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1955-05-31 第22回国会 衆議院 議院運営委員会 第21号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十年五月三十一日(火曜日)     午後零時四十二分開議  出席委員    委員長 中村梅吉君    理事 椎熊 三郎君 理事 長谷川四郎君    理事 山村新治郎君 理事 荒舩清十郎君    理事 福永 健司君 理事 山本 幸一君    理事 井上 良二君       大石 武一君    荻野 豊平君       佐々木秀世君    薩摩 雄次君       松澤 雄藏君    山中 貞則君       栗原 俊夫君    中村 英男君       池田 禎治君    小山  亮君  委員外出席者         議     長 益谷 秀次君         副  議  長 杉山元治郎君         事 務 総 長 大池  真君     ————————————— 五月三十一日  委員小林信一君辞任につき、その補欠として小  山亮君が議長の指名で委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  国会法第五十六条の二による本会議における議  案の趣旨説明聴取の件  衆議院常任委員会調査室規程制定の件  本日の本会議議事等に関する件     —————————————
  2. 中村梅吉

    中村委員長 それでは議運委員会を開会いたします。  まずお諮りいたします。本日の日程は、公報に掲載してある通りでありますが、そのほかに、きょうは前会から延期されております紫雲丸遭難事件に関する調査報告を、運輸委員長原健三郎君から報告していただくことにしてはどうかと思いますが、この点いかがでしょう。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 中村梅吉

    中村委員長 御異議ないようですから、さように決定いたします。  次に、前回の議運で、日本住宅公団法案自作農維持創設資金融通法案、この趣旨説明を本会議で聞きまして、各党質疑を行う、それを本日実施しようということになっておりましたが、あいにく参議院の方が、本日の午後二時ごろから暫定予算討論採決に入るので、各大臣出席との関連がありますので、どういたしますか、それをお諮りいたしたいと思います。
  4. 椎熊三郎

    椎熊委員 ほかに本会議で取り扱いたいという希望の問題もありますので、きょうの本会議では、大臣が出られないということであれば、本日は延期して、次回の本会議でやることにしていただきたい。
  5. 中村梅吉

    中村委員長 椎熊君御発議のように、次会にいたしまして御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 中村梅吉

    中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
  7. 山本幸一

    山本(幸)委員 今委員長説明で、その部分については異議ありませんが、それに国防会議法案が付加されておるということを、委員長から一つお諮り願って確認してもらいたい。
  8. 中村梅吉

    中村委員長 なお、国防会議構成等に関する法律案というのが提案になってきておりますが、これはかねてから、各党の間で本会議において政府趣旨説明を聞こうという話し合いになっておりましたので、この問題も、次会にあわせて政府説明を聞く、こういうことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 池田禎治

    池田(禎)委員 説明を聞き、それに対し各党質問も行う。
  10. 中村梅吉

    中村委員長 そうしますと、次回の本会議では、先ほど申し上げました日本住宅公団法案自作農維持創設資金融通法案及び国防会議構成等に関する法律案、この三件について政府説明を聞き、それに対して各党代表質疑を行う、こういう手順になるわけですが、それで御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 中村梅吉

    中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
  12. 大池真

    大池事務総長 次会に、ほかの議案があればいいのですが、この趣旨説明の三案で日程を組まなければならない場合、この順序等について御協議を……。
  13. 椎熊三郎

    椎熊委員 順序はこの通りで、これに国防会議をつければいい。
  14. 福永健司

    福永(健)委員 先着順ですな。     —————————————
  15. 中村梅吉

    中村委員長 次に、本日の議事順序についてお諮りいたします。日程第一、第二、第三をまず議題といたしまして、それを議了いたしましてから運輸委員長報告を聞く、こういう順序でよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 中村梅吉

    中村委員長 御異議ないようですから、さよう決定いたします。
  17. 中村梅吉

    中村委員長 なお御相談願いたいと思います。お手元に印刷物が配付してありますが、かねて理事を小委員といたしまして、小委員起草方を託されておりました常任委員会調査室に対する規程案というものができ上りました。最初議運の小委員会といたしましては、常任委員会職員職務規程という考え方で一応この案を作りまして、参議院の方と協議をいたしました結果、参議院側の方では、職員職務規程よりは調査室規程という行き方の方がいいじゃないかという意見が出まして、いろいろ相談しました結果、本院の小委員会の方では、参議院考え方とその点は同調いたしまして、内容は衆議院の最初考えた案と変りありません。名称だけであります。衆議院常任委員会調査室規程案というものができたわけであります。事務総長から一応朗読いたしまして、要旨の説明を願いたいと思います。
  18. 大池真

    大池事務総長 それではただいまの衆議院常任委員会調査室規程案というのを朗読いたします。第一条 各常任委員会常任委員会調査室を置く。第二条 各常任委員会調査室に、専門員調査員調査主事その他の職員を置く。第三条 各常任委員会調査室室長一 人を置き、専門員をもってこれに充てる。第四条 調査室長は、常任委員長の命を受け、第五条各号に掲げる事務を掌る。   調査員その他の職員は、調査室長指揮監督を受け、第五条各号に掲げる事務に従事する。第五条 各常任委員会調査室事務は、次の通りとする。  一、付託案件提案理由問題点利害得失その他必要と認められる   事項調査及び参考資料作成  二、所管事項に関する法律制定及び改廃並びに国政調査に資するための調査及び資料作成  三、調査報告書原案作成  四、付託案件委員会報告書並びに議院会議における委員長口頭報告原案作成  五、その他所管事項に関する基礎的調査及び資料収集整備 第六条 この規程改廃は、議長が各常任委員長意見を聴き、議院運営委員会に諮ってこれを行う。  以上でございます。
  19. 山本幸一

    山本(幸)委員 そこで今事務総長が読み上げた調査室規程案の第五条の四号は、参議院側は入れておらぬわけですね。
  20. 大池真

    大池事務総長 参議院側は、四号だけが抜いてございます。
  21. 山本幸一

    山本(幸)委員 そこで、どういうわけで入れなかったか、参議院側の意向を僕は聞いてみたが、ほかではないが、委員長口頭報告まで成文化して入れるということは、あまりにも権威がなさ過ぎるじゃないか、こういうことらしいです。僕の方では、実はそういうことも万々承知でありますが、これが明記されておらぬと、責任のなすり合いをやって、事務局員あたりにそういうものを作らすおそれがあるから、やはり明文化した方がよかろうというので衆議院はきまった、こういうことを言ったんですが、どうですか。
  22. 山中貞則

    山中委員 私は、今の御意見ももっともだと思いますが、元来委員長報告は、委員長が作るべきものですよ。しかし現実の問題として、原案となっておる。原案作成して、あとは委員長が自分のものにしてやるわけですから、それでいいじゃないですか。
  23. 山本幸一

    山本(幸)委員 私は差しつかえありません。
  24. 中村梅吉

    中村委員長 私が参議院委員長並びに事務総長と折衝しましたときに聞きました話では、参議院の方は、委員会によって議院委員部でこれを作成したり、あるいは専門員に作らせたり、両様の扱いをしておるらしい、そこでこれは書かぬ方がいいということになったのだ、衆議院では、専門員の方で従来作っておられたのなら、これをお入れになっても、その点一項だけ参議院衆議院と違うので、規程の精神全体は一致しておるのだから、一向私の方では異存がありません、こういうことでございました。あるいは山本君がお聞きになったような他の趣旨も、今伺うとあるかもしれませんがね。
  25. 山本幸一

    山本(幸)委員 私どもは別に異議ありません。
  26. 中村梅吉

    中村委員長 それでは調査室規程案はこれでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 中村梅吉

    中村委員長 それでは満場御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。  それから申し加えておきますが、専門員整理基本方針について小委員会でいろいろ議を練った結果、一応の構想はできておりますけれども、まだ成文化されておりませんから、それを作りまして委員会にお諮りをして、それとこれとをまとめて議長に答申することにいたしたいと思います。お含み願います。     —————————————
  28. 長谷川四郎

    長谷川(四)委員 先ほどきまった明後日行われる質問に対して、このごろは一応きめられた時間があまりにも延長し過ぎますので、ふしだらに思われますから、質問時間を十分とおきめ下さって、十分は十分限りで、一分でもオーバーすることまかりならぬということに、今まで通りおきめ願いたい、私はそう考えます。そこで先ほどから理事会でお話があったように、十五分という五分おまけをしたわけですから、一分でもオーバーする場合は、絶対議長の権限において注意してもらわなければならぬ。議長さん、これが委員会できまりましたら、議長考え方で一分まけたなどということはお許しすることができませんから、その点は十分厳格に……。
  29. 中村梅吉

    中村委員長 質疑者発言時間の問題は、次回の委員会でお諮りしてもいいと思っていたのですが、ただいま長谷川君から御説が出ましたのでお諮りいたします。次回の本会議において三法案政府説明及びこれに対する質疑を行います場合に、質疑者の持ち時間を十五分以内厳守、こういうことに、長谷川君御発議のようにおきめ願ってよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 中村梅吉

    中村委員長 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
  31. 山中貞則

    山中委員 今きまっておるものに小会派クラブが入っておりませんからいいのですけれども、小会派クラブにもし発言を許す場合には、あらためて時間の問題は別個に考えるわけですね。
  32. 小山亮

    小山(亮)委員 三つに対して一つですから十五分、十五分をまたぞろ七分半などというような……。
  33. 山中貞則

    山中委員 まだ許すことがきまってないから、許すことがきまった場合にあらためて考えるということを言ったのです。
  34. 中村梅吉

    中村委員長 それでよろしゅうございますね。  そこで本日の本会議の開会時間は何時にいたしますか。
  35. 椎熊三郎

    椎熊委員 一時半にして下さい。
  36. 中村梅吉

    中村委員長 一時半でよろしゅうございますね。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 中村梅吉

    中村委員長 それではさようにきめておきます。これで御相談願います事項は議了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十六分散会      ————◇—————