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説明員(
鬼丸勝之君) 次に、先ほどちよつと触れましたが
職員、準
職員と
補助員、これらの平均給与とその支弁費目につきましてまとめたものを簡単に申上げたいと思います。
平均給与は、
職員につきましては一万六千七百六円に相成つております。それから準
職員は一万四千九百十四円、
補助員は日額でございますが、三百十四円ということに
なつております。
補助員は御案内のように賃金支弁でございますので、これは基本賃金といことに
なつておりますが、いわば常勤
職員の場合の本俸に相当するものでございます。併しながらこの基本賃金の三百十四円のほかに、その職務の実態によりまして特殊作業手当でありますとか役付手当、或いは時間外労働手当等が実績に応じて支給されますので、実際は三百十四円より上廻るという状況でございます。準
職員の給与の支弁の費目につきまして先般田中
委員からもお尋ねがございましたので、ここに一覧表をまとめて提出した次第であります。それから非常勤
職員の
補助員の給与支弁費目につきましても同様にここに一覧表をまとめてみた次第でございます。
それから次に
営繕関係につきまして、先ほど別に申上げるということを申上げておつたのでございますが、これは最近特に非常に変遷が激しい状況でございますので、別にここにやや詳細に書いてございますが、先ず
昭和二十七年に調達庁から大幅に仕事が移されまして、その結果人員につきましては、ここにございますように四百六十三名という定員内の
職員が
建設省に移つて参つたのであります。でこれに対応する仕事といたしまして、二十六億の営繕
工事の
事業量が殖えておるということでございます。この
消化量につきましては、二十八、二十九
年度、両
年度正確な
数字が出ておりますので、次の表に一覧にいたして書いておりますが、結局先般田中
委員の御質問の点で百三十名の増員が来
年度行われることに
なつておりますが、それはどういう
基礎に基いて行われるのかという一つの
資料として作成いたしたのでございます。この二十八年の
予算に対しまして、支出見込額と繰越の見込というものをここに書いておりますが、繰越と二十九
年度の
工事の
予算、これは予定ございます。これを合せまして二十九
年度に実施する
工事量というものになりますが、これに対しまして、二十九
年度の定員は(9)に書いてありますが、千九百三十九人と相成るのであります。ところが二十八
年度は千八百二十名で、差引この
数字から見ますると百十九名の増員と相成りまするが、これは大蔵省との話合いの下に、一応百三十名のうち十一名を本省の官房に廻すというような話合いで、直接
工事関係に働く人は百十九名というふうに相成つておるのであります。従いまして、これから割出されますところの一人
当りの
消化量は、二十九
年度におきましては千七百七十三万九千円、二十八
年度の
消化量は千一万五千円ということになりまして、かなり来
年度は一人
当りの仕事が重く
なつて来るということに相成るのであります。
以上でございます。