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国務大臣(
塚田十一郎君) その点は私も
調停案を
仲裁に附するのを延ばすという決意をいたしますときに、いろいろなそういう
措置をと
つた場合にどうすればどうなるかというような検討をしましたときに、四十日延ばしておいていよいよ駄目だ、それで今度
仲裁をする、御
指摘のように
仲裁にかかる時期までに
予算はどういう結末になるかわかりませんが、ついておる。そうなると、次の
予算措置には新らしい
国会ということにな
つて、事実上非常に遅れて行く結果になる、こういうことも一応
考え方の筋としては
事務当局とも相談して、そういうことはあり得る、そういうことも
考えて、併し
自分としてはそういうようにや
つてはいけない。で今私が、ですからして
結論としてその間に対して
考えております
考え方は、非常に最悪の場合にはそういうことになるかも知れないが、
自分としてはそういうことになるというようなことでは
自分が折角
全逓の
諸君と
話合いをして、これを
仲裁にかかるのを暫く延ばして、なお
努力してみようという
気持を非常に裏切るということになるから、
自分の
考え方としてはそういうようにならないようにということを真剣に今
考えておると、こういうことであります。