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菅家委員長 ただいま
山本君からるるお述べになりましたその
通りの経緯でございます。まことに本日の先ほどの
緊急質問の
取扱いは遺憾であ
つたと思う次第でございます。ただいまお述べになりました中で、一応申し上げておきたいことは、かなり
自由党の方に強い要望はしたのでありますが、
参議院の方に
総理が
出席しておるということであるから、その後も交渉をいたしましたところ、どうしても時間がつかない、二人とも都合がつかないということになりましたので、緊急に
理事の諸君にお集まりを願いまして、どうも両名とも来ないということになれば、しかも副
総理も出られないということになれば、この
緊急質問は意味をなさないのであるから、副
総理が出て来られるように交渉いたした結果、副
総理は四時十分になるとこちらに出られるからというので、それを待
つて四時十分に
開会ということで、副
総理の出たところで本
会議を進めようということに
各党の
理事諸君の了承を得て、四時十分になりまして振鈴を鳴らしました。それが途中で副
総理が来られないというので、本
会議の
開会時間も幾らか延びるという
事情でありました。しかし、いず九にいたしましても、このことは当初の議運におけるお互いのきめ方に、
各党間において行き違い等もありましたために紛糾を見たことは、まことに遺憾だと思います。これはもう少し
委員長の方においても詳しいきめ方をしておけばよか
つたと、あとから気がついた次第であります。そのことを申し伝えまして、帰る途中で、
山本君が私のところに来られて、どうしても
総理が出られないならば副
総理でもいいからというので、私が副
総理を呼んで出そうと言
つておるときに、散会にな
つたのであります。まことに遺憾でございます。これは、別にどこにどういう齟齬があ
つたという問題ではなく、最初からもう少し具体的にこのことをきめておけばよか
つたと思いますが、今後は十分注意をいたしまして、ただいま
山本君から御希望があ
つたような運営をいたして行きたいと思います。その点についての手落ちは十分今後注意いたします。どうぞ御了承を願います。