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1954-05-25 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第60号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十九年五月二十五日(火曜日) 午前十一時五分
開議
出席委員
委員長
千葉
三郎君
理事
淺香
忠雄君
理事
黒金 泰美君
理事
坊 秀男君
理事
山本 勝市君
理事
内藤 友明君
理事
久保田鶴松
君
理事
井上 良二君 大上 司君 大平 正芳君
苫米地英俊
君 藤枝
泉介
君
中野
四郎君 福田
繁芳
君 小川 豊明君
平岡忠次郎
君
出席政府委員
大蔵政務次官
植木庚
子郎君
大蔵事務官
(
主税局長
)
渡邊喜久造
君
委員外
の
出席者
専 門 員 椎木 文也君 専 門 員 黒田 久太君
—————————————
五月二十五日
委員苫米地英俊
君辞任につき、その補欠として
池田勇人
君が議長の指名で
委員
に選任された。
—————————————
五月二十一日
北海道
における
国有
の
緊急開拓施設等
の
譲与
に 関する
法律案
(
苫米地英俊
君外四十二名
提出
、
衆法
第四一号) 同月二十二日
国有財産特別措置法
の一部を改正する
法律案
(
苫米地英俊
君外二十五名
提出
、
衆法
第四〇号)
公認会計士法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提
出第一一七号)(
参議院送付
) の
審査
を本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した事件 小
委員会設置
に関する件
国有財産特別措置法
の一部を改正する
法律案
(
苫米地英俊
君外二十五名
提出
、
衆法
第四〇号)
北海道
における
国有
の
緊急開拓施設等
の
譲与
に 関する
法律案
(
苫米地英俊
君外四十二名
提出
、
衆法
第四一号)
付託議案取扱い
の件
—————————————
千葉三郎
1
○
千葉委員長
これより
会議
を開きます 。 本日は、まず去る二十二日当
委員会
に
審議
を付託されました
国有財産特別措置法
の一部を改正する
法律案
及び去る二十一日付託されました
北海道
における
国有
の
緊急開拓施設等
の
譲与
に関する
法律案
の両案を
一括議題
として
審議
に入ります。まず
提出者
より
趣旨弁明
を聴取いたします。
提出者苫米地英俊
君。
苫米地英俊
2
○
苫米地委員
ただいま
議題
となりました
国有財産特別措置注
の一計を改正する
法律案
につきまして、その
提出理由
を御説明申し上げます。
国有財産特別措置法
におきましては、
社会福祉事業等
の
施設
の用に供する場合に、旧
軍閥関係財産等
の
普通財産
を、
地方公共団体
や
社会福祉法人等
に対して、時価から五割以内を減額した対価で譲渡すること等ができることにな
つて
いるのでありますが、
更生保護事業施設
につきましては、何らこのような
特別措置
が規定されておらないのであります。しかしながら
更生保護事業
は、刑務所から釈放された
者等
を収容して、これを保護し、その指導を行い、そのすみやかな
更生
をはかろうとするものでありまして、
社会福祉
の増進に寄与することにつきましては、ごうも
社会福祉事業等
と異なるところがないのであります。ことにこの
事業
を営むために設立された
更生保護会
は、
更生緊急保護法
により、国から委託を受け、かつ国から
補助金
を受け、
従つて国
の監督のもとに
更生保護事業
を営む
法人
でありますから、
社会福祉法人等
と同様の
取扱い
をすることはきわめて当然の
措置
と考えられるのであります。 よ
つて
この際、
国有財産特別措置法
を改正いたしまして、
更生保護会
が
更生保護事業施設
の用に供するとき、または現在は
該当事項
がありませんが、
地方公共団体
が
更生保護事業施設
の用に供するときには、
社会福祉事業等
の場合と同様、
国有財産
の
減額譲渡
ができることとするとともに、その
譲渡代金
の支払いにつきましても、十年以内の延納の
特約等
ができることといたし、も
つて
更生保護事業
の健全な発達に資することにいたしたいのであります。 次に、
北海道
における
国有
の
緊急開拓施設等
の
譲与
に関する
法律案
につきまして、その
提出理由
を御説明申し上げます。
開拓事業
を緊急に実施する目的をもちまして、
北海道
においては、
昭和
二十年度から同二十二年度までは、直接
国費
を支出して学校、
診療所
、住宅、
共同作業場
及び
共同倉庫等
の
施設
を建設し、
関係市町村
に管理させることといたしたのでありますが、当時は御承知の
通り終戦
直後の
混乱期
でありまして、資材の枯渇、資金の欠乏・急激なる
物価変動等
のためとうてい
国費
だけでは建設不可能であり、従いまして各
市町村
におきましても、事実上
相当多額
の
負担金
を支出せざるを得なかつたばかりでなく、その後も今日に至るまでこれが
補修維持
に
多額
の費用を投じて参りまして、
受益者
たる
集団帰農開拓民
に寄与するところが大であつたのでありますが、
昭和
二十三年度以降におきましては、国の
施策変更
により、
北海道
におけるこの
種開拓事業
は、
補助金制度
に切りかえられることになり、も
つて
今日に及んでいるのでありまして、これらの経緯及び
実情等
にかんがみますときは、
昭和
二十二年度以前の建設にかかる以上の
施設
につきましては、これを
関係市町村
に
譲与
することが管理上最も
実情
に即する適切な
措置
と考えられる次第であります。よ
つて
このような
趣旨
に基きまして、ここに本
法律案
を
提出
いたしたのであります。 何とぞ満場一致の御賛成あらんことを切望いたします。
千葉三郎
3
○
千葉委員長
これにて
提案理由
の説明は終りました。両案に対する質疑は
次会
に譲ることといたします。
—————————————
千葉三郎
4
○
千葉委員長
次に、
請願
及び
陳情書審査小委員会設置
の件についてお諮りいたします。4
会期
におきまして当
委員会
に
審査
を付託されました
請願
は約四百三十件に及び、また多数の
陳情書
も送付されて参
つて
おるので、これら
請願
及び
陳情書
を
審査
するために小
委員会
を設置いたしたいと存じますが、これに御
異議
はありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
千葉三郎
5
○
千葉委員長
御
異議
なしと認めます。よ
つて請願
及び
陳情書審査小委員会
を設置することに決しました。 なお小
委員
の人数並びに小
委員
及び小
委員長
の選任につきましては、
委員長
に御一任願
つて
おきたいと存じますが、これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
千葉三郎
6
○
千葉委員長
御
異議
なしと認めます。よ
つて小委員
及び小
委員長
は後刻
委員長
より指名することといたします。
—————————————
久保田鶴松
7
○
久保田
(鶴)
委員
私お願いいたしておきたいと思います点は、
会期
も
あと
数日に迫
つて
参りました。そこで
接収解除ダイヤモンド
の
処理等
に関する
法律案
が
議員提出法案
として出ておりますのと、もう
一つ
は、
接収貴金属等
の
処理
に関する
法律案
、これは
内閣提出
として出ておりますが、この
二つ
の
法案
を
審議
するにあたりまして、なかなか困難な問題があろうと思うのであります。そのことは、
貴金属等
の問題につきましては、
あと
数日に
迫つた委員会
におきましてこれを
審議
するに際しまして、
管財局長
が盲腸とかで今入院しておられるそうであります。そうすると、この問題についてここで質問いたしましても、答弁をしていただく方がないということにな
つて
おりますので、こういう点からいたしまして、この
接収貴金属等
の
内閣提出
法案
なるものは、
行政監察委員会
におきまして今まだこれの問題についていろいろ
調査
中であり、また
審議
中でありますので、これと
ダイヤモンド
の
処理等
の
法律案
と並行して一緒にあげなければならぬというようなことに、今申しました
困難性
があるのであります。そこで
ダイヤモンド等
の問題につきましては、
各党
の
行政監察委員
の
方々
の
提案
にな
つて
おりまして、
行政監察委員会
においてはこれの整理はできております。そういうようなことから、各虎の
行政監察委員
の
方々
の
提案
と
なつ
たのでありますから、この問題は
貴金属
と切り離して、明日でも
各党
の方にこれを御
相談願つて
、そうして
会期
も
あと
数日に
迫つた
この
委員会
において早くこれをこの
委員会
を通していただくようにお願いしたいと思うのであります。 それからもう
一つ
は、この前に私は
接収貴金属
に関する資料をお願いいたしましたところ、
英文
でここにずいぶん出されて来ておるのであります。この
英文
で出されておりますのを、この
委員会
において
翻訳
をしてもらいたいと思います。このことを
委員長
においてひとつおとりはからいを願いたいと思います。
千葉三郎
8
○
千葉委員長
ただいま
久保田委員
からの御
発言
でありますが、第一の御
発言
は、
貴金属
と
ダイヤモンド
と
二つ
の
法案
が出ておるが、これは
会期
が切迫しておるから、この際なるべく
ダイヤモンド
の方に集中してこれを上げたいというお考えのようであります。そこでこの点については、
自由党
の方では態度がまだきまらないようでありますが、
委員長
においては、なるべく
自由党
の方でも
久保田委員
の御
発言
を尊重して、これに集中して上げるように党議御決定を願いたいと思いますので、そういうふうに進めて参りたいと思いますが、いかがでございましようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
千葉三郎
9
○
千葉委員長
さようとりはからいます。
淺香忠雄
10
○
淺香委員
ただいま
久保田委員
からの
発言
に対して、
委員長
においては好意的に促進されるようなお話で、私どももその
趣旨
に対しては非常に賛成でありますが、先ほどの
理事会
で皆さんがお話合いくださいましたように、この
委員会
は一応散会いたしまして、
懇談会
の席上で、その他の問題もさらにあわせて協議されんことをお願いします。
千葉三郎
11
○
千葉委員長
ただいまの
淺香委員
の御
発言
は、なるべくそういう
趣旨
に沿うて、そして後刻開かれる
懇談会
においてさらに協議をしたいというふうに承りましたが、そういうことでいかがでありますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
千葉三郎
12
○
千葉委員長
それがいいと思いますので、そのようにいたします。 それから第二の、
英文
を
委員会
において飜訳するというのは、当
委員会
のことですか。
中野四郎
13
○
中野委員
この
翻訳
の問題は、かような場所で申し上げたくないのでありますが、
大蔵省
に
翻訳
を依頼したくないのであります。そのことは、十三
国会
においてすでに
大蔵省
に
原文
と
飜訳文
を要求いたしましたことが三回にわた
つて
おります。しかしいかなる
理由
に基くものかは知りませんか、
原文
と
翻訳文
とはまつたく食い
違つた部面
と、さらに非常に重要な点が抹殺されてある事実があるのであります。そのことは現在
大蔵省管財局保管
中の
接収解除
による
ダイヤモンド
の数量のうち、
白金
、
ダイヤモンド
を含めて約五十三貫目のものが行方不明にな
つて
おるのであります。(
発言
する者あり)進駐軍の
原文
の中には明らかにこのことが明示されながら、
国会
に
提出
いたしました
飜訳文
の中には、これだけが故意に抹殺されておるのであります。
従つて
われわれは、この原簿を
調査
いたしました結果、何人がこれを抹殺したのかはわかりませんが、いわゆる大臣の認証なくして、一
事務官
、あるいは一係官の態度によ
つて
これが抹殺されているという事実があるのであります。
従つて
この
原文
を飜訳するにあたりましては、
大蔵委員会
のいわゆる
委員部
においてこれを飜訳していただきたい、かような
趣旨
で
久保田
さんは申されたと思います。
千葉三郎
14
○
千葉委員長
ただいま
中野委員
の御
発言
で
委員部
と申されましたが、
委員部
ではなくて、
常任委員会専門員
ということで御了承願
つて
おきたいと思います。
中野四郎
15
○
中野委員
それはそれでよろしいですが、今
自主党
の諸君の中から、
白金
、
ダイヤモンド
五十三貫目が行方不明であるということに対して、そういうことは知らぬと言われるが、私はそのあまりにも
認識不足
にあきれ返
つて
おる。
ダイヤモンド
、
白金
五十三貫目のものが一
政府
の手によ
つて
抹殺されているという事実を知らないで、そしてただこの
接収貴金属
の問題を
審議
しようという考え方に私は義憤を覚えるものです。私はそれなるがゆえにただいま
久保田
さんがおつしやつたように、
行政監察委員会
においていまだ
調査
中のものであるというきわめて穏当な
言葉
をも
つて
表現しておるのでありまするから、この点は私は新たに考え直していただかねばならぬと思
つて
おるのです。この
ダイヤモンド
だけは、すでにこれはその帰属すべきあり方も決定しておるのでありまするが、
淺香
さんの
せつかく
のお
言葉
もありますから、
懇談会
において十分に協議することはやぶさかではありませんけれども、
久保田
さんの御主張に私は賛成するものであります。
千葉三郎
16
○
千葉委員長
ほかに御
発言
はありませんか。 〔「
休憩
々々」と呼ぶ者あり〕
千葉三郎
17
○
千葉委員長
それでは
委員会
は暫時
休憩
いたします。 午前十一時二十一分
休憩