○
土井委員 この
放射能の
緊急質問については、国際的にも
関係がありますが、国内的にも非常に
影響力が多い問題だと思う。最近雨が降
つて参りまして、その中にかなり有害的な
放射能が含まれておるということが出ておりますし、さらにそれを総合的に研究するために、
日本の
科学陣営の
諸君が動員されるということも聞いておるわけであります。
国会として、特に本
会議でやりたいということは、もとよりそれぞれの
委員会においてや
つてはおりますが、それよりも本
会議でこの問題を取上げて、
政府もこれに対し、どういう
対策を持
つておるかということを知らしめるという
国内政策の面においても、ぜひこれは早急にやるべきではないか。これは
国民に
一つの
安心感を与える大きな
理由でもある。ことに、そう申し上げてははなはだ他党に対しても恐縮でありますが、松前君は、わが
党内においては、いわゆる
科学技術者としてエキスパートでございますので、そういう面からい
つても、そう
質問内容等については蘊蓄を傾け、適切なる
質問が行われ、また当局も
十分想を
練つてお答えを願うということによ
つて、
国民が
十分政府のこれに対する
対策とか、あるいは
日本の将来というものについても大体察知できると思う。そういう
意味において、これはぜひ必要である。
従つて、できるだけ早くやるということが
前提でありますので、本日
各党の御
賛成を得て、これだけでも
取扱つていただきたい、私はこれを主張します。