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1952-06-18 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第62号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十七年六月十八日(木曜日) 午後一時十分
開議
出席委員
委員長代理
理事
倉石
忠雄君
理事
福永
健司君
理事
土井
直作君
岡延右エ門
君 鹿野 彦吉君 川本 末治君
島田
末信
君
田中
元君 中川
俊思君
橋本登美三郎
君
柳澤
義男
君
椎熊
三郎
君 松井 政吉君
竹村
奈良
一君
梨木作次郎
君
田中
織之進君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員 飯塚 定輔君 議 員 押谷 富三君 議 員
高塩
三郎
君 議 員 高田 富之君 議 員
八百板
正君 事 務 総 長
大池
眞君 ――
―――――――――――
六月十七日
委員柏原義則
君
辞任
につき、その
補欠
として田
渕光一
君が
議長
の
指名竹委員
に選任された。 同月十八日
高塩三郎
君及び林百郎君
辞任
につき、その
補欠
として
柳澤義男
君及び
竹村
奈良
一君が
議長
の指 名で
委員
に選任された。 ――
―――――――――――
六月十七日
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
(
石田博
英君外一名
提出
、
衆法
第七二号)
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する規 程案(
石田博英
君外一名
提出
)(第一号)
衆議院法制局職員定員規程
の一部を改正する規 程案(
石田博英
君外一名
提出
)(第二号) の
審査
を本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
(
石田博
英君外一名
提出
、
衆法
第七二号)
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する規 程案(
石田博英
君外一名
提出
)(第一号)
衆議院法制局職員定員規程
の一部を改正する規 程案(
石田博英
君外一名
提出
)(第二号)
回付案
の
取扱い
の件
決議案
の
取扱い
の件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 ――
―――――――――――
倉石忠雄
1
○
倉石委員長代理
これより
議院運営委員会
を
開会
いたします。 本日は
委員長
が不在でありますので、私が
代理
を勤めます。よろしく
お願い
します。
最初
に、
回付案
の
取扱い
について御協議申し上げます。第一に、
地方税法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
福永健司
2
○
福永
(健)
委員
本案
は、もう少し
留保
を願います。
倉石忠雄
3
○
倉石委員長代理
本案
の
留保
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
4
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。 次に、
外資
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
の
回付案
について、その
取扱い
を御協議願います。
福永健司
5
○
福永
(健)
委員
本案
は本日
上程
を願います。わが党においては、
上程
の上は
参議院
の修正に対しまして同意をいたします。
倉石忠雄
6
○
倉石委員長代理
各党
の御
態度
を御表明願います。
椎熊三郎
7
○
椎熊委員
わが党も同意いたします。
土井直作
8
○
土井委員
同意いたします。
竹村奈良一
9
○
竹村委員
私の方は
反対
です。
八百板正
10
○
八百板正
君 同意いたします。
倉石忠雄
11
○
倉石委員長代理
それでは、
本案
は本日
上程
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
12
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。 次に、
日本開発銀行法
の一部を改正する
法律案
の
回付案
について、その
取扱い
をお諮りいたします。
福永健司
13
○
福永
(健)
委員
本案
は、もう少し
留保
願いたいと思います。
倉石忠雄
14
○
倉石委員長代理
留保
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
15
○
倉石委員長代理
御
異議
がありまけんから、さように
決定
いたします。 ――
―――――――――――
倉石忠雄
16
○
倉石委員長代理
次は、
決議案
の
取扱い
について御協議願います。第一に、
領土
に関する
決議案
を
議題
にいたします。
椎熊三郎
17
○
椎熊委員
これはもう「一箇月半になるのですが、本
会議
でやることに
反対
がなく、
委員会等
においても、
自由党
の
諸君
もほとんど
賛成
しておるのに、どうしてこれを
反対
するのか。本人はどうしても
委員
今回付を
承知
しないので、本日のような日に、ごく簡単でもやらせてもらえませんか。
福永健司
18
○
福永
(健)
委員
ちよ
つと
懇談
にしていただきたい。
倉石忠雄
19
○
倉石委員長代理
懇談
にいたします。
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
20
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。
領土
に関する
決議案
は、本日保留することにいたします。 第二に、
吉田内閣不信任決議案
について、その
取扱い
を御協議願います。
椎熊三郎
21
○
椎熊委員
われわれの方では、
共産党
と角度が
違つた意味
においてこういう
決議案
を出そうと
野党連合
で相談中ですから、こういう妙な、やぶにらみみたいなものには
反対
いたします。本日のところは、
留保
願います。 〔「やぶにらみとは何だ」と呼ぶ者あり〕
土井直作
22
○
土井委員
これはただいま
お話
にありましたように、
野党連合
の方で
不信任案
を出そうという話が進められつつありますので、
共産党
の方に対してははなはだ申訳ないことであるが、
野党連合
の案が大体
決定
するまで、その間に折衝の機会もあると思いますから、それまで御
留保
願いたいということです。
倉石忠雄
23
○
倉石委員長代理
それまで当分の間、
留保
するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
24
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。 次は、
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議案
、
中村純一
君外二十三名
提出
のものがございますが、これについて御協議願います。
福永健司
25
○
福永
(健)
委員
本案
は、本日
上程
せられんことを望みます。
倉石忠雄
26
○
倉石委員長代理
本案
は、本日
上程
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
27
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。
竹村奈良一
28
○
竹村委員
これについては、わが党においても大体
賛成
ですが、
賛成討論
として、一応
江崎
君にやらせていただきたい。
倉石忠雄
29
○
倉石委員長代理
本案
についての
賛成討論者
のことについては、
あと
から御相談いたします。 次は、
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
、
島田末信
君外十八名
提出
について御協議願います。
福永健司
30
○
福永
(健)
委員
本案
は、非常に時宜を得た
決議案
であると思いますので、これまた本日
上程
されんことを望みます。
倉石忠雄
31
○
倉石委員長代理
本案
は、本日
上程
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
32
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。
椎熊三郎
33
○
椎熊委員
私の方からあなたの方に
交渉
しておる
東南アジア諸国
との
友好親善促進決議案
というものはどうなんですか。よければ
各党共同提案
に願いたいと思います。あす
議院運営委員会
があるでしようから、あす相談できるようにしていただきたいと思います。
大池眞
34
○
大池事務総長
なお御
報告
しておきたいことは、ただいまお手元に差上げた
決議案
は二つでありますが、ただいま改進党、
社会党
、
社会党
二十三、
労農共同
で、
弔慰
のため遺族交付する公債の
政府買上げ
に関する
決議案
が出ましたから、これの
取扱い
方について御協議願いたいと思います。
椎熊三郎
35
○
椎熊委員
これは本日や
つた
らどうですか。
倉石忠雄
36
○
倉石委員長代理
ただいま
事務総長
の御
説明
になりました
決議案
は、
次会
でいかがですか。
福永健司
37
○
福永
(健)
委員
研究しなければなりませんから……。
土井直作
38
○
土井委員
次会
でも
けつ
こうでございます。これは御
承知
の
通り
、今度特に
遺家族
のために、
弔慰金
を一時金をもつてやることにした、ところが高利貸などがこれをねらつておりまして、事前に金を貸し付けて、実際は五万円だけれ
ども
、大体手取りが三万円ぐらいにしかならないらしい。そういう
関係
で、この問題は
政府
が早急に処置してやらないと、
遺家族
に対してはなはだ相済まぬことになるので、こういう
決議
と関連して、この際
政府
の所信を発表していただいた方がいいと思いますから、早急に願いしたい。
福永健司
39
○
福永
(健)
委員
この
決議案
はただいま
伺つた
ばかりでございまして、わが党においていかがするかということも相談しなければなりません。
といつて
、あまり長くお待たせするつもりはございませんので、大体
次会
に御相談できるだろうと思います。それまで
留保
願います。
倉石忠雄
40
○
倉石委員長代理
それでは、
本案
は
次会
に御相談いたすことにいたします。 ――
―――――――――――
倉石忠雄
41
○
倉石委員長代理
次に
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
、その他二件について
事務総長
より御
説明
を願います。
大池眞
42
○
大池事務総長
昨日の
議院運営委員会
で、
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
並びに
定員法
に関するもの二件、以上三件を
議院運営委員長
の発議をもつて発議させていただきまして本日の議運で
決定
願いたいということに御
決定
を見ておるのであります。
従つて
、
国会職員法等
の一部改正の大体の要点については、昨日御
報告
申し上げまして、内部の具体的な
條文
については御
説明
を省略させていただいております。
定員法
につきましては、現実の
定員
の差繰りのその数をあげただけでございます。その旨御
説明
申し上げておいたのでありますが、本日、本
委員会
において御
決定
を願いたいと思つております。 この案は、
庶務小委員会
で二日にわたりまして十分御
検討
を
願つた
次第でありまして、もし必要でございますれば、ごく
簡單
に本文についての概略を申し上げてもさしつかえございませんが、すでにおわかりでございますれば、省略させていただいても
けつ
こうだと思います。
竹村奈良一
43
○
竹村委員
質問をしたいのですが、
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
について伺つておきたいことは、
職員組合
ができました場合に、いわゆる他
官庁
の
組合
では、全官公とか、そういうところに加入する自由があるわけです。そこで、この
職員組合
ができたら、ほかの全国的な
労働組合
に加入していいのかどうか、それをお聞きしたい。
大池眞
44
○
大池事務総長
その点も
庶務小委員会
で十分御
検討
を
願つたの
であります。
組合活動
を
特別職
に認めるか認めないかという点は、八ページの第十
八條
の二というところにございます。これは、
特別職
に
組合活動
を今日まで
法制
上認めていないのであります。
一般公務員法
では自由でございますが、従来の
特別職
の
関係
から見ますと、
組合
というものを認めておられないのであります。そこで
衆議院
の
職員
が、一月一日から
特別職
になりました際に、
組合
を認めるか認めないかということについて非常に
議論
があ
つたの
でありまして、
法制
上の
建前
からは、これが初めて
特別職
として
組合
を認められる
法制
だと思います。従いまして、その際に認めるか認めないかという件についてもいろいろ
議論
があ
つたの
でありますが、問題は、
衆議院
の
職員
が
特別職
になるというのは、他の
一般公務員
の、上から特に
特別職
として今日まで指定されております
特別職
とは全然
範囲
が違いまして、全員が
特別職
に
なつ
ておる。しかも
国会事務
の特殊な性格があるということで
特別職
に
編入
をされております。しかしながら従来
一般公務員
でありました際に、すでに
組合
を認めてお
つたの
であります。これは事実上の
組合
を認めてお
つたの
でありますが、それが
特別職
に
編入
がえにな
つた
ために、従来
自分たち
の持つてお
つた権能
を取上げてしまうのは
不利益
で、よくないであろうというようなことから、
法律
の上ではつきりと、従来持つてお
つた組合
だけは認めて行こうという
態度
にきめたのであります。その際に「
国会職員
は、
組合
又はその
連合体
を結成し、若しくは結成せず」云々ということで、その
連合体
を認めることがいいか悪いかということに非常に問題があ
つたの
であります。
国会職員
の
組合
の
連合体
と申しますと、御
承知
の
通り
、
国会職員
の中には
衆議院
の
職員
、
参議院
の
職員
、
図書館
の
職員
というような各
職員
が入つておりますので、その
連合体
の形で、それぞれの院の方へ
交渉
を受けましても、もともと全然
関係
の違つておるものが
連合体
をつくることはおかしいじやないかという
議論
が最後までわれわれの方の
組合
、並びに他の
組合等
とも
意見
の
一致
を見なか
つたの
であります。しからば、
国会職員
は
組合
を結成しという
言葉
で行けば、全部が初めから
單一組合
をつくることができるのじやないか、それをたまたま
衆議院
の
組合
、
参議院
の
組合
、
図書館
の
組合
というふうにつく
つた
ものが、
あと
から
一緒
になれないということはおかしいじやないか、もし
一緒
になる必要があ
つた
場合には、全部を一応解散いたしまして、もう一ぺん
單一組合
をつくる、こういうような手続さえふめばできることを、認めないことはおかしいじやないかというような
議論
から、それならば
連合体
まではよろしい、けれ
ども
国会職員
が他の
一般
の官公労あるいはその他の
一般
の
組合
と
一緒
になるということは、
特別職
の性質上おもしろくないということで、それは認めないことにいたしました。
公務員法
の第九十
八條
によりますと、「
組合
その他の
団体
」とありますが、そういうものは認めずに、従来われわれが持つてお
つた権利
はそのまま認めよう、さらにそれを拡張いたしましたのが、
連合体
まで拡張されておる。そういう
関係
で、これは
組合
の
諸君
並びに
参議院
及び
国会図書館
とも
十分打合せ
の上でやつておる次第であります。しかし、それだけではまだ足りないという
個人
々々の考えは相当あるのでありまして、最近
図書館
の
職員組合
の方の御
意見
として、
連合体
のみならず、その他の
団体
というように、
一般公務員法並
のものまで認めてもらいたいという陳情が来てお
つた
事実はありますが、私
ども
が今日まで当事者と打合せておりました
範囲
では、
連合体
のところまで
意見
が
一致
しておりましたので、そのまま法文化いたす次第であります。
竹村奈良一
45
○
竹村委員
次に、院内におります
臨時職員
の
取扱い
の問題ですが、これは
国会
が
閉会
になりますと、即日あすからそのまま首を切られることになる。こうい
つた
者に対する
取扱い
というものは一体どう
なつ
ておるのか。なお、
衆議院
における
臨時職員
は、一体どれだけおるか。
参議院
は二割くらいおるらしい。そういうような者の扱いはどういうふうにするのか、明確な
規定
がないように思う。
大池眞
46
○
大池事務総長
国会
は、御
承知
の涌り他の
一般
の
官庁
と違いまして、
国会
の
開会
中と
閉会
中におきましては、仕事の分量その他において莫大な差があるのであります。従いまして、
国会
に必要な
職員
全部を常時
閉会
中といえ
ども
擁しておくということは、予算的な措置も非常に困難でありますし、不可能であります。従いまして、従来から
国会開会
中に
限つて
の
臨時職員
的なものは、
アルバイト式
の雇い入れをする予算費用によつてこれを補充しておるという
建前
に
なつ
ておるわけであります。従いまして、衛視にしても、その他の
給仕等
にいたしましても、
国会開会
中と
閉会
中では著しき差がありますので、
国会要員
として
臨時
に
採用
する
職員
は、
相当数
に上るわけであります。これを全部
常員並
に
閉会
中取扱うことはとうてい困難でありますから、それで
採用
の際は、当
国会
だけ
採用
するのだ、それが終るならば全部解雇するのだが、それを
承知
の上で来てもらいたいということを、
個人
々々に全部了承を得て取扱つておる次第であります。しかしながら、欠員もありますし、将来の補充もありますので、
臨時職員
中優秀と認められる者は、それを残す方法として、それを使つておる
人たち
の御
意見
に基きまして、
採用
の道を講じつつあるわけであります。一応の
建前
といたしましては、
臨時
に
国会
中参りました者、
国会
中だけの
アルバイト
として
採用
した者は、
採用
当時の
條件
によりまして解雇をいたす、こういうことに相
なつ
ております。
倉石忠雄
47
○
倉石委員長代理
竹村
君、いかがですか。
庶務小委員会
ででもおやりなさ
つた
らいかがでしようか。
土井直作
48
○
土井委員
林君がかなり詳細に
庶務小委員会
で
議論
しておりますから……。
竹村奈良一
49
○
竹村委員
それでは、もう一点だけ聞きます。第十一條に解職の例が羅列してあるのですが、たとえば「その他その職に必要な
適格性
を欠くとき」というようなことに
なつ
ておる。字句でいえばその
通り
なんですが、そうなると、適格でなか
つた
ということで、思う存分いつでも首を切られる。それではその
救済規定
はどこにあるか、十五條の二に
苦情
の
処理
に関する事項がありますが、それに対して
不利益
な
審査
ができたりすると、いろいろ問題だと思います。そういう場合どうですか。
大池眞
50
○
大池事務総長
これは御
承知
のように、解釈上自由になる
言葉
に
なつ
ておりますが、
公務員法
にその
通り
あるわけでありまして、今まで
一般職
に
なつ
てお
つた
ときでも、この
規定
に応ずるものが入つておるのであります。従いまして
特別職
にな
つた
から
といつて
、その
適格性
を欠くような場合を、本院だけがこういう事由から除くという理由はないのでありまして、
公務員法
と同等にいたしてある次第であります。しかしながら、その
適格性
があるとかないとかいう認定を誤る場合がしばしばあり得ることでありますから、
苦情処理
として、十分これの
救済規定
を取入れた、こういうことであります。
倉石忠雄
51
○
倉石委員長代理
それでは、各案を原案
通り
可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
倉石忠雄
52
○
倉石委員長代理
御
異議
がありませんから、さように
決定
いたします。
竹村奈良一
53
○
竹村委員
私の方は
反対
です。 ――
―――――――――――
倉石忠雄
54
○
倉石委員長代理
それでは本日の
議事
についてお諮りいたします。
事務総長
より御
説明
願います。
大池眞
55
○
大池事務総長
それでは、本日の
議事
について御
説明
申し上げますが、先ほど御
決定
を願いました
決議案
が二件ございます。
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議案
、
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
、この二件を
最初
に
お願い
をいたしたいと思います。
アジア各国
との
貿易振興
に関する
決議案
の
趣旨弁明
は、どなたですか。
福永健司
56
○
福永
(健)
委員
本案
の
趣旨弁明者
は、
中村純一
君に願います。
大池眞
57
○
大池事務総長
それに対して、ただいま
賛成討論
として
江崎
君の
申出
がありましたが、これの
取扱い
を御協議願います。
田中織之進
58
○
田中
(織)
委員
私の方からは、勝間田君が
賛成討論
をやります。
倉石忠雄
59
○
倉石委員長代理
各党共同提案
ですから、どうですか、
討論
なしにしようじやありませんか。
みな賛成
ばかりですから……。
竹村奈良一
60
○
竹村委員
私の方は、
提案者
に
なつ
ていないのです。
提案者
であれば、そういう非常識なことは申しませんが、少くとも
共産党
を除くということに
なつ
ておる以上は、その
意見
を明らかにするためにやらしてもらいたい。
倉石忠雄
61
○
倉石委員長
代理
大体今まで、
決議案
については、
みな賛成
のものは、
賛成討論
なしでやつて来ておりますから……。
竹村奈良一
62
○
竹村委員
私の方は、
趣旨弁明
だけではわからないのです。
田中織之進
63
○
田中
(織)
委員
われわれも
提案者
に
なつ
ておるのですが、戰犯者の
釈放等
に関して釜谷さんがやられた
提案
の
趣旨
の中にも、われわれとしては言つてもらいたくないこともあ
つた
。そういうこともあるから、やはり
賛成討論
をして、それぞれの党派の立場を明らかにしたいということです。私の方の希望は、
各党
との振合いの
関係
もありますから……。
竹村奈良一
64
○
竹村委員
これは、私の方は
提案者
に入つておればそういうことは言いませんが、入つていないから……。
椎熊三郎
65
○
椎熊委員
これは
前例通り
、
賛成討論
なしで行きましよう。
倉石忠雄
66
○
倉石委員長代理
御
意見
も出盡したようでありますので、大多数の御
意見
に
従つて
、
賛成討論者
なしでやることにいたしましよう。
大池眞
67
○
大池事務総長
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
はいかがですか。
土井直作
68
○
土井委員
この点につきましては、いろいろ
自由党
の方でも事情がございまして、
趣旨弁明
をされるという御
意見等
もございましようけれ
ども
、これに対しましては、ぜひわが党の
松岡駒吉
氏に
趣旨弁明
をさせていただくように御配慮を願いたいと思います。
田中織之進
69
○
田中
(織)
委員
発案者といつて
はおかしいのですが、これは
松岡
氏にぜひ花を持たしてもらいたいと思います。
福永健司
70
○
福永
(健)
委員
ただいま
土井
さんの
お話
の点につきましては、実はわが党におきましては、この種の
決議案
は、
労働委員長
である
島田
君が
趣旨弁明
をされるのがいいじやないかという強い
意見
があ
つた
次第でございますが、せつかく
土井
さんの
お話
でございますから、この際は
土井
さんの
申出
の
通り
、私
ども
も
賛成
をいたします。
倉石忠雄
71
○
倉石委員長代理
それでは、
提案
の
趣旨弁明
を
松岡駒吉
君に
お願い
をいたすことにいたします。
竹村奈良一
72
○
竹村委員
私の方は、これに対して
反対
でございますから、
反対討論
として、
柄澤登志子
君の
反対討論
をいたしたいと思います。
倉石忠雄
73
○
倉石委員長代理
ちよ
つと
懇談
に移します。
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
倉石忠雄
74
○
倉石委員長代理
速記
を始めてください。
懇談
をとじます。
本案
については、
反対討論
は
共産党
一人、それから
賛成討論
は、
自由党
の方で
お願い
する。
福永健司
75
○
福永
(健)
委員
島田末信
君を予定しております。
倉石忠雄
76
○
倉石委員長代理
それではさように
決定
いたします。
大池眞
77
○
大池事務総長
そうすると、ただいまの
国際労働條
約
批准促進
に関する
決議案
は、賛否一組の
討論
をいたすということでこの二
決議案
が済みますので、それが済みましたならば、ただいま御
決定
になりました
回付案
の、
外資
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
上程
の上、御
決定
願います。これは
反対
もあるようでございますので、
起立採決
で御
決定願つて
、その後に
日程
に入るということに
お願い
いたします。
日程
につきましては、
日程
第一、第二は
農林委員長松浦東介
君が御
報告
になりますが、もし
委員長
がさしつかえがあれば、同
委員会
の
理事
に御
説明
を願いまして、これに対して
反対討論
は
竹村
奈良
一君、
賛成討論
が二名ございまして
石井繁丸
君と
足鹿覺
君に
なつ
ております。
反対討論
一名、
賛成討論
二名の
申出
がございます。
椎熊三郎
78
○
椎熊委員
われわれの方でもあるかもしれませんから、それは
場内
で申し上げます。
福永健司
79
○
福永
(健)
委員
本案
は、わが党でも
賛成討論
をする人があるかもしれませんから、それは
場内交渉
で申し上げます。
賛成討論者
のあることを保留願いたいと思います。
大池眞
80
○
大池事務総長
それでは
討論者
は、
自由党
、改進党の方の
討論者
の保留がございます。
日程
第三は、
電気通信委員会
の
福永一臣
君の御
報告
がございます。これは
討論者
はございませんが、
共産党
が
反対
でございます。
日程
第四は、
内閣委員長八木一郎
君の御
報告
で、
共産党
が
反対
。 これで本日の
議事日程
に載つてお
つた分
は終りますが、ただいま御
決定
願いました
国会職員法等
の一部を改正する
法律案
、それと、
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
、
衆議院法制局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
、これはきわめて
簡單
でございますので、
緊急上程
を願いたいと思つております。これは
参議院
の方に送つてやる
関係
もありますので、
お願い
をいたしたい。 それからもう一つ、本日終りました
水産委員会
の法案が二件ございます。
農林漁業組合再建整備法
の一部を改正する
法律案
、これは
共産党
も
賛成
で、
全会一致
だそうであります。それと
水産業協同組合法
の一部を改正する
法律案
、この二件が上つておりますので、
水産委員長川村善八郎
君の御
報告
で
緊急上程
を願いたいという
申出
であります。なお、
水産業協同組合法
の一部を改正する
法律案
については、
共産党
が
反対
でございますから、
採決
は、一方は
起立
、一方は
異議
を問うという形になります。
倉石忠雄
81
○
倉石委員長代理
御協議申し上げることは以上でありますが、
討論
は例によつていずれも十分以内、本
会議
は二時十分に開きます。 明日は定刻より本
会議
を開きます。
議院運営委員会
は午前十一時に
開会
いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時四十四分散会