これもやはり六月二十四日の午前十一時ごろから降雨が始まりまして、二十五日には全県下一帯に豪雨となりまして由利郡の山岳地帯は三百四十一ミリ、また田沢湖周辺並びに大平山を中心といたしました地帯に、また北秋田、山本の両郡等は、いずれも二百ミリから二百数十ミリに達しております。雄物川、米代川、子吉川の本支流が急激に増水はんらんをいたしまして、全県下にわたって甚大な
被害が発生を見ておるわけであります。また先ほど申しましたようにその後の悪天候と排水の不良から八郎潟を初め幾千町歩一面の田畑がまだ冠水をいたしておるような状態でありました。七月二日までに集まりました県下の集計によりまするというと、農地の
被害面積が二千四百五十町歩、その金額が十億二千五百万円、農業用施設
関係におきましては六十五地区、それが四千八百七十二万円、開拓地
関係におきましても千二百町歩、その
被害額が五千四百十二万円、水稲全体といたしましての
被害が四万八千九十九町歩、その金額が十二億二千五百万円、そのほかに畑の、つまり畑作といたしましての
被害が五千八百六町歩、金額にいたしまして二億八千二百万円、そのほか金額は小さいのでありまするが、飼料作物といたしまして六十三万円ぐらいの
被害がありました。さらに林道や林野の崩壊、あるいは木炭、薪炭等の流失等によりまする林務
関係が約九千七百五十万円の
被害を受けておったのであります。また県営の八郎湖の養魚場がありまするが、これをほとんど養魚類が流失をしたというような
関係にありまして、水産
関係におきまして五千百三十万円ばかりの
被害を受けております。そのほか土木関系といたしまして千五百十三カ所、十四億九千万円の
被害があります。それやこれや県下の
被害の総額を合せまするというと、当時わかっておりまするものが総額で三十八億六千五百万円ばかりになっておるわけであります。
次に青森県を申し上げます。青森県は主といたしまして、この岩木川の沿岸がひどいのであります。この下流におきましては農林省でやっておりまするいわゆる灌漑排水地帯、これがほとんど
被害をこうむっておるというようなこと、そのほか県下至る所にぼつぼつ小さいものがある、こういうような状態であります。青森県の話に入りまするのでありまするが、その前に御
承知かと思いまするが、青森県といたしましてはリンゴの
被害が非常にひどいのでありまして、御
承知の
通りに四月から六月の中旬にかけまして凍霜害、あるいは低温等がありまして、開花期にモニリア病が非常に蔓延をいたしまして、津軽地帯のいわゆるこういう所というものは、ほとんどひどい所になりますると全滅のような格好になっておるのであります。御
承知の
通りに全国の七割に
相当しまする生産力を持ち、二千万箱、生産金額にいたしまして百億と言われておりまするものが、本年度はその四十億を突破するくらいの
被害がある、こう言われておりまするので、すでにこのリンゴの
災害によりまして、それがリンゴの袋の業者に響き、さらにまた出荷の場合の製箱業者、箱を作ります業者に響いて行くというやうに、青森県の農村
経済には大きい影響を来しておったのであります。そこに今回の水書が出て参ったわけでありまするが、これは山形県、秋田県よりもこれは早く六月二十二日ころから
相当の雨があったようであります。あそこは山形や秋田のような三百ミリあるいは四百ミリという大量の雨がないのでありまするが、それでも
被害が
相当出ておるということは、いろいろ農業施設
関係におきましての
程度が他府県に比較いたしまして落ちておるのではないかというような見方があるのでありますが、当時の降雨量は百ミリを割る
程度のものであります。八十ミリ見当の降雨量しか出ておりません、それでも県下の河川がはんらんをいたしまして、農業のいろいろな施設が決壊、流出をいたしております。七月一日現在におきましてわかっておりまする統計によりますと、水稲冠水が四千八百町歩、それらの
被害が二億九千四百万円、さらに畑作の冠水が五百十六町歩それによりまする
被害が四千四百万円、そのほかリンゴにおきまして約七十万円くらい、そのほか農業施設二百六カ所、この金額が一億五千三百万円、
林業関係におきまして千六百六十万円、そのほか開拓地
関係におきまして二百五十万円、そのほか道路、河川、橋梁等いわゆる土木
関係におきまして五千五百万円というような
被害でありまして、県下の
被害総額は約五億六千八百万円見当になっておりました。ところが私たちが参りました前日の四日の未明からただいま申し上げました
被害の統計にございませんものが、また出て参ったわけでありまして、四日の未明から津軽地帯に豪雨がありまして、岩木川あるいは赤石川、中村川というようなものが非常に増水をいたしまして、そうして前の
被害には入っていない、前の雨では落ちなかった岩木川の橋がさらに新たに十一、又赤石川において三つの橋、計十四橋が流出をいたしております。その他田畑の冠水が二百三十町歩を越えるというように言われております、これらの
被害の額というものは、今申しました
被害の集計には入っていないものであります。
最後に岩手につきまして申し上げたいと思いまするが、岩手でも今回の水害の前にすでに三月に融雪の
被害があって、三月十八日、二十一日、二十四日までの豪雨、主といたしまして農業用の施設に
被害がありまして、その金額が一億二千四百万円と言われております。その次に、今回の水害になりまする前五月二十八、九日にまた水害がありまして、県の東海岸が農業施設を
相当やられております。その農業施設の
被害が一億五千百万円、苗しろや麦等の
被害が五千七百万円、山林の
被害が四千四百万円計三億七千六百万円というものが今回の水害の前に、そういう
被害が出て参っておるわけであります。そうして今度は他県と同じように六月二十四日以来の豪雨で、県の西南部奥羽山脈一帯に三百二十九ミリに達します降雨があったのであります。その結果、北上川に注いでおります和賀川地帯、横手の方から北上に流れて来るわけでありますが、この地帯が非常に
被害を受けておるわけであります。和賀川その他西部に水源を有しまする河川が実際に水位が順次増量いたしまして、農地の作物、山林、堤防等に甚大な
被害を与えておるわけであります。当時わかっておりました
被害を見まするというと、水稲におきまして四千五百七十四町歩、その金額が一億九千万円、畑作におきまして五千三百五十町歩、金額にいたしまして九千二百二十六万円、そのほか農地四百八十一町歩の冠水等によりまして六千九百三十九万円、その他の
被害を合せまして農地
関係におきましては一億七千三百万円ぐらいになっておるのであります。また
林業関係におきまして山の崩壊あるいは林道等の決壊がありまして、それにまた薪炭
関係の
被害もありまして一億一千七百九十万円ぐらいの予想を立てられております。そのほかあそこはちょうど養蚕地帯でありますので、その面におきましても三百四十七万円ぐらいの
被害が出ております。土木
関係におきましては四百三十四カ所、四億五千八十万円ぐらいの
被害になっております。その地合計いたしますると十億五千六百万円ばかりの
被害の集計になっておるのであります。
なお、仙台の農地事務局におきまする七月七日までに向うに入っておりました集計によりまするというと、管内の農地
被害額は、この
被害県四県を合しまして十七億八千九百万円ぐらいになっておるようであります。
また
林業関係におきましては、
国有林野だけでありまするが、秋田営林局管内におきまして六月の二十七日現在、多少古いのでありまするが、ここにおきましては一億九千七百万円、また青森営林局管内におきましては二千七百万円ぐらいの
被害が集計されておった次第であります。
こういう
被害は今後の
調査が判明いたしますればさらに増加をすることと思いまするが、これらの
災害復旧に対しまして、各
地元におきます
関係方面からの特に要望のありました事項をかいつまんで申し上げてみたいと思います。
まず第一に、耕地
関係につきましては
一般耕地及び開拓地の流失、埋没並びに農業用施設の
復旧につきまして早急に事業査定を行いまして助成
措置を講じ、つなぎ
資金を斡旋をしてもらいたいという要望が、これはどこでもあったわけであります。二番目といたしまして林道及び治山治水事業について助成
措置を講ぜられたい。三は、水田、畑の代作を必要とするものについては代替種子の購入費の助成
措置を講じてもらいたい、ただ申し上げるまでもなしに、東北地帯の水田はこれを畑にいたしたいと思いましても、代作を植えようと思いましても、とうてい代作のきかないような湿地地帯が多いわけでありまして、畑を除きますれば水田に代作をこれからやって行くというようなことは、まずあの地帯におきましては考えられないのじゃなかろうか、こういうふうに見て参りました。まだ畑に残っておりまする麦や菜種等におきましてもほとんど刈り取りもできないというような、泥がやわらかく埋まっておるというような状態であったわけであります。四は、病
虫害の激発が予想されますので、異常発生といたしましてこの
防除用農薬剤費等を助成してもらいたい。これは非常に強い要望がありました。五は、桑園――桑畑の
復旧、あるいは病
虫害につきましても同様の
措置を講じてもらいたい。六は、
被害農家には新たに
多額な営農
資金というものを供給してもらいたい。これは
資金の償還能力もないわけでありますので、今回成立を見ました、四、五月凍霜害、水害に対する特別
措置法と同様に低利の
資金の供給、利子補給の
措置を講じてもらいたい。さらに後ほ
ども申し上げたいと思いまするが、この東北地帯は前に冷害なり凍霜害を受けておりまして、その
資金を借りておりまするので、その償還にまず支障を来すわけでありまするから、それをぜひ延期なりあるいは借りかえの
措置を講じてもらいたいということも、あわせて強い要望があったわけであります。七番といたしまして、耕地、農業用施設等の
復旧費のうち、非補助分の事業費
資金については、農林漁業
金融公庫
資金のワクを割り当ててもらいたい。八は、農業共済金の早急な支払い、仮払いというような
措置を講じてもらいたいという要望であります。それから九番といたしまして
被害農家のうち飯米不足農家に対しましては、米麦の安売り、またその代金の延納の
措置を講じてもらいたい。これは私たちの見ましたところにおきましては、九州の佐賀あたりの水害等と違いまして、農家が飯米を持っておりますものをそのまま流したというような例はあまりないようであります。結局これからとれまするものがとれないということでありまするので、この秋からさっそく来年の収穫を見まするまで食べるものは何もない、こういう状態になりまするからして、ぜひそういう飯米を安く、しかも代金延納をもって払い下げをしてもらいたい、こういう要求であります。
それからこれは特殊の地帯でありまするが、青森県におきましては先ほど申しましたような
関係で、リンゴの
被害がありまするので、それらに対しまする低利
長期の営農
資金というものを融資をしてもらいたい、またこれは岩手のような家畜地帯の要望でありまするが、家畜の防疫補助も出してもらいたい。さらにまたこれから仕事をやって参りまする炭焼きの原木の払い下げ、あるいはかまどの修理等につきまして特別の配慮をしてもらいたい、こういうのがそういう
関係地方からの要望であります。そのほか治山治水、
調整ダムの
建設、気象施設の整備等すみやかにその恒久的な
対策をぜひ早急に立ててもらいたいという要望は、これはまあ八郎潟の今後の干拓の問題、あるいはまたいわゆる岩木川流域の西津軽灌漑、排水の問題、あるいは岩手県におきまするあの総合開発の問題というようなものとからんで、強い要望のありましたことであります。さらにまた特に各農家の方々からは、とにかく現在仕事がないわけであります。何とかして
地元に小さい開墾のできる、あるいは土地改良事業というようなものを早急に起してもらって、そうして現金収入の一日も早くあるように
政府におきましてはすみやかな
措置を願いたいということは、
地元の農民から非常に強い要望をされた次第であります。この地帯は申し上げるまでもなしに、常時はいわゆる
日本の穀倉地帯といたしまして、いずれの県におきましても
相当量の米を県外に移出をいたしておりまする穀倉地帯であります。ところが
何分にも御
承知の
通りにいわゆる単作地帯でありまして、貧困の
程度もひどいわけでありまするし、最近、先ほど申しましたように、二十八年におきましては冷害、さらに去年は凍霜害というような続きましての
災害を受けておるわけでありまして、今回の
災害を合せまして、やはり
政府におきましては何らかのよほど強い助成の
措置をとってもらわなければ
復旧は困難であるというような状態でありまして、この点は
政府としましてもよほど熱意を持って考えなければならない問題ではなかろうか、こう考えて参った次第であります。
以上
被害の
状況及び
現地におきまする要望をかいつまんで
お話を申し上げました次第であります。