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1954-09-15 第19回国会 参議院 人事委員会 閉会後第15号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十九年九月十五日(水曜日) 午前十時四十六分開会
—————————————
出席者
は左の
通り
。
委員長
松浦
清一
君
理事
宮田
重文君
千葉
信君
委員
松岡 平市君 後藤 文夫君 岡 三郎君
深川タマヱ
君
事務局側
常任委員会専門
員
熊埜御堂定
君
—————————————
本日の会議に付した事件 ○
国家公務員
の
給与問題等
に関する調 査の件 (
勤務地手当
に関する件)
—————————————
松浦清一
1
○
委員長
(
松浦清一
君) それでは
委員会
を開会いたします。
議題
に入ります前に若干の諸般の情勢を御報告申上げますが、
前回
の
委員会
でかねてから問題にな
つて
おりました
衆議院
との
打合せ
の
事柄
につきまして、十日前後にこれを行うということにな
つて
おりましたが、
衆議院
のほうの御
都合
によりましてそれが延びておりましたところ、昨日先方のほうの御
都合
を伺いまして、私と
宮田
、
千葉
両
理事
の御同伴を願いまして、
衆議院
の
川島委員長
とおめにかかつたのですが、その際に、いつ頃
衆参両院
の
打合せ
をやるかという
日取り
のことについて
打合せ
をしようという目的でおめにかかつたわけですが、その際、
衆議院
としては、大体の
修正
の方向が
決定
をしたので、現在
所要予算
の
推定額
を調べておるのである、
従つて
今月末か来月の初め頃に
参議院
の
都合
のよい
日取り
に
打合せ
を行いたいと、
委員全員
が
集つて打合せ
をするということはなかなか休会中のことでもあるし、大変であろうと思われるので、
両院
の
委員長
、
理事
、幅を拡げても各会派から一人ずつというそういう構成で
打合せ
をやりたい、こういうことで、その点については了承をいたしました。現在
衆議院修正
の
内容
についての
予算推定額
も
調査
中であるが、これが完了すれば、
予算
の折衝を行うということに順序としてなるが、
衆議院
としては大体百億程度のもので収めたいという
意向
であるということが
川島委員長
から表明をされたわけです。こちらのほうといたしましては、当初から
予算
の
事柄
を問題にしないというわけではないが、十分これは考慮せらるべきであるけれども、
人事院
の
勧告
の
内容
の中に
矛盾
があるかないかということを調べて
行つて
その結果、
矛盾
があるということが認定された
部分
についての
修正
を行なおうとするのであるから、出来上つたものが幅は広まつたけれども、
人事院
の
勧告
に比べて
却つて矛盾
が多く
なつ
たという結果にな
つて
はならないので、
予算
のことを考慮しつつも、その
矛盾
が最大限に解消されるということを念願として
調査
をするという、そういう方針に基いて今日まで
調査
が続けられて来たわけでありますから、昨日の
会談
において、こちらのほうの
予算推定額
がきま
つて
おりませんから、百億では足らないから百十億とか百十五億とかいうような具体的な話合いはいたしませんでしたが、
衆参両院
の
修正
の
具体的内容
をつき合せて国会の一本の
修正案
としてでき上つた場合に、百億を突破するということもあり得るという意見を、我々
参議院
は述べておきました。
従つて結論
としては、
衆議院側
の百億以内に収めたいという
意向
をこちらが承認したという上に立
つて
の、この次の
会合
が行われるのではございません。更に又
衆議院側
が
委員長
の見解として
参議院
の
修正
を
衆議院
の
修正
の上に積み重ねる結果十億出るか十五億出るか知りませんが、そういうことを
衆議院側
が承認したという上に立
つて
の
会合
が行われるというわけではございませんから、そういう点についても両方の
修正案
をそのまま積み重ねるという、そういう姿に置いておくという、こちらの
考え方
として百億を十億や十五億突破しても止むを得ないという、その
考え方
は依然として変更する必要のない状態に置いて、この次の
打合せ会
が開かれる、こういうことになろうかと思います。後ほど、若し私の只今の御報告で抜けておるところがございましたら
宮田
、
千葉
両
理事
から補足をお願いいたしたいと思いますが、昨日の
衆議院
の
委員長
との
会談
は以上の
通り
でありますから、御了承願いたいと思います。 本日も
前回
に引続きまして
国家公務員
の
給与等
に関する
調査
のうち
勤務地手当
に関する件を
議題
といたします。
前回同様政府関係者
、
専門員
、
調査員
その他
事務関係者
以外の傍聴は、これを禁止して
調査
を進めることに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦清一
2
○
委員長
(
松浦清一
君) 御
異議
ないと認めます。さよう
決定
をいたしました。
速記
を止めて。 午前十時五十三分
速記中止
—————
・
—————
午後一時二十一分
速記開始
松浦清一
3
○
委員長
(
松浦清一
君) それでは
速記
を始めて下さい。 それでは本日は二級地以上の
部分
について、又一級地の今まで調べたものに比べまして、同じような条件下に置かれているところで落ちているところを拾い上げる、そういう形で岐阜県まで調べて参りました。なお、残されている
部分
につきましては明日正確に午前十時から
委員会
を開きまして続行をして行きたいと存じます。 本日はこれを以て散会いたします。 午後一時二十二分散会