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1952-12-22 第15回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十七年十二月二十二日(月曜日) 午後四時二十三分
開議
出席委員
委員長
福永
健司君
理事
菅家
喜六君
理事
村上
勇君
理事
椎熊
三郎君
理事
田中
織之進君
荒舩清十郎
君
伊能繁次郎
君 飯塚 定輔君 今村 忠助君
大野
市郎君 久野 忠治君
佐藤洋之助
君 中田 政美君
羽田武嗣郎
君
福井
勇君
松本
一郎
君 森 清君 石田 一松君 小泉 純也君
佐藤
芳男君 山本 粂吉君
池田
禎治
君
木下
郁君
松井
政吉君 吉川 兼光君
井手
以誠君
安平
鹿一君
渡辺
惣蔵
君
委員外
の
出席者
議 長
大野
伴睦
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員
岡田
春夫
君 事 務 総 長
大池
眞君
衆議院参事
(
事務次長
)
西沢哲四郎
君 ――
―――――――――――
十二月二十二日
委員高木松吉
君、
坪川信三
君、
内藤隆
君及び土
井直作
君辞任につき、その補欠として
伊能繁次
郎君、
福井勇
君、
松本一郎
君及び
木下郁
君が議 長の指名で
委員
に選任された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
会期
に関する件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 ――
―――――――――――
福永健司
1
○
福永委員長
ただいまから
議院運営委員会
を開会いたします。 まず、
会期
に関しまして
議長
から
諮問
がありますから、これについて御
協議
を願います。
会期
につきましての
各派
の御
意思
を
表明願つて
から、御
協議
をお願いいたしますが、先刻本院の
参員長会議
を開きまして、
議長諮問
の
会期
の件を
協議
いたしました結果、
委員長会議
といたしましては、
会期
につきましては、
議院運営委員会
に一任するとの答申がなされました。これをもお含みの上、御
協議
願いたいと存じます。 それでは、順次
各派
の御
意見
を御
表明
いただきたいと思います。
自由党
はいかがですか。
菅家喜六
2
○
菅家委員
会期
の点ですが、
自由党
は、三月三十一日までこれを延期いたしたい。今回の
特別国会
は、御
承知
のごとく、平年であれば
通常国会
があるべきで、これにかわるべき性質を多分に持
つて
おると思う。
参議院
の
審議状況
をも勘案して、三月三十一日まで
会期
を
延長
したい、こういうことであります。
福永健司
3
○
福永委員長
改進党はいかがですか。
椎熊三郎
4
○
椎熊委員
驚くべき
自由党
の
発言
であります。今回の
会期
は、十月二十四日
召集
されて、当
委員会
で
会期
を決定したのであるが、その際は、
自由党
は
会期
を十五日にしたい。ぼくらは、当時の
政治情勢
を勘案して、議決を経なければならない重大なる
案件
が山積しておるのであるから、それではいかぬというので、六十日ないし七十日の
会期
を要求いたしました。結局において六十日に決定いたしましたが、組閣以後における
補正予算等
の
準備
の
都合
で休ましてもらいたいということであ
つた
。その他立太子の
儀式等
もありましたので、われわれは、
最終日
から逆算し三二十日を
実質審議
に充つべしとの
主張
をいたしました。よ
つて
、
自由党
としては非常に遺憾であ
つた
でしようが、多数の
意見
がそうであ
つた
ものですから、
最後
は円満に六十日の
会期
というものを決定した。そうして再開が十一月の二十四日であります。十二月の二十三日までで
実質審議期間
が三十日になる。ところが、
会期
は
召集日
から勘定して六十日ですから、二十二日をも
つて
終る。それではわれわれの
主張
した
実質審議
三十日に満たないのはたいへん遺憾でありますが、その間勉強して、重大なる
法案
を
審議
しております。私
ども
は
実質審議
を
主張
した
手前
、一両日の
会期
の
延長
については、むろん
参議院
の
審議状況等
にも思いをいたしまして
反対
する
理由
はないのであります。
予算
その他重大な
案件
があるのですから、その
程度
はしかたがないと、今
朝来
の
理事会等
でも
意思表示
をしておきました。少くとも
参議院
の
審議
に圧力を加えないためには、今週一ぱい、二十七日まで五日間の
会期
の
延長
くらいが適当ではないか、
野党
三派はことごとくこれに同調したのであります。しかるに、突如として来年三月三十一日までの
会期延長
ということは何事でありましようか。
憲法
上の
規定通り
、
特別国会
は
選挙
後に行うところの特殊の
国会
であります。それは
選挙
後の態勢を整え、
内閣
をつくらしめ、
議長
を
選挙
し、その他議会の
構成
、
内閣
の
構成
を完備せしめ、同時に
政治
上やむを得ざるもののみを
審議
して
特別国会
は終るべきものであると考える。今回は非常に重大な問題、しかも緊急を要する問題が山積してお
つた
ので、私
ども
は
特別国会
であるとは言いながら、六十日の
会期
を要求した。しかも
予算案
はすでに本院を通過し、
参議院
においては、もはや
最後
の段階に参
つて
おります。明日といえ
ども
、真に協力してこれをやるならば、
参議院
でも
予算案
は通過するであろう、こういう
情勢
にある。その他関連した
法案
もありますけれ
ども
、どうしてもやろうと思えば、これはできないことはない。この際
通常国会
にかわるべき
特別国会
のあろうはずはないのですから、
特別国会
はこれで終
つて
おいて、
通常国会
にかわるべき
臨時国会
を早期に
召集
すべし。そういうことが私
ども
の
主張
ですから、断固これに
反対
でございます。 なお今
朝来
の
新聞等
に伝えられる
記事等
は、私をして言わしめれば、非常に
誤解
があります。そういうことが内在しておるなら、なおさら私は
反対
する。
選挙違反等
の問題があ
つて
、
国会召集
中、
議員
が
取調べ
を受けることができないというような状況によ
つて
これを延ばそうというならば、断固
反対
です。しかも年末年始は当然休むのですから、
検事局
その他において
取調べ
を必要とするなら、
任意出頭
の形式ででもできることであ
つて
、これらは
新聞記者
の感覚の違いであり、こんなことで
国会
の
会期
を
延長
しては相ならぬことば当然のことであります。あるいはまた、
議員滞在費
一日千円その他によ
つて
、三月三十一日まで
会期
の
延長
をしておけば、
自然休会
になるといえ
ども
滞在費
は受けられるというような卑しい根性で
会期
を
延長
するという
新聞
の
記事
は、これも低劣きわまるものであ
つて
、われわれがもし
今期国会
を
打切つて
さらに
国会
を
召集
するならば、帰りの
旅費
と、新たに
召集
に応ずるための
旅費
を合算いたしましても、ほぼ
休会
中の
滞在費
に匹敵するものであります。
議員
が一日千円の金がほしさに
会期
を
延長
するということは、
国会
の名誉を傷つけるもはなはだしい。しかしながら、とに
かく
世間
にそういう
誤解
があるのは、
説明
すればわかることであ
つて
も、わからぬ人もある。そういう
誤解
の中にあ
つて会期
の驚くべ
豊最大延長
をし、か
つて
新
憲法下先例
のない三月三十一日まで
会期
の無謀な
延長
をするがごときことは、私のとらざるところであり、断固としてこれに
反対
いたします。
福永健司
5
○
福永委員長
社会党右派
はいかがですか。
松井政吉
6
○
松井委員
大体わが党も、ただいま
椎熊
さんの言われた
理由
とほぼ同じ
理由
で、
自由党
の三月三十一日までの
会期
の
延長
には
反対
であります。大体今開かれておるのは、御
承知
の
通り選挙
後の
特別国会
でありまして、
特別国会
の意義からいいますと、
特別国会
で行わなければならないことが済めば、
国会
を終了するのが当然です。今
特別国会
での大体の
目的
は、
補正予算
の
審議
である。今度は、われわれの考えておる新しい
臨時国会
では、
昭和
二十八年度の
予算
が中心とな
つて
、
施政方針
とか、それに対する
各派
の質疑、これに伴うもろもろの
法律案
が
審議
される、こういうのが
憲法
上の
国会運営
の建前でなければならない。そういうりくつから考えますと、
特別国会
を三月三十一日まで
延長
しようという考え方は、
憲法
上の
立場
からも、
国会運営
の
立場
からも、いずれから考えても
暴挙
と言わなければなりません。さらにわれわれがもう
一つ
考えなければならないのは、ただいま
椎熊
君も言われましたけれ
ども
、とに
かく
三月三十一日までの
会期延長
については、くだらない
誤解
であ
つて
も、
世間
にはいろいろ
誤解
が生じておる。
誤解
が生じておるときに、その
誤解
を裏づけるような行為を
国会
がとるべきでない。
従つて
、われわれが三月三十一日まで
会期
を
延長
するということになると、その
誤解
がほんとうのような形で
国民
の中に散らばる。こういうこともわれわれは真剣に考えなければなりません。
従つて
わが党は、三月三十一日まで
会期
を
延長
することに
反対
であります。 本
国会
で残
つて
おるものは、
参議院
の
都合
で延ばす必要があるかないかという一点だけが残
つて
おる。
従つて参議院
の
審議
とにらみ合せて、
特別国会
で必要欠くべからざるものを上げなければならないとするならば、一日の
延長
、二日の
延長等
は従来や
つて
来たことなんです。あるいは
各派
お
話合い
の上で、やるべき
法律案
の
審議
、やるべき事柄だけはやろうじやないかということで妥協して来た線なんです。その点においては考える必要があ
つて
も、三月三十一日というようなことについては、断じて承服ができない。
反対
でございます。
福永健司
7
○
福永委員長
社会党左派
はいかがですか。
安平鹿一
8
○
安平委員
大体改進党並びに
社会党右派
から
反対理由
の
説明
がありましたが、わが党といたしましても、同様の
理由
で三月三十一日まで
延長
する案には
反対
であります。
予算委員会等
において
附帯条件
が通過いたしましたが、もしこの
附帯条件
を具現化するために、第二
補正予算
をこの
期間
に編成がえして出すということならば、われわれも三月三十一日までの
延長
を承服することができるかもしれませんけれ
ども
、それ以外の
理由
で三月三十一日まで
延長
するという
自由党
の
主張
の
内容
については、はなはだ疑問を持つのであります。前の両党の
反対
の
理由
にあ
つた
ように、
特別国会
は、すなわち
特別国会
であります。緊急やむを得ざるものを特別に
審議
し、通過させるのが
目的
であります。私
ども
は、緊急と思われる
補正予算
その他については、もうすでに
参議院
を通過し得る一歩
手前
にあると思いますので、一日か二日の
延長
ならばこれを
承認
するに
やぶさか
ではございません。
従つて
、三月三十一日まで
延長
するという不当な
延長
に対しましては、
反対
です。特に
国民
からいろいろな面において疑惑の目を向けられておる今日、二日ないし三日の
延長
で
打切つて
、先ほど
松井
君が言われたように、あらためて
臨時国会
を
召集
すべきだ、こういうように考えておりますがゆえに、
自由党
の提案する三月三十一日案には、わが党は
反対
いたします。
福永健司
9
○
福永委員長
ただいまの案では、結局
意見がま
とま
つて
おりませんので
採決
しなければならないと思いますが、
岡田
君の方は
採決権
がないのでございますけれ
ども
、特にお許しいたしますから、ごく簡単に御
意見
をお願いいたします。
岡田春夫
10
○
岡田春夫
君
自由党
の、三月三十一日まで
延長
するという、こういう
暴挙
には絶対
反対
です。
野党
三派の案に全面的に
賛成
いたします。
福永健司
11
○
福永委員長
ただいま
各派
の御
意思
の
表明
があ
つた
のでございますが、とうてい一致するような模様はございません。よ
つて採決
をいたします。いろいろの説がございましたが、最も長く延ばすという説から
採決
をいたします。
会期
は、十二月二十三日から明年三月三十一日まで、九十九日間これを
延長
すべきものとして
議長
に答申するに
賛成
の
諸君
の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
福永健司
12
○
福永委員長
挙手
十四名。念のために、
反対
の
諸君
の
挙手
を求めます。 〔
反対者挙手
〕
福永健司
13
○
福永委員長
挙手
十二名であります。よ
つて会期
は、十二月二十三日から明年三月三十一日まで九十九日間、これを
延長
すべきものと答申することに決定いたしました。(拍手) ――
―――――――――――
福永健司
14
○
福永委員長
次は、本日の本
会議
の
議事
に関する件ですが、
ちよ
つと
懇談
に移します。
速記
をやめてください。 〔
速記中止
〕
福永健司
15
○
福永委員長
それでは
懇談
をとじます。 本日の
議事
につきまして、ただいま
懇談
をいただいたのでございますが、必ずしも
各位
の御
意見
が一致してないようでございます。そこで、やむを得ず
採決
いたします。
人事委員会
から上りました
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
及び
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
、この両案は非常に急いでおりますし、問題でありますので、本日
上程
するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福永健司
16
○
福永委員長
全員御
異議
がないようでございますから、これは本日
上程
することに決しました。 もう
一つ
は、
外務委員会
から上りました
日本国
と
アメリカ合衆国
との間の
船舶貸借協定
の
締結
について
承認
を求めるの件、これも急を要するものですから
上程
をいたしたいという
意見
と、それに及ばずという
意見
とあるのでございますが、
採決
をいたします。 これを本日
上程
するに
賛成
の
諸君
の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
福永健司
17
○
福永委員長
念のために、
反対
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
反対者挙手
〕
福永健司
18
○
福永委員長
賛成
の
諸君
の
挙手
多数であります。よ
つて
本日
上程
するに決しました。 そこで、残余の
案件
につきましては、明日以後の本
会議
にこれを
上程
することにいたしまして、本日は、今きまりました三件を
上程
することに決定いたします。 なお、
会期
の件につきましての
討論
は、先刻
野党
を代表して一名
討論
をするという旨のお
話合い
があ
つた
のでございますが、どなたがおやりになりますか。
椎熊三郎
19
○
椎熊委員
私がやります。
福永健司
20
○
福永委員長
椎熊
君が
反対討論
をやられるそうですが、
賛成討論
はやりますか。――今のところ
賛成討論
の申入れがないようでございます。 なお、
給与関係
の問題についての
討論者
はいかがでありますか。
大池眞
21
○
大池事務総長
ちよ
つと申し上げます。
ぺース・アップ
の方は
修正案
が出ますか。
池田禎治
22
○
池田
(禎)
委員
出します。
大池眞
23
○
大池事務総長
そうすると、
委員長報告
のあと、
修正案
の
趣旨弁明
はどなたがなさいますか。
椎熊三郎
24
○
椎熊委員
それは
ちよ
つとおかしい。
修正案
の
趣旨弁明
をするならば、
修正案
が配付されてなければならないのに、いまだに配付されておりません。その上
事務当局
に聞いたら、本日間に合わないという。それでは
修正案
は
審議
することができない。これは淺沼君の説で、
ちよ
つと波瀾を起した問題です。
池田禎治
25
○
池田
(禎)
委員
本日
議事課
に参りまして、この点について問い合せましたところ、十一時に私が
申出
いたしましたときには、これは間に合うということでありますから、ただちに所要の手続をおとり願います。
西沢哲四郎
26
○
西沢参事
まだその案をお持ちいただいておりませんから、
印刷
は間に合いません。
修正案
は
ちよ
うだいしておりません。
田中織之進
27
○
田中
(織)
委員
椎熊
君が言われる
通り
、従来もあ
つた
ことでありますが、ここで了承すれば、
修正案
の
説明
でかえることもできるわけですし、本日この点についての
印刷
の時間等の
関係
は、あらかじめ
事務当局
とも打合せたわけでございますので、ここで了承すれば、
修正案
の
説明
をも
つて
修正案
の配付にかえることに願いたいと思いますが……。
福永健司
28
○
福永委員長
ちよ
つと
懇談
に移します。
速記
をやめてください。 〔
速記中止
〕
福永健司
29
○
福永委員長
それでは
懇談
をとじます。
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
外一件の
討論
につきましては、それぞれ
各党
で
態度決定
になお若干の時間を要する見込みであります。
従つて
これをあとまわしにいたしましてもう
一つ
、本日
上程
をいたしまする
日本国
と
アメリカ合衆国
との間の
船舶貸借協定
の
締結
について
承認
を求めるの件の
討論
について、
各派
よりお
申出
を願います。
椎熊三郎
30
○
椎熊委員
わが党は
賛成討論
で、
安東義良
君。
田中織之進
31
○
田中
(織)
委員
私の方は
田中稔男
君。
大池眞
32
○
大池事務総長
社会党右派
の方は
中村高
一君、
左派
の方は
田中稔男
君。
賛成討論
が
自由党
で
大橋武夫
君、それと、ただいまの改進党の
安東義良
君。賛否二名ずつになります。なお
労農党
から
黒田寿男
君の
討論
の
申出
があります。
福永健司
33
○
福永委員長
そこで
自由党
、改進党、
社会党右派
及び
左派
、この四人は
議論
がないことでありますが、
黒田
君の
討論
を許しますかどうかこれをお諮りいたします。
岡田春夫
34
○
岡田春夫
君 私のところの問題になるのですが、ごく簡単にやりますから、ひとつぜひ許してもらいたいと思います。
田中織之進
35
○
田中
(織)
委員
労農党
の
発言
がいつも問題になるわけですけれ
ども
、
委員会等
に全然
委員
の出ていないものもあるが、たまたま
外務委員会
には
黒田
君が
委員
に出ておるのです。そこで
黒田
君に、時間は短
かく
ても
けつ
こうだという
岡田
君の
発言
もありますから、これを許してや
つて
いただきたいと思います。
渡辺惣蔵
36
○
渡辺
(惣)
委員
この前の館君の
意見
は、
議運
の根本的な問題に触れておりますが、今の
岡田
君の
意見
及び
田中
君の
意見
では、
黒田
君が
外務委員会
に出ておるからということですから、この点をこの際考慮して、
労農党
に
討論
の
発言
を許されてしかるべきだと思います。
椎熊三郎
37
○
椎熊委員
労農党
は、
発言
を通告して、それが拒否されると
態度
を豹変する政党だ。われわれは本案には
賛成
なので、あなた方の
発言
をあえて拒否上ます。そうして
賛成
していただきます。(笑声)
福永健司
38
○
福永委員長
各党
の
態度
を伺います。
自由党
はいかがですか。
菅家喜六
39
○
菅家委員
自由党
も、これは
反対
であります。時間もありませんから……。
松井政吉
40
○
松井委員
私は、今日はやらすべきだということを
承認
します。
岡田春夫
41
○
岡田春夫
君 今の
椎熊
君の御
発言
は、きわめて不謹慎な
発言
だと思います。取消していただきたい。
田中織之進
42
○
田中
(織)
委員
この前の
予算案
のときの
労農党
の
態度
については、われわれも前今申し上げた
通り
、遺憾だと思います。これは別として、最初の
議院運営委員会
では、館君が、
椎熊
君が言
つた
ような
意味
のことを
言つて
、その後の
委員会
においては、従来の
予算等
の例の場合にもど
つて
もらいたいということで、私も希望を申し上げたが、その
意味
で、たまたま
黒田
君が
外務委員会
に出ておる
関係
もありますので、これは認めてや
つて
いただきたい。
福永健司
43
○
福永委員長
田中
君、
岡田
君の
せつかく
の御
発言
でありますから、これをお聞きになりますか、どうですか。
菅家喜六
44
○
菅家委員
聞きません。ルールはこわしません。
福永健司
45
○
福永委員長
それでは遺憾ながら、
採決
をするまでもなく、先ほどからの経過ですと
賛成
なさる方が少いので……。(「はつきり
採決
してください」と呼ぶ者あり)――それでは
黒田
君に
討論
を許すことに
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
福永健司
46
○
福永委員長
念のために、許さないという説に
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
福永健司
47
○
福永委員長
許さないことに
賛成
の
諸君
の
挙手
が多数であります。よ
つて黒田
君の
発言
は、本日は認めないことに決定いたします。
池田禎治
48
○
池田
(禎)
委員
ただいまわれわれの方で話をいたしました結果、先ほど
審議
していただきました
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
外一件については、われわれの方にも手違いがありましたので、議案が間に合わないということを勘案いたしまして、これから相談しますと、また時間もかかることでありますので、本日の場合は
修正案
を出しません。ただ、
修正案
の提出の
理由
を述べつつ
討論
をいたしたいと思います。それをお許しを願いたい。本日の場合は
修正案
は出さない、こういうことでいたしたいと思います。
田中織之進
49
○
田中
(織)
委員
今
池田
君が述べられた点に、私の党も今日のところ
異議
はございませんが、私
ども
、
国会
の
事務当局
にお願いいたしたいことは、この前の
修正
の問題もありますが、
委員会
で
修正案
が提出されまして
採決等
が行われた場合には、やはり
事務当局
の方でも、本
会議
に
修正案
を出すかどうかということを事務的に取扱
つて
いただきたい。少くともこの
修正案
には、
野党
三派はまとまらないといたしましても、私の方では出したいという
意味
で、事務的に一応連絡した
関係
もあります。本日のように、
印刷
が間に合わないという
事情
も起るので、できるならば、
事務当局
においても
委員部
と
議事部
の方と連絡をと
つて
行けば
準備
もでき得ると思いますので、そういう点のお取扱いを、冷後
事務当局
にお願いしておきたいと思います。
福永健司
50
○
福永委員長
田中
君の御
発言
の点は
事務当局
に私の方からもよく伝えておきます。 そこで、先刻あとまわしにいたしました両
案件
についての
討論
でございますが、すでに
社会党右派
及び
左派
からも
申出
があります。改進党、
自由党
はいかがでありますか。
椎熊三郎
51
○
椎熊委員
改進党は竹山君です。
菅家喜六
52
○
菅家委員
自由党
は
保留
。
福永健司
53
○
福永委員長
自由党
は
保留
であります。
社会党左派
が
森三樹
二君、右は
受田新吉
君。――
討論
時間はいかがですか。
田中
(織)
委員
討論
については、そう長くならないと思いますし、今言うように、
修正意見
を織りまぜる
関係
から、これまでのように十分といわずに、本日は十五分
程度
にしていただきたい。
修正案
を出すよりも短縮されるわけですから、大体その
程度
に……。
池田禎治
54
○
池田
(禎)
委員
今
田中
君からも言われたのですが、われわれの方でも
修正案
を出す用意をしてお
つた
。それを出さないのですから、十五分
程度
で……。
福永健司
55
○
福永委員長
それではいかがでございますか。十分くらいが
原則
でございますが、右申し上げた
趣旨
もございますので、なるべく十五分を越えないというところでお願いしたいと思います。 なお、
船舶協定
の方は十分以内ですね。 〔「
けつ
こうです」と呼ぶ者あり〕
井手以誠
56
○
井手委員
それから
船舶協定
の
採決
はどうですか。
福永健司
57
○
福永委員長
起立
でいかがでしようか。
井手以誠
58
○
井手委員
これはぜひ
記名投票
にお願いしたい。
椎熊三郎
59
○
椎熊委員
改進党は
起立採決
を要求いたします。
党内事情等
もありますから……。
福永健司
60
○
福永委員長
それでは、なおその点は、そちらでお
話合い
をいただきたいと思います。 ――
―――――――――――
福永健司
61
○
福永委員長
なおお諮りいたすことがあります。
辻政信
君から、過般の本
会議
の
発言
に関しまして、
武知委員
が当
委員会
において
発言
いたしました
内容
について、
本人
の
意思
でないものがあるということで、これに関して
発言
を求められておりますが、
委員外
の
発言
としてこれを許可すべきかどうかをお諮りいたします。本日の諸般の
情勢等
にもかんがみて、
各位
の御
意見
を伺います。
村上勇
62
○
村上委員
自由党
としましては、
辻君
からの
せつかく
の
申出
ですが、正式に行われた
委員会
に対して、
本人
から事実の相違があるからという
理由
で取消しを求められる場合は、これを許すことは
やぶさか
でないと思いますが、他の
議員
から一々これに
釈明等
をすることは、
議事
の進行上おもしろくないので、すでに決定したことですから、許すべきでないという
議論
であります。
椎熊三郎
63
○
椎熊委員
改進党は、すでに解決した問題ですし、これをまたむし返すことはおもしろくないと思いますから、
反対
です。
松井政吉
64
○
松井委員
委員外
の
発言
といえ
ども
、何もかも許さぬということではなくて、われわれは民主的な扱いの
立場
から、
委員外
の
発言等
を許すことはさしつかえないと思います。しかしこの問題については、とに
かく
倶楽部代表者
から
発言
があ
つて
、正式に
議運
で一ぺんきま
つた
ことですし、
本人
の
意思
と食い違
つた
ことを、
議運
としてどうするかということもあると思いますから、今日のところは、われわれは
発言
していただかない方がいいのではないかと考えます。
田中織之進
65
○
田中
(織)
委員
原則
として、
委員外
の
発言
といえ
ども
、
当該委員会
において当然やらなければならない問題については認めるということにいたしたいと思いますが、この点につきましては、ただいま
松井
君が述べられた
通り
、少なくともわれわれといたしましては、本
委員会
において
武知
君の
発言
を了として、これは解決した問題であります。しかし、そのときの
辻君
は当人でありますから、その
意味
で一身上の
弁明
ということであれば、私は当日出て、
本人
の
意思
を
表明
せらるべきであ
つた
と思います。それが延びておる今日、
発言
を認めてもらいたいという
申出
をされましても、すでに前会、本
委員会
としては、
武知
君の
発言
を
倶楽部代表
の言として了として解決した問題であります。なお、本日は当の
武知
君も出ておりません。この点について、本日
辻君
が、
武知委員
の出席しておらない本
委員会
において
発言
することは、一応
委員会
において解決した問題をむし返すことになるので、その
意味
において、本日
発言
をすることは控えていただきたいと思います。
福永健司
66
○
福永委員長
以上の
通り
それぞれ御
発言
がございましたので、
ちよ
うど
辻君
は傍聴しておられるのでありますが、なお私から
各位
の御
意見
をお伝えいたしまして御了解を得ると申しますか、どうしても
発言
をなさりたい場合は、その会派で
意見
を調整されまして、本
委員会
の
委員
たる
武知
君より御
発言
を願うことにいたし、
辻政信
君に
発言
を許さないことにいたします。 ――
―――――――――――
大池眞
67
○
大池事務総長
先ほどの
採決
の方法でお願いいたしたいのですが、
一般職
の
給与
その他の問題は、地域給の部分と、それ以外のベース・アップの部分と二つございます。地域給の分は
各派
一致のことと聞いておりますので、
採決
は地域給の部分と、その他の部分と二つにわけて
起立採決
をお願いする、こういうことでよろしゆうございますね。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福永健司
68
○
福永委員長
なお、先刻
船舶貸借協定
についての
採決
について御
意見
が出ておりましたが、
野党
各派
で御相談の結果、
起立採決
ということにな
つた
ようでございます。
従つて
本日の
採決
は、全部
起立採決
でお願いいたします。 本日の本
会議
は五時四十分でよろしゆうございますね。 〔「
けつ
こうです」と呼ぶ者あり〕
福永健司
69
○
福永委員長
それでは、これをも
つて
本日の
議院運営委員会
は散会いたします。 午後五時十三分散会