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河野国務大臣 このたび
農林大臣に就任いたしました。さつそくご
あいさつを申し上げるべきでございましたが、何分
組閣早々でいろいろ引継ぎその他の事務がありましたので、遅れましてはなはだ相済みませんでした。なお、新聞その他いろいろ私の
意見を申し述べましたところが、一部の方から
国会軽視ではないかというような御
意見があるやにも承りましたが、私は
国会、特に当
委員会な軽視するというようなことは絶対に
考えておりません特にこれは私の長年の
議員生活の経験にかんがみまして、
十分皆様の御協力を得て行くべきである、ないしはまた
十分皆様の御
意見を尊重し、お聞かせ願つて運営して行くべきものである、こう
考えております。しかし何分にもわが党は百二十名の与党でございまして、私は今
農林施策を実施するという段階には入つておらぬと
考えております。
従つて私の
考えは
考えでありますけれども、これを実行に移すということは、当
面差迫つてどうしても決定をしなければならぬという問題は別でございますが、そうでないものにつきましては、あらためて
選挙終了後に留任いたしますればその際にものはきめて行きたい、その際にはもちろん事前に
皆様に十分御審議を願つて決定して行くということでやつて参りたい、こう
考えておりますから、私が
国会を軽視するというようなことは絶対に
考えておらぬ、ただご
あいさつが遅れたということははなはだ遺憾でございましたので、この点は深くおわびを申し上げます。事情は右申し述べましたような次第でありますから、どうかあしからず御了承願いたいのであります。なお今後ともはなはだ至らぬものでありますからよろしく御
指導、御鞭撻をいただきたいと思います。簡単でございますが
一言ご
あいさつを申し上げます。