○
菅家委員長 むずかしい
意味ではございません。
次に、
犬養法務大臣不信任決議案の
取扱いについてお諮りいたします。先般来、この問題もしばしばこの
委員会あるいは
理事会等で
協議を重ねてお
つたのでありますが、
おのおのの党の
党議決定その他種々な
事情をも勘案しまして、今日までこれが延期にな
つておりました。先ほど
理事会にも一応おかけしたのでありますが、
日本自由党、改進
党界びに自由党三派からは、種々な
事情により土曜日まで延期してもらいたい、ということであります。いろいろな
事情があることだろうと思いますが、そういうふうに延ばしてもらいたいという
申出がありました。
左右両派は、それに対して
理事会においても極力反対されましたので、この
委員会においてこのことを
決定するということでございましたが、もう
議論は尽きておりますから、延べる延べないの
理由は時間的にもどうかと思いますので、ここでは、ただちにそのことを
決定に付するよりほかないと思います。なお、これについて
両派より申入れもありますので、ここで今ただちに
採決いたしますと、多数で
不信任案は延びることになりますから、本
会議において
動議を出したいということであります。それは、
正式取扱いとしてはどういうことか別としまして、一応ここで否決にな
つたのを、ここに話さないで本
会議に突然出すことはよろしくないという
意味において、事前に、そういう御
申出が
委員長まであつたということを御
了承願いたい。