○長谷川(四)
委員 局長はお聞違いにな
つていると思うので、私は
政府貿易をしろというのではない。
政府みずからが
もつと
民間貿易に満身を込めた方途を授けなければならないのではないか。それには与党であるからというのでなく、与野党を通じて結集しなければならない、こういうことを私は申し上げているのでありまして、
政府貿易を今私
どもはやらんとするような
考え方は毛頭持
つておりません。
従つて局長も、あなたはなるほど
政府委員であるかもしれないけれ
ども、この行き詰まつた貿易というものに関連して、あなたは通産
委員会に来て通産
委員会がこの程度でよろしいのかというくらいのお言葉はあなたから承らなければならない。そのくらいの熱意があ
つてこそ初めて
日本の貿易に貢献することができ得るのではないか、
従つて指導することができるのではないかと思うのであります。ただ
政府の一員であるからあまり刺激のないようにきげんをと
つておこうというような態度でなく、ともに研究し、そうして目的を達したいというのがわれわれの念願である、こういうことだけはお間違いのないように今後も御
答弁を願いたい。大臣がいるから政務次官がいるからとい
つても、あなたは
政府の別の方の方かもしれないが、あなたは大臣じやないからうまいことを言
つてごまかそうという——政務次官というようなお方はあるいは三日すればかわ
つてしまう、かわつたあと担当するのはあなた方だから、
もつと真剣にわれわれにもこうやらなければならないのだということを伝えてもらわなければ、われわれにはわからないのだからそうお願いしたいということを申し上げたのでありまして、
従つて申し上げた
通りあなた方のお力でいかにやろうとしても、政治というものが表に立
つて行かなければこれはやり得ないものである。またバツクになければやり得ないものであるということを私は申し上げておるのであります。今後におきましても、冒頭に申し上げた
通り、貿易の問題は簡単に片づかないからまたゆつくり
お話を承りたいのでありますが、きようは私はか
つてなことを申し上げたようでありますけれ
ども、決してか
つてな話じやないので、
もつと責剣にわれわれは通産
委員として
責任上
考えなければならないときであると信ずるからであります。私の
質問はきようはこのくらいにしてゆつくりあとで承ることにいたします。