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1954-10-08 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第78号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十九年十月八日(金曜日)     午前十一時十分開議  出席委員    委員長 菅家 喜六君    理事 土井 直作君       生田 宏一君    大上  司君       加藤 精三君    田渕 光一君       福田 篤泰君    牧野 寛索君       井手 以誠君    島上善五郎君       高津 正道君    西村 力弥君       古屋 貞雄君    佐藤 芳男君       椎熊 三郎君    園田  直君       長谷川四郎君    杉村沖治郎君       中村 高一君    松井 政吉君       岡田 春夫君  委員外出席者         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 九月八日  委員和精一君及び安井大吉辞任につき、そ  の補欠として渡邊良夫君及び福田篤泰君が議長  の指名委員に選任された。 同月十日  委員天野公義辞任につき、その補欠として尾  関義一君が議長指名委員に選任された。 同月十四日  委員櫻内義雄君及び並木芳雄辞任につき、そ  の補欠として椎熊三郎君及び長谷川四郎君が議  長の指名委員に選任された。 同月十七日  委員尾関義一辞任につき、その補欠として麻  生太賀吉君が議長指名委員に選任された。 同月十八日  委員宮原幸三郎辞任につき、その補欠として  押谷富三君が議長指名委員に選任された。 同日  委員押谷富三辞任につき、その補欠として青  木正君が議長指名委員に選任された。 同月二十七日  委員中村高一君辞任につき、その補欠として杉  村沖治郎君が議長指名委員に選任された。 同月三十日  委員猪俣浩三辞任につき、その補欠として山  本幸一君が議長指名委員に選任された。 十月八日  委員辻原弘市君、山本幸一君、池田禎治君及び  中原健次辞任につき、その補欠として井手以  誠君、西村力弥君、中村高一君及び岡田春夫君  が議長指名委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  故衆議院名誉議員尾崎行雄君の葬儀等に関する  件  立法事務費の交付を受ける会派認定に関する  件  地方制度調査会委員推薦の件  事務局及び法制局人事承認に関する件     —————————————
  2. 菅家喜六

    菅家委員長 それではこれより委員会開会いたします。  名誉議員尾崎行雄先生が六日夜逝去されました。当選二十五回、在職六十年という長きにわたつて憲政にお尽しになり、本院はさきに憲政功労者として、年金法案によつて年金を差上げておきましたが、まことに痛惜哀悼にたえない次第でございます。急遽昨日理事会を開きまして尾崎先生葬儀その他に関して協議をいたしました。大体理事会において内定した案がありますので、一応事務総長より御説明を願いまして、これを議題とし、皆さんの御意見を伺いたいと思いまして本日急に本委員会開会した次第でございます。  それでは事務総長より御説明いたします。
  3. 大池眞

    大池事務総長 昨日の理事会で一応お話合いになりまして御決定になりました事項をお手元に印刷物として差上げてございますから、それによつて協議を願いたいと思います。  一言申し上げておきたいと思いますことは、昨日の理事会決定事項には、葬儀委員の項で、東京都知事の次の東京都議会議長というのは入つておりませんでしたが、これはぜひ入れてもらいたいというお話がありましたので、一応この中に入れてございます。その点御了承願いたいと思います。  一番最初に、尾崎先生がおなくなりになりましたことについて、その葬儀衆議院葬とするかどうかという議長からの御諮問がありまして、理事会では衆議長葬とすることに御決定願つたのであります。その点をまずおきめを願いまして、もし衆議院葬といたします場合においては、葬儀委員長議長とし、副委員長は副議長とする、葬儀委員は次の通りにするということで、これは衆議院葬とするという前提で一応決定なつた次第であります。その御決定願いましたものは、前に幣原議長がおなくなりになり、衆議院葬といたしました結果、そのときの先例をそのまま出しまして、ただ議長議長でない名誉議員たる尾崎先生という違いだけの分を多少差引いたしたということでございます。従いまして幣原議長の場合におきましては、葬儀委員といたしまして各派の代表を一名ずつ、小会派並びに今日で申しますと新党同志クラブ、それから無所属等も入れまして八会派になりますので、各会派から一人ずつお願いしたらどうか、これはこの前そうなつておりましたので、その案でおきめを願つたのであります。それから参議院代表いたしまして、参議院議長と副議長葬儀委員をお願いいたす、議長並びに副議長葬儀委員長と副委員長となる関係上、いろいろの仕事のお手伝いをする意味において、衆議院事務総長を加えておいたらどうかということで、きのうの理事会でそれを御決定願つた次第であります。なお内閣代表いたしまして、内閣総理大臣臨時代理ができておりますので、副総理の緒方さんに入つていただいたらどうか、それから東京都知事、その次に先ほど申しましたように、きのう理事会では南京都議会議長が入つておりませんでしたが、尾崎先生はかつて東京市長をおやりになつた方でもあり、また名誉都民にもなつておられるという意味で、今回も東京都で尾崎先生に対するいろいろな御便宜をおはかり願つておることでありまして、東京都知事を入れるということについて、都の方から、東京都議会議長も加えることをお願いしたいということであります。これは括弧が落ちておりまして、昨日の決定事項には入つておりませんが、もしおさしつかえなければ、ぜひお入れを願いたい、こういうことであります。それから逗子市長葬儀委員の中に入つております。逗子に長くお住まいになつ関係で、逗子代表した意味逗子市長、それから幣原先生のときにはいろいろの関係団体等がありまして、その団体の方が入つておりましたが、咢堂先生には特別そういうことはございませんで、咢堂会の会長、これは阿竹斎治郎さんがおやりになつておりますので、阿竹会長をお加え願うということであります。それから出身の県といたしまして、長い間三重県選出の議員として御在職なさつたのでありますから、三重県を代表して県知事に入つていただく、その他特別の知人関係について尾崎先生の御遺族の方から申出があるかもしれませんので、そういう場合においては、委員長並びに副委員長に御一任を願いたい。前の幣原先生の場合には、友人関係といたしまして吉田茂君並びに佐藤尚武君、それから三木治朗君、この三人が友人代表というような意味葬儀委員になつておりましたので、今回も友人関係の方をお願いいたしたい、こういうことでございます。  それから葬儀の日時は、なるべく適当なときということでございましたが、十一日は御木本さんの葬儀場つて葬儀場ちよつと困る、それから十四日は友引になるということで、十二、十三日があいておりましたので、十二、十三の両日の中で御遺族の方とお打合せした結果、十三日に願いたいということでありますので、十三日に御決定願いたい、こういうことでございます。従いまして、もし十三日ということになりますと、予定といたしましては、午後一時から二時までが葬儀、午後二時から三時までが告別式、こういうことでお願いをいたしたい。この前の幣原先生葬儀のことをよく調べまして、一時から二時までの葬儀ではどうも短かくて、弔文あるいは弔詞等が読みきれないということでありましたら、これを二時半なり三時半なり、三十分か一時間延ばすという予定で、これも葬儀事項として御決定を願いたいと思います。、  葬儀場所は築地の西本願寺ということに御決定を願いたい。  葬儀費用は、事務的の面で出せるものは出しますが、一応予備金より支出するということに御決定を願いたい。  それから弔詞に関する件でございますが、弔詞は一応、従来二回にわたつて尾崎先生表彰決議をいたしておる関係もありまして、その点になぞらえまして、お手元に差上げた通り案文だけができておりますので、それについて御意見を伺いまして、おきめを願いたいと思います。  それから追悼演説のことがちよつと出ておりますか、この前幣原議長がおなくなりになつた場合は、開会中でありましたので、ただちに退陣演説をなさり、なおそれに引続いて総理大臣弔意表明等もございました。今回は、これらの点については閉会中で今間に合いませんので、今後の臨時国会追悼演説並びに総理大臣として内閣代表して弔意表明等があれば、これをどう取扱うかという点については、その直前におきめを願いたいということで、一応こういうことを行うことはけつこうであろう、もしするならばということで、了承を得ておる次第であります。  それから三番目の弔慰に関する件でございます。これは葬儀当日は、この前もそうでございましたが、国会開会中でも、衆議院葬を行うという意味においてすべて会議を休んでおります。今回も衆議院葬を行うということになれば、委員会等開会の御予定があるかもしれませんが、一応当日は休会願つたらどうか、それに弔意を表する意味で半旗を掲揚する、これはこの前もいたしておりましたので、そうしたらいかがか、こういうことであります。  それから議員一同から、この前も花環を贈呈しておりますが、葬儀に際しては議員一同から花環を贈呈しよう、こういうことであります。  それから議員の方から、名誉議員をやつておられましたので弔慰金を贈呈しよう、こういうことであります。これらの点について各理事皆さんの御意見伺つて、一応決定いたしたのでありますが、これについて当委員会でさらに御協議願つて、御決定を願いたいと思います。
  4. 長谷川四郎

    長谷川(四)委員 二時から三時の一時間で告別式が終りましようか。
  5. 大池眞

    大池事務総長 告別式は二時から三時までとなつておりまして、この前はそれが遅れまして、火葬場に行く瞬間が非常に遅れたのであります。今度は、本日解剖のあと火葬場に参りまして、御遺骨になつてつて来て安置することになりましたので、二時から三時までの告別式の時間が延びても支障は起きません。それより、むしろ葬儀時間が一時から二時まででいいかどうかという問題がございます。その点は本願寺の方ともお打合せをいたしたい。  それから場所西本願寺でございますが、御遺族の御意向があつて円覚寺の管長が導師になつてつてもらいたい、こういうお申出がありますので、円覚寺の方とも、もしそうきまりますれば相談して、西本願寺の方もそれに御協力方を願う、こういう形になろうかと思います。
  6. 菅家喜六

    菅家委員長 なおお通夜のことをちよつと御報告願いたい。
  7. 大池眞

    大池事務総長 お通夜の日は、昨日のお話では、十三日に葬儀があるので、議員一同お通夜をしたいという場合に、正式にお通夜日を十二日にきめておこう、こういうことになつておりますから、その点申し添えておきます。いずれその他具体的にお通夜の日には導師が来てお勤めするということがきまりますれば、皆さん各党事務の方を通じて申し上げたいと思います。
  8. 椎熊三郎

    椎熊委員 川崎君から連絡がありまして、親戚の方三、四人を葬儀委員に加えてもらいたいということであります。
  9. 大池眞

    大池事務総長 その点は先ほど申し上げておきました。友人関係知人関係等は、委員長、副委員長に御一任願うことに御了承願いたいと思います。
  10. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいま事務総長が御説明申し上げました通り理事会決定しました通り衆議院葬としてこれを行うということに決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議がなければ、満場一致さように決定いたします。     —————————————
  12. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、衆議院弔詞案文について事務総長より御説明申し上げます。
  13. 大池眞

    大池事務総長 昨日各理事の方には案文を差上げまして、本日これを御決定願おうということで内定をお願いしておきましたが、一応いろいろ御議論もあろうと思いますので、御協議を願います。案文を朗読いたします。     弔詞  衆議院名誉議員尾崎行雄ハ帝国議会開設以来当選二十五回在職六十余年ニ及ビソノ間常ニ民意体シテ公論暢達ニ努ム誠ニソノ九十余年ノ生涯ハワガ国ハモトヨリ世界憲政史上ソノ類例ヲ見ザルトコロナリ衆議院ハソノ憲政済美ニ尽シタル顕績表彰スルコト再度ニ及ビマタ名誉議員称号ヲ贈リテソノ功績彰ワセリソノ長逝ニ遇ウ哀悼マリナシ 衆議院ハココニ恭シク弔詞呈ス  これについていろいろ御意見を伺いたいと思います。
  14. 菅家喜六

    菅家委員長 それではちよつと懇談に移します。     〔速記中止
  15. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは速記を始めてください。  ただいま皆さんから御意見を伺いまして大体まとまりましたことを、事務総長から一ぺん朗読願うことにいたします。
  16. 大池眞

  17. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは一応そういうことにして、顕績の字句や、あとのことは事務局一任することに決定いたします。     —————————————
  18. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、北海道風水害義捐金のことについて事務総長より御説明願います。
  19. 大池眞

    大池事務総長 北海道風水害並びに洞爺丸事件等に際しまして、北海道有力新聞の方で義捐金の募集があるそうでございます。従いまして、これらに対してある一党だけが応ずるとか応じないとかいうことでなしに、非常に大きな災害であり、たいへんな事件のようでございます。これは皆さん十分御承知の通りでございますので、この際先例もあることでありますし、この前の北九州災害の場合、あるいは十勝沖地震鳥取市の火災福井石川和歌山等震災、一番最近では和歌山奈良地方水害、こういうようなときに議員一人幾らということにきめまして醵金をいたしておりますので、この際も幾ら醵金をするようにしたならばどうか、こういう御議論が昨日ありまして、これは適当なる金額を出したらよかろうというような申入れもありましたので、その義捐金を醵出するかどうかをまずおきめ願いたいと思います。これを醵出するということにきまりますれば、幾らにするかということも御決定願いたいと思います。
  20. 井手以誠

    井手委員 非常にけつこうな御提案だと思つておりまして、賛成であります。ただ、ほかの方の宮崎県なんかに私参りましたが、ここは昨年に劣らない三百億以上の四回にわたる被害を受けております。そういつた方面との均衡もあると思います。この提案は非常に大賛成でございますが、そういつたほかの方から、自分の方はどうかというふうなことのないように、ひとつ御配慮を願つた上できめていただきたい、かように思います。
  21. 菅家喜六

    菅家委員長 この前の前例を調べてもらいましたが、第二国会福井石川和歌山県の震災昭和二十六年六月二十九日、このときは議員一人百円、十三国会では十勝沖地震昭和二十七年三月八日、これが一人五百円、鳥取市の火災、これは昭和二十七年四月十九日、議員一人三百円、十六国会特別会のとき北九州地方水害、これは二十八年六月二十七日、このときには一人千円、それから和歌山奈良地方水害昭和二十八年七月二十一日、これは議員一人五百円、こういう先例がございます。今の井手君のお話ごもつともですが、北海道の今度のことも御異議ないと思います。その他のところとまたにらみ合せて、該当するものがあれば、この際一緒に御協議願つておいた方がよかろうと思います。
  22. 田渕光一

    田渕委員 北海道の方は何でも約七百億ぐらいの被害があつたそうです。宮崎県の方は三、四百億の被害に上つておると思います。宮崎県も相当ひどいので、この際一緒にお願いしたいと思います。宮崎県以外にはありませんでしようか。
  23. 井手以誠

    井手委員 これは事務当局でこういう災害があつたたびに御研究願いたいと思いますが、これについて別にとやかく言いませんけれども、各地方被害をおよそ調べておいて、これ以上はやはり必要だというような内輪の一つの基準か何かをもつて提案いただいた方がいいと思うのです。ただ希望があつたからということでは、ぐあいが悪いんじやないかと思います。
  24. 土井直作

    土井委員 これは別に事務局で出したものじやないのですし、こういうものは重点主義で行かなくちやならない、ぼやけてしまつてはわけるのに困る。わずかなものをわけるということではまずいから、宮崎県その他そういう状態であれば、災害比率を考えて、たとえば北海道を三百円にすれば宮崎県は二百円、合計一人五百円を出して、行く、さらにその他の方面にそれに匹敵するようなものがあれば、それはあとで出してもいいのじやないかと思います。
  25. 菅家喜六

    菅家委員長 土井君のお話通り北海道は三百円、宮崎県が二百円、議員一人五百円ずつ醵出する、その他があれば、またさらに御協議するということでどうでしようか。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  26. 島上善五郎

    島上委員 それでいいのですが、義捐金を募集している北海道新聞あるいは北海タイムスを通じてやるという形ですか。
  27. 大池眞

    大池事務総長 義捐金を一本にしてお願いいたそうといいますのは、ある党は出して、ある党は出さぬということになつても不公平でいかぬということですし、どの新聞新聞ということになつても何ですから、やはりここで集めて、道庁なり県庁なりに送るということでいかがでしようか。     〔「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは皆さん異議がないようですから、そのようにお願いいたすことにいたします。     —————————————
  29. 大池眞

    大池事務総長 それから御報告することがございます。これは閉会中の御報告事項でありますが、衆議院参事でありました野村秀吉君、これが閉会中に退職をいたしましたので、御了承を願います。  なお、外務委員会調査員武川基君、これが防衛庁の方に出向いたしましたので、この点も御了承願います。  なお、厚生委員会調査員でありました神田洗君、これが厚生省の方へ出向いたし出ました。  なお、法制局参事でありました小林利男君、これが警察庁の方に転出いたしましたので、この四君の閉会中の異動だけを申し上げて、御了承願いたいと思います。     —————————————
  30. 大池眞

    大池事務総長 もう一点御了承願いたいのは、当委員会で御決定願う事項でございます。前回の理事会のときに御了承を得たのでございますが、それは新党同志クラブの結成ができまして、一番最初に三名のお届けがあつて、その後中島さんが入つて、ただいま四名でございます。この新党同志クラブについて、立法事務費を差上げる必要がありますが、立法事務費を出すべき一つ党派であるという御認定を当委員会でお願いしないと、支払うことができないことになつておりますので、その点を御了承願いたいと思まいす。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 椎熊三郎

    椎熊委員 それに関連して、各特別委員長あるいは常任委員長で、これは党派の割振りでなつてつたわけですが、それが委員長を持つたまま小会派みたいなところに行つてしまつた場合にはどういうふうにするのですか。当然返してもらえるのですか、どうですか。
  32. 大池眞

    大池事務総長 閉会中、常任委員長の場合には、本人がかりに返して来ると言つても、結局やめなければ返せない。やめれば選挙しなければなりませんが、それは本会議が始まるまで選挙ができません。結局委員長を返してもらえば、代理理事がやらなければならぬ形になります。特別委員会の方は本会議でやりません。特別委員長の方は、自分の方の党派に割当てられて推薦を受けておるものですから、それがやめれば、当然互選をされるので、これはできるわけでございます。
  33. 椎熊三郎

    椎熊委員 それはまた議会が始まつてから申し上げることにいたします。
  34. 菅家喜六

    菅家委員長 それではただいまの件は承認することに決定いたします。     —————————————
  35. 大池眞

    大池事務総長 それから地方制度調査会委員の割当が各党にわたつております。ところで自由党のお二人が政務次官になりましたので、これが退職をされて、——これは議長推薦をするということになつておりますが、後任として、自由党から青木正さんと加藤精三さんのお二人を御推薦になられております。その点も御了承を願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  36. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは、そのようにお願いいたします。     —————————————
  37. 菅家喜六

    菅家委員長 なお、ちよつとお諮り申し上げますが、運輸委員会専門員が未決定になつておりますので、きようこの会議が終りましたら、各党選考委員の方にお集まり願つて専門員の人選をいたすことにいたします。なお時間の関係上、本委員会にかけることなく、選考委員におまかせを願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  38. 大池眞

    大池事務総長 それで今の法制局小林さんが警察庁に転出されたものですから、その後任内部から選考いたしたいということを西沢局長言つております。内部からは、順序がございますので、同じく選考する場合においては、局長に御一任を願えませんでしようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  39. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは、いずれも御異議がなければ、さよう決定いたします。     —————————————
  40. 田渕光一

    田渕委員 これは私御報告があるかと思つてつたのですが、御報告がありませんでした。理事会ではお話があつたかもしれませんが、右派の富吉先生菊川先生の御遺体が収容されて死亡が確認され、明日上野にお着きになると聞いております。これに対する弔慰方法について、この機会に御相談せぬでもよろしゆうございますか。
  41. 菅家喜六

    菅家委員長 それは手落ちになつておりました。昨日の理事会でその話が出まして、明日九時二十五分に御両君の御遺体上野に着かれ、上野から東京駅に九時四十五分に着かれる、そこで、なるべく各党でお迎えをしたい、こういう申合せ理事会でいたしました。その報告が落ちまして、まことに申訳ございません。その点各党においてそれぞれの機関に御報告願いたいと思います。
  42. 土井直作

    土井委員 それから弔慰のことについて、この前の理事会できめておつたのですが、あれは運営委員会に正式に発表になつておりませんですか。
  43. 菅家喜六

    菅家委員長 それは今申し上げようと思つたのですが、これも今後は貨幣価値も下つて来たことでありますので、二百円とか三百円とかいうことでなく、五百円ということにいたそうというので、この前とりあえず理事会でそういうお話合いをしておきました。この点も御了承願いたいと思います。今後同僚議員の御不幸の場合には一人五百円ずつ醵出する、こういう申合せでございます。これもひとつ御了承願います。  なお、追悼演説その他のことは、臨時国会の際になお一応協議をする。お葬式等のことがきまりましたときには、議長弔詞その他の先例もあることでありますが、これはまだお葬式の日にちが確定しないそうでありますので、これは党葬になるらしいのですが、それらが決定したときに、運営委員会ということでなく、先例もあることでありますから、文書か何かで御通知申し上げ、都合によつては、また理事会なり開くということになるかもしれませんが、大体そういうことでお願いしたいと思います。
  44. 田渕光一

    田渕委員 ちよつとお願いしたいのですが、朝九時二十五分に上野駅にお着きになつて東京駅へ来られると、相当混雑することでありますし、国会休会中でもあるのだから、ひとつ大きなバスを出していただいてお迎えする便宜をはかつていただきたい。
  45. 菅家喜六

    菅家委員長 東京駅で下車されるわけです。
  46. 大池眞

    大池事務総長 ただ東京駅に行かれる方にバスを出すことはけつこうでございますが、九時四十五分と申しますと、国会の万に一度来られるならば出せますが、何かそのはかのところにお集まりを願うようなことがありまして御必要があれば、申し出ていただけばさようにいたします。なお社会党の方で、もし御必要があれば、お申出をいただきたいと思います。
  47. 土井直作

    土井委員 それは事務当局の方へ必要の場合はお願いいたします。
  48. 椎熊三郎

    椎熊委員 本部へ一度安置するのですか。
  49. 中村高一

    中村(高)委員 本部へ一度遺骨を持つて来るはずです。
  50. 土井直作

    土井委員 それも事務当局の方へ、執行委員会で相談した結果打合せて、お願いいたします。
  51. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十九分散会