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1952-06-18 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第62号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年六月十八日(木曜日)     午後一時十分開議  出席委員    委員長代理 理事 倉石 忠雄君    理事 福永 健司君 理事 土井 直作君       岡延右エ門君    鹿野 彦吉君       川本 末治君    島田 末信君       田中  元君    中川 俊思君      橋本登美三郎君    柳澤 義男君       椎熊 三郎君    松井 政吉君       竹村奈良一君    梨木作次郎君       田中織之進君  委員外出席者         議     長 林  讓治君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 飯塚 定輔君         議     員 押谷 富三君         議     員 高塩 三郎君         議     員 高田 富之君         議     員 八百板 正君         事 務 総 長 大池  眞君     ――――――――――――― 六月十七日  委員柏原義則辞任につき、その補欠として田  渕光一君が議長指名竹委員に選任された。 同月十八日  高塩三郎君及び林百郎君辞任につき、その補欠  として柳澤義男君及び竹村奈良一君が議長の指  名で委員に選任された。     ――――――――――――― 六月十七日  国会職員法等の一部を改正する法律案石田博  英君外一名提出衆法第七二号)  衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規  程案(石田博英君外一名提出)(第一号)  衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規  程案(石田博英君外一名提出)(第二号) の審査を本委員会に付託された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  国会職員法等の一部を改正する法律案石田博  英君外一名提出衆法第七二号)  衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規  程案(石田博英君外一名提出)(第一号)  衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規  程案(石田博英君外一名提出)(第二号)  回付案取扱いの件  決議案取扱いの件  本日の本会議議事に関する件     ―――――――――――――
  2. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 これより議院運営委員会開会いたします。  本日は委員長が不在でありますので、私が代理を勤めます。よろしくお願いします。  最初に、回付案取扱いについて御協議申し上げます。第一に、地方税法の一部を改正する法律案議題といたします。
  3. 福永健司

    福永(健)委員 本案は、もう少し留保を願います。
  4. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 本案留保に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。  次に、外資に関する法律の一部を改正する法律案回付案について、その取扱いを御協議願います。
  6. 福永健司

    福永(健)委員 本案は本日上程を願います。わが党においては、上程の上は参議院の修正に対しまして同意をいたします。
  7. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 各党の御態度を御表明願います。
  8. 椎熊三郎

    椎熊委員 わが党も同意いたします。
  9. 土井直作

    土井委員 同意いたします。
  10. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は反対です。
  11. 八百板正

    八百板正君 同意いたします。
  12. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それでは、本案は本日上程することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。  次に、日本開発銀行法の一部を改正する法律案回付案について、その取扱いをお諮りいたします。
  14. 福永健司

    福永(健)委員 本案は、もう少し留保願いたいと思います。
  15. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 留保に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありまけんから、さように決定いたします。     ―――――――――――――
  17. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 次は、決議案取扱いについて御協議願います。第一に、領土に関する決議案議題にいたします。
  18. 椎熊三郎

    椎熊委員 これはもう「一箇月半になるのですが、本会議でやることに反対がなく、委員会等においても、自由党諸君もほとんど賛成しておるのに、どうしてこれを反対するのか。本人はどうしても委員今回付を承知しないので、本日のような日に、ごく簡単でもやらせてもらえませんか。
  19. 福永健司

    福永(健)委員 ちよつと懇談にしていただきたい。
  20. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 懇談にいたします。速記をとめてください。     〔速記中止
  21. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 速記を始めてください。懇談をとじます。  領土に関する決議案は、本日保留することにいたします。  第二に、吉田内閣不信任決議案について、その取扱いを御協議願います。
  22. 椎熊三郎

    椎熊委員 われわれの方では、共産党と角度が違つた意味においてこういう決議案を出そうと野党連合で相談中ですから、こういう妙な、やぶにらみみたいなものには反対いたします。本日のところは、留保願います。     〔「やぶにらみとは何だ」と呼ぶ者あり〕
  23. 土井直作

    土井委員 これはただいまお話にありましたように、野党連合の方で不信任案を出そうという話が進められつつありますので、共産党の方に対してははなはだ申訳ないことであるが、野党連合の案が大体決定するまで、その間に折衝の機会もあると思いますから、それまで御留保願いたいということです。
  24. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それまで当分の間、留保するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。  次は、アジア各国との貿易振興に関する決議案中村純一君外二十三名提出のものがございますが、これについて御協議願います。
  26. 福永健司

    福永(健)委員 本案は、本日上程せられんことを望みます。
  27. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 本案は、本日上程に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。
  29. 竹村奈良一

    竹村委員 これについては、わが党においても大体賛成ですが、賛成討論として、一応江崎君にやらせていただきたい。
  30. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 本案についての賛成討論者のことについては、あとから御相談いたします。  次は、国際労働條批准促進に関する決議案島田末信君外十八名提出について御協議願います。
  31. 福永健司

    福永(健)委員 本案は、非常に時宜を得た決議案であると思いますので、これまた本日上程されんことを望みます。
  32. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 本案は、本日上程に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。
  34. 椎熊三郎

    椎熊委員 私の方からあなたの方に交渉しておる東南アジア諸国との友好親善促進決議案というものはどうなんですか。よければ各党共同提案に願いたいと思います。あす議院運営委員会があるでしようから、あす相談できるようにしていただきたいと思います。
  35. 大池眞

    大池事務総長 なお御報告しておきたいことは、ただいまお手元に差上げた決議案は二つでありますが、ただいま改進党、社会党社会党二十三、労農共同で、弔慰のため遺族交付する公債の政府買上げに関する決議案が出ましたから、これの取扱い方について御協議願いたいと思います。
  36. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは本日やつたらどうですか。
  37. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 ただいま事務総長の御説明になりました決議案は、次会でいかがですか。
  38. 福永健司

    福永(健)委員 研究しなければなりませんから……。
  39. 土井直作

    土井委員 次会でもけつこうでございます。これは御承知通り、今度特に遺家族のために、弔慰金を一時金をもつてやることにした、ところが高利貸などがこれをねらつておりまして、事前に金を貸し付けて、実際は五万円だけれども、大体手取りが三万円ぐらいにしかならないらしい。そういう関係で、この問題は政府が早急に処置してやらないと、遺家族に対してはなはだ相済まぬことになるので、こういう決議と関連して、この際政府の所信を発表していただいた方がいいと思いますから、早急に願いしたい。
  40. 福永健司

    福永(健)委員 この決議案はただいま伺つたばかりでございまして、わが党においていかがするかということも相談しなければなりません。といつて、あまり長くお待たせするつもりはございませんので、大体次会に御相談できるだろうと思います。それまで留保願います。
  41. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それでは、本案次会に御相談いたすことにいたします。     ―――――――――――――
  42. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 次に国会職員法等の一部を改正する法律案、その他二件について事務総長より御説明を願います。
  43. 大池眞

    大池事務総長 昨日の議院運営委員会で、国会職員法等の一部を改正する法律案並びに定員法に関するもの二件、以上三件を議院運営委員長の発議をもつて発議させていただきまして本日の議運で決定願いたいということに御決定を見ておるのであります。従つて国会職員法等の一部改正の大体の要点については、昨日御報告申し上げまして、内部の具体的な條文については御説明を省略させていただいております。定員法につきましては、現実の定員の差繰りのその数をあげただけでございます。その旨御説明申し上げておいたのでありますが、本日、本委員会において御決定を願いたいと思つております。  この案は、庶務小委員会で二日にわたりまして十分御検討願つた次第でありまして、もし必要でございますれば、ごく簡單に本文についての概略を申し上げてもさしつかえございませんが、すでにおわかりでございますれば、省略させていただいてもけつこうだと思います。
  44. 竹村奈良一

    竹村委員 質問をしたいのですが、国会職員法等の一部を改正する法律案について伺つておきたいことは、職員組合ができました場合に、いわゆる他官庁組合では、全官公とか、そういうところに加入する自由があるわけです。そこで、この職員組合ができたら、ほかの全国的な労働組合に加入していいのかどうか、それをお聞きしたい。
  45. 大池眞

    大池事務総長 その点も庶務小委員会で十分御検討願つたのであります。組合活動特別職に認めるか認めないかという点は、八ページの第十八條の二というところにございます。これは、特別職組合活動を今日まで法制上認めていないのであります。一般公務員法では自由でございますが、従来の特別職関係から見ますと、組合というものを認めておられないのであります。そこで衆議院職員が、一月一日から特別職になりました際に、組合を認めるか認めないかということについて非常に議論があつたのでありまして、法制上の建前からは、これが初めて特別職として組合を認められる法制だと思います。従いまして、その際に認めるか認めないかという件についてもいろいろ議論があつたのでありますが、問題は、衆議院職員特別職になるというのは、他の一般公務員の、上から特に特別職として今日まで指定されております特別職とは全然範囲が違いまして、全員が特別職なつておる。しかも国会事務の特殊な性格があるということで特別職編入をされております。しかしながら従来一般公務員でありました際に、すでに組合を認めておつたのであります。これは事実上の組合を認めておつたのでありますが、それが特別職編入がえになつたために、従来自分たちの持つておつた権能を取上げてしまうのは不利益で、よくないであろうというようなことから、法律の上ではつきりと、従来持つておつた組合だけは認めて行こうという態度にきめたのであります。その際に「国会職員は、組合又はその連合体を結成し、若しくは結成せず」云々ということで、その連合体を認めることがいいか悪いかということに非常に問題があつたのであります。国会職員組合連合体と申しますと、御承知通り国会職員の中には衆議院職員参議院職員図書館職員というような各職員が入つておりますので、その連合体の形で、それぞれの院の方へ交渉を受けましても、もともと全然関係の違つておるものが連合体をつくることはおかしいじやないかという議論が最後までわれわれの方の組合、並びに他の組合等とも意見一致を見なかつたのであります。しからば、国会職員組合を結成しという言葉で行けば、全部が初めから單一組合をつくることができるのじやないか、それをたまたま衆議院組合参議院組合図書館組合というふうにつくつたものが、あとから一緒になれないということはおかしいじやないか、もし一緒になる必要があつた場合には、全部を一応解散いたしまして、もう一ぺん單一組合をつくる、こういうような手続さえふめばできることを、認めないことはおかしいじやないかというような議論から、それならば連合体まではよろしい、けれども国会職員が他の一般の官公労あるいはその他の一般組合一緒になるということは、特別職の性質上おもしろくないということで、それは認めないことにいたしました。公務員法の第九十八條によりますと、「組合その他の団体」とありますが、そういうものは認めずに、従来われわれが持つておつた権利はそのまま認めよう、さらにそれを拡張いたしましたのが、連合体まで拡張されておる。そういう関係で、これは組合諸君並びに参議院及び国会図書館とも十分打合せの上でやつておる次第であります。しかし、それだけではまだ足りないという個人々々の考えは相当あるのでありまして、最近図書館職員組合の方の御意見として、連合体のみならず、その他の団体というように、一般公務員法並のものまで認めてもらいたいという陳情が来ておつた事実はありますが、私どもが今日まで当事者と打合せておりました範囲では、連合体のところまで意見一致しておりましたので、そのまま法文化いたす次第であります。
  46. 竹村奈良一

    竹村委員 次に、院内におります臨時職員取扱いの問題ですが、これは国会閉会になりますと、即日あすからそのまま首を切られることになる。こういつた者に対する取扱いというものは一体どうなつておるのか。なお、衆議院における臨時職員は、一体どれだけおるか。参議院は二割くらいおるらしい。そういうような者の扱いはどういうふうにするのか、明確な規定がないように思う。
  47. 大池眞

    大池事務総長 国会は、御承知の涌り他の一般官庁と違いまして、国会開会中と閉会中におきましては、仕事の分量その他において莫大な差があるのであります。従いまして、国会に必要な職員全部を常時閉会中といえども擁しておくということは、予算的な措置も非常に困難でありますし、不可能であります。従いまして、従来から国会開会中に限つて臨時職員的なものは、アルバイト式の雇い入れをする予算費用によつてこれを補充しておるという建前なつておるわけであります。従いまして、衛視にしても、その他の給仕等にいたしましても、国会開会中と閉会中では著しき差がありますので、国会要員として臨時採用する職員は、相当数に上るわけであります。これを全部常員並閉会中取扱うことはとうてい困難でありますから、それで採用の際は、当国会だけ採用するのだ、それが終るならば全部解雇するのだが、それを承知の上で来てもらいたいということを、個人々々に全部了承を得て取扱つておる次第であります。しかしながら、欠員もありますし、将来の補充もありますので、臨時職員中優秀と認められる者は、それを残す方法として、それを使つておる人たちの御意見に基きまして、採用の道を講じつつあるわけであります。一応の建前といたしましては、臨時国会中参りました者、国会中だけのアルバイトとして採用した者は、採用当時の條件によりまして解雇をいたす、こういうことに相なつております。
  48. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 竹村君、いかがですか。庶務小委員会ででもおやりなさつたらいかがでしようか。
  49. 土井直作

    土井委員 林君がかなり詳細に庶務小委員会議論しておりますから……。
  50. 竹村奈良一

    竹村委員 それでは、もう一点だけ聞きます。第十一條に解職の例が羅列してあるのですが、たとえば「その他その職に必要な適格性を欠くとき」というようなことになつておる。字句でいえばその通りなんですが、そうなると、適格でなかつたということで、思う存分いつでも首を切られる。それではその救済規定はどこにあるか、十五條の二に苦情処理に関する事項がありますが、それに対して不利益審査ができたりすると、いろいろ問題だと思います。そういう場合どうですか。
  51. 大池眞

    大池事務総長 これは御承知のように、解釈上自由になる言葉なつておりますが、公務員法にその通りあるわけでありまして、今まで一般職なつておつたときでも、この規定に応ずるものが入つておるのであります。従いまして特別職になつたからといつて、その適格性を欠くような場合を、本院だけがこういう事由から除くという理由はないのでありまして、公務員法と同等にいたしてある次第であります。しかしながら、その適格性があるとかないとかいう認定を誤る場合がしばしばあり得ることでありますから、苦情処理として、十分これの救済規定を取入れた、こういうことであります。
  52. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それでは、各案を原案通り可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  53. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御異議がありませんから、さように決定いたします。
  54. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は反対です。     ―――――――――――――
  55. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それでは本日の議事についてお諮りいたします。事務総長より御説明願います。
  56. 大池眞

    大池事務総長 それでは、本日の議事について御説明申し上げますが、先ほど御決定を願いました決議案が二件ございます。アジア各国との貿易振興に関する決議案国際労働條批准促進に関する決議案、この二件を最初お願いをいたしたいと思います。アジア各国との貿易振興に関する決議案趣旨弁明は、どなたですか。
  57. 福永健司

    福永(健)委員 本案趣旨弁明者は、中村純一君に願います。
  58. 大池眞

    大池事務総長 それに対して、ただいま賛成討論として江崎君の申出がありましたが、これの取扱いを御協議願います。
  59. 田中織之進

    田中(織)委員 私の方からは、勝間田君が賛成討論をやります。
  60. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 各党共同提案ですから、どうですか、討論なしにしようじやありませんか。みな賛成ばかりですから……。
  61. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は、提案者なつていないのです。提案者であれば、そういう非常識なことは申しませんが、少くとも共産党を除くということになつておる以上は、その意見を明らかにするためにやらしてもらいたい。
  62. 倉石忠雄

    倉石委員長 代理大体今まで、決議案については、みな賛成のものは、賛成討論なしでやつて来ておりますから……。
  63. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は、趣旨弁明だけではわからないのです。
  64. 田中織之進

    田中(織)委員 われわれも提案者なつておるのですが、戰犯者の釈放等に関して釜谷さんがやられた提案趣旨の中にも、われわれとしては言つてもらいたくないこともあつた。そういうこともあるから、やはり賛成討論をして、それぞれの党派の立場を明らかにしたいということです。私の方の希望は、各党との振合いの関係もありますから……。
  65. 竹村奈良一

    竹村委員 これは、私の方は提案者に入つておればそういうことは言いませんが、入つていないから……。
  66. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは前例通り賛成討論なしで行きましよう。
  67. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御意見も出盡したようでありますので、大多数の御意見従つて賛成討論者なしでやることにいたしましよう。
  68. 大池眞

    大池事務総長 国際労働條批准促進に関する決議案はいかがですか。
  69. 土井直作

    土井委員 この点につきましては、いろいろ自由党の方でも事情がございまして、趣旨弁明をされるという御意見等もございましようけれども、これに対しましては、ぜひわが党の松岡駒吉氏に趣旨弁明をさせていただくように御配慮を願いたいと思います。
  70. 田中織之進

    田中(織)委員 発案者といつてはおかしいのですが、これは松岡氏にぜひ花を持たしてもらいたいと思います。
  71. 福永健司

    福永(健)委員 ただいま土井さんのお話の点につきましては、実はわが党におきましては、この種の決議案は、労働委員長である島田君が趣旨弁明をされるのがいいじやないかという強い意見があつた次第でございますが、せつかく土井さんのお話でございますから、この際は土井さんの申出通り、私ども賛成をいたします。
  72. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それでは、提案趣旨弁明松岡駒吉君にお願いをいたすことにいたします。
  73. 竹村奈良一

    竹村委員 私の方は、これに対して反対でございますから、反対討論として、柄澤登志子君の反対討論をいたしたいと思います。
  74. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 ちよつと懇談に移します。速記をとめてください。     〔速記中止
  75. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 速記を始めてください。懇談をとじます。  本案については、反対討論共産党一人、それから賛成討論は、自由党の方でお願いする。
  76. 福永健司

    福永(健)委員 島田末信君を予定しております。
  77. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 それではさように決定いたします。
  78. 大池眞

    大池事務総長 そうすると、ただいまの国際労働條批准促進に関する決議案は、賛否一組の討論をいたすということでこの二決議案が済みますので、それが済みましたならば、ただいま御決定になりました回付案の、外資に関する法律の一部を改正する法律案上程の上、御決定願います。これは反対もあるようでございますので、起立採決で御決定願つて、その後に日程に入るということにお願いいたします。  日程につきましては、日程第一、第二は農林委員長松浦東介君が御報告になりますが、もし委員長がさしつかえがあれば、同委員会理事に御説明を願いまして、これに対して反対討論竹村奈良一君、賛成討論が二名ございまして石井繁丸君と足鹿覺君になつております。反対討論一名、賛成討論二名の申出がございます。
  79. 椎熊三郎

    椎熊委員 われわれの方でもあるかもしれませんから、それは場内で申し上げます。
  80. 福永健司

    福永(健)委員 本案は、わが党でも賛成討論をする人があるかもしれませんから、それは場内交渉で申し上げます。賛成討論者のあることを保留願いたいと思います。
  81. 大池眞

    大池事務総長 それでは討論者は、自由党、改進党の方の討論者の保留がございます。  日程第三は、電気通信委員会福永一臣君の御報告がございます。これは討論者はございませんが、共産党反対でございます。  日程第四は、内閣委員長八木一郎君の御報告で、共産党反対。  これで本日の議事日程に載つておつた分は終りますが、ただいま御決定願いました国会職員法等の一部を改正する法律案、それと、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案、これはきわめて簡單でございますので、緊急上程を願いたいと思つております。これは参議院の方に送つてやる関係もありますので、お願いをいたしたい。  それからもう一つ、本日終りました水産委員会の法案が二件ございます。農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案、これは共産党賛成で、全会一致だそうであります。それと水産業協同組合法の一部を改正する法律案、この二件が上つておりますので、水産委員長川村善八郎君の御報告緊急上程を願いたいという申出であります。なお、水産業協同組合法の一部を改正する法律案については、共産党反対でございますから、採決は、一方は起立、一方は異議を問うという形になります。
  82. 倉石忠雄

    倉石委員長代理 御協議申し上げることは以上でありますが、討論は例によつていずれも十分以内、本会議は二時十分に開きます。  明日は定刻より本会議を開きます。議院運営委員会は午前十一時に開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後一時四十四分散会