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1954-01-21 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十九年一月二十一日(木曜日) 午後零時二分
開議
出席委員
委員長
菅家
喜六君
理事
渡邊 良夫君
理事
椎熊
三郎君
理事
正木
清君 生田 宏一君 助川 良平君 田嶋 好文君
田渕
光一君 三和 精一君
山田
彌一君 小泉 純也君 園田 直君
長谷川四郎
君
淡谷
悠藏
君 青野 武一君
山田
長司
君
池田
禎治
君 春日 一幸君 山下 榮二君 中村 英男君
委員外
の
出席者
副 議 長 原 彪君 議 員 松井 政吉君 事 務 総 長
大池
真君
衆議院法制局長
西沢哲四郎
君
—————————————
一月二十一日
委員島上善五郎
君辞任につき、その補欠として
淡谷悠藏
君が
議長
の指名で
委員
に選任された。
—————————————
本日の
会議
に付した事件
開会式
の
日取り
、
式次第
及び
式辞案
に関する件
国務大臣
の
演説
の
日取り
の件
昭和
二十九
年度
の本院、
裁判官訴追委員会
、裁
判官弾劾裁判所
及び
国立国会図書館
の
予算
に関 する件
—————————————
菅家喜六
1
○
菅家委員長
これより
議院運営委員会
を開会いたします。 まず第一に、
開会式
に関する件をお諮りいたします。ただいま
理事会
を開きまして、旧年末に御
了承
を得ておいた
通り
、
開会式
は二十五日という
予定
を立てております。
事務
の方において、宮内庁を通して宮中の御都合を伺
つた
ところ、二十五日でよろしいというので、二十五日に
開会式
を行う。ついては、
式辞
はお
手元
に差上げておきましたので、
式次第
並びに
式辞
のことをお諮りいたします。なおこの件について、
事務総長
から一応御
説明
申し上げます。
大池真
2
○
大池事務総長
二十五日に
開会式
を行うことになりますと、
開会式
の
式次第
については、
参議院側
においてもいろいろ
お話
がありましたので、昨冬両方の
理事
がお集まり願いまして、従来
通り
の方式で行こうということに
決定
されました。
従つて
従来
通り
ということですと、
式次第
は、午前十時にお集まりを
願つて
、十時二十五分に
皇族方
その他がお見えになり、十時四十五分に陛下が
参議院
の方へ行幸される、こういう形になります。式は大体十一時から十一時半くらいまでで終る、これは従来
通り
でございます。 そこで
開会式
の
式辞
でございますが、この
式辞
は
両院
の
式辞
であるから、
両院
で
打合せ
を願いたいということに従来から相な
つて
おりますし、一応
衆議院側
でいつも
原案
をつくりますので、
原案
をお
手元
に配付してございます。それによ
つて
一応御議論を願いましてこちらの方でお
直し願
つた
ものを、
参議院側
と本日午後一時から
打合せ
を
理事会
で
お願い
をいたすことに相な
つて
おります。こちらでおき
め願
つた
ものについて、また
参議院側
の方でいろいろ御
希望
がございましたら、その点は
理事
の方ヘ御一任を
願つて
、修正する
余地
がありましたならば
お願い
をしたい、こう考えております。一応こちらでこしらえました案を朗読いたします。 第十九回
国会開会式式辞
(案) 天皇陛下の御臨席を仰ぎ、ここに第七九回
国会
の
開会式
を挙げるにあたり、
衆議院
及び
参議院
を代表して
式辞
を申し述べます。 顧みれば、
わが国
が
平和条約
の発効により再び
国際社会
の一員とな
つて
から二年有余、その
間内治外交
上各種の重要問題に対処し、
国民諸君
の不断の努力によ
つて
あらゆる困難を克服して、
独立日本
の
建設
は着々と進みつつありますが、
わが国
をめぐる諸種の情勢は今なお楽観を許さないものがあり、
独立
第三年を迎えた今日、われわれはまさに思を新にして
国家態勢
の整備、充実を図らんがため、諸般の対策を講じて民生の安定と
国家繁栄
に万金を期すべき緊要なる時期であることを痛感いたすものであります。
国民
もまた、
国家
の自立にともな
つて
加重さるべき
責任
と義務を自覚し、全力をあげて
祖国再建
に邁進し、も
つて
わが国
の崇高な理想と目的を達成する決意をさらに固められんことを望んでやみません。 ここに
開会式
を行うにあたり、われわれに負荷された重大な使命に鑑み、
日本国憲法
の精神を体し、おのおのその最善をつくして任務を遂行し、も
つて
国民
の委託に応えようとするものであります。以上でございます。
菅家喜六
3
○
菅家委員長
今朗読いたしました
開会式
の
式辞
について御
意見
がありましたら、この際お述べを願います。
長谷川四郎
4
○
長谷川
(四)
委員
これは
参議院
の方と協議するのでしようから、このまま
参議院
に持
つて
行つて
御
協議願
つた
らどうですか。
菅家喜六
5
○
菅家委員長
いかがでしよう。一応これで
議院運営委員会
としては御
決定
を
願つて
、午後一時から
参議院
の
理事
と本
委員会
の
理事
と
合同審議
をいたしまして、多少字句について
参議院側
で
希望
がありましたらそれを協議することにして、一応これは御
決定
願つて
おきたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
菅家喜六
6
○
菅家委員長
御
異議
ありませんから、そのようにとりはからいます。
—————————————
菅家喜六
7
○
菅家委員長
次に、
国務大臣
の
演説
並びに
質疑
でありますが、
開会式
の翌日、
総理大臣
並びに各
所管大臣
の
演説
ということに
決定
してお
つたの
でございます。しかし
予算案
の
印刷
がどうしても二十六日一ぱいかかるという政府からの申出もありますので、ただいま
理事会
においては、
予算案
が提出されないとするならば、二十六日は
演説
をとりやめて、二十七日に
国務大臣
の
演説
を行う、こういう
話合い
にな
つて
おります。これも御
異議
ないと思いますか、いかがですか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
菅家喜六
8
○
菅家委員長
御
異議
ありませんかり、それでは
国務大臣
の
演説
は二十七日にこれをとり行いたいと思います。引続いて二十八日より
各党
の
質疑
に移ることにいたします。なお、それらの
質疑
の順位、時間、その他一切のことは、この次の
議院運営委員会
でとりきめたいと思います。
—————————————
菅家喜六
9
○
菅家委員長
次に、
議席
の件について
事務総長
より御
説明
申し上げます。
大池真
10
○
大池事務総長
今度
奄美大島
が
日本
に帰属されましたについて、
議員
一名が
選挙
されて参ることになりますので、今までの
議席
は四百六十六あ
つた
わけでありますから、一人不足を来し、四百六十七の
議席
が必要となりますので、ただいまの四百六十六番の次、一つこしらえてございます。従いまして、いつ選出されましても
議席
は間に合うようにな
つて
おりますから御
了承
願いたいと思います。従いまして各州に割当
つて
おる
場所
に一人ふえたことになりますから、将来
各党
で御変更のある場合には御申出を願いまして、適当に
議長
において仮指定をいたしたい、こう考えておりますから御
了承
を願います。
池田禎治
11
○
池田
(禎)
委員
どなたでもいいのですが、まず
事務総長
に伺います。これ一今回の
選挙
で一名ふえるが、この次の
選挙
のときにもやはり
定員
は一名ふえるのですか。
大池真
12
○
大池事務総長
今度の
選挙
で一名ふえまして、四百六十七になるわけです。
西沢哲四郎
13
○
西沢法制局長
今の件でございますが、これは
選挙法
が
改正
されるまで、
臨時
に四百六十七名ということに
なつ
たわけでございます。
池田禎治
14
○
池田
(禎)
委員
そうすると、
現行選挙法
で行けば四百六十七名なわけですね。
西沢哲四郎
15
○
西沢法制局長
法律
で、
臨時措置
としてつく
つた
わけです。
従つて
現在は、鹿児島県としては三区のものが四区になり、四区から一名出るわけであります。しかし
選挙法
の
改正
で別表の
改正
があ
つた
ときにそれをどうするかということは、あらためて御研究を願う
建前
にな
つて
おります。ですから、恒久的に四百六十七の
定員数
となるとも思われないのであります。
池田禎治
16
○
池田
(禎)
委員
わかりました。
菅家喜六
17
○
菅家委員長
それでは、その
件はさよう
に御
了承
を願います。
—————————————
菅家喜六
18
○
菅家委員長
次に、
昭和
二十九
年度
の
衆議院関係
の各
予定経費要求
の件について、
大池事務総長
より一応御
説明
願うことにいたします。なおこの件について、大
新聞
が大分間違えた報道をしてお
つた
ために、何か
衆議院
の方においては
料亭
を買い取
つて
、
議員
の
クラブ
にでもするかのごとき印象を与えたので、各
方面
から
問合せ
があ
つた
次第であります。その件についても
事務総長
より詳細に御
説明
申し上げますが、これについては、
各党
の代表からも私のところへ
問合せ
があ
つた
わけでございます。しかし、
衆議院
では
料亭
を買うというようなことは、ございませんし、
クラブ
をつくるというようなこともないのでございます。これは先年以来、
敷地
だけを
国会センター
の
一部分
として
買つて
おかなければ、この前
参議院
において
砂防協会
に買われて、さらに金を
使つた
という事態にかんがみても、
土地
だけは確保しておきたい。これは先年きま
つて
お
つた事柄
なんで、それを今年の
予算
に
要求
したにすぎません。その他
国会
の方において、何か
国会
という威力のもとに
大蔵省
に
均衡予算
をぶちこわすような
要求
をしたというような
記事
も、しかも大
新聞
が報道しておるが、そういうことは一切ございません。従来の慣例によ
つて
、
事務当局
が
大蔵省
と
折衝
いたしまして、その
事務
の
折衝等
においてとうてい
話合い
がつかないときには、この
委員会
に一おいてその
事柄
をどうするかということによ
つて
や
つた
ことなのであります。今年は
事務当局
と
大蔵省
との
折衝
が順調に円満に進みましたので、この
委員会
を開かず、
事務当局
の案によ
つて
今日ここに提出を見て、御
説明
することに
なつ
たわけであります。一応市井のつまらない
新聞
であれば、私どもはそういうことを言いませんが、天下の大
新聞
がそういうことを伝えたために、
大分世の中
に誤解を受けましたので、一応御
説明
申し上げる前に皆様の御
了承
を得ておく次第でございます。
事務総長
から御
説明
申し上げます。
大池真
19
○
大池事務総長
それでは、まず本
年度
の
予算
の中の、
衆議院関係
について一応御
説明
申し上げます。
衆議院予定経費要求書
というのをお
手元
に差上げてありますのでごらんを願います。二十九
年度
の
要求
の全額は、十七億三千五百八十九万五千円ということになります。これを前
年度
予算額
の十九億七百九十三万円に比べますと、一億七千二百三万五千円だけ
減少
することにな
つて
おります。この
減少
の
中身
は、
あと
で
項目
のときに御
説明
申し上げますが、そのおもなものといたしましては、昨
年度
は
臨時国会
が開かれましたし、そういうものの
費用
が八千六百万円ばかり落ちておるわけであります。なお施設の
関係
のものがほとんどなくなりました。それが約八千八百万円くらい昨
年度
に比して減
つて
参りました。その他
自動車
の
購入等
も、大分古いものがありまして、買いかえをせられる
予定
をいたしましたけれども、本
年度
の
大蔵省
その他の
均衡予算
の一兆円以内にとめたいという方針のもとに、
自動車
の買いかえ等、
新規経費
は一切やめましたので、そういうものがただいま申し上げました
通り
、
減少
の部分に入
つて
来た一わけであります。 そこでその次に
項目別
に申し上げますれば、
国会
の
運営
に必要な
経費
といたしましては、ほとんどかわ
つた
ものはございません。その
中身
は、
議員
の
歳費
、これはきま
つた
ものであります。
通信手当
もきま
つた
ものでありまして、申し上げるほどのことでもございません。それから
議員
の
秘書手当
、これは
あと
で
項目
のところで申し上げますが、当然のベース・
アップ等
で少しふえておるわけであります。それから
応召旅費
、
滞在雑費
、
議会雑費
及び
立法事務費等
、これらの総計は八億九千百九十二万四千円になりますが、これらは
既定通り
でございまして、ほとんど昨
年度
とかわ
つて
おりません。 次に、
事務局
の
一般
の方で、
事務局
、
法制局
、
常任委員会
の
職員
の
人件費
、
旅費
その他の
事務費
、
議案類印刷費
、
光熱水料
、
通信費
並びに
議員会館用地
の
買収費
これがただいま
委員長
から
お話
の
千代田クラブ云々
という
記事
に
なつ
たものでございまして、
あと
で
項目別
に御
説明
申し上げます。それらの諸
経費
が七億四千七百四十六万四千円にな
つて
おります。 それから次に、
国政調査
のため派遣する
委員
及び
職員
の
旅費
、
証人等
の
旅費閉会
中
審査
の場合の
委員
の
審査雑費等
を合せましたものが二千三百八十三万八千円になります。これも
あと
で申し上げますが、
国政調査等
については、昨
年度
は、この前の
修正予算
ができましたときに二割の
削減
を受けましたが、昨
年度
の
予算
に比して、さらに二割の
減少
を
各省並
に
衆議院
においても認めておるわけでありまして、ここで当然減額があるわけであります。 それから
行政監察特別委員会
の
経費
、これは決議に基きまして、月百五十万円というものででき上
つて
おりますので、これは
既定通り
でございます。 それから
国際会議
その他諸費でありますが、これは昨年より減
つて
おります。
列国議会同盟会議
に入
つて
おりますが、その
費用
は昨年より二割を
減少
し、それ以外の
海外派遣旅費
は三割六分、昨年よりも
減少
しております。これはできるだけ昨年と同額をほしか
つたの
でありますが、
外貨資金等
のわくがありまして、その
建前
上、正式の
会議
のものは二割、それ以外のものは三割六分を減らすという
建前
でいたしたわけであります。 次に、
衆議院
の
営繕工事
に必要な
経費
でありますが、これが二千万円、そのうちの一千万円は内部の
電気設備
その他修理を施す必要があり、危険な
箇所等
もありまして、それに用います。それ以外に一千万円で、合せて二千万円になります。これは
庶務小委員会等
で、院内の
警察秩序小委員会
の問題と合せて最後に御
決定
を願いました
議員面会所
を増築いたしまして、ただいまあるものを横の方に
移転
をする、そうして二年の期間でやるという
計画
を出しまして、昨年
皆さん
にその増築の
間取り等
についての御
了承
を得たのであります。それに
従つて本年度工事
の分と来
年度
の
工事
の分と合せて六千万円を
予定
して、二年でいたしたいということでございましたが、
各省
の
営繕費
というものが全部削られておる
関係
で、
衆議院
だけ認めることができないという
関係
がありますので、その方は
継続事業
の一つとして一千万円だけを
ちよ
う
だいし
て、昨
年度
のものと合せて、鉄筋の
一部分
だけの
工事
をいたしたい、
向う
へ
面会所
を適当の時期に持
つて
行きたい、こういう
計画
を立
つて
おる次第であります。従いましてただいま現実の問題といたしましては、
衆議院
においても
各省並
に
旅費等
において、二〇%の
削減
をしてこしらえた、こういう
関係
に相なります。 次に、
項目別
に具体的に一応の御
説明
を申し上げます。一番最初の
衆議院
という
項目
のところで、
議員歳費
でありますが、これは別に
かわり
はございません。
法律
によ
つて
認められた
通り
であります。これには
議員手当
の一・二五というものが当然に含まれておるということを御
了承
願います。 次の
職員基本給
並びに
職員
の諸
手当
、これらについては別に
かわり
はございません。昨
年度
の標準の実績に応じてつく
つて
あるだけでございます。 その次に
職員
の
特別手当
、これも
期末手当
の一・二五と
勤務地手当
〇・七五が載
つて
おるだけであります。 それから
超過勤務手当等
につきましては、昨
年度
よりずつと減
つて
おります。これは
臨時国会等
がなくな
つた関係
で、一応従来の
超過勤務
の時間数をそのまま見たものであります。 次に、五の
議員通信手当
は
かわり
ません。 次に、
議員秘書手当
でありますが、これは
改正
を見ました分と
期末手当
の一・二五、
勤勉手当
の〇・七五と
見積つた数字
であります。 次に、
待命職員給与
でありますが、これは
あと
で申しますけれども、
行政整理
が
一般
に行われるので、
衆議院
も全然これに関与しない、われわれの方はそれには及ばないというわけに参りませんので、
各省並
に何とか協力をしてもらいたいという申入れを受けております。それについて
事務
的に考えた結果、
警務関係
、
速記関係
、あるいは
電話関係
、
自動車関係
、
監視関係
、こういうようなもので約六百人くらいの者は何としても手を触れる
余地
がありません。それ以外の
一般職員
が約九百名くらい残りますが、それの約四%というものを見込みまして、大体の
予定人員
を四十名くらいとして
行政整理
が可能ではあろうということで、それだけの者を見たわけであります。その四十名の中の約六割、つまり本
年度
においては約二十四人くらいの
限度
において
待命者
を見込んでおります。それの
待命職員給与
というものが載つか
つて
参
つて
おるわけであります。 それから、ずつと御
説明
を申し上げるまでもございませんが、八の
議員旅費
であります。これは
滞在雑費
、
応召旅費等
でありまして、これは昨
年度
と
かわり
はございません。 次に
職員旅費
については、前
年度
は二割
減少
されましたが、本
年度
も
各省並
に二割
削減
をいたしております。 次に、
委員旅費
でありますが、これも昨
年度
よりは二割の
減少
を
お願い
しております。
証人等
の
旅費
は、各
委員会
でいろいろの
証人
を呼ぶときに、これが
減少
したために不便を来してはいかぬということで、従来
通り
のものを認めてあるわけでございます。 次の
庁費
、
議案類印刷費等
については、御
説明
するほどのことはございません。十五に
胸像建設費
というのが二百五十万円載
つて
おりますが、これは特別の
議員
の形を持
つて
おられる尾崎前
議員
の
胸像
をこしらえることに御
決定願
つたの
で、それをここに載せていただいたわけであります。 それから、次の
敷地買収費
二千万円でありますが、これがただいま
委員長
から
お話
がありました
千代田クラブ買収云々
という
記事
に
なつ
た金額でございます。御承知のように、この前
両院
の
庶務小委員会
で、
国会センター
の
用地
を確保しなければいかぬということを
両院一致
でお
打合せ
を願いまして、
国会センター
の
敷地用地
ができ上
つて
おるわけであります。従いまして、このて前
砂防協会
に
参議院
の
敷地
のかどを
買収
されまして非常に困
つて
、
特別立法
までしてあれを買い上げる、
強制買上げ
をしたいということで本院を通過し、
参議院
では、いずれあの
土地
は
参議院
の方へ返してやるから、その
立法
だけはしばらく待
つて
くれということで待
つて
お
つたよう
であります。あの当時約一千万円くらいの
費用
をもらえば、あそこの
土地
が確保できたわけであります。それがどうしても
予算
をもらえなか
つた
ために、そのまま放任されて
砂防協会
に買われてしま
つた
。そのかえ地を買うためには、あれと同じようなわずかな
土地
のかえ地でございますが、それに
参議院
では四千数百万円を計上しなければ買えないという実情になり、平河町の先の方の
場所
と交換することで、四千数百万円という
予算
が
参議院
の方に載
つて
おるわけであります。それとともにわれわれの方でも、今
お話
のありました
クラブ
の所在地は、
会館用地
として、この前すつかり仮図ができておるわけでございます。これが民間並びに某
大会社
から
買収
の話があり、本年中にこれを処分することにな
つて
お
つたの
を知りまして、それを売られては、あの上にある
委員会庁舎等
が非常な支障を来すし、将来またそれを購入しなければならぬということになると、
砂防協会
の二の舞になりますので、この前の
庶務小委員会
で御
決定
のように、この
用地
だけは確保せよという
お話
とにらみ合しまして種々交渉いたしましたところ、周囲は全部
衆議院用地
で、隣の台所のきわまで来ておるという状況であるものですから、どうせ手放す場合には、
役所
に売
つて
は非常に損がありますけれども、こんこんと
お願い
した結果、必要があるならば、それでは
役所
に渡してもよろしいという内諾を得たのであります。その
買収用地
は約六百坪ございます。大体あの辺の
土地
は五万円程度はするのじやなかろうかという見越しを、
土地
の
評価等
を承
つて
つけまして、三千万円というものを実は
要求
いたしたのであります。ところが、ただいま申し上げましたような
均衡予算
の
関係
で、手持ちの金に
限度
がありましたので、なるべく二千万円で話をつけてくれぬかということで、二千万円だけを
ちよ
うだいすることにいたしました。その二千万円の
範囲
でよそへ売らないように、全部はとうてい買う
余地
はございませんが、
一部分
でも押えてしまえばよそへ行かないということで、それを
お願い
し、
大蔵省
と
折衝
の結果、ようやく二千万円の金を
ちよ
う
だいし
て、その
範囲
でよそへ売らないようなかつこうにいたしたい、こういう問題でございますので、一応御
了承
願いたいと思います。 それ以外の分につきましては、前に申し上げました
通り
、
外国旅費
が、
列国議会同盟会議
の
関係
が二割減、その他
欧米並び
に
近東方面
が前
年度
の三割六分減で、それがただいま申し上げましたように一億七千万円の
減少
の分の中に入
つて
おります。
椎熊三郎
20
○
椎熊委員
ちよ
つと伺いますが、今の二千万円だと、よそに売られない
手当
ができるというのか、
一部分
を
買収
するということで
内金
を渡しておくということなのか、それを伺いたい。
大池真
21
○
大池事務総長
内金
を渡すということは
役所
ではできませんから、
一部分
の
買収
を二千万円の
範囲
でいたしたい。たとえば、そこにある
建物
は約百坪くらいだそうで、
建物
のあるところだけでも押えてしまえば、
あと
の
土地
は借りてお
つて
も、借賃はわずかのもので済みますから、そういうことでいたしたらどうかと思います。
田渕光一
22
○
田渕委員
関連して……。私
地方
で見たのですが、
毎日新聞
に、
千代田クラブ
が
料亭
で、その
料亭
を
国会
が
買収
するというように、非常に
国会
を誹謗してお
つたの
です。私は
千代田クラブ
が
料亭
か何か知らぬのですが、どういうものですか。
大池真
23
○
大池事務総長
あれは
料亭
には今な
つて
おりませんで、
社団法人
にな
つて
おります。
田渕光一
24
○
田渕委員
料亭
じやないのですね。そうすると、ここに
毎日新聞
の
記者
もおられるだろうが、なぜ
料亭
と書いたのか、
ちよ
つと聞いておかぬといかぬ。
大池真
25
○
大池事務総長
社団組織
にな
つて
おりまして、一万円か出して
クラブ
の
メンバー
にな
つて
、それが利用する、こういうことに相な
つて
おります。
従つてクラブ組織
ですから、多少
クラブ
の
メンバー
がそこへ
行つて飯
を食べたり、一ぱい飲むということは当然あり得ることでありまして、そういう
関係
でや
つて
おるわけでございます。
田渕光一
26
○
田渕委員
私の聞くのは、
料亭
を
買収
するということに
地方人
はとるから、そういう、ないことをあることとして書いたのかということを質問するのです。ことに
毎日新聞
ともあろうものが——近ごろ
一流新聞
が、絶えず
国会
を誹謗するようなことを書いておるから、この
三面記事
を扱
つて
おる
担当記者
にそれを聞こうと思
つて
おる。それは
責任
を持たせなければいかぬですよ。
菅家喜六
27
○
菅家委員長
あなたは遅れて御
出席
にな
つたの
ですが、
委員長
からも前にその件に対して一応御報告申し上げて、それで今御
説明
に入
つたの
であります。
田渕光一
28
○
田渕委員
これは
委員長
がなめられておるせいで、そういう悪いことを書かれてしまう。しつかりして、そういうことは書かさぬようにしてもらいたい。
菅家喜六
29
○
菅家委員長
それは
委員長
に
関係
のないことですから……。
田渕光一
30
○
田渕委員
委員長
に
関係
したことではないけれども、ないことをあるように書くのはいかぬ。
正木清
31
○
正木委員
そうすると、この二千万円は、
建物
を含めた六百坪の幾分を
買収
するということですか。
大池真
32
○
大池事務総長
そうです。
正木清
33
○
正木委員
その
買収家屋
の
利用等
については、
事務当局
に腹案でもあるのですか。
大池真
34
○
大池事務総長
事務当局
にこれということはございませんが、この
予算
が正式に
なつ
た上で、
向う
の当事者と、どれだけの
範囲
のものを評価して、どれだけでや
つて
くれということをやらなければなりません。そうしてその確保のために、どの
範囲
でどういう方法をとるか、その家と
土地
を買い取
つて
あげれば問題なかろうと思
つて
おりますが、もしそういうことになりました
あと
、今の家を
移転
してどうこうするとか、あるいはそれをどう利用するかということにつきましては、
皆さん
の御
意見
によ
つて
や
つて
行こうという考えでございます。
椎熊三郎
35
○
椎熊委員
二千万円で
土地
の
一部分
だけ
買つて
、
家屋
はないのですか。
家屋
を含めてですか。
大池真
36
○
大池事務総長
家屋
を含めたもので、
土地
だけですと、今度
家屋
の
移転
の
補償料
をとられますから……。
椎熊三郎
37
○
椎熊委員
原則的には、
国会
として将来の
計画
のためにそういうものを確保するのであ
つて
、それは了解できるが、現在は何もその
建物
は必要ないわけですね。そうすると、確保をするが、その
料亭
か何か知らぬけれども、それは現在
通り
やらしておいても一向さしつかえないわけでしよう。
大池真
38
○
大池事務総長
それは
ちよ
つと無理だと思います。買い取れば、それはどうしても貸しておくわけに行きません。その家をどういうぐあいに利用するかということは、これは皆様の御協議に
まつ
わけです。かりに宿舎にでもな
つて
、何人かの
議員
さんがそこに行かれるという
希望
があれば、家をよく見て、こうやればよろしいというようなことで、それも利用できると思いますが、それは
皆さん
の御協議によ
つて
やりたいと思います。
椎熊三郎
39
○
椎熊委員
これは私の私見ですが、
議員
などが、たとい
国会
のものにな
つて
も、そういうものをあまり利用したりしないで、
職員
の宿舎なども足りないでしようから、そういう
職員
で困
つて
おる人たちが使うことならば非難は受けないと思うのです。
議員
が使
つて
も非難することはないと思うが、非難の対象になるようなところには立ち寄りたくないと思います。
大池真
40
○
大池事務総長
そういう点もこれから交渉して、どの
範囲
のものを二千万円の
範囲
でどうするかという具体的なことがきまりましたならば、その利用方法については、
皆さん
の御
意見
に
従つて
や
つた
方がけつこうだと思います。われわれとしては、その毒をよそへ売られてしまわないために確保するというのが目的であります。
椎熊三郎
41
○
椎熊委員
それから、
委員長
から
毎日新聞
の方に
お願い
して、
新聞
社は書いてしまえば切捨てこめんで、決して自分の方が間違
つた
とは言わないけれども、しかしあの
記事
は、見出しその他、どうも非常に
議員
が迷惑をする。誤解される点があるから、それをよく了解してもら
つて
、何らかの方法で、全然うその
記事
は書けないのだから、そうでなか
つた
ということが明瞭になるように交渉をしてもらえぬでしようか。金額においても間違いがある。
春日一幸
42
○春日
委員
ちよ
つと伺いたいのですが、六百坪の
敷地
のものを二千万円でわけてもらう。それはどの程度のものであるか、皆目見当がつかないのですが、二千万円でその三分の一になるか、五分の一になるか、幾ら買えるかわからないが、そういう交渉をやるということですか。
大池真
43
○
大池事務総長
私ども
大蔵省
と交渉したのですが、二千万円しかできないということで、あそこに百坪くらいの家が建
つて
おりますが、その百坪の家をどのくらいに評価するか、これはわれわれだけでなしに、正式に評価の手続をとらなければならないと思います。そういうことで、家とそれに応じた下の
土地
、工作物の立
つて
おるところを
買収
すれば、二千万円で相当の部分が
買収
できる。
あと
残
つた
部分は、借地でや
つて
行けると見ておるわけです。
春日一幸
44
○春日
委員
その交渉は、今までなさ
つた
ことはないのですか。
大池真
45
○
大池事務総長
それは具体的に
予算
がとれないうちにやるわけに参りませんから、下交渉では、
衆議院
の方に差上げてもよろしいということだけを聞いておるわけです。
椎熊三郎
46
○
椎熊委員
将来
予算
の都合がつけば、残
つた
方も買うわけでしよう。
大池真
47
○
大池事務総長
かりに二千万円で、中途半端のことでは予約するわけには参らないと、はねられるかもしれませんが、それはやむを得ないことでありまして、われわれとしては、なるべくそういうことのないように努力するということだけしか方法がないのであります。
菅家喜六
48
○
菅家委員長
なお、今
椎熊委員
より
お話
のありました
毎日新聞
の
記事
に関することですが、大体
皆さん
も御
異議
がないと思いますから、
委員長
の方から当該
新聞
のそれぞれの
方面
に一応了解を得たいと思います。あの
記事
の中には大分間違いがある。これは誤解でなくして、数字上の間違いもある。案件の取扱いの間違いもある。二、三点あるようですから、
皆さん
の御
了承
を得ないうちに
委員長
がそういうことを申込むのもどうかと思
つて
おりましただ、本日その御
意見
が出たので、その処置をいたしたいと思います。第一点は、
衆議院
の方においては、秘書の給料のことについては、この前の
委員会
において
決定
しておきましたように、上げるとか、動かすことはしないという方針をきめております。
参議院
では、秘書の
手当
を、もう少し滞在の
費用
も上げたい、ペースも上げたいということでありましたが、本院は、この
委員会
でこのままということで
決定
いたしました。
参議院
では、
衆議院
がやらないということになりましたので、
衆議院
が反対なら
参議院
だけでやるわけに行かないから、
参議院
の方も
衆議院
に同調する、
議員
秘書の問題はそのままにするということに
決定
を見ておる。ところがあの
記事
を見ると、とにかく
国会
が——
参議院
とは書いてあるけれども、それを
参議院
が
要求
した。
国会
がや
つた
というようなことを書いておる。これはま
つた
くの間違いであ
つて
、誤報である。それから
料亭
を買うというように書いておるのじやないけれども、
料亭
であるか
クラブ
であるかは別箇の問題です。これは
料亭
と同じようなことをや
つて
おる場面もあるが、論点は、
料亭
をまず
国会
が
買つて
国会
の宿舎にするか、
クラブ
にするかという印象を与えたことは間違いのない事実だと思います。その点は非常な誤報であると思います。これが
国会センター
の
用地
にきま
つて
おることは、
事務総長
から御
説明
の
通り
であります。その点はひとつよく話合えば、
新聞
社の方でもわかると思います。
新聞
の
記事
の間違いは間違いとして、間違わない
記事
のもとに批判をしてもらわなければならぬ。
記事
の間違いから批判をされては、まことに困るのであります。そういう点から言うと、見出しなんかも、
均衡予算
を
国会
予算
がぶちこわすというような見出しが出ておる。先ほども申し上げました
通り
、か
つて
衆議院
が
均衡予算
をぶちこわすような交渉を
事務
の方からもいたしておりません。従いまして、
議員
に
関係
する
費用
、
旅費
であるとか、その他も、政府の言う
通り
でよろしいということを言うておるのであります。何ら
均衡予算
に支障を来すようなことを
国会
はいたさないということを明らかにしておく必要があります。
均衡予算
をぶちこわすことを
国会
がや
つた
ということを言われることは、
国会
が非常に迷惑しこくであります。
皆さん
の意を体しまして、社会部長その他の人にお会いして、よくその事情を話し、
委員会
の意思を伝えまして、その結果は、次の
委員会
のとぎにその経過を御報告することにいたします。さよう御
了承
願います。
田渕光一
49
○
田渕委員
了承
する前に、なぜそういうふうに
なつ
たかというと、ぼくはたまたま災害地に
行つて
いろいろ節約から耐乏生活を説いた。ところが、くそみそにやられた。六千万円出して
国会
は
料亭
を買う、そんなことでどうなるかということであ
つた
。ぼくは
千代田クラブ
なるものが
料亭
か何か知らぬけれども、そんな
料亭
を買うということはない、おそらくそういうことはない、陳弁これ努めたけれども、大衆はなかなか承知しない。こういうようなことで、一
新聞
の災害地に与える影響が大きか
つた
。そういうことも御参考に申し上げておきます。
菅家喜六
50
○
菅家委員長
わかりました。それでは他に御質問ございませんか。
松井政吉
51
○松井政吉君
ちよ
つと、各
項目別
のところで、
衆議院
施設費の庁舎増築費と修繕費の内容について御
説明
を願いたい。
大池真
52
○
大池事務総長
最初の一千万円の分は、前に
ちよ
つと申し上げましたように、
議員面会所
を左の方へ持
つて
来まして、その
あと
地へ、鉄筋でできるだけのことをやりたい。昨年の分が約四千万円近く残
つて
おります。それと合せてやりたい。
あと
の方の一千万円は、各所修繕ということにな
つて
おりますが、これは
議員
会館その他の電源設備等の手入れをしなければならぬ面もありますし、その他たくさんの営造物を持
つて
おります
関係
で、この程度はどうしてもいるという見越しのものであります。
椎熊三郎
53
○
椎熊委員
ついでに
営繕費
とか、修繕費に
関係
しておることですが、
国会
の中庭に池みたいな水のあるところがありますね。あれは私ども、当初は非常にきれいな水をたたえて、議場内、
建物
内部の空気を一旦あそこできれいにして来るというように伺いましたが、そういう設備は今でもや
つて
おるのですか。
大池真
54
○
大池事務総長
あの水がきたなくな
つて
おるのは、水をしよつちゆうとりかえればきれいになりますが、あれは空気を冷やす装置にな
つて
おります。
椎熊三郎
55
○
椎熊委員
そういうせつかくあるものは、利用した方がいいと思う。この中の空気は非常に悪いので、あそこできれいにする。それを活用するためにあまり厖大な
費用
がかかれば別ですけれども、さしたる
費用
がかからぬならば、直してや
つて
もら
つた
方がいいと思います。
松井政吉
56
○松井政吉君 これはこの
予算
と直接
関係
がございませんけれども、
国会センター
として指定しなければならない地域が、今の
千代田クラブ
のようなものがまだありますか。
大池真
57
○
大池事務総長
それはあります。たとえば
千代田クラブ
あたりを大体
国会センター
としておきめを
願つて
おり、前から残
つて
おりますのは、日枝神社に行くあそこの坂の下
つた
ところの道路でございますが、こちらの方に瓢亭ができておりますし、瓢亭の横に小さな居酒屋がございます。その居酒屋の隣に今鉄筋でできつつありますが、あれは何だと聞いてみましたら、何か旅館をつくるというようなことで、鉄筋でや
つて
おるようなことにな
つて
おります。あそこは前にあき地にな
つて
お
つた
ところが相当ありまして、そこへ
衆議院
の電話交換室をつくりました際に、もう少しの
予算
があれば、あの下の方のあき地が買えたのでありますが、それが買えませんでした。先ほどの
千代田クラブ
のすぐ隣のところにも、ある会社の方の
土地
がわずかございまして、その隣が内閣で持
つて
おる形にな
つて
おります。そこに木か何か植わ
つて
おるような
土地
でありますが、内閣で持
つて
おる
土地
でございますから問題ないと思います。あそこのところにまだ二、三軒はあります。すでに
料亭
にな
つて
おる部分については、今のところ手足が出ないということにな
つて
おります。
松井政吉
58
○松井政吉君 この前の赤木さんのときには、
衆議院
でも
参議院
でも相当論議して、
立法
措置まで講じたのですが、そういう問題について、今日でなくともけつこうですけれども、その主管
委員会
が
議院運営委員会
ならば、具体的に
国会センター
のラインを引いて、どこをどうするか、どこが不可能か可能か、ずつと具体的に、押える
場所
は押える方法をや
つて
おかないと、ぱつと出ればまた
新聞
に悪口を書かれることになりますから、資料を出していただいて、その資料を中心に、時間をかけて研究しておいてもらいたいと思います。われわれも研究させてもらいたいと思います。
大池真
59
○
大池事務総長
わかりました。
菅家喜六
60
○
菅家委員長
それではその
件はさよう
にいたしまして、次の訴追
委員会
その他の
説明
を
事務総長
から
お願い
いたします。
大池真
61
○
大池事務総長
訴追
委員会
の方は簡単でございます。今度は九百六十六万三千円になりまして昨年よりも百三十二万一千円減じております。これの内訳はその裏にありますが、
職員旅費
、
委員旅費
、
証人等
の
旅費
、この三
項目
に対してそれぞれ二〇%を減じておりますのと、職務雑費というのが、実績上多少減ずる
余地
があるということで、実績からにらみ合せて減額を多少いたしております。その
関係
でこれだけ減
つて
おるので、新たなることは何もございません。特に御
説明
申し上げるほどの問題はございません。 次に、
国会
図書館の
予定経費要求
でございますが、これもただいま申し上げましたように、
旅費等
については
各省並
に二〇%減というものが中心であります。八千五百三十三万五千円減じておりますが、これは主としてPBレポートの金が八千万円昨年は載
つて
お
つたの
が、本
年度
はそれが落ちておりますので、たいへん大きくな
つて
おります。それから営繕
関係
としては、昨
年度
は約一億近いものが載
つて
お
つたの
でありますが、本
年度
は今図書館の本建築の懸賞募集をいたしておりましてそれに基いてできるだけ早急にいたしたいという
関係
で、最初七億程度の
費用
が必要だという
予定
を立てて
要求
してお
つたの
でありますが、今
年度
の
均衡予算
の
関係
で、とうていそれはできぬということから、復活
要求
のときにはせめて三、四億のものをもらいまして、基礎
工事
だけでもやりたいという考えで進まれたようであります。これも諸種の
関係
でどうしてもできないということでありましたが、あの
予定
地の中に民家等もございますので、こういうものの
移転
、
買収
等の
費用
並びに基礎
工事
の
一部分
にこの
費用
を充てたいということで、復活
要求
の結果、本
年度
は五千万円だけ載
つて
おるということだけでございます。
あと
は今申しました
職員旅費
並びにその他で二〇%減というものが中心にな
つて
、昨
年度
より減額の形に相な
つて
おります。
椎熊三郎
62
○
椎熊委員
ちよ
つとそこで伺いたいのですが、
国会
図書館については、われわれもはつきり再認識しておきたいと思うし、世間では非常に誤解しておるようです。
国会
図書館というと、赤坂の御所の跡だけが
国会
図書館だと思
つて
おる人が多い。ところがか
つて
の国立図書館である上野、日比谷等、全部が
国会
図書館だと私は思
つて
おるのですが、そうですか。
大池真
63
○
大池事務総長
そうです。あれは支部図書館で、上野の図書館も
国会
図書館の支部の中に入
つて
おります。
椎熊三郎
64
○
椎熊委員
従つて
厖大な
経費
を
国会
図書館が使うと世間では考えておるが、全部の図書館を
国会
が管理しておるわけですね。赤坂の御所の跡だけが
国会
図書館で、
あと
の
一般
に利用しておる図書館は
国会
のものでないというような感じを与えておるのです。そういうことも、この機会に明確にわれわれが再認識するとともに、それなるがゆえに、非常に厖大な
経費
がいるのだということを何らかの機会にわかるようにしてもらいたいと思います。
大池真
65
○
大池事務総長
わかりました。 次に、弾劾裁判所の方の
予算
でありますが、これも先ほどの訴追
委員会
とま
つた
く符節を合せておりまして、
職員旅費
、
委員
等
旅費
で二〇%減、職務雑費は実績に基いたものであります。それから裁判費の中の
職員旅費
、
委員
等の
旅費
、
証人等
の
旅費
は、いずれも二〇%減、並びに職務雑費等も実績に基いての減があり、
均衡予算
に協調をするため、
事務
的に各
事務局
長等の御
了承
を願
つた
ものでございます。 なお、その他
ちよ
つとつけ加えて申しますが、
法制局
等の
予算
につきましても、いろいろの
議員
立法
の
関係
で、何人かの人をぜひふやしたいという復活
要求
を再々いたしましたのですが、新規増は、
行政整理
の直前にあた
つて
何とかできるだけ押えてもらいたいということで、復活
要求
をしたのですが、できませんでした。新規の増というものは、人員についてはいたしておりません。ただ
一般
の
事務局
の方としましては、
職員
の方で、本
年度
に卒業する速
記者
等がございます。これはせつかく優秀な速
記者
が卒業しても採用ができないのでは何にもなりませんので、この点についての増員と、電話交換手に対しても不足を来しておる面がありますので、合せて十名程度の者が増員の
計画
にな
つて
おります。その点を御
了承
願います。
菅家喜六
66
○
菅家委員長
それでは、二十九
年度
の
予算
要求
の件は、御承認いただいたものと決してよろしゆうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
菅家喜六
67
○
菅家委員長
御
異議
がありませんから、そのように
決定
いたします。
—————————————
春日一幸
68
○春日
委員
これは別のことでありますが、
委員会
週報というものが一週間に一回ずつ集録されて配付されております。あれはあまりに単純で、
衆議院
公報とあまり違わない。今後は法案の簡単な趣旨あるいは質問者の質問要旨等、審議の経過が、当該
委員
だけでなく、他の
議員
にもわかる程度に編集してもらいたいという
希望
があるのです。現在の
委員会
週報では、てんで内容がわからぬ、このくらいならなきにしかずという議論もあるので、せつかくこの
委員会
週報を集録するならば、他の
委員会
の審議の経過もわかるようにしてもらいたいということでございます。この点、
事務
的に相当
予算
がかかるかどうか、かかれば十分な措置をと
つて
もらいたい、こう思います。
菅家喜六
69
○
菅家委員長
事務
の方に、ただいまの趣旨のことにつきまして、次の
委員会
あたりまでに御相談
願つて
おきます。
松井政吉
70
○松井政吉君 この問題を
事務
の方で研究してもらう場合に、
委員会
週報に質問等の趣旨まで載せることになると、速記録と同じような形になる。それがまた今のような簡潔なものならば公報で間に合う。それならば
委員会
週報にむだな金を使
つて
、労力を費す必要はないという議論も出て来るのじやないかと思う。要するに、公報と速記録の中間程度の、きわめて簡潔な
委員会
の経過を見せるためのもので、どの
範囲
のものを集録したらよろしいかという問題になると思う。そういうことについて一ぺん具体的に検討していただいて、きめて行
つた
らいいと思います。
菅家喜六
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○
菅家委員長
その
通り
でございます。それでは次会は二十六日の午前十一時ということにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十五分散会