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福永政府委員 国会開会中に
総理大臣が
病気をいたしまして、
大分長らく
国会の方に
出席できないでおりますことは、まことに恐縮な次第でございます。
本人も一日も早く
出席いたしたい所存で、
療養にこれ努めておりますわけでございますが、一進一退いたしておりまして、現在まだ出て参
つておりません。まことに申訳なく存じておる次第でございます。実は、昨日
医者が
診断に参りましたときに、医師の方からも——過去におきましても、しばしば
皆さんから早く出て来るようにという御督促をいただいておりますので、もつともなことでございますが、そういう観点から、私
どもも一刻も早く出て来るようにということを再三折衝もいたしておりますわけでございます。そこで
医者が昨晩
診断をいたしまして、そのときに、
医者としては必ずしも無理をして出てもいいというようには言いきれない、もう少し自重した方が、というようなことを言
つておるわけでございますが、
本人が、とにかく
国会に
出席できるように一歩でも
前進しなければならないということから、
向うのうちで、実は
びつこを引きながらも少しずつ動いたりしておるわけでございます。それにしても、きよう午後
東京に出て来て、
東京で
療養と申しますか、
大分よくな
つて来ておりますので、そう何日もかかるとは思わないのでございますが、もう少し
様子を見さしていただいて、その上で
国会に
出席さしていただくことを御了承いただきたい、このように申しておるわけでございます。もとより
東京に出て参りますことは、
国会出席ということについての
前進をして参りますことでございます。きよう夕刻参りまして、ただちに明日
国会に出まして、いろいろ
質問等にも応ずることができますかどうかは、ちよつと
医者も、その点につきましてなお数日の自重を必要とすると言
つておりますし、
本人も、
東京には急いで出まして、その
様子によりまして
国会にも出たいと言
つておりますので、これは私の
見当でございますが、なお数日というようなことでは、
皆さんの方でもその数日というのはどのくらいかと言われますと、私の
見当として申し上げますれば、きよう上京いたしまして、今週は
あと三日残
つておりますが、それくらいこちらでなお御猶予いただきますならば、来週あたりからはおそらく
国会に出られるのではないか、これは私の
見当で、
医者も大体そんな
見当に見ておるわけでございます。さような次第で、いずれにいたしましても、過去
相当長きにわたりまして
国会を休んでおりますことは、まことに申訳ないことと存じておるのでございます。
本人も、できるだけすみやかにということにつきましては、一生懸命そう考えておる次第でございます。何とぞ右につきまして御了承をいただきたいと思います。