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菅家委員長 いかがでし
ようか、今大体
各党から御
意見の開陳がありましたが、これはいずれも御
意見ご
もつともでございまして、どうにも主張が成り立つのであります。付託された
案件でございますから、
法務当局の
都合いかんによらず、
委員会はその他の
付託案件と同じ
ような
取扱いによ
つて、
審議すべきものは
審議を進めるべきものであります。また
要求するものは
要求すべきものであります。しかし、元来
議員逮捕について
法務当局が
許諾を求めて来たのでありますから、それらの
案件に
伴つて重要会談をしておるということは
諸君御
承知の
通りでありまして、それらによ
つて支障があるというのを、それを
打切つてこの
委員会に出て来いというのも、今日までの
各種委員会における
政府当局の
要請、そういうものに対して、これを強制的にや
つたという前例もございませんので、やはり
法務当局の方で、今日
重要会談のために
委員会に
出席が遅れるということでございまして、
出席できないと
言つて来たわけではないのであります。できないという
返事なら、こちらも
向うに言うこともあ
つたのでありますが、非常に遅れるということでございますから、遅れるという
事態に基いて、本日の
ところ六時、七時まで
委員会を継続することが運営上いいか悪いか、また先ほどから御
意見のあ
つた明日この
委員会を開いて
審議を進めるということになれば、ざつくばらんに申し上げれば、本日の
ところ七時、八時まで待
つて委員会を開くということも、むしろ
審議上思わしくないと思いますので、本日の
ところは
質疑を行わないで
委員会をとじて、明日の
委員会において
質疑を行うというのが順当ではないか。そうすることは、今まで本
委員会においてこの問題を取扱
つて来たケースと無
関係でございます。ただ本日できないので明日やるということになれば、筋は通ると思います。どうかさ
よう御了承願いたいと思います。明日は午前中は無理かと思うのでありまして、午前十一時などときめましても、
都合があればやはり出て来ないので、明日午後一時に本
委員会を開いて、
法務大臣の
出席を求めて
質疑を行う、その後のことはその後において御相談願うという
とこにいたしたいと思います。
それでは本日はこれで
質疑を行わないで、今申し上げました
通り、明日午後一時から当
委員会を開くということに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕