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1954-04-28 第19回国会 衆議院 郵政委員会 第21号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十九年四月二十八日(水曜日) 午後二時十五分
開議
出席委員
委員長
田中織之進君
理事
小林
絹治
君
理事
羽田武嗣郎
君
理事
船越 弘君
理事
大高 康君
理事
山花 秀雄君
飯塚
定輔
君
河原田稼吉君
坂田 英一君
武知
勇記君 櫻内 義雄君
佐藤觀次郎
君
淺沼稻次郎
君
出席政府委員
郵政政務次官
飯塚
定輔
君
郵政事務官
(
貯金局長
) 小野 吉郎君
委員外
の
出席者
郵政事務官
(
大臣官房人事
部長
)
宮本
武夫君
郵政事務官
(
郵務局次長
)
渡邉
秀一君 専 門 員 稻田 穣君 専 門 員 山戸 利生君 ――
―――――――――――
四月二十日
委員宮原幸三郎
君及び
今井耕
君
辞任
につき、そ の
補欠
として
三浦寅之助
君及び
臼井莊一君
が議 長の
指名
で
委員
に選任された。 同月二十二日
委員臼井莊一着辞任
につき、その
補欠
として田
中久雄
君が議長の
指名
で
委員
に選任された。 ――
―――――――――――
四月二十四日
軍事郵便貯金等特別処理法案
(
内閣提出
第一四号) 同月二十三日 別所村に
郵便局設置
の
請願
(
小林絹治
君
紹介
)(第四五八四号)
合併市町村
内の
郵便局
及び
電報電話局統合
に関する
請願
(
小枝一雄
君
紹介
)(第四六〇七号) 安室に無
集郵便局設置
の
請願
(
有田喜一
君
紹介
)(第四六二四号)
西有家郵便局
を
集配局
に昇格の
請願
(
田口長治郎
君
紹介
)(第四六二五号) の
審査
を本
委員会
に
付託
された。 同月二十四日
行政改革
に伴う
特定郵便局職員
の
減員反対
の
陳情書
(第二九五五号)
特定郵便局廃止反対
に関する
陳情書
(第二九五六号) を本
委員会
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の会議に付した事件
軍事郵便貯金等特別処理法案
(
内閣提出
第一六四号)
郵政行政
に関する件 ――
―――――――――――
田中織之進
1
○
田中委員長
これより
郵政委員会
を開会いたします。 去る二十四日、本
委員会
に
付託
になりました
軍事郵便貯金等特別処理法案
を
議題
として、その
審査
に入ります。まずその趣旨の
説明
を求めます。 —————————————
飯塚定輔
2
○
飯塚政府委員
ただいま
議題
となりました
軍事郵便貯金等特別処理法案
につきまして、
大臣
がやむを得ない
事情
のため出席いたしかねますので、私から
提案理由
を御
説明
申し上げることにいたします。 この
法律案
は、旧
野戦郵便局
または旧
海軍軍用郵便所
で取り扱われた
軍事郵便貯金
及び
軍事郵便為替
並びに旧
外地等
にあ
つた郵便局
で取扱われた
外地郵便貯金
、
外地郵便為替
及び
外地郵便振替貯金
について、
貯金通帳等
に表示されている
金額
を一定の
換算率
により換算して支払うとともに、
軍事郵便貯金
及び
外地郵便貯金
の
貯金通帳
と
引き
かえに新たに
通常郵便貯金
の
通帳
を交付し、また
預金者
を保護するため、払いもどし
証書等
の
有効期間
について
特例
を設けようとするものであります。 これ
等為替
・
貯金等
の
支払い
に関し、現在までと
つて
参りました
措置
について申し上げますと、
軍事郵便貯金
につきましては
昭和
二十年八月十六日以後の
預入金
のうち千五百円を越える
部分
、
外地軍便貯金
及び
外地郵便振替貯金
につきましては同年十月一日以後の
預入金
及び
払込金
の
全額
についてそれぞれ
支払い
を留保し、また
軍事郵便為替
及び
外地郵便為替
につきましては、同年九月二十三日以前に
本邦
に到着したものの千円を越える
部分
及び同年九月二十四日以後
本邦
に到着したものの
全額
について
支払い
を留保して参
つたの
でありますが、この
支払い
の
制限
につきましては、従来
預金者
や
受取人等
からその
解除方
を強く要望されていたところであります。 ところが今回、
軍事郵便貯金等
と同様にその
支払い
が停止されておりました
一般
の
在外金融機関
の
取扱い
にかかる
送金為替
及び預
貯金
について
支払い
の
措置
がとられることとなりましたので、
軍事郵便貯金等
につきましてもこれとともに
支払い
の
措置
を講ずることが必要であると考えまして、
在外財産問題調査会
に諮問いたしまして、その
答申
に基いて
支払い
の
制限
を撤廃しようとするものでありますが、その
預入金等
が
終戦
後の価値の下落した
現地通貨等
によ
つて
受入れられている
事情
を考慮いたしまして、
表示金額
のままで
支払い
をすることは適当でないと考えられますので、この点につきましても、
右調査会
の
答申
に基きまして、その
取扱機関
及び
表示金額
に応じ、
一般
の
金融機関
の未
払送金為替
または
在外預金
の
支払い
の際の
換算率
を適用して、その
金額
を換算して
支払い
をいたそうとするものであります。 次に、
貯金通帳
の
引き
かえについてでありますが、ただいま申し上げましたように、
軍事郵便貯金等
の
金額
は換算して支払われることとなりますので、
取扱い
を整一にし、
事務取扱い
の上に混乱を起さないようにするため、この際、その
貯金通帳
を
一般
の
通常郵便貯金
の
通帳
と
引き
かえることにいたしまして
処理
の促進をはかり、
軍事郵便貯金
及び
外地郵便貯金
の
貯金通帳
や
外地郵便貯金
の
定額貯金証書
による、窓口における
即時払い
や一部払いもどし等の
取扱い
を
制限
しようとするものであります。 次に、払いもどし
証書等
の
有効期間
の
特例
についてでありますが、
貯金
の払いもどし
証書
、
為替証書
及び
振替貯金
の
払出し証書
には、それぞれ
有効期間
が設けられておりまして、その確聞が経過した後なお三年間
証書
の再交付の請求をしないでおりますと、払いもどし
金等
を受取る
権利
が消滅することにな
つて
おります。ところが
終戦
当時旧
外地等
におりまして、混乱した
状況
の下に
権利
を行使する
機会
が与えられないまま
期間
が経過して
権利
が消滅してしま
つた
ものにつきましては、
特例
を設けて、これを救済することが妥当であると考えられますので、
昭和
二十年八月十六日以後、
有効期間
が経過し、または
権利
が消滅したものについては、この
法律
の施行の日にその払いもどし
証書等
が発行されたものとみねして、
権利
の存続をはかろうとするものであります。 以上でこの
法律案
の概要につきまして御
説明
申し上げましたが、何とぞ十分御
審議
の上、すみやかに御可決くださいますようお願いする次第であります。
田中織之進
3
○
田中委員長
ただいま
説明
を伺いました
軍事郵便貯金等特別処理法案
は、特に
復員者
、
引揚者等
に深い関連を持つ
法案
で、その速急なる
成立
を待望されておるわけでございますが、
本案
に対する
質疑
は
次会
に行うことにいたします。 —————————————
田中織之進
4
○
田中委員長
次に
郵政行政
について
調査
を進めたいと思います。
郵政省
の
公労法適用職員
と非
適用職員
の
給与
の不
均衝是正
につきましては、本
委員会
において今日までしばしば
調査
を進めて参りましたところ、昨日ようやくこの問題を解決するための、国の経営する企業に勤務する
職員
の
給与等
に関する
特例法案
が
人事委員会
に
付託
されたのであります。
前回
の
委員会
におきまして、
本件
の大体の
骨子等
について
政府当局
より
説明
を聴取し、若干の
質疑
を行
つて
おるのでありますが、
本件
について
政府側
より、
法案
の
名称等
も正式にきま
つた
ようでございますので、この際
追加説明
があれば伺いたいと思います。
宮本人事部長
。
宮本武夫
5
○
宮本説明員
この
給与
の
特例法
につきましては、大分前の
委員会
にお身まして、
郵政大臣
からも三月中に
国会
に提案すべく準備中であるということを申し上げました。爾来
関係各省
と鋭意折衝を重ねてお
つたの
でありますが、若干その間手間取りまして、今回やつと
国会
に提案することに
なつ
た次第でございまして、先週の閣議を終えましてこの
法案
が
国会
に提案された次第でございます。本日衆議院の
人事委員会
におきまして第一回の
委員会
が持たれまして、
加藤国務大臣
より
本案
の
提案理由
の御
説明
がありまして、それでも
つて
本日のこの
法案
に関する
委員会
は済んでおります。大体母上であります。
田中織之進
6
○
田中委員長
本件
については
前回
の
委員会
において、本
委員会
として非常に深い関心を持
つて
来た
関係
から、
付託委員会等
のことについても
委員長
に善処を求められたのでありますが、
人事委員長
及び
人事委員
の諸君にも、
委員会
の意図いたしておる点は
十分連絡
をいたしておりますし、
早急成立
をさせる
意味
合いにおいて、
人事委員会
の
審議
も急がれるようでありますが、なお
本件
については次回の
委員会
においてさらに
連合審査会等
を持つかどうかということについても、御相談をいたしたいと思います。 —————————————
田中織之進
7
○
田中委員長
なおこの際
委員長
より
郵政当局
に、
秋田
県の
大館
市の
郵便局舎
の問題についてお伺いをしておきたいと思います。御
承知
のように昨年の四月二十九日に
大館郵便局
の
局舎
が類焼の厄にあ
つたの
で、
ちようど
明日が一周年にあたるわけでありますが、実はこれの
仮局舎
もできないために、
大館
の市役所の一部及び借り入れたバラックで、二箇所にわかれて業務を執行している
状況
でありますが、これの
復旧工事
が非常に遅れておる
関係
から、
大館
市の方からは
市庁舎
の明け渡しを求められておるようでありますが、その後
郵政部
内でこれの
復旧建設
の方がどういうように進んでおるか、この際承
つて
おきたいと思います。
飯塚定輔
8
○
飯塚政府委員
昨年の四月の下旬に
大館
の
大火
によりまして、
局舎
が全焼いたしましたので、その当時からわれわれといたしましても、すみやかなる
復旧
を念願してお
つた
次第であります。従いまして
大館
市の
復旧
に関しては、特に
郵政省
から
簡易保険
の
積立金
の特別の
短期融資
まで、去年は
市当局
に対していたしたのでありますけれども、その後
郵便局
を
新築
する点につきまして、特に
大館
市はこの
大火
にかんがみまして、
永久建築
をしたい、しかも
防火都市
として地区を設定して、
防火都市
を
建設
する、まことにその
構想
としてはわれわれも賛成しておるのであります。従いまして今度の
大館
の
郵便局
の
建築
は、いわゆる本
建築
として、
火災等
に耐えるような
建築
を考えておるのであります。しかも
大館
といたしましては、特に
大館
市の特別なはからいによりまして、
一般
の市民の便利の点も考えまして、特に
市庁舎
を一時貸していただいておるのであります。これらの点から考えましても、すみやかに
建築
をしなければならないことを
当局
としても考えておりましたが、昨年の
予算
の組みかえ等によりまして、
郵政省
の
建築
、
営繕関係
では、かなり大幅な
削減
を見て、昨年は
大館
の
建築
はでき得なか
つたの
であります。二十九
年度
の
予算
には必ず
大館
の
新築
を
実行
したいと思
つて
おりましたところ、
緊縮予算
の
関係
上、
新規事業
、
営繕等
に対しては、一切差控えなければならないような方向に向
つて
来たのであります。しかしこの点が明らかになりましたので、私も
省議
の際、同じ
新規事業といつて
も、あるものをさらにこれを新しくつくるとか、ここに新しい
構想
によ
つて
ものをつくろうというのと、
大館
の
災害
の
復旧
とは性質が違うので、たとえば新
年度
にな
つて
から
災害
によ
つて
なくな
つた郵便局
があ
つた
としたならば、それをそのままにしておくつもりであるか。これは常識から考えても、新たにつくらなければならないということはだれでもうなずけることである。それを考えた場合に、去年から約一年間、
大館
としては市でも
郵便局
でもがまんをして過
つて
来たのである、これはぜひつくらなければならないということを私も主張したのであります。従いまして現在の
郵政部
内といたしましては、何とかしてこの
大館
の
郵便局舎
の新建を今年中にやりたいという
気持
を持
つて
おるのであります。まず第一に
敷地
の問題でありますけれども、これはすでに
整地等
を
実行
さしておるのでありまするから、
地元
の市長その他
郵便局関係
からも、切実な訴えが何回となく出ておるのであります。ただいま
委員長
のお話のように、この
郵便局舎
に対しては、
地元
においても非常に熱心に
郵政当局
に協力をして、その
実現
をこいねが
つて
おる
次等
でありまするから、私も
郵政部
内の人間として、
部内
においてすみやかに極力その
実現
を期したいと
努力
しております。なお
郵務局
・
建築部等
から参まりして、今までの
経過等
について御報告申し上げたいのでありまするけれども、まだ見えておりませんから、もしもこの
委員会
がこれで終了いたしましても、ただいまの
委員長
のお
気持
と、
地元
から
陳情等
が参
つて
おりまするその精神を、十分に
大臣
にも
当局
にも連絡いたしまして、すみやかに
実現
するように
努力
したいと思
つて
おります。
田中織之進
9
○
田中委員長
委員長
から重ねて伺いますが、なるほど
局舎
の
改築等
に要する
予算
が二十五億に
削減
されておるのでありますが、この中には二十九
年度
に着工する
新規工事
の
関係
は全然含まれていないというのですか、その点はいかがですか。
飯塚定輔
10
○
飯塚政府委員
詳細な点は私はつきり存じておりませんけれども、この
営繕費
の中には
新築
のものは一つもない、ただ従来からの
継続事業
にのみこれを使うということを報告されております。
田中織之進
11
○
田中委員長
なおこの
大館
市は
秋田
県にある
関係
から、
政務次官
の
出身地
の
関係
もあるので、引続き御
努力
なされておることと思うのですが、ただいまの御
答弁
でありましたように、新たに
永久建築
をやるわけでありますけれども、ま
つた
くいわゆる
新規
の
事業
というのではなくて、
災害復旧
という点だと思いますので、ただ
郵政部
内で、
政務次官
の方で極力
努力
するということだけでは、これは
地元
の
要求
にも応じられないし、すでに一年間かりの
局舎
も
建設
しないで
市庁舎等
を借り入れてやるという以上は、これはすでに本
建築
のものをやるという
方針
が当然きま
つて
おることだと思うのであります。要は
実行
だけの問題のようにも伺えるのでありますが、たとえば
仙台
の
郵政局管内
では、これは本
年度
において第一
順位
というか、最優先的にこれの
建設
にかかるという
方針
はすでに確定いたしておるのでしようか、念のために伺
つて
おきたたいと思います。
飯塚定輔
12
○
飯塚政府委員
仙台
の
郵政局管内
における
郵便局
の新営に関しましては、実は
大館
よりも
先順位
のものが従来あ
つたの
であります。それを昨
年度
以来新営する
方針
で進んで参
つたの
でありますけれども、
ちようど
一年前に
大館
が罹災したために、これをぜひその
先順位
のものと一緒にや
つて
ほしいということを昨年から
仙台当局
にも要請して、
仙台当局
としても
本省
の
予算
にはぜひ入れてほしいという
気持
を持
つて
、
本省
にも要請してお
つた
ことと私は心得ておりますが、昨
年度
から
予算
の
削減
をされたために、こういう結果に
なつ
たことは私としてもすこぶる残念に思
つて
おりますので、ただいま
努力
をすると申し上げたことは、ただ
努力
をしてそれが
実現
できなか
つた
というような
努力
でない
努力
を私はしたいと思
つて
考えております。なお
郵便局
の
次長
も参
つて
おりますから、その点を詳細にお答えしたいと思います。
田中織之進
13
○
田中委員長
なお
政務次官
でも
郵務局次長
でもけつこうですが伺いたい。こういうふうに
災害
で、あとの
局舎
をどつちにしても建てなければならぬというような場合には、いわゆる
新視事業
というようなわくで通例押えられることにな
つて
おるのですから、われわれこの前
本年度予算
について
説明
を伺
つた
ときにも、二十九
年度
において着工する新
事業
は全然やらないという形で
予算
が組まれておるというような
説明
は、実は伺
つて
おらないのであります。
従つて
全体の額はなるほど縮減せられましたけれども、その中においてもやはり二十九
年度
に着工するものは、新たに
建設
にかかるものは当然入り得るものだというふうに了解してお
つたの
ですが、その点はいかがでしようか。
渡邉秀一
14
○
渡邉説明員
災害
によるものも、その他の
理由
によるところの
新築
につきましても、これは新しい
計画
といたしまして同じように扱
つて
おります。
火災
によ
つて
焼失いたしましたような場合には、もちろん早急に
建築
しなければならないものと存じますが、やはり
計画
といたしましては、
予算要求
をやる場合に、そういうようなものを含めて
要求
いたしまして、二十九
年度
につきましても、御
承知
の
通り相当
の
予算
の
要求
はいたしたのでありますが、残念ながら
削減
を受けまして御
承知
のような額になりましたので、二十九
年度
といたしましては、
羽田
の空港における
郵便局
の新設だけということに相
なつ
た次第であります。
飯塚定輔
15
○
飯塚政府委員
これは速記をとめてもら
つた
方がいいかもしれませんが、その問題につきましては、
省議
の際に
郵政担当当局
としてはそういう
意見
を述べられたので、その際私、が新営
災害
の
復旧
と違うからということを
建築部長
にも強く
要求
して、特にそのときから、実を言うと
大館
の
郵便局
に対してどうにかしなければならぬという
気持
が起
つて
来ておるのでありますから、その点はもうしばらく
部内
のやり繰りと申しますか、そういう点で極力
努力
するということで、さらに次の
機会
においてその結果を御報告申し上げるようにした方がいいのじやないかと思います。
田中織之進
16
○
田中委員長
ただいま
政務次官
からの御
答弁
にありましたように、早急に
部内
の
意見
もまとめていただいて、こういう
災害復旧関係
のものを
新視事業
と同一な形で取扱うことは私は不当だと思います。その
意味
でもし
大蔵当局
がそういう点について無理解であれば、これは
委員会
としても
大蔵当局
に対してそういう蒙を開かねばならぬと思います。そういう
意味
でまず
郵政省部内
の
意見
をまとめていただいて、もちろん一年間で完成するわけではないと思いますけれども、すでに
敷地
も
整地
までされておるということでありますならば・早急に何を振りかえても着工するような
努力
を要請しておきます。省の
方針
が具体的にまとまりましたならば、
委員会
の方へも報告を願いたいと思います。
飯塚定輔
17
○
飯塚政府委員
ただいまの御激励のお言葉によ
つて
、われわれも非常に意を強うしたのでございますが、その線に
沿つて至急
に
実現
をするように
努力
いたしたいと思います。
田中織之進
18
○
田中委員長
次回の
委員会
は追
つて公報
も
つて
お知らせすることとし、本日はこの程度で散会いたします。 午後二時五十分散会