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和田博雄君 それでは
郵便の
料金にしても、これは
万国郵便條約から見ても、我々
日本の何から見ても、どういうような
一体程度になるのか、そうい
つたようなことだ
つて今のところわか
つてやしない。元より安いものになるかどうかわからんけれども、
軍事郵便と言いながら
軍事郵便でなくて、
一般の
私信をも当然含んでおるはずだろうと思います。だからその限りにおいては名前は
軍事であ
つても、
アメリカの側の何のあれがそのままこつちへ移
つて来て、
アメリカと
協定になると、こういうふうに思うんですけれども、
行政協定或いは
安保條約そのものに対する
意見にな
つてしまうが、その点は何かそこをもつと、僕らは
審議する以上はそういう点についてどの
程度に一体
日本側の
政府としても
話合いをしておるのかどうか。そうい
つたことをこれは政務次官おられるのですけれども、当然知らなければならんことだと思うんですね。
法律の建前だけから言えばこれでまあいいようなんであるけれども、実際においては
日本側に
料金とか
何とかについては、恐らくこれは任しきりということであ
つたにしても、多少の
話合いがあるものじやないかと思うんですが、そういう
資料とかいろいろなものがわか
つておればいいし、それからもう
一つ非常に心配いたしますのは「
合衆国軍隊の使用する
施設及び
区域内」というものがはつきりしておりませんから、そこでこの「
区域内」というものが非常に何して来れば、
日本側の
郵便局との間にいろいろなる
関係が起
つて来るのか、来ないのか。全く無
関係で済むのか。そういうような点が私にはわからないのです、実際のところ……。