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1952-07-28 第13回国会 衆議院 本会議 第67号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年七月二十八日(月曜日)  議事日程 第六十六号     午後一時開議  第一 輸出取引法案内閣提出参議院回付)  第二 特定中小企業の安定に関する臨時措置法案(本院提出参議院回付)  第三 電源開発促進法案(本院提出参議院回付)  第四 地方自治法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付)  第五 日本電信電話公社法案内閣提出参議院回付)  第六 日本電信電話公社法施行法案内閣提出参議院回付)  第七 国際電信電話株式会社法案内閣提出参議院回付)  第八 事業者団体法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付)  第九 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付)  第十 労働関係調整法等の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十一 労働基準法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十二 地方公営企業労働関係法案内閣提出参議院回付) 第十三 行政管理庁設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十四 労働省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十五 文部省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十六 厚生省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十七 建設省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第十八 法制局設置法案内閣提出参議院回付) 第十九 調達庁設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第二十 法務府設置法等の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第二十一 自治庁設置法案内閣提出参議院回付) 第二十二 自治庁設置法施行に伴う関係法律整理に関する法律案内閣提出参議院回付) 第二十三 郵政省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第二十四 郵政省設置法の一部改正に伴う関係法令整理に関する法律案内閣提出参議院回付) 第二十五 昭和二十七年度における行政機構改革等に伴う国家公務員等に対する退職手当臨時措置に関する法律の特例に関する法律案内閣提出参議院回付) 第二十六 通商産省設置法案内閣提出参議院回付) 第二十七 通商産業省設置法施行に伴う関係法令整理に関する法律案内閣提出参議院回付) 第二十八 工業技術庁設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第二十九 農林省設置法等の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第三十 経済審議庁設置法案内閣提出参議院回付) 第三十一 経済安定本部設置法の廃止及びこれに伴う関係法令整理等に関する法律案内閣提出参議院回付) 第三十二 資源調査会設置法案内閣提出参議院回付) 第三十三 大蔵省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第三十四 大蔵省設置法の一部を改正する法律等施行に伴う関係法令整理に関する法律案内閣提出参議院回付) 第三十五 保安庁法案内閣提出参議院回付) 第三十六 海上公安局法案内閣提出参議院回付) 第三十七 運輸省設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第三十八 総理府設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第三十九 国家行政組織法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第四十 行政機関職員定員法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付) 第四十一 地方制度調査会設置法案内閣提出参議院回付) 第四十二 義務教育費国庫負担法案(本院提出参議院回付) 第四十三 臨時石炭鉱害復旧法案内閣提出参議院回付) 第四十四 公職選挙法の一部を改正する法律施行に伴う関係法律整理に関する法律案公職選 挙法改正に関する調査特別委員長提出) 第四十五 公営住宅法の一部を改正する法律案参議院提出)     ————————————— ○本日の会議に付した事件  公正取引委員会委員長任命につき同意の件  最近における水害等に対する政府政策に関する緊急質問田中織之進君提出)  日程第五 日本電信電話公社法案内閣提出参議院回付)  両院協議会協議委員選挙  日程第十 労働関係調整法等の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付)  日程第十二 地方公営企業労働関係法案内閣提出参議院回付)  両院協議会協議委員選挙  日程第四十四 公職選挙法の一部を改正する法律施行に伴う関係法律整理に関する法律案公職選挙法改正に関する調査特別委員長提出)  日程第四十五 公営住宅法の一部を改正する法律案参議院提出)     午後四時五十四分開議
  2. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) これより会議を開きます。      ————◇—————
  3. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) お諮りいたします。内閣から、公正取引委員会委員長横田正俊君を任命するため本院の同意を得たいとの申出がありました。右申出の通り同意するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  4. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立多数。よつて同意するに決しました。      ————◇—————
  5. 山本猛夫

    山本猛夫君 議事日程追加緊急動議提出いたします。すなわち、田中織之進君提出、最近における水害等に対する政府政策に関する緊急質問をこの際許可されんことを望みます。
  6. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  最近における水害等に対する政府政策に関する緊急質問を許可いたします。田中織之進君。     〔田中織之進君登壇
  8. 田中織之進

    田中織之進君 私は、日本社会党二十三控室を代表いたしまして、最近になつて起りました各地の水害に伴います政府復旧対策その他について緊急質問を行いたいと思います。  本年度災害につきましては、例年よりも早く六月の十九日に発生いたしましたダイナ台風を初めといたしまして、その後、これに伴う不連続線、及び最近におきましては、七月上旬、中旬と引続き、局部的ではありますけれども、かなり大きな水害が発生いたしておるのであります。ことに、去る七月十日夜から十一日朝にかけての、紀泉山脈を境にいたしまする和歌山大阪府県水害につきましては、雨量四百ミリで、百年あるいは七十年かつて見ないという雨量を示しておるのであります。これに先だつて起りました、七月一日から二日にかけての富山県あるいは石川県の水害につきましても、富山県報がやはり百年ぶりの降雨であると、こう示しておりまするように、雨量の点におきましては、今日の建設技術の面で見込んでおりまする二百四、五十ミリという最大限度をはるかにオーバーしたところの大雨を一時に見ているという関係からいたしまして、通常の雨量でありまするならば、十分水をはかし得る暗渠、河川におきましても、この一時水のために非常な災害を引起しておることが、最近に起りました水害の一つの特徴になつておると思うのであります。  これらの災害に対しまして、政府はそれぞれ関係官を派遣されたり、先般の大阪和歌山等廣川農林大臣がみずから調査せられる等、あるいは緊急融資処置等についてそれぞれ処置せられておることは、われわれ承知しておるのでありますけれども、八月、九月の本格的な台風シーズンを控えまして、復旧応急工事が十分できないままに八月末、九月へかけての台風時期を迎えるということで、これらの災害地方は非常な不安に陷つておると思うのであります。その意味で、この際ダイナ台風以来の水害中心としまする対策に対しまして、政府としてどういう処置をとつて来たか、またこれからどういう処置をとろうとしておるか等、四、五点についてお伺いいたしたいと思うのであります心  ことにダイナ台風は、関東、東海、それから近畿、四国、九州の各地域を襲つておるのであります。その被害の総額は相当多大に上ると思うのであります。政府は、今日まで、これらの災害のために、つなぎ融資として十二億三千万円を支出しておるようでありまするが、それ以後の不連続線、並びに過般の和歌山水害と申しますか、あるいは一週間ばかり前の岡山地方における水害等の、その後のこれに派生いたしました水害に対しましては、応急処置に必要なるつなぎ融資の面で、どの程度の融資をなされる用意があるか、この点をまず第一に伺いたいのであります。  第二の問題といたしましては、建設省中心として災害査定等も進んでおるように見受けるのでありますけれども、ダイナ台風並びにそれ以後の一連の水害に対しまして、当然予算に盛られておりますところの予備金をもつて復旧工事を進めなければならないと思うのであります。その予備金支出のための査定は大体いつごろ終る見込みであるか。予備金支出は大体いつごろになるか。これは今日地方財政の枯渇した現状におきまして、地方自治体の最も関心を持つておる点でございますので、第一段にお伺いいたしました緊急融資と関連をいたしまして、予備金支出によるところの復旧工事がいつごろ行われ、その金が大体いつごろ各府県並びに市町村に渡されるような段階になるかという点についてのお見通しを伺いたいと思います。  それから、災害復旧を含めた治山治水という問題は、独立国として今後重点的な政策として取上げなければならない点であると思うのでありますが、これらの点は、今国会において成立いたしました二十七年度の当初予算においては、本年度に起りました災害、また今後予想せられる出水等を考慮に入れまするならば、われわれは十分ではないと思う。ことに予備金の問題につきましても、本年度すでに起りました災害で全部使い果してしまうと思うのでありまするが、政府次期国会に、この災害復旧を含めた治山治水のためにどの程度補正予算なり、そういう処置を講ずる用意があるか、その点を第三点として伺いたいと思うのであります。  それから、本日農林大臣はお見えになつておらないのでありますけれども、今次の水害中心とする災害の特色といたしましては、農林省の所管における農地関係、あるいは農道、あるいは砂防山林林道等関係における被害が非常に顕著であります。さらに、耕地の流失、埋没等による農作物に対する被害等も非常に甚大なものがあると思うのであります。これらの農作物等被害に際しまして、直接問題になりまする本年度供出割当については、当然考慮されなければならないと思うのでありまするが、これらの問題につきまして、農林当局は、災害地実地調査の上に立ちまして、どういう処置を講ぜられるつもりであるか。  それから最後にお伺いいたしたいのは、今度の災害の現地の実情を見まするときに、やはり戰争中の濫伐、あるいは極端な場合には、敗戰のまぎわに掘りました軍の壕等がだんだん決壊して参りました関係からいたしまして、先ほど申し上げた一時的な雨量によつて、これらの土砂あるいは山林がそのまま水に流されて橋梁等をせきとめるために、被害が非常に莫大なものに上つた傾向があると思うのであります。直接決壊いたしました河川の堤防、あるいは落ちましたところの橋梁等に対します復旧工事と並行いたしまして、根本的な砂防工事災害の根絶のために絶対に必要になつておる、かように考えるのでありますが、今後政府が考えられようとする災害対策といたしまして、これらの砂防工事の問題をどこまで重点的にお考えになる用意があるか。これらの諸点に対しまして、関係地方におきましては、政党政派を越えて、まさに一体となつて、自力による復旧のためには全力をあげておると思うのであります。しかし、頼みはやはり政府によるこれらの災害罹災者に対しまする資金的な援助であると私は考えますので、これらの点につきまして、政府としては、関係地方民等上京等をいたしまして、不必要な経費をかけてその運動をするようなことをできるだけやらせない意味におきまして、私の質問に対しまして、できるだけ具体的にお答えを賜わりたいことをお願いいたしまして、私の質問を終る次第であります。(拍手)     〔国務大臣野田卯一登壇
  9. 野田卯一

    国務大臣野田卯一君) お答えをいたします。  第一点につきましては、七月中旬ごろに起きました災害に対するつなぎ資金は、目下関係各省において算定中でありまして、ごく近々に支出されることになつております。  第二点の、査定はいつごろ終るかという問題につきましては、大体二箇月くらいのうちに終了し得るものと考えております。  第三点の、治山治水について、並びに予備金不足を補うために補正予算提出する必要があるかどうかという問題につきましては、当年度災害に対する予備金は本年度八十億円でありますが、今までの災害の状況に照しまして、八十億円では不足するのではないかと考えておりまして、これらに対する補正予算を考えておる次第であります。  最後砂防について御意見の開陳がありましたが、まつたく同感でありまして、今後災害防止のために砂防に一層の力を注ぎたいと存じておる次第であります。(拍手
  10. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 田中君にちよつと申し上げておきますが、大蔵大臣農林大臣は出席がありませんので、適当の機会に答弁していただくことにいたします。      ————◇—————
  11. 山本猛夫

    山本猛夫君 議事日程順序変更緊急動議提出いたします。すなわちこの際、日程第五を繰上げ上程し、その審議を進められんことを望みます。
  12. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて日程順序は変更せられました。  日程第五、日本電信電話公社法案参議院回付案議題といたします。     —————————————
  14. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 採決いたします。本案参議院修正同意諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  15. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立少数。よつて参議院修正同意せざることに決しました。      ————◇—————
  16. 山本猛夫

    山本猛夫君 憲法第五十九條第三項及び国会法第八十四條第一項の規定により、日本電信電話公社法案について両院協議会を求められんことを望みます。
  17. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  18. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立多数。よつて両院協議会を求めることに決しました。      ————◇————— 日本電信電話公社法案両院協議会協議委員選挙
  19. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) これより両院協議会協議委員選挙を行います。     —————————————
  20. 山本猛夫

    山本猛夫君 両院協議会協議委員選挙は、その手続を省略して、議長においてただちに指名されんことを望みます。
  21. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて協議委員議長において指名するに決しました。  ただちに指名いたします。   日本電信電話公社法案両院協議会   協議委員    塚田十一郎君  福永 健司君   橋本登美三郎君  西村 久之君    田中 重彌君  井手 光治君    村上  勇君  田渕 光一君    池田正之輔君  倉石 忠雄君  ただいま指名いたしました協議委員諸君は、本会議散会後、議長応接室に御参集の上、議長、副議長おのおの一名を互選せられんことを望みます。      ————◇—————
  23. 山本猛夫

    山本猛夫君 議事日程順序変更緊急動議提出いたします。すなわちこの際、日程第十及び第十二の両案を繰上げ一括上程し、その審議を進められんことを望みます。
  24. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて日程順序は変更せられました。  日程第十、労働関係調整法等の一部を改正する法律案参議院回付案日程第十二、地方公営企業労働関係法案参議院回付案、右両案を一括して議題といたします。     —————————————
  26. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 討論の通告があります。順次これを許します。江崎一治君。
  27. 江崎一治

    江崎一治君 私は、ただいま議題と相なつております労働関係修正法案に対し、日本共産党を代表して絶対に反対するものであります。(拍手)  労働者がその最低生活を守るための争議行為が、武装せられた国の権力を握る支配階級によつて強制的に停止されることは、たといその手続上いかなる粉飾が加えられようと、労働者の受ける実害は何ら選ぶところがないのである。すなわち、労働争議に対する強権調整の権限が労働大臣から総理大臣に移行したといつて、一体どんな改善がなされたか。まつたくきつねがたぬきに肩がわりしただけじやないか……。     〔発言する者多し〕
  28. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 江崎君に申し上げます。さつきの……(発言する者多く、聽取不能賛否だけであります。討論は許しません。  中原健次君。     〔「議長横暴」と呼び、その他発言する者多し〕
  29. 江崎一治

    江崎一治君(続) ……。     〔発言する者多く、聽取不能
  30. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 中原健次君。
  31. 江崎一治

    江崎一治君(続) ……。     〔発言する者多く、聽取不能
  32. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 江崎君の発言は中止いたします。中原健次君、発言はありませんか。——中原健次君。——中原君にあらかじめ申し上げますが、議案に対する賛否だけ申してください。(「討論をやらせろ」と呼び、その他発言する者多し)御静粛に願います。——御静粛に願います。
  33. 中原健次

    中原健次君 ただいま議題と相なつておる両法案に対しまして、労働者農民党は以下のような理由によりまして賛成をするものであります。  たとえば労働関係調整法案に関しましては、緊急調整決定権労働大臣から総理大臣の手に移し、さらに中央労働委員会同意を求めることといたした点は、政府原案より一歩前進したものとして、これを承認するものであります。しかし、公営企業の……。     〔発言する者多し〕
  34. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 中原君に申し上げます。江崎君に申しましたように、賛否意思表示だけを申してください。
  35. 中原健次

    中原健次君(続) これまた政府原案より一歩前進したものと認め、これに賛意を表するものであります。さらに……。     〔「議長」と呼び、その他発言する者多く、聽取不能
  36. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御静粛に願います。
  37. 中原健次

    中原健次君(続) 確かに政府原案より一歩前進したものと認めて、はなはだ不十分なりと思うのでありますけれども、わが労働者農民党は、参議院のこの回付案に対しまして賛意を表する次第であります。
  38. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) これにて討論は終局いたしました。  両案を一括して採決いたします。両案の参議院修正同意諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  39. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立少数。よつて両案とも参議院修正同意せざることに決しました。      ————◇—————
  40. 山本猛夫

    山本猛夫君 憲法第五十九條第三項及び国会法第八十四條第一項の規定により、労働関係調整法等の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法案の両案について両院協議会を求められんことを望みます。
  41. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  42. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立多数。よつて両院協議会を求めることに決しました。      ————◇—————
  43. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) これより両院協議会協議委員選挙を行います。     —————————————
  44. 山本猛夫

    山本猛夫君 両院協議会協議委員選挙は、その手続を省略して、議長においてただちに指名せられんことを望みます。
  45. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  46. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて協議委員議長において指名するに決しました。  ただちに指名いたします。   労働関係調整法等の一部を改正す   る法律案外一件両院協議会協議委   員鈴木 正文君  西村 久之君島田 末信君  船越  弘君天野 公義君  金原 舜二君小金 義照君  柳澤 義男君福永 健司君  倉石 忠雄君  ただいま指名いたしました協議委員諸君は、本会議散会後、議長応接室に御参集の上、議長、副議長おのおの一名を互選せられんことを望みます。      ————◇—————
  47. 山本猛夫

    山本猛夫君 議事日程順序変更緊急動議提出いたします。すなわちこの際、日程第四十四は委員会審査を省略して繰上げ上程し、その審議を進められんことを望みます。
  48. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  49. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。  日程第四十四、公職選挙法の一部を改正する法律施行に伴う関係法律整理に関する法律案議題といたします。提出者趣旨弁明を許します。公職選挙法改正に関する調査特別委員会理事井手光治君。     〔井手光治登壇
  50. 井手光治

    井手光治君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律施行に伴う関係法律整理に関する法律案提案理由簡單に御説明申し上げます。  さきに公職選挙法改正に関する調査特別委員会より提出し、本院を通過いたしました公職選挙法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、公職選挙法規定を準用しておりまする地方自治法最高裁判所裁判官国民審査法漁業法及び農業委員会法関係條文の事務的な整理を行う必要がありますので、特別委員会において本案を起草の上、ここに提出いたした次第であります。何とぞ満場一致御賛成あらんことを希望する次第でございます。(拍手
  51. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 採決いたします。本案賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  52. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 起立多数。よつて本案は可決いたしました。      ————◇—————
  53. 山本猛夫

    山本猛夫君 議事日程順序変更緊急動議提出いたします。すなわちこの際、日程第四十五を繰上げ上程し、その審議を進められんことを望みます。
  54. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  55. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて日程順序は変更せられました。  日程第四十五、公営住宅法の一部を改正する法律案議題といたします。委員長の報告を求めます。建設委員長松本一郎君。     〔松本一郎登壇
  56. 松本一郎

    松本一郎君 ただいま議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、第一に、公営住宅及び共同施設建設の目標として、その主要構造部耐火構造にするよう努めなければならぬことを明らかにしたこと、第二に、傷病、失業等の特別の事情がある者に対して家賃または敷金の徴収猶予規定を設けたこと、第三に、事業主体修繕義務の対象を拡大したこと等でありまして、これによりまして公営住宅を利用いたしております人々に利便を與え、これを保護せんとすることを目的といたしたものであります。  建設委員会におきましては、去る六月十八日、本法案参議院より送付され、付託されまして以来、数回にわたり委員会を開催し、愼重に審議いたしました。詳細に関しましては会議録に讓ることにいたしますが、質疑終了の後、淺利三朗君より本法案に対する修正動議提出されました。その要旨につきましては、これを速記録に讓ることといたします。  かくして討論を省略し、採決に入り、修正案並び修正部分を除く原案に対し、それぞれ全会一致をもつて可決すべきものと決した次第でございます。  以上、簡單ながら御報告申し上げます。(拍手
  57. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 採決いたします。本案委員長の報告は修正であります。本案委員長報告の通り決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  58. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて本案委員長報告の通り決しました。     —————————————
  59. 山本猛夫

    山本猛夫君 残余の日程は延期し、明二十九日午前十時より本会議を開くこととし、本日はこれにて散会されんことを望みます。
  60. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 山本君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  61. 岩本信行

    ○副議長岩本信行君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。  本日はこれにて散会いたします。     午後五時二十四分散会