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1954-12-06 第20回国会 衆議院 決算委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十九年十二月六日(月曜日) 午前十一時五十八分
開議
出席委員
委員長
田中
彰治
君
理事
鍛冶 良作君
理事
田中
角榮
君
理事
高橋 英吉君
理事
河野
金昇
君
理事
柴田
義雄
君
理事
杉村沖治郎
君 押谷 富三君
徳安
實藏
君
松山
義雄
君 安井 大吉君
並木
芳雄
君 中川
俊思君
片島 港君
山田
長司
君 佐竹 新市君
吉田
賢一君
委員外
の
出席者
専 門 員
大久保忠文
君 専 門 員 岡林 清英君
—————————————
十二月四日
委員松山義雄
君
辞任
につき、その
補欠
として中
村清
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 同日
委員中村清
君
辞任
につき、その
補欠
として
松山
義雄
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 同月六日
委員村瀬宣親
君及び
山田長司
君
辞任
につき、そ の
補欠
として
並木芳雄
君及び
和田博雄
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。
—————————————
本日の会議に付した事件
弾劾決議
及び
声明書
の件
—————————————
田中彰治
1
○
田中委員長
これより
決算委員会
を開会いたします。 前会に引続き
政府関係機関
の収支のうち、
日本開発銀行
に関する
造船融資
の問題を議題として調査を進めます。 本日は前会において決定いたしました
通り
、
証人吉田茂
君の
出頭
を求めてその証言を求めることにいたし、所定の
手続
を
行つたの
でありますが、今回もまた
病気
のため
出頭
できない旨書面をも
つて
届出がありましたから、これを
朗読
いたさせます。岡林
専門員朗読
してください。 〔
専門員朗読
〕 本日午前九時五十三分
吉田茂
君より
別紙写
の
通り
申出がありましたから御通知いたします
昭和
二十九年十二月六日
衆議院議長
堤
康次郎
決算委員長
田中
彰治
殿 本月六日
貴院決算委員会
に
証人
として
出頭
すべき旨御要求がありましたが、私は
病気
のため
医師
の
診断
により休養を要する状態にありますので
出頭
致し兼ねます。 右お届け致します。
昭和
二十九年十二月六日
吉田
茂
衆議院議長
堤
康次郎
殿
診断書
吉田
茂殿 七十六年 一病名
神経痛
附記 当分尚静養を要す 右の
通り
診断
します
昭和
二十九年十二月六日 東京都港区赤坂新町三丁目一五番地
医師
馬場辰二
田中彰治
2
○
田中委員長
本件の取扱いの
関係
もありますので、午後三時まで
休憩
いたします。 正午
休憩
————◇————— 午後四時二十一分
開議
田中彰治
3
○
田中委員長
休憩
前に引続き
決算委員会
を再開いたします。
吉田証人
の不
出頭届け
につき
発言
があればこの際これを許します。
並木芳雄
4
○
並木委員
吉田茂
君は本日も本
委員会
に
出頭
いたしません。これはまことに遺憾なことでございまして、もはやあしたは
不信任案上程
の日でございます。われわれは
不信任案上程
を前にして、このままでは過されないのであります。
従つて
私は本日
吉田茂
君
弾劾決議案
を上程したいのでございますが、その
お許し
を得たく
委員各位
にお諮りを願いたいのでございます。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中彰治
5
○
田中委員長
それでは
並木
君に
決議案
の
朗読
を願います。
並木芳雄
6
○
並木委員
それでは
お許し
を願いまして、私は
吉田茂
君
弾劾決議案
を
朗読
いたします。 本
決算委員会
は
吉田茂
君の
証人喚問
を決定し、九月十五日以来実に六回にわたりその
出席
を要求したにもかかわらず、遂に
吉田茂
君はその
喚問
に応ぜず。かくのごときは
憲法無視
、最高の権威たる
国会
を侮蔑するの暴挙であるといわざるを得ない。よ
つて
本
委員会
は
吉田茂
君を弾劾する。 右決議する。 〔
拍手
〕 こういうのが
決議案
の案文でございます。 この
提案理由
を説明するのでございますが、いまさらその必要はないと思います。きのうもきようも
吉田茂
君は
出席
しておりません。しかしいよいよあしたは
不信任案上程
の日でございますので、私
ども
は憤慨その極に達した今日、
決算委員会
のフイナーレともいうべき本日、この
決議案
を
提案
するのでございます。実に思えば
総理大臣
たる
吉田茂
君は、
主権在民
の
民主主義
のもとにおける私
ども
から言い、また
国民
の立場から
言つて不倶戴天
の仇敵である、こう言わざるを得ないのでございます。願わくは
委員各位
はこの
弾劾決議案
に対して満場一致御
賛成
あらんことをお願いいたしまして、私の
提案理由
の説明を終りたいと思います。
田中彰治
7
○
田中委員長
ただいまの
並木
君の
提案
の
通り
に決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中彰治
8
○
田中委員長
起立
多数。よ
つて並木
君
提案
の
動議
の
通り
決しました。(
拍手
) この際
杉村沖治郎
君より
発言
を求められておりますから、これを許します。
杉村沖治郎
9
○
杉村委員
当
決算委員会
は、先ほど
並木
君が申されました
通り
に、長期にわた
つて
吉田総理
の
証人喚問
をいたして、
造船汚職疑獄
につきまして
国民
の
血税
の
行方
を
国民
の前に発表したいと
思つたの
でありまするが、遂に
吉田総理
は当
委員会
に
出席
されなか
つたの
であります。しかるにもうこの
臨時国会
も明後日で終るということにな
つて
おるのでございまするが、これでもし
国会
でも解散になりまして、この
決算委員会
がこれで終末を告げるということになりますると、
国民
の失望は実に大きなものがあるであろうと思うのであります。このときにあた
つて
、きわめて簡単ではありまするが、
国民
の前に本
委員会
は
声明書
を発表するの必要があろうと存ずるのでありまして、私はその
声明書
を持参したのでありまするが、その
声明書
を御
賛成
が願いたいと思うのであります。
田中彰治
10
○
田中委員長
杉村
君、ひとつその
声明書
を
朗読
願います。
杉村沖治郎
11
○
杉村委員
それでは
朗読
いたします。
決算委員会声明書
吉田総理
はかねてより
国会
を軽視して国政の審議に障害を生ぜしめて来たことは
天下周知
の事実である。本
委員会
においては第十九回
通常国会
及び第二十回
臨時国会
で引続き
吉田総理
を
委員会
へ
証人
として
喚問
せるにもかかわらず、常に
病気
と称して
出席
を拒否し続けている。本
委員会
が
吉田総理
を
証人
として
喚問
したのは、
日本開発銀行
の
造船融資
が未曾有の
汚職
、収賄を生じたので、
国民
の
血税
の
行方
を確認すべき責任上の当然の措置である。
吉田総理
はこれに
出席
すべき当然の義務を無視して
国会
の使命をないがしろにしたばかりか、かえ
つて
検察当局
の取調べに対しては
指揮権
を発動してこれを妨害し、権力さえあれば
法律
を悪用できるという最悪の事例をみずからつく
つたの
である。
吉田総理
は本
国会
において十二月四日、六日の
証人喚問
をいずれも
病気
と称して
出席
を拒否したる事実に新しく直面するに至
つたの
で、かかる
吉田総理
の行為は
国会無視
、
憲法
並びに
法律
の蹂躪、
国民
に対する最大の侮辱である。 右声明する。 〔
拍手
〕
田中彰治
12
○
田中委員長
ただいま
提案
されました
杉村
君の
動議
の
通り声明書
を発表するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中彰治
13
○
田中委員長
起立
多数。よ
つて声明書
を発表するに決しました。(
拍手
) 以上の
手続等
については
委員長
に御一任願います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
並木芳雄
14
○
並木委員
異議
はございませんが、この
決議案
及び
声明書
はともに
吉田首相
に直接ぶつつけて行くか、あるいは緒方副
総理
にぶつつけて行くかするということは、ぜひわれわれとしては念願いたしますから、その点は万遺漏なきようにお願いいたします。
田中彰治
15
○
田中委員長
承知いたしました。 それでは
異議
なしと認めさようとりはからいます。 それでは
次会
は、明七日午前十一時より本
委員会
を開会し、
吉田証人
の
喚問
を行うことにいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時二十九分散会