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大池事務総長 衆議院職員の
定員規程の一部の
改正を願いたいということでございまして、これは、お手元に
案文が参
つておりますが、
参事の
定員が今百七十人に
なつておりますのを、五人だけふやして百七十五人にお願いしたいというのでございます。その五人は新たに
定員がふえるのではございませんで、
参事の
定員として五人ふえますが、その五人だけは
主事の
定員を繰上げたい、つまり
主事の中で当然
参事になり得る者があるわけでございますから、それだけ繰上げて五名ふやしたいというわけでございます。
従つて主事は五名が落ちるわけでございます。その五名が、たまたま本
年度卒業いたします
速記者の
定員を五名増加いたしておりますので、その
速記者の方の五名と落ちる分の五名で、
ちようど定員が一ぱいになるかけでございます。ところが、前
年度から引続きまして
行政整理その他がございますので、実際に
行政整理の方で
定員が
主事一名落ちております。従いましてそのままの四百四十五人ということにはなりませんで、四百四十四人に現実には一名落ちる、このように御
了承を願いたいと思います。
附則の方は、これに伴いましての
改正でございますが、
速記者の方の五名ふえます分は七月からこれを行いますので、
昭和二十九年の六月三十日までの間は
定員がそれだけ落ちまして、四百三十九人になるということを
附則の二項にうた
つておるわけであります。
附則三項の方は、ずつと引続いて本
年度もまた
明年度にも行わなければなりません
待命者が含まれております。本
年度は、この前も御
報告申し上げました
通り、二十四人が
待命をいたしております。今後まだ十六人の
待命が予定されておるのでありますが、その
待命のすでに終りま
者した分は、
待命期間がその
人たちによ
つて三箇月の分もあり一年の分もありいたしますので、その
期間だけは
定員を越えてもやむを得ない。実際上には参
つておりませんが、
定員の上では、その数が残
つておるということは御承知いただきたいということで、この
定員を越える員数の
職員は
定員の外に置くことができるということを、三項にうた
つてあるわけでございます。
その点が
衆議院事務局職員定員規程の一部
改正でございます。もしこの
委員会で御
許可になりますれば、本
会議の適当な
機会にお願いいたしたい。本日がいけなければ、明日でも御決定願いたいと思います。まずその点を御決定願いまして、まかない
雑費の点についてお願い申し上げたいと思います。