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1953-06-25 第16回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十八年六月二十五日(木曜日) 午後零時十三分
開議
出席委員
委員長
菅家
喜六君
理事
坪川
信三君
理事
渡邊 良夫君
理事
椎熊
三郎
君
理事
正木 清君
理事
池田正之輔君
生田 宏一君 今村 忠助君 尾関 義一君 田嶋 好文君
田渕
光一君 三和 精一君 山中
貞則
君 山田 彌一君 小泉 純也君
園田
直君
長谷川四郎
君 井手 以誠君
島上善五郎
君
山本
幸一君
池田
禎治
君
松井
政吉君 山下 榮二君
加藤常太郎
君
小林
信一
君
委員外
の
出席者
副 議 長 原 彪君 事 務 総 長 大池 眞君 ――
―――――――――――
六月二十五日
委員岡田春夫
君辞任につき、その補欠として小
林信一
君が
議長
の指名で
委員
に選任された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
首都建設委員会委員任命
につき
同意
を求めるの 件
日本国有鉄道監理委員会委員任命
につき
同意
を 求めるの件
鉄道建設審議会委員任命
につき
同意
を求めるの 件
漁港審議会委員任命
につき
同意
を求めるの件
国際連合食糧農業機関アジア極東地域会議日本
政府代表任命
につき
国会法
第三十九条但書の議 決を求めるの件
緊急質問
の
取扱い
の件
決議案
の
取扱い
の件 本日の本
会議
の議事に関する件 ――
―――――――――――
菅家喜六
1
○
菅家委員長
これより
開会
いたします。 昨日
緊急理事会
を開きましたが、この前の
委員会
において
理事会
の経過を発表せよということでありますから、一応
委員長
から御
報告
申し上げます。 第一に協議いたしました件は、
議員宿舎
に
関係
することであります。
議員
の
宿舎
は、
各党
の
議員数
に割当てたものでありますが、割当てられた政党においてその必要のないものがあ
つて
議員
以外の者が宿泊しておる形勢もあるので、現に
宿舎
がなくて困
つて
おる
議員諸君
もあるから、そういうものがあるならば、ただちに返還をして、不自由を感じておる
議員諸君
に
宿舎
を提供するということに満場
一致
きまりまして
各党
においてそれぞれ
調査
をいたしまして、本日中に
宿舎
の件はそれぞれ解決いたすということにきめた次第であります。 次に、
新聞等
でも
ごらん
にな
つて
おる
通り
、
鳩山自由党
より
議長
に
申入れ
があつたのであります。
議長
から諮問の形において、
理事会
においてこれらの問題を検討した次第であります。
鳩山分党
からの
議長
に対する
申入れ
は、
宿舎
、
会館
の廃止、
各党
に割当てられた
自動車
の返上、今年度の
予算
に計上しておる地下道あるいは
滞在費
の千円を二千円に増すこと、これらを廃止したい、こういう
申入れ
であります。 そこで、
各党
の
理事諸君
の
一致
したる
意見
は、この問題は、すでにそれぞれの党の
機関
を経て、本
委員会
において確定を見たものである。
鳩山分党
からは
池田正之輔君
が
代表
で、
鳩山分党
としては異議ない、しかも
鳩山分党
の
池田委員
は、
事務当局
に対して、大蔵省などが当
委員会
において要求したものを減らすなどという
よう
なことでは権威がないということを、強く主張された次第であります。それにもかかわらず、一旦きめて四、五日前に確定したことを、まつたくそれと正
反対
なことが出て来ることはまことにふに落ちないことであるというので、
各党
の
理事諸君
から分自党の
代表
に向
つて
そのことを追究をし、まことに申しにくい言葉であるが、
鳩山分党
の
当該理事
である
池田
君は答弁に窮した
よう
な次第であります。まことにその点は申訳ないということでありました。しかし、この
申入れ
の
文書
の
責任者
は
松田竹千代
君であるから、一応
議長室
に
松田竹千代
君に来ていただいて、その真相をただそうということにな
つて
、同君に対して
各党
からそれぞれ、
質問
をいたしました。それを総合的に申しますと、一体こういうことを申し入れて来たことは、具体的にどういうことを実施に移そうという考えかという
質問
があつた。
松田
さんは、これは
各党
の
諸君
の
協力
を願わなければできないので
協力
を求める、
各党
の
協力といつて
も、
各党
はすでに
態度
を決定してそれぞれ
代議士会
その他あらゆる
機関
にかけて当
委員会
で決定したことを、いまさら、一事不再議の原則にも反することであるから、再びこの
委員会
にもどしてやるということはできない、しかも、あなたは
国会法
を
ごらん
にな
つて
おるかどうか、
国会法
によれば、
議員
には
事務室
と秘書を与えるこな
つて
おるが、
国会法
をも改正してこういうことを断行し
よう
というのかと聞きましたところ、
松田
さんは、不用意にして
国会法
を知らなかつたということであります。そこで、前日
鳩山分党
に対して
各党
の
国会対策委員長
から
申入れ
をした、この問題は決して不純な不当なことを要求した性質のものでない、しかも
会館
、
宿舎
の問題は長い間の懸案である、もし
鳩山分党
でさ
よう
なことを主張されるならば、
人気取り
でないということならば、
手本
を示して、
鳩山分党
が
宿舎
も
議員会館
も
自動車
も出してわれわれに
手本
を示してもらいたい、その決意があるというならば、なるほど
人気取り
でないということになるけれども、それらについてはみんなの
意見
に
従つて
おいて、ただ
人気取り
でない
といつて
もし
よう
がないという
よう
な痛烈な
意見
も出ましたが、最後には、
各党
から
申入れ
たことに対して、党としても何ら儀礼を尽さず、
文書
で
議長
に申し入れるということは
信義
に欠けることである、今まで院内の
各党
の
信義
の上にそういうことはなかつたのであるから、さ
よう
な党から見てもまことに穏当を欠く今回の
処置
であつたということに
意見
の
一致
を見ましたところ、
池田委員
も、
松田
氏も、それを認めて手続上非常な
誤り
があつたので、その点は了承してもらいたいということでありました。そこで
各党
の
意見
が
一致
したことは、まず
議長
に対する
申入書
を撤回してもらいたい。撤回できないということになると、さらに
議運
にかけまして
意見
を尽すということになりますと、今後の運営上非常な
支障
を来します。これらのことを決定しておきませんと、一旦ここできまつたことがくずれて、またぶり返すということになると、
運営上支障
を来すので、強硬なる
態度
をとらざるを得ないという段階になりましたので一応
申入れ
は撤回の形でお
持ち帰り願つて
あらためて本日の十時までに
御返事
があるわけでありますが、いろいろの都倉、本
会議
の間において協議をして、
鳩山分党
としてこの問題に対する正式な
御返事
があるわけであります。右の
よう
な次第でありますが、足らざるところは他の
理事諸君
から補充して御説明願いたいと思います。
池田正之輔
2
○
池田
(正)
委員
ただいまの件でございますが、まず最初に
宿舎
の問題から申し上げます。
宿舎
の問題につきましては、この前の
理事会
でしたか、小
委員会
でしたかで、
東京
に家を持
つて
実際にいらない人が使
つて
おるという話が出まして、それぞれ調べてみましたところ、なるほどわが党にも相当の
該当者
があつた。だんだん調べてみると、いろいろほかにも
関係
があることでありますから、一応ここで弁明さしていただきたいが、わが党は、き
よう
のうちに氏名を書いて
事務当局
に差出してくれというお話がありましたので、そこで居合せた
三木幹事長
以下何人かの名前を書き入れまして、それを出します。そういうことにな
つて
おりまして、現実に使わないのがありましので、とりあえずいらないのを
三つ
ばかり部屋を出しました。きのう
理事会
に申し入れました
通り
、
三つ
だけ私の方で不要になりましたから、これはお返しする。その当時も私は
調査
の上でお返しするということを言明したはずであります。これもあしからず御了承願いたい。 もう
一つ
は、
鳩山分党
から申し入れの件につきまして、ただいま
委員長
の
報告
の中に、
議運
でとりきめましたいろいろの
予算
上の問題その他に関して、私は確かに党を
代表
してまかり出まして、当時賛成したことはその
通り
であります。
従つて
、分党派が今度ああいう問題を取上げて出しましたのは、
議運
でとりきめた
予算
なりその他のものが不当だという
意味
では決してありません。それは
委員長
からおそらくあとで御説明があると思いますが、決してそういう
意味
ではない。不当ではないが、率直に申しますと、これは内輪のことでありますけれども、党で言い出した者は、御
参考
までに申し上げますけれども、石橋さんです。
日本
の財政上の立場から、われわれ議会がみずから率先して自粛する、苦しい中にもなおさら忍んで行くということがよかろうというので、取上げた問題であります。決して不当という
意味
で取上げた問題ではありません。
従つて議運
で一応とりきめた問題でありますから、わが党はそれをきめまして、その
取扱い
方を
正副議長
に一任してお願いをして、
各党
との
意見
の交換を行い、できるならばそういう方向に進んでもらいたいということの
申入れ
をした。しかし、
申入れ
以前に、当然私から
皆さん
に一応この事情を申し上げて御
了解
を願うべきであつたのですが、その点私に手落ちがあつたので、そのために
皆さん
に不当に御迷惑をおかけしたということにつきましては、私から
皆さん
にこの席上で陳謝の意を表しておきます。
菅家喜六
3
○
菅家委員長
その次に
理事会
として申合せいたしましたことは、過般来
新聞等
で、
議員
の
歳費
その他の
給与関係
について、非常に不当な
お手盛り案
を当
委員会
で決めたという
よう
な印象を与える
記事
が出ております。各
方面
からそれらに対して
問合せ
もあり、また
新聞等
に伝えられました
歳費
、
通信費
、
滞在雑費等
誤つたものがあるのであります。たとえばある
新聞
では、十八万五千円の
手取り
になるかのごとく
数字
的にはつきり出ております。これは非常な間違いでありまして、この際この問題の
数字
的な
基礎
をはつきりしておき、かつこの問題は、このたびのこの
委員会
もしくは
国会
において、急にかくのごとき
お手盛り案
をわれわれが要求をしたものでないということを明らかにし、
誤解
を解く必要があるだろうということに
意見
の
一致
を見た次第であります。そこで
歳費
、
通信費
、
滞在雑費等
の
総額
は
現行法
においては十一万八千円、すなわち
歳費
七万八千円、
通信費
一万円、
滞在雑費
三万円、これが
現行法
で
給与
を受ける
総額
になるのであります。そのうち
源泉課税
で差引かれるのがあります。これは、各
代議士個人
によ
つて家族
の数その他で相違がありますが、大体
平均
三割と見るのが至当であります。そういたしますと、二万三千四百円というものが
源泉課税
で引かれます。七万八千円から
源泉課税
の二万三千四百円という
平均
したものを差引ますと、
手取り額
は五万四千六百円となります。そこへ
地方税
がかか
つて
来ます。これも各府県によ
つて
違いますので、一律に出すことができませんから、
平均
したものを見るよりほかないと思います。これは、
所得税
の年額に対して百分の十八と、
均等割
を加えたものを、十二分の一にするわけですが、
月額
として大体四千五百五十円という
平均
が出て来ます。そこで五万四千六百円に、一万円の
通信費
と三万円の
滞在費
を加えて九万四千六百円ですから、そこから四千五百五十円を引きますと、九万五十円になります。それに
議員
としてどの
議員
も毎月定額に
支出
をいたしております額、これは
各党
によ
つて
違いますが、第一は
党費
であります。
党費
は各
議員
とも
天引き
で引かれてしまうのであります。これは
各党
によ
つて
違いますが、多いところは二万円。
本部
の
党費
と
地方連合会費
で、われわれの
自由党
といたしますと、
本部
の
党費
のほかに各
地方
の支部の
連合会
の
党費
を取られておる。多いところは二万円、少い党で八千円、
平均
一万五千円。そこで、
平均
して
議員
が
党費
として
天引き
される額が一万五千円。それから、
各種
の
議員連盟
というものがある。これに少くとも
最低
三千円の
費用
をとられており、これも
天引き
であります。その他
冠婚葬祭関係
のお
見舞金
という
よう
なものが、ごく
最低
に見まして二千円、こんなものではとても済まないと思いますが、過大なことを発表した
よう
に言われても困るので、
最低
のことを言
つて
おるのであります。こんなことで済むものではありませんけれども、
冠婚葬祭
その他で二千円といたしまして、
党費
一万五千円、各
議員連盟会費
三千円、
冠婚葬祭費
二千円と見ますと、これらの
経費
が二万円いります。そこで九万五十円から二万円を引くと七万五十円。これは
開会
中に限ります。
閉会
中は
滞在雑費
三万円が減りますから、四万五十円、これがただいまの
議員
の実
収入
になるわけであります。
長谷川四郎
4
○
長谷川
(四)
委員
総合課税
が抜けておる。
菅家喜六
5
○
菅家委員長
総合課税
は、かかる人とかからない人があるから……。あなたの
よう
に
総合課税
で大分とられておる人も多いと思いますが、それを入れないといたしましても、
閉会
中は四万五十円、
開会
中は七万五十円、そこで
議員
の
歳費
その他
給与関係
における総計の額というものは、決して
国会議員
として
最高機関
の
待遇
として過大なものであるということは出て来ない。
新聞
によると、諸
外国
の例になら
つて
、
議員
の
歳費
だけが
世界並
に
なつ
たということも出ておりますが、今諸
外国
の例も
問合せ
中であります。ただいまわか
つて
おるのは
アメリカ
とイギリスだけでありますが、これは例いになりません。
アメリカ
は四百五十万もとお
つて
、そのほかに旅費、
文房具手当
として五百ドルももら
つて
おる。これは比較の
対象
にすべきものではないし思います。英国も同じでありまして、本俸一千ポンド、そのほかに
月額
として
手当
その他たくさんある。諸
外国
の例は、
参考
のために、今
資料
を収集中でありますが、決して、
日本
の
国会議員
が、諸
外国
の水準以上に
待遇
を受け、
お手盛り案
をつくつたのでないということだけは、これによ
つて
はつきりしておるのであります。右の
よう
な次第で、これを適当の機会に、それぞれの党において、各
代議士諸君
に御
報告願つて
、決して現在の
状況
において不当なものを要求していないという点を明らかにしておきたいと思います。御
参考
までに、
理事会
の
調査
した結果を御
報告
申し上げた次第であります。
田渕光一
6
○
田渕委員
毎日新聞
の
三面記事
を見ると、いかにも
議員
を誹謗する
よう
に、
収入
ばかりを大きく書いて
支出
を
一つ
も書いていない。加うるに、料亭などに
自動車
があるとか―非常に
議員全般
が迷惑をこうむつたと思います。私は、第六
国会
で、
自由党員
でありながら申し上げたが、当時
歳費
が三万円であつた。
選挙
区から
陳情
に参ります者は、先生悪いことしておるんですか、三万円で食えないでし
よう
と言うから、
歳費
を上げて
十分議員
をねぎろうて働かすべきだということを申した。われわれは良識でも
つて
やつおります。決して、
議員
だから
といつて
与えられた権限でむちやをやるんじやない。実際今日は四万や五万では食
つて
行けない。
陳情団
が来る。電報を打つ。お客はとまる。ほんとうにこんなことでは破産してしまう。われわれは、事業の方からの
収入
でどうやらこうやら食
つて
おる。こういう
よう
な誹謗したことに対して、
毎日新聞
の
三面記事
に対して腹が立つ。少くとも
新聞
は、
天下
の
公器
である以上は、正しいことを伝えてもらいたい。
議員
を誹謗する
よう
な、あるいは
国会
を誹謗する
よう
な
記事
ばかり書くということは、その
担当者
の
良心
を疑う。
新聞
が
天下
の
公器
というならば
天下
の
公器
らしく真実を国民に伝えるべきだ。誹謗ばかりして大衆を惑わすがごときことをやることは、
毎日新聞
の
よう
な大
新聞
のなすべきことではない。
委員長
から、
毎日新聞
に対して
警告
を発するなり、以後注意する
よう
に申し入れるなり願いたい。
菅家喜六
7
○
菅家委員長
その点は
理事会
においても話合いをいたしたのでありますが、ただ
新聞
に対して望むところは、
数字
の正確なるものが伝えられるということを願うことかできると思います。その可否はおのおのその観点によ
つて
違うのでありますから、
批判
は
言論機関
の自由である。ただ、われわれ
議員
の
収入
と
支出
というものが、だれが見てもこれが正しいものであるという
基礎
的な
数字
に、
誤り
があ
つて
はならないと思う。それは
報道
が誤つたもので、正確な
報道
ではありません。これは何かの行き違いで、そういう
新聞
の
報道
の
基礎
をなしたかと思いますので、いずれ近いうちに各社のそれぞれの方に御
参集願つて
、これらに対する
基礎
の
数字
はかくのごときものである。―これに基いて、
国会議員
の
待遇
としては、これは多いという御
批判
ならば別であります。これはとめることはできません。また
警告
という話もありましたが、
新聞
に
警告
することはできない。ただその点の
了解
を得まして正しき
批判
を請うという
よう
な
処置
をとりたい。これが
全般
の
意見
の
よう
であります。ごく近いうちに、各
新聞社
の人に、
基礎
的な
数字
によ
つて批判
の
対象
にしてもらうという
よう
なことをとりたいと思
つて
おります。
松井政吉
8
○
松井
(政)
委員
問題は、ただいまのは
現行法
の計算によるとその
通り
になる。ところが、
新聞等
で問題にな
つて
おることは、この
現行規定
に対して今度
予算
に出て来る
議員
の
立法事務費月額
一万円と、
開会
中の
滞在雑費
一千円を二千円にするというのが
新聞
の種です。そこで――われわれがさらに明らかにしておかなければならぬのは、
立法事務費
の
月額
一万円というのは、
個人
に対する
立法事務費
の形で出るが、実際は
各党
の
政務調査費
にな
つて
、
議員
のふところに入らず、党に行くものであるということを明らかにしておく。さらに
開会
中の
手当
一日千円、
月額
三万円が、二千円にな
つて
六万円になるというところに、非難の的があるのでありますが、これは、
選挙
区を
地方
に持
つて
、
開会
中上京しておる者が、かりに
普通官吏
の
最高給者
が
出張等
をやつた場合の
手当
に比べてどうかというところから割出された
数字
でありまして、
従つて
千円で
東京滞在
の
費用
がまかなえるわけがないという、各派
一致
した
意見
であれだけにしたものであります。ところが、これは
開会
中でありまして、
閉会
中は依然として
現行法
の四万五十円が
手取り
であるということだけは、明確にしておかなければならぬ。
菅家喜六
9
○
菅家委員長
ただいま
松井
君御
発言
の
通り
でありまして、私言い落しましたが、
立法事務費
は、
議員
一人々々に支給になるが、これは
議員
の手には入らないで、
各党
の
政調会
に入
つて
しまう。
各党
の
政調会
の
費用
は莫大なもののあ
つて
党によつ違いますが、あれだけの人間をそろえて、あれだけの
調査資料
その他の
経費
は莫大なものであります。なかなかこれらによ
つて
維持できない
状況
であります。これは言うまでもありません。
松井
君から御注意がありました
通り
、
松井
君の
発言
をそのまま
委員長
の
発言
として御
承知願つて
、明確にしておきたいと思います。
田渕光一
10
○
田渕委員
滞在費
を二千円
といつて
も、
各省
の
事務次官
は
滞在費
二千百円であります。
国会議員
が二千円というのは大したものでない。
国会法
の三十五条を見てもわかる
通り
、
議員
は
一般官吏
の
最高
の
給料額
より低くてはいけない。
議員
だけが
滞在費
をよけい取るのじやありません。
各省
の
事務次官
は二千百円で、
議員
の二千円というのは
良心
に恥じない額です。
松井政吉
11
○
松井
(政)
委員
希望
しておきますが、当
議運
の中には、
国会法改正
に関する小
委員会
ができております。やはり
国会法
を改正するときには、当然三十五条が是であるか非であるかということも、小
委員会
で
議論
になると思いますので、要するに
国会議員
の
歳費
、
手当等
の
規定
並びに
国会法
に基く今の
給与体系
から、是であるか非であるか、
誤解
を生まない
よう
な
方法
があるかということを、
国会法改正小委員会
で十分に検討していただきたいと思います。
菅家喜六
12
○
菅家委員長
了承いたしました。
田渕光一
13
○
田渕委員
私は、どこまでも
民主政治
で行きたいから、そのイデオロギーで言うのでありますけれども、
各省
の
課長
、部長、
学長級
が、みな
自動車
で送迎されておる。局長、
課長級
が
自動車
を持
つて
おるのに、
議員
に
自動車
がない、こういう点もはつきりしておきませんと、
立法
と行政との
関係
、
国会法
の三十五条との
関係
があるから、これも申し上げておきます。
菅家喜六
14
○
菅家委員長
前回の
委員会
において保留にな
つて
おりました、
政府
より
同意
を求めて来ておる
各種委員
について、
各党
の
態度
は決定したはすでありますから、本日の本
会議
において
取扱い
たいと思いますので、
各党
の
態度
を御発表願いたい。
坪川信三
15
○
坪川委員
各種委員
の人選につきましては、わが党は
政府提出
の原案の
通り賛成
であります。
園田直
16
○
園田委員
同意
いたします。
山本幸一
17
○
山本
(幸)
委員
私の方では、いろいろ
異論
が出ました。そこで結局、
皆さん
の御
了解
を得て、最後的にきめたのは、
一つ
は
鉄道建設
の
杉道助
さんですか、この方は十回の
会議
中に……。
菅家喜六
18
○
菅家委員長
それは今度の
同意
を求める中には出ておりません。
山本幸一
19
○
山本
(幸)
委員
それでは取消します。
首都建設
の
小林
さん、これも欠席か多い。
菅家喜六
20
○
菅家委員長
それも今度のものには
同意
を求めて来ておりません。次田大
三郎
君であります。
小林
君は、
鉄道建設審議会
です。
山本幸一
21
○
山本
(幸)
委員
反対
です。もう
一つ
は、
石黒
さんの派遣について、インドには大使がおられる。
復つて
、
政府
の
代表
としては、その
方面
から選ばれるのが妥当だと思う。そういう
意味
において、もし
石黒
さんを選ばれるならば、副という形において選ぶ、そういう
希望
です。
菅家喜六
22
○
菅家委員長
結局、
反対
ということですね。
山本幸一
23
○
山本
(幸)
委員
正は
反対
、副
なら賛成
です。さらに
希望意見
があります。
各種委員
の
任命
にあた
つて
、この前も申し上げましたが、たとえば
石黒
さんに例をとりますと、
石黒
さんは
農政通
であることは、だれしも認めておりますが、どうも
政府代表
の
任命
ということは、今までの慣習があるかもしれませんが、いわゆる
有力者
から選ばれておる。そうでなしに、たとえば
農政調査
とかいう場合には、実際に
農民運動
を専門にや
つて
おる連中からも選び得る
よう
な道を開いていただきたい。これは
希望条件
です。今後そういう道を開く
よう
、
委員長
並びに
委員
に御努力願うことにして、その他は
承認
いたします。
菅家喜六
24
○
菅家委員長
ただいまの御趣旨の点は、それぞれ適当な
方法
によ
つて
伝えることにいたします。
松井政吉
25
○
松井
(政)
委員
私の方は、せつかく出欠のリストをいただいて検討したのであります。そこで、およそ十回から十回以上
会議
が開かれておる
よう
であります。何回目の
会議
がどういうことを議したかという
内容
、われわれにわかるすべが、ございません。
従つて
、
内容
の点について検討するわけに参りませんから、勢いやはりまじめに
出席
しておるかどうかという点で
調査
するより
方法
がございません。そういうことで
調査
いたしましたところ、ただいまも
議論
にな
つて
おります
鉄道建設
の
小林
中さんは、十回の
会議
中六回欠席しております。これはまじめだとは申し上げられません。わが党の
国会対策委員会
でも、やはり
国会
が
承認
を与えたり
任命
をした
よう
な
委員会
には、できるだけ
出席
を
願つて
、与えられた職務をまじめに遂行するという
意味
で
承認
をするのであるから、
小林
君の点については、まだ多少の
議論
が残
つて
おります。その他については
承認
を与えることにいたしたい。
小林
さんの問題は、議場に入るまでに
態度
を決定して臨みますから、暫時留保さしていただきたい。
加藤常太郎
26
○
加藤
(常)
委員
今、社会党の言われた
通り
、
小林
君に対して多少
異論
が出ておりますので、まだ決定しておりません。本日上程されるとすれば、さつ
そく態度
をきめて場内で……。
菅家喜六
27
○
菅家委員長
本件については、長い
間留保
にな
つて
おりましたから、本日の本
会議
にかけることとし、あえて採決する必要なく、多数の
諸君
が
同意
であります。但し、
希望意見等
もあり、さらに
鉄道建設審議会委員
の
小林
君に対しては、ごもつともな御
発言
であると思いますので、この案が通る通らぬにかかわらず、
政府
に強く申し入れることにいたします。さ
よう
に
取扱い
たいと思います。
菅家喜六
28
○
菅家委員長
次に、
決議案並び
に
緊急質問
の
取扱い
をお諮りいたします。前
会留保
にな
つて
おりました、
在日米軍演習場
の
強制使用反対決議案
、
淺沼稻次郎
君外六十四名
提出
、
領土
に関する
決議案
、
淺沼稻次郎
君外六十四名
提出
、
領土
に関する
決議案
、
床次徳二
君外九名
提出
、凍
霜害全額国家補償
に関する
決議案
、
古屋貞雄
君外七十多
提出
、石川県内灘村海岸、長野県
浅間山ろく群馬
県
妙義山ろく
及び和歌山県大島を
米軍
に使用せしめることに
反対
する
決議案
について先ほど
理事会
においてこの
取扱い
を協議いたしたのであります。一応それをお諮りして御賛成を願いたいと思います。
領土
に関する
決議案
は、出ております二つのものが大体同じであり、これは前会も前々会も全会
一致
で通しておるという性質の問題でありますから、今回も全会
一致
の運びに至るまで留保するということに、
理事会
において申合せをいたしました。凍
霜害全額国家補償
に関する
決議案
も、当該
委員会
において、
各党
において話合いが進みつつあるのであります。それらを検討する
意味
において、本日はこれを留保したいという
理事会
での
各党
一致
の
意見
。それから内灘その他浅間山、妙義山等の
決議案
、これも留保。
正木清
29
○正木
委員
在日米軍演習場
の
強制使用反対決議案
は、わが党から
提出
しておるものと大体
内容
において同じ案件である。
委員長
は、やはり言葉が走りなかつたと思いますが、左右両派が一本にまとまる
よう
に努力する……。
菅家喜六
30
○
菅家委員長
ただいま正木君御
発言
の
通り
、左右両派の
意見
がまとまつたときに、その他の党派はその
態度
を決定する、そのためにこれを留保する、こういうことに
理事会
では満場
一致
で決定したのであります。
決議案
は右の
よう
に
取扱い
たいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
菅家喜六
31
○
菅家委員長
異議なしと認め、さ
よう
決定いたします。
松井政吉
32
○
松井
(政)
委員
別に異議はありませんが、
取扱い
に対する
希望
を申し上げます。
在日米軍演習場
の
決議案
と、石川県内灘、長野県浅間山、群馬県妙義山等に関する
決議案
は、
内容
においては大体同一趣旨のものであるから、左右社会党で一本にまとめて、早急に
決議案
を出しますから、各会派の方々の御賛同を得る
よう
に協議を進めていただきたいと思う。
領土
に関する問題については、わが党と改進党の方から出ておりますが、これも
内容
がほとんど一緒であります。
提出
者両派の考え方が
一致
することは当然であります。
従つて
領土
に関する問題は、
委員長
のおつしやる
通り
、従来から全会
一致
で取扱
つて
来ておりますから、各会派におかれても至急に
態度
を御決定
願つて
、
領土
に関する
決議案
等は、できるだけ早い機会に上程の運びにする
よう
にお願いします。
菅家喜六
33
○
菅家委員長
了承いたしました。 ――
―――――――――――
菅家喜六
34
○
菅家委員長
次に、
緊急質問
の
取扱い
についてお諮りいたします。前回より留保にな
つて
おりました案件が七件あります。これも先刻
理事会
において大体申合せ決定をいたしたのであります。第一の、内灘演習地不当接収に関する
緊急質問
は、留保。第二の、西
日本
地方
の長雨及び台風による麦作被害対策に関する
緊急質問
は、本日は留保する。第三の、木村保安庁長官の防衛五箇年計画の言明に関する
緊急質問
、これも
予算
委員会
等でや
つて
おりますので、とにかく留保して次の
委員会
において協議する。第四の、風水害復旧対策に関する
緊急質問
、これも、当該
委員会
等において、それぞれの申合せができておるらしいので、本日のところは留保。第五の、
日本
の公海漁業の発展と主権の確保に関する
緊急質問
、これも留保。第六の、社会党右派から出ております、
日本
製鋼における米兵の発砲事件に関する
緊急質問
、これだけは本日
緊急質問
を許すことに、
理事会
においては
一致
を見た次第であります。第七の、朝鮮休戦に伴う
米軍
基地並びに休養施設等の拡張に関する
緊急質問
、これは留保。結局、
理事会
においては、六番目の
日本
製鋼の米兵発砲事件の
緊急質問
を許すことに決定した次第であります。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
菅家喜六
35
○
菅家委員長
御異議なければ決定いたします。
田嶋好文
36
○田嶋
委員
理事会
の決定で強行すると言うのではございませんが、
日本
製鋼の発砲事件の緊急性については、すでに参議院、衆議院で相当論議されておる。一体これが緊急性があるかどうかということについて、われわれは考えざるを得ない。そうして
新聞
紙上にも発表されておる。政争の具にするために
緊急質問
をするということは…。
菅家喜六
37
○
菅家委員長
田嶋君のお話は一応ごもつともでありますが、
理事会
において相当話合いもいたしまして、そういう御
意見
もありましたが、いろいろな角度から見て、諸般の事情を勘案して、これ
一つ
をやることが今日は適当であるということで、取上げることに決定したのであります。
田嶋好文
38
○田嶋
委員
それならそれでよろしいが、今後の
緊急質問
の
取扱い
については、
各党
の勢力分野の均衡とかなんとかということでなしに、ほんとうに緊急を要するもので、ほんとうに国策的なものを取上げるという御方針でお願いしたい。あの党の顔を立てるとか、この党の顔を立てるとかい
つて
分配をするという
取扱い
は、私たちは運営
委員会
として絶対
反対
をして行かねばなりません。
菅家喜六
39
○
菅家委員長
各党
の顔を立てるとか、
三つ
出したから
一つ
だけやるとかいうことは、ただいままでのところは
緊急質問
においてございません。この前
各党
の
国会対策委員長
にお集まりを願い、
各党
の
理事諸君
との合同
会議
において、
緊急質問
は、原則として重大な国策に関するもの、天災地変、騒擾等に関するものを取扱う。その他は、
各党
の
国会対策委員長
できまつたものを
理事会
にかけ、さらにここで
一致
したる
意見
においてこれを許すので、なるべく
緊急質問
は今の御趣意に沿う
よう
な
取扱い
をしたいということに
一致
しております。そういう観点から、この問題が
一致
したわけであります。
各党
の対策
委員長
・
理事会
の方も
一致
したのであります。
田嶋好文
40
○田嶋
委員
了承しました。
正木清
41
○正木
委員
私の経験から申し上げますと、今田嶋さんの御
発言
の
よう
な
取扱い
は、か
つて
いたしたことはございません。この点は、
各党
としても十分考えてや
つて
おります。もう一点は、か
つて
、なるほど
国会対策委員長
が会合を持つたことは承知しております。しかし、
議運
は
議運
として自主性があるから、すべてのものが
国会対策委員長
会議
によ
つて
決せられるということのない
よう
に、この点だけは明確にしておきます。
菅家喜六
42
○
菅家委員長
今正木君の御
発言
の
通り
でありまして
国会対策委員長
が決定したとて、当該
委員会
において決定いたさなければ通らないものであります。
議運
としての自主性を失う
よう
な運営はいたさないつもりであります。
長谷川四郎
43
○
長谷川
(四)
委員
留保というのが六つもあるが、これらについての緊急性が今日あるかいなやということは、大いに疑いを持たなければならぬ。現に
予算
委員会
においてあるいは外務
委員会
において論議を尽されておるので、新しくこれを本
会議
でやらなければならない緊急性があるかどうか。
理事会
あるいは
国会対策委員長
の会合において、緊急性があるかどうかという点については、どの
よう
な話があつたかということを承りたい。
菅家喜六
44
○
菅家委員長
大体今お話の
通り
であ
つて
、これらの問題は、とりやめにし
よう
という
意見
が多いのであります。ところが、あなたの方の出しておられます内灘の問題は、まだ本人に話しておらないから、き
よう
のところは一応留保してもらいたいというので留保しておるのであります。
長谷川四郎
45
○
長谷川
(四)
委員
われわれは緊急性がなくな
つて
おると思う。留保でなく、一切白紙に返してもらいたい。
理事会
できめるなら、そういう方向に進んでもらいたい。
菅家喜六
46
○
菅家委員長
またまだこれより長い、一箇月以上も留保に
なつ
たというのが、今日までの経過にあります。今回はよく整理ができておるのであります。次会には全部整理したいという
各党
の
意見
でありますから、さ
よう
御了承願いたい。
長谷川四郎
47
○
長谷川
(四)
委員
この種のものは、ほとんど緊急性がなくな
つて
おるから、全部撤回してもらいたい。これは私の
意見
です。
島上善五郎
48
○島上
委員
ちよつと
質問
しますが、内灘演習地不当接収に関する
緊急質問
は、自然休会に入る前からの問題です。これに対しては、わが党も、右派社会党も、同様に出しておる。しかし最終日の本
会議
で、改進党がこれをやり、わが党は引揚げ問題、右派は凍霜害問題ということであつたのを、改進党が
緊急質問
をする権利をと
つて
おいて、き
よう
はやらないということで保留した。
従つて
、その後の事態の変化によ
つて
、今日では、当時考えられた
よう
な
内容
と少し違
つて
来ておると思うのですが、もしこの留保が、当時改進党の方々が考えられた緊急性がもう失われて来たという
意味
の留保であるならば、われわれは、今日の状態において、ぜひ
緊急質問
をしたい事項がある。どういう
意味
で留保されておるかということを聞きたい。
園田直
49
○
園田委員
今の内灘演習地不当接収に関する
緊急質問
は、とつた権利を棄権するという
意味
では、ございません。現在、
政府
と党、特に当該
委員
との間に折衝中でございますので、それと関連してやるというので留保しておるわけでございます。
菅家喜六
50
○
菅家委員長
それでは、
緊急質問
の
取扱い
は、いろいろ御
意見
がありましたが、それらを勘案してき
よう
のところは以上のいうに決定したいと思います。さ
よう
御了承願います。 ――
―――――――――――
菅家喜六
51
○
菅家委員長
次に、本日の日程について事務総長より説明申し上げます。
大池眞
52
○大池事務総長 本日の議事日程の順序でございますが、ただいま御決定を願いました
緊急質問
を一番最初におやり願うことは、従来の先例だと思います。
従つて
、日程に入る前に菊川さんに
緊急質問
をお願いします。
緊急質問
の時間等も御決定願えれば、あとで御決定願いたいと思います。それが済みましたら第一の
首都建設
委員会
以下第五にわたる人事
承認
の件でございますが、日程第一は、次田大
三郎
君一人でございますから、これは
議長
発議で異議を問うていただきます。日程第二も、それでけつこうであります。日程第三の問題でありますが、現在までそういう
取扱い
をしたことは、ございませんが、
政府
の方からこの全部のものの
同意
を求めて参りましたが、ただいまの御
意見
によりますと、
小林
中さんに対して、御
反対
のところと、まだ未決定のところがおありの
よう
であり、
小林
さん以外の方については、みな御
同意
の
よう
に承知しておりますので、
小林
さんだけをそれ以外の方とわけて採決しませんと、起立の場合に困ると思います。従いまして
小林
さんだけを除いた者に対し御異議を問うて、あとは起立採決をお願いする、こういうことでいかがで、ございまし
よう
か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
大池眞
53
○大池事務総長 それでは日程第三については、異議のない方と多少ある方とにわけて採決をお願いします。日程第四は、御異議がない
よう
でありますから、これも御異議を問うてお願いをする。日程第五につきましては、御
異論
のある方もある
よう
でありますから、起立採決で御決定を願う。次に、日程第六は、厚生
委員長
小島徹三君が御
報告
になる案で、全会
一致
でございます。日程第七も、農林
委員長
井出一太郎君が御
報告
の御予定で、全会
一致
でございます。日程第八は、経済安定
委員長
の佐伯宗義君が御
報告
になる予定で、これも全会
一致
でございます。これ以外に、本日すでに上
つて
おります分で、日限の都合がありまして、本月一ぱいで法律が切れる
関係
がございますので、厚生
委員会
の理容師美容師法の一部を改正する法律案を緊急上程を願いたい。これも全会
一致
でございます。それから、建設
委員会
の道路整備費の財源等に関する臨時措置法案、これは
議員
提出
でございますが、これも全会
一致
でございます。建設
委員長
久野忠治君が御
報告
の予定であります。この二件の緊急上程をお願いいたしたい。
菅家喜六
54
○
菅家委員長
松井
君、
緊急質問
の時間は、いつもの例によ
つて
十分程度で……。
松井政吉
55
○
松井
(政)
委員
十分あるいは十五分……。
菅家喜六
56
○
菅家委員長
多少のところは
議長
で考慮願うこととして、
緊急質問
は十分程度、次回の本
会議
は二十七日、
従つて
本
委員会
は二十七日午前十一時
開会
いたします。本日の本
会議
は二時に
開会
いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時十分散会