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山本(幸)
委員 そこで、
委員長の
先ほどからの御
発言を聞いておると、非常に親切な点もあるのです。問題は、本筋から行けば、
参議院が
決定して来るのを待
つてわれわれとしてもきめたいけれ
ども、しかしその時間が不確定である、
従つてそれを待つことになると、
諸君に対してはなはだ気の毒である、こういう御親切なことで、私
ども痛み入るのですが、ただ私が疑問とするのは、要するに、
先ほどから
委員長並びに
諸君がくどくど申されておるように、
参議院側が抱えておる
法律案を幾日あればどうなるかという
結論を出すのは、
参議院が一番大きな
要件を備えておると思うのです。われわれ
参議院のそういう
要件を、率直に申し上げてわからぬわけです。それらの
見通しがあ
つて、そういうことになるのか、なお
並行審議も
一つの
方法でありまするが、
並行審議の結果、
委員長のおつしや
つたように、
会期延長をするということだけを御承認になれば、ただ単に
衆議院側が
日にちをきめるのでなしに、その
日にちのきめ方は、
参議院側の
意向を聞いてきめたいと思うから、まかしてよいだろうというお説なんです。それもよくわかるのですが、まず先に
参議院側が
日にちをきめない限りは、私
どもとしてはせつかくおまかせしても、それは私
どもの判断がつかぬわけです。どれだけいるかというような建前から、
参議院できめるのをしばらく待
つてはどうか、こういうように私は思う。
もう
一つ、
先ほど委員長は、いろいろな点を予想されて御心配の趣でありますが、私は、かりに
参議院側が今晩おそくな
つて会期の
延長の日取りをきめられるならば、われわれは今晩やらなくても、あすの朝でもけつこうだ。この問題を
協議するのに何も混乱は起きはしない。この問題について御心配になるような混乱を起さないようにここで申合せをして、ちやんと正規の
ルールでこの問題は
協議しようじやないですか。これはあなたの御親切に対して、さらに親切なことになると思うのです。ぜひ私はそういう
方法をおやり願いたい。その意思があるかどうかを、
委員長からこの際率直に聞かしていただきたいと思います。