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小笠原二三男君 先ほど
官房長官の
法案提出のお見込についての御
説明を伺いましたが、或る案件については、二十日までには出したいというようなことが
一つだと思いましたが、或いは二つだつたかも知れません。
警察法、義務教育
関係の
法案、これらについて言われただけで、他は二月の中旬乃至下旬、今月中には出す。こういう見込のようでございました。そこで最近の
参議院においてこれを
審議するというのに具体的に確定した日というものは、本日も我々聞きとることができなかつたわけです。ましてや本日十六日でありまするが、定例本
会議の水曜日の十八日というものは、
重要法案だから本
会議で
説明を聞こうと仮りに
考えたにしても、これはできないことになるわけです。それですから、他に案件のない限りは、水曜日は本
会議を開く必要はないというふうに、素直に私受けとるわけなんです。
それから次の定例本
会議の金曜日、これは二十日でございます。それで二十日までには出したいというが印刷上の手続で、二十日に出て来たからと言
つても、
準備の都合もあれば、これ又或いは
あとでおきめを願いたいと思うのですが、或る
法案等を本
会議で聞きたいと
思つても、それは早急には間に合わないということだろうと思う。それで他の
法案を
考えてみても、十分な
法案がない。上
つて来るものもない。こういうことになれば、私は
結論を今出そうとは思わないが、今週中は、
政府によ
つて我々は、何と申しますか、待機させられておる期間ではないだろうかというふうに
考えられ、集約して来週の月曜あたりから本格的な
論議が開始せらるるという
見通しのほうが、これは間違いのないところじやないかというふうに私は見当をつけたわけであります。その又見当をつけた
内容としては、その
警察法、それから義務教育費、これだけは二十日までに、或いは二十日前後というふうに、大体
官房長官も自信を持
つておられるようですから、月曜日には、これは
重要法案として本
会議で
提案理由を聞き
一般質問を展開するような順序に行きたいものであるというふうに思うのですが、
自由党さんのほうの御
意見もあるでしようから、大いに、同調するところはしてもいいのですが。