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1955-07-14 第22回国会 衆議院 議院運営委員会 第42号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十年七月十四日(木曜日)     午後一時五十六分開議  出席委員    委員長代理 理事 椎熊 三郎君    理事 長谷川四郎君 理事 山村新治郎君    理事 荒舩清十郎君 理事 福永 健司君    理事 井上 良二君       荻野 豊平君    松澤 雄藏君       田中伊三次君    山中 貞則君       中村 英男君    野原  覺君       池田 禎治君    小山  亮君  委員外出席者         議     長 益谷 秀次君         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 本日の会議に付した案件  緊急質問取扱いの件  法制局人事承認の件  裁判官訴追委員会委員派遣承認申請の件  議案の付託委員会に関する件  本日の本会議議事に関する件     —————————————
  2. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは議院運営委員会会議を開きます。  本日は、委員長が何か弟さんが危篤で、そちらに行っておられるので登院いたしかねる、様子によっては本会議開会ごろまでにはこられると思うが、目下のところは登院できないので、私にかわって議運をやれという御命令でございましたので、かわってやらしていただきます。  先刻理事会を開きまして大体話し合いをいたしました。きょうは、理事会におきましては、きょうの本会議扱いの問題、それから先般来懸案になっておりました専門員制度の改組、室長問題等でありまして、各党に持ち帰って明日の議運までには室長決定しよう、そういうことになっておりますので、各党ともどうか理事の人からその意見を聞いていただきたいと思います。     —————————————
  3. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 第一は、緊急質問の問題でございます。先般来留保になっておりました兵庫県青野ヶ原及び福岡県板付等米空軍基地に関する緊急質問田中武夫君、社会党左、それから原子力問題の科学者声明に関する緊急質問松前重義君、社会党右、この二件がずっと前から留保になっております。先刻の理事会では、両案とも留保留保というのもおかしいから、きょうは議運で御撤回願うか、上程するか、きっぱりきめよう、そういう理事会意向のようであります。議運の皆さんの御意見によって、本日どうしても上程しなければならぬのであれば片づけるし、留保ということに御決定なら留保にしたい。先刻の理事会意向のように、御撤回願うということに決定すればそれでもよいと思いますが、とりあえず緊急質問扱いについて御意見をお伺いしたいと思います。
  4. 野原覺

    野原委員 先刻の理事会で私も申し上げたのでございますが、私どもの党から出しております青野ヶ原板付の問題につきましては、一部委員方々の中には、委員会等十分質疑をすれば事足りるではないか、かように申されておるわけであります。しかし青野ヶ原板付の地元の人々の生活権、あるいは財産権に関する重大な問題でございますので、ぜひとも本会議でお取り上げいただきたい。これは党派を越えて反対運動なり、陳情、請願等がなされておりますから、衆議院としてはその結論がどう出ましょうとも、これらの問題については大きな関心を持って本会議質疑をし、政府が責任ある答弁をするという経過をとることも、私は決してむだではないと思っているのです。なお社会党右原子力問題に対する緊急質問も、今日社会的な問題でございますから、私どもとしても、松前重義君の緊急質問については本日やらしていただきたい。いろいろ御意見はありましょうけれども民主党自由党方々の一そうの御協力を得て、わずか時間は十分でございますし、答弁はせいぜい四、五分程度ではないかと思いますので、何とかお取り上げ下さるように、まげてお願いをいたしたい。どうぞお願いをいたします。
  5. 山村新治郎

    山村委員 野原君の御発言ごもっともではございますが、緊急質問取扱いにつきましては、たびたび当委員会において意見が出ておる通りでありまして、委員会尊重という形におきましても、ぜひこの種の質問委員会でおやり願って、十分な効果を上げ得るものと私どもは信じております。従って、今まで留保々々という態度で取り扱われておったのでありますが、わが党としましては、撤回されんことを希望いたします。
  6. 荒舩清十郎

    荒舩委員 わが党といたしましても、民主党意見と全く同一でございます。従いまして、いろいろな事情があるかもしれませんが、御撤回を願いたいと思います。
  7. 池田禎治

    池田(禎)委員 実は私の方の松前さんの質問は、御承知のように、先般世界的な科学者であるアインシュタインを初めとしていろいろな人が、世界六ヵ国に対しまして、原子力戦争に用いないということで、日本湯川博士も加わって、これが世界の大局となっておるわけです。すでに御承知のように、四巨頭会談も開かれようとして、戦争というものをこの地球からなくそうということで非常に努力している。こういう重大問題で、ことに先般日本におきましては、外務省誤訳事件というのがあった。これもいろいろ聞いてみると、誤訳した外務省けしからんということじゃなくて、そういうものを扱うべき機関なり、行政上の措置なりが何にもない。だから、外務省として誤訳したからけしからんということよりも、そういうことに対する日本研究とか努力とか、そういうことを扱う何らかの方法がないと解決がつかない。これほど重大な問題について知らざる人が多いという状態から、これは外交官を責めるということじゃなしに、ことに世界科学者意思表示があったことについて、あるいは原子力による戦争の絶滅ということをどう考えるかという考え方、あるいはまた行政的な措置として、どう措置するかということも考えなければならぬ。御承知のように、原子力研究所というものができて、その予算上の措置もできておるが、実際上の動きは何ら認められておらない。従ってこういう質問をすることにおきまして、それを受ける人も新しい事態了解し、総理大臣事態がはっきりすると思いますし、行政上の措置もはっきりできると思います。こういうことが起きているので、こういう問題について、ほんとうに理解ある行政措置機関にこれを乗せてやったらどうかという質問も含めたものでありますから、政府熱意のある答弁を拝聴して、世界平和に対する学者の意向に対して総理大臣がどういうふうに考えるかということを承わりたいのです。また外務大臣あるいは経審長官には、日本行政上、将来体系立った機関の上に乗せてくれる意思があるかどうか、こういうことを聞かんとするのであります。私は、だれだって緊急質問を出す以上、意味がないというものはないと思うのです。山村さんから、この問題については委員会で取り上げるようにというお話でありますが、やはり政府態度なり総理大臣熱意というものを、こういう点において示してもらうという点において、本会議で取り上げていただきたいと思います。これがこの趣旨なんです。今荒舩さんや、あるいは山村さんも言われましたけれども、私は、緊急質問そのものに対する取扱い方をどうするかという問題については、原則に基いて話し合いをすることはけっこうでございます。しかし起きている事態というものは認めていただきたい、こういう希望でございます。
  8. 野原覺

    野原委員 私は、山村君の御発言は少し過ぎているのじゃないかと思うんです。委員会質問をするから、本会議質問する必要はないじゃないかと言われる、その点を推し進めていきますと、緊急質問必要性がなくなる。委員会審議されておっても、やはり本会議においてこの事態を明確ならしめることが必要だと思う。私ども議員でその意見を出した場合には、緊急質問をやらせなくちゃいけない。そういう点で、あなたが委員会質問されるから云々と言われることは、私どもとしては了解できないのです。そこで私は、どうもこの場の空気を見ておりますと、この二件について上程反対だ、こういうようなことでございますが、先ほど申しましたように、わずか二十分か三十分あれば二つの緊急質問は終る。しかも社会党だって天下公党なんです。天下公党議運にその必要ありとして出しているものを、あなた方が簡単にこれを上程させない。こういうようなことになりますと、私どもとしては、民主党自由党をひっくるめて、米軍軍事基地その他原子力等については国民の前に事態を明らかにするということが、どうしても片腹痛いというか、マイナスであるかのような考え方国民が持つかもわからない。しかし、実はそうじゃないと思うんだ。少くともあなた方は、質問についてはおおらかな気持でやはり事態を明らかにして、政府の所信を国民の前に明示してもらいたい。これはその意味でぜひお願いをしたい。
  9. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 両緊急質問に対する各党の御意見は明確になったようでございます。扱いといたしましては、本日上程するか、撤回するか、留保するかの三つでございます。今民主党山村君の党を代表しての意見は、撤回の要求であります。自由党はそれに同意されました。社会党両派の御意見は、今お聞きの通りでございます。どうでしょうか、緊急質問各党全会一致でなければ従来やっていないわけでございますが、きょうは委員長留守中ですし、留守中にこういう重大な問題の撤回決定を私代理のときにきめてしまうこともあまりに責任が重過ぎますから、本日は一つ留保をしていただく一わけにいきませんか。
  10. 池田禎治

    池田(禎)委員 各党態度がそういうことであるならば、本日留保になるのは私はやむを得ぬと思います。それが撤回になるようならば、理事会でもう一ぺん御審議を願いたいと思う。
  11. 山村新治郎

    山村委員 本日は留保に願います。
  12. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは本日は留保するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 御異議ありませんから、そのように決定いたします。     —————————————
  14. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 次に、法制局人事承認の件でございますが、事務総長から御説明を願います。
  15. 大池眞

    大池事務総長 これは、法制局の方で大蔵事務官有賀慎一郎君を参事に任用いたしたいという申し出でございます。有賀君の履歴等については、お手元に配付してございます。これは法制局の方で、財務関係財政関係の方が手薄でありますので、大蔵事務官有賀君をこちらの方に採用したいという申し出であります。そうお願いをいたしたいと思います。
  16. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 ただいま御説明通りであります。理事会では、法制局長から事情説明を承わりましたが、優秀な大蔵事務官だそうであります。まだ若い方ですが、財政上の研究者法制局に足りないので、大蔵省の御了解を願って来てもらうことに、本人も御承諾だそうであります。これは特に本会議承認を与える人事とは違いまして、議運において御了承願えれば、その通り実施できるので、いかがでございましょうか。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 御異議がないようでありますから、事務局要請通り承認を与えることに決定いたしました。     —————————————
  18. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 次に本日の議事でございますが、その順序等につきまして、事務総長から一通り説明お願いたします。
  19. 大池眞

    大池事務総長 本日の議事について御協議願いたいと思いますが、まず議事日程の第一、第二は一括上程お願いいたしまして、農林水産委員長綱島正興君が御報告をし、全会一致でございます。それから日程第三は、外務委員会理事大橋忠一君が御報告になりまして、これに対しては反対討論並びに賛成討論がございます。討論者はお手元に配付してございますが、反対討論としては高津正道君、神田大作君、両社の反対討論、並びに賛成討論自由党福永一臣君でありまして、採決は、理事会等では起立採決でよかろう、こういうことに御決定になっております。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 なお討論時間は、先例によりまして十分程度理事会決定しておりますが……。   〔「十分以内」と呼ぶ者あり〕
  21. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 十分以内でいかがですか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 御異議がありませんから、そう決定いたします。
  23. 大池眞

    大池事務総長 それから日程第四と第五は一括上程でございまして、社会労働委員長中村三之丞君が御報告になりまして、全会一致でございます。  これで本日の日程に載っております分は済みますが、緊急上程お願いいたしたい案件が、お手元予定表として差し上げてある中にございます。まず第一に、内閣委員会通商産業省設置法の一部を改正する法律案が満場一致で上っておりますので、これの緊急上程お願いいたしたい。これは委員長宮澤胤勇君が御報告になる予定でございます。なお大蔵委員会から、関税定率法等一部を改正する法律案、これは修正を受けましたけれども全会一致で上っておりますので、これも緊急上程お願いいたします。さらに農林水産委員会の、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、これが本会議開会までに上りますれば緊急上程お願いいたし、日程第一と第二に追加をいたしまして、同時に御上程お願いしたい。これだけでございます。
  24. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 そのほか商工委員会等から二件ほど、まだ上ってはおりませんが、これは修正したいとか、全会一致でなかったりするもの等もありますので、本日は上程してもらわない方が都合がいいという委員会の方からの申し入れだそうでありますので、次回の本会議に扱うことにいたします。
  25. 山中貞則

    山中委員 農林水産委員会緊急上程は、日程第一と第二がすでに本会議で可決された後に上ってきた場合は上程しない、同時に上程する時間に上ってきたらやるということですね。
  26. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 その時間前に上ったら、上程お願いいたします。
  27. 荒舩清十郎

    荒舩委員 それまでに上る予定ですか。
  28. 大池眞

    大池事務総長 ちょっとわからないようでございます。あるいは間に合わないかもしれません。そのときは、次回の本会議お願いをいたします。
  29. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは、ただいま事務総長報告通りお願いをいたします。     —————————————
  30. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 次に、なお御相談申し上げたいことは、裁判官訴追委員会からの委員派遣承認申請の件がございます。それは、川口市における判事高井住男君に対する問題で、訴追委員会では、議院運営委員会許可を得て前に調査に参りました。その際非常に広範囲にわたっているため一日で調査が完了できなかったから、来たる二十日にさらに出張して調査したいというので、訴追委員会の古島君、福井君、古屋君の三君が出かけたいということでございます。前回許していることの続きでございますから、これを許可してはいかがでございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 御異議がなければ、七月二十日の訴追委員の三君の出張を認めることにいたします。     —————————————
  32. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 もう一つ御相談申し上げたいことがあります。これは補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案というものが出て参りました。これは先に補助金等整理に関する特別委員会等ができておったのですが、大蔵委員会は非常にたくさんの案件がかかっているのでどうであろうか、補助金等整理に関する特別委員会に付託すべきか、あるいは前国会における前例から申しますと、当時も補助金等整理特別委員会もあったのですが、それにやらずに、案の本質にかんがみて大蔵委員会にやってもらったそうであります。今回はどちらの委員会に付託すべきか、こういうことでございます。
  33. 荒舩清十郎

    荒舩委員 これは同じ委員会でやるのが適当かもしれませんが、わが党としましては、次会まで研究させてもらいたいと思います。
  34. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 これは委員長同士にも相談してもらった方がいいだろうという理事会意見もありましたから、本日は決定せずに、次会までに各党意見をお取りまとめ願いたいと思います。     —————————————
  35. 松澤雄藏

    松澤委員 ただいま裁判官お話しが出ましたが、最近選挙に関する公判が非常にひんぱんに行われまして、議員の中でも、これに関係している者が三日も四日も連続的に公判のために出かけて、国政審議に身が入らないということが各党にあるらしいのです。そういうことがもしもありましたならば、委員長としては理事会にでもお諮り願って、あるいは本委員会あたりで正式にお取り計らい願いたいと思います。会期も切迫しておりまして、間もなく会期も終るわけですから、そういう点についての御懇切なお取扱いが願いたいと思います。
  36. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 これは先般も政府並びに与党側に他の会派から強い要請がありました。そこで調べてみましたところ、最高裁判所の万からは、期限を切って選挙違反を早く片づけてくれるように厳重な命令が行っている。国会議員たるものは身分の保障がありまして、召集中は逮捕、監禁さえもできないようなことになっているのですから、裁判出席のごときは、本人が拒否してもらえば拒否できることなんですが、しかしながら自分の裁判のことですから、拒否することによる不利益等も考えられるので、何かそこに円満なる妥結をして、しかも国政審議という重大な案件も控えておるときですから、これは了解の上、裁判の延期をしてもらうようにということで、与党たるわが党は、今法務大臣と折衝中でございます。この議運でこの問題を扱うことはどうですか。
  37. 井上良二

    井上委員 その程度でいいですね。
  38. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それではその程度にしておきまして、いずれ結果はまた御報告することにいたします。     —————————————
  39. 井上良二

    井上委員 明日は特に本会議を開き、明後日は開かれぬようにお願いいたします。
  40. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 先般来の申し合せによりまして、土曜日にはなるべく本会議を開かないということだったのです。今予算委員会補正予算が出ておりますが、きょう、あす両日で上るそうであります。あす、あまり夜までかかるようですと、待つことは御迷惑でしょうから、三時かそこらまでに予算委員会が上るということであれば、本会議を開いて一時休憩して、その後に上程することに願いたいと思います。十六日は本会議をなるべく開かないように、一応取りきめをしていただきたいと思います。  〔「さっきの理事会での話は違うよ」と呼ぶ者あり〕
  41. 荒舩清十郎

    荒舩委員 それでは一つ官房長官を呼んでもらいたいのですが……。
  42. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 ちょっとお待ち下さい。さっき理事会を開きまして、理事会の方がよろしいという福永さんの御注意で官房長官に来てもらいましたが、官房長官からいろいろ釈明がありまして、新聞社の間に善後措置を講じ、なお御両君に対しては了解を遂げたいということで理事会は一応了承を得ております。その結果によってまたやるということになっております。
  43. 荒舩清十郎

    荒舩委員 理事会でやることはけっこうですから、引続きいて理事会を開いていただきたい。さっきの官房長官発言とだいぶ事情が違うようですから、理事会を開いてもらいたい。
  44. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは先に決定するものだけきめておきましょう。本会議開会時間のことですが、予算委員会開会されておって、今私調べてきたところによると、三時ごろには予算委員会は終るだろうというわけです。そこで三時ごろまで大体本会議開会時間を暫時延ばしておいて、予算委員会が散会するのとにらみ合せて開きたいと思いますが、いかがでしょうか。
  45. 山中貞則

    山中委員 予算委員会大臣等が出ておってこちらに出られないので、本会議を待つということは今まであったのですが、予算委員会が開かれておるからということだけで、本日は大臣出席も実際は必要ない本会議ですから、そういうときにも待つということは、今までの慣例から考えても、議事規則から考えても、本会議開会中の委員会は議長の許可を得なければならないということなので、そのお話は本末が逆なんです。定足数の問題は別個の問題として、予算委員会は何時ごろ済むから本会議を何時にしようということでは、ちょっと僕は賛成いたしかねるのです。
  46. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは本会議開会は三時ということにして、各党の御都合によって多少のずれがあると思いますが、いかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  47. 荒舩清十郎

    荒舩委員 先ほど理事会で、官房長官の例の新聞の問題をやったのですが、その間に食い違いがあるようですから、もう一ぺん理事会を開いていただいて、そこでやっていただきたいと思います。
  48. 椎熊三郎

    椎熊委員長代理 それでは本会議は三時ということにして、各党の御都合によって時間を決定していただくことにし、なお本委員会暫時休憩にしておきます。あるいは休憩のまま開かれぬ場合もあるかもしれませんし、あるいは開くようになるかもしれませんが、とにかく休憩をしておきまして、引き続き理事会を開くことにいたします。御苦労さまでした。    午後二時二十二分休憩   〔休憩後は開会に至らなかった〕