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菅家委員長 ただいま
官房長官からお答えがありました
通り、
山本君の御
質問に対しては明確になっておりますので、この問題をこれ以上
政府にただしましても、
政府の
見解としては当然なことだろうと思います。院の
決議によるとか院の申し合せによって
解散の
言明はできないことは当然なことであります。内容的には、
各党がそれぞれ
政府、
与党と話し合ったことは、あくまで政治問題として尊重するという
お話があった以上、
解散の時期等を、われわれは、一日早いとか、おそいとかということを論議するのでなくして、申し合せの
質問時間を完了したい。その上に
政府の
見解に立って憲法七条でやるという
お話は当然なことだと思います。ただいまの
官房長官の
答弁を本
委員会も了承してよかろうと思います。
ただ、そこで
一つ委員長から、
官房長官に、あまりやかましくなく、御相談的に伺い、また御
意見等も承わりたいと思います。もともと申し合せは、六時間四十分を
政府も
政府与党も二日間でやってくれという強い御
要望があった。
各党間においては三日間という説が強くて、なかなかまとまらなかったものを、まず時間で切って、どうしてもやむを得ないときにはその翌日になることは了承してもらいたい、そのときは、
場内交渉等において、今までもあることであるから、十二時に至るからこの辺でどうであろう、明日に残すということを交渉したい、こういう
民主党の
対策委員長の
発言もあったのであります。私
ども自由党としては、それは当然なことだ、二日間という
要望にこたえる
意味からいいまして、きょうは
参議院の方がおくれて一時四十分くらいに終るそうで、まず二時になると見なければなりません。二時から始めまして、三人やってそれで終るということはできませんので、
最初は
休憩をしてと思いましたが、
休憩をすると、どうしても、
院内の空気から見まして、
解散気がまえですから、いろいろ用足しに出て集まりが悪くなる。そのために、四十分あるいは五十分の
休憩時間をとってしまって、一人あるいは二人分の時間がそこで空費されてしまう、そうすると、二日間という
建前を破ってしまうから、きょうは少くともできるならば六人はどうしてもやってしまいたい、こう思うのであります。都合によっては、もっと先まで進んでもよろしいが、そこで、時間は多少おくれても、
閣僚に御在席願って、その間において
総理大臣もしくはその他の
大臣に、あるいは
御不浄に行かれるという時間がなくてはならぬし、またちょっと
休憩というような例もあるから、そのときはちょっと抜けるというようなことも
場内交渉によってできることであって、
休憩をしないで六人をやるという
建前で相談いたしたいと思っておるところですが、そこで、
官房長官としては、ある程度の時間まで各
閣僚に席にしんぼうしてもらわなければならぬと思います。二日間でやることにいたしますと、そういたしませんと、どうしても明日できなくなってしまうと、せっかく努力するといったのが、効果がなくなってしまうのであります。やはり努力するなら、実際に二日間で終らせたいと思います。
質問するだけ終ってしまえば、
あと政府が、二十五日でも二十六日でも、終った晩におやりになろうと、
政府の
見解であります。二日間に終らせるなら、きょうは少くとも六人あるいは七人やっていかなければならぬと考えるのでありますが、その点はどうでしようか。差しつかえありませんか。