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1952-05-31 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第53号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十七年五月三十一日(土曜日) 午後一時五十二分
開議
出席委員
委員長
石田
博英君
理事
倉石
忠雄君
理事
福永 健司君
理事
土井
直作君
岡延右エ門
君 岡西 明貞君 押谷 富三君 島田 末信君 高塩
三郎
君 田中 元君 田渕 光一君 柳澤
義男
君 小林
運美
君
椎熊
三郎
君
松井
政吉君
梨木作次郎
君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 議 員
上林與市郎
君 議 員 石野 久男君 議 員 寺崎 覺君 事 務 総 長
大池
真君 ――――――――――――― 本日の
会議
に付した事件
回付案
の
取扱い
の件
検察官適格審査会予備委員
の
選出
に関する件
電波監理委員会委員任命
につき
同意
を求めるの 件
日本国有鉄道監理委員会委員任命
につき
同意
を 求めるの件
決議案
の
取扱い
の件
緊急質問
の
取扱い
の件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 ―――――――――――――
石田博英
1
○
石田委員長
それでは本日の
議院運営委員会
を開会いたします。 初めに、前会以来
保留
に
なつ
ておりました
回付案
の
取扱い
の件をお諮りいたします。
最初
に、
公共事業令
の一部を改正する
法律案
、これは本日も
留保
されたいという
希望
がありますが、いかがでありますか。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
石田博英
2
○
石田委員長
さように
決定
いたします。 次に、
文部省設置法
の一部を改正する
法律案
、これはいかがいたしますか。
倉石忠雄
3
○
倉石委員
参議院修正
に
同意
いたします。
椎熊三郎
4
○
椎熊委員
異議
なし。
土井直作
5
○
土井委員
同意
。
梨木作次郎
6
○
梨木委員
反対
です。
石田博英
7
○
石田委員長
本日
上程
するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
8
○
石田委員長
それでは本日
上程
に決しました。 次に、
工場抵当法
及び
鉱業抵当法
の一部を改正する
法律案
をお諮りいたします。
倉石忠雄
9
○
倉石委員
回付案
に
同意
を表します。
椎熊三郎
10
○
椎熊委員
同意
。
土井直作
11
○
土井委員
同意
。
梨木作次郎
12
○
梨木委員
反対
。
石田博英
13
○
石田委員長
本日
上程
することはさしつかえありませんね。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
14
○
石田委員長
さように決します。 次に、
恩給法
の
特例
に関する件の
措置
に関する
法律案
をお諮りいたします。
倉石忠雄
15
○
倉石委員
回付案
に
同意
いたします。
椎熊三郎
16
○
椎熊委員
異議
なし。
土井直作
17
○
土井委員
異議
なし。
梨木作次郎
18
○
梨木委員
私の方は
反対
です。
石田博英
19
○
石田委員長
それではこれも本日
上程
に決します。 次に、
道路整備特別措置法案
をお諮りいたします。
倉石忠雄
20
○
倉石委員
回付案
に
同意
いたします。
土井直作
21
○
土井委員
わが党は
反対
です。
梨木作次郎
22
○
梨木委員
反対
です。
石田博英
23
○
石田委員長
本日
上程
することはさしつかえありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
24
○
石田委員長
本日
上程
に決します。 ―――――――――――――
石田博英
25
○
石田委員長
次に、
電波監理委員
今
委員任命
につき
同意
を求めるの件をお諮りいたします。これは前会、本日
冬派
の
態度
を御表明願うことに
なつ
ておりました。
土井直作
26
○
土井委員
わが党は
反対
です。
石田博英
27
○
石田委員長
問題があるなら、少し延ばしましようか。――それでは本日は
留保
に
決定
いたします。 次に、
日本国有鉄道監理委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件をお諮りいたします。これは
事務総長
から御
説明
を願います。
大池真
28
○
大池事務総長
これは、
日本国有鉄道監理委員会
の
委員
に、
佐藤喜一郎
君が今
なつ
ておるわけでありますが、五月一ぱいで
任期
が満了いたしますの で、
佐藤喜一郎
君を再任いたしたいというのがその
一つ
であります。 もう
一つ
は、すでに
委員
でありまし た
飯田精太郎
君が三月七日に死亡して、そのまま
補充
をしてございませんでしたが、その
あと
に
工藤義男
君を推薦しておられます。
石田博英
29
○
石田委員長
履歴書等
はお手元に差上げてございます。
人事
の件でございますので、
次会
に
態度
を御表明願います。 次に、
検察官適格審査会予備委員
の
選出
に関する件をお諮りいたします。この件は、
石井繁丸
君が五月三十日で
任期
が満了しましたので、その
補充
でございます。
従つて
、前例によ
つて社会党
から御推薦願うことに御
異議
ございませんか。
梨木作次郎
30
○
梨木委員
石井
君の分は、今度
社会党
が二つにわかれましたのですが、その
人員等
の
関係
で、そのままでいいかどうかについては問題があると思います。
事務総長
、その点どう
なつ
ておりますか。
大池真
31
○
大池事務総長
それは、ただいま正式の
委員
が四名に
なつ
ておりまして、自由党が二人、改進党が一人、
社会党
が
鈴木義男
君と
なつ
ておるわけであります。その
社会党
の
鈴木義男
君の
予備委員
として、現に
石井繁丸
君が
なつ
ておるわけでありますが、五月三十日で
任期
が満了になりますので、その場合に、
予備委員
と
なつ
ている
石井繁丸
君を
社会党
の方から御推薦願うということで、今
委員長
からお話に
なつ
たわけであります。
石田博英
32
○
石田委員長
おわかりでございますか。
土井直作
33
○
土井委員
私の方は、
石井
君を推薦いたします。
石田博英
34
○
石田委員長
それでは本日これを
上程
するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
35
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 ―――――――――――――
石田博英
36
○
石田委員長
次に、
決議案
の
取扱い
に関する件を
議題
にいたします。 まず、領土に関する
決議案
でありますが、本日
保留
いたすに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
37
○
石田委員長
さよう
決定
いたします。 次に、
木村法務総裁不信任決議案
を語りいたします。
倉石忠雄
38
○
倉石委員
本日は
保留
を願いたいと思います。
梨木作次郎
39
○
梨木委員
保留
には
反対
で、ぜひとも
上程
してもらいたいと思います。
石田博英
40
○
石田委員長
梨木
君の方から、本日ぜひとも
上程
してもらいたいという、きわめて強い御
希望
がございますが、他に御
発言
はございませんか。
倉石忠雄
41
○
倉石委員
本日は
日程
も多いことであるし、そういうようなときにごたごたする問題はやらぬ方がいいと思います。なおこの前しばらく
保留
ということに
なつ
ておるのでしよう。
梨木作次郎
42
○
梨木委員
この前、いつまでもこういう
人事
問題についてたなざらしにしておくことは、
本人
のためにも、また
国会
としても、そういうことは適切じやない、
次会
にこの
取扱い
をきめてもらいたいということで、前会は
保留
にわれわれ
同意
したのでありまして……。
倉石忠雄
43
○
倉石委員
次会
に相談しましよう。
梨木作次郎
44
○
梨木委員
それじや
次会
にはぜひともお願いいたします。
石田博英
45
○
石田委員長
次会
でよろしゆうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
46
○
石田委員長
それでは
次会
に御相談申し上げます。
石田博英
47
○
石田委員長
次に、
緊急質問
の
取扱い
を
議題
にいたします。
倉石忠雄
48
○
倉石委員
これも
次会
に御相談を願います。
椎熊三郎
49
○
椎熊委員
わが党の強い要求があるので、第八の旧
日発
の清算に関する
緊急質問
、これは今や
つて
おかないと……。
倉石忠雄
50
○
倉石委員
通産委員会
において十分御
審議願
つた
らいかがでしようか。
土井直作
51
○
土井委員
全部
次会
ということなら、
次会
にしたらいかがですか。
石田博英
52
○
石田委員長
次会
に譲ることに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
53
○
石田委員長
では、さよう
決定
いたします。
石田博英
54
○
石田委員長
次に、本日の本
会議
の
議事
をお諮りいたします。
大池真
55
○
大池事務総長
そういたしますと
最初
に、ただいま御
決定
になりました
回付案
四件、すなわち、
文部省設置法
の一部を改正する
法律案
、
工場抵当法
及び
鉱業抵当法
の一部を改正する
法律案
、
恩給法
の
特例
に関する件の
措置
に関する
法律案
、
道路整備特別措置法案
を引続き
上程
いたしまして、御
決定
を願います。 次いで、ただいま御
決定
になりました
検察官適格審査会予備委員
に
石井繁丸
君を推薦する件でございますが、これを御承認願いまして、
議事日程
に入
つて
いただきます。
議事日程
の第一は、
農林省設置法等
の一部を改正する
法律案
であります。
倉石忠雄
56
○
倉石委員
これは、
日程
を
あと
まわしにしておいていただきたいと思います。
石田博英
57
○
石田委員長
それでは、これを
日程
第十五ぐらいにしておいて、
あと
でまた御相談申し上げます。
大池真
58
○
大池事務総長
そういたしますと、
日程
第一は
あと
まわしにしていただきまして、
日程
第二、
簡易生命保険
及び
郵便年金
の
積立金
の
運用
に関する
法律案
は、
郵政委員会
の山本君が御
報告
になります。
椎熊三郎
59
○
椎熊委員
これについて、
ちよ
つと
意見
があります。これは
国会
の将来の
運営
上に非常に影響があることだし、
一つ
の方針を確立しておかなければ、こういうことは将来たびたび起
つて
来るだろうと思うので、特にこの機会に
発言
するのですが、この
日程
第二の
案件
は、過去において三回ほど
参衆両院
とも
全会一致
の
決議
をして、すなわち、
日本
の
国会
の
意思
は、非常な強力な決意をも
つて
確定しておる。
大蔵当局
は一元化の
主張
から、これに
反対
であります。現在も
反対
です。しかしながら、国権の
最高機関
たる
国会
の
意思
は尊重しなければならぬという
大蔵大臣
のきわめて民主的な考え方から、心ならずも
郵政大臣
に
同意
して、この
法案
が出て来たのです。出て来て、この
法案
はすでに
委員会
を通過した。ところが、この
法案
をや
つて
行く
施行法
みたいな
関係法案
は、どういう
関係
か
大蔵委員会
にまわされた。こういう重大な
法案
に付随した
手続法
のごときは、やはり
当該委員会
にやらしておかないと、今度のような
質問
が起きて来る。今度どういう
質問
が起きたかというと、
大蔵委員会
では、この
手続法
を
審議
するのに、
公聴会
を開きたいという
申出
がある。そのことは、私は先般の本
委員会
で
反対
して
留保
に
なつ
ておる。この
案件
の
内容自体
を
公聴会
に問うということであるならば、それは
一つ
の意味があるが、
施行法
を
審議
するのに、
公聴会
を開くということは意義がない。しかもまた、
国会
の
意思
がすでに確実に
決定
して、三回も
決議
した問題に対しては、
公聴会
を開くべきでないと思うのです。
公聴会
を開いて、
反対
の
意見
があ
つた
ら
国会
の
意思
が直せるのかというと、今日の
段階
では、
国会
の
意思
は翻すことができない
段階
にあるのです。そもそもこれで
公聴会
を開かんとした
大蔵委員会
の意図というものは、錯覚から来ていると私は思うのです。それはともかく実現はできない。ところが
大蔵委員会
の方は、
郵政委員会
に
連合審査
を要求した。
連合審査
を要求して行
つた
ときは、すでに
郵政委員会
ではこの
法案
が
採決
の後だ
つた
から、それに応ずることができないという結果に
なつ
た。そこで感情的になりまして、
大蔵委員会
では、
公聴会
も開かせない、
連合審査
もやらせないとい
つて
怒
つて
いる。怒るのはもつともだが、それを分折して考えてみると、そういうことの
主張
が、私は無理な
主張
だ
つた
と思うのです。それはいずれにいたしましても、そのことがけられた結果といたしまして、
大蔵委員会
は、この
関係法案
をいまだに
審議
していない。
審議
していないばかりではなしに、
委員
の一部の者は、そんなに踏みつけにするなら、これは
審議未了
だ、
継続審査
にしておく、こういうことを、真意であるかどうか知らぬが、威嚇的に吹聴している。これは
国会
みずからの
自殺行為
だと思う。
国会
がこれをやれということを三回も
決議
して、
政府部
内には
反対
があ
つた
にもかかわらず、
国会
の
意思
がそうだということで、それを尊重して出して来た。
中心
になる
法律案
が
委員会
で上
つて
おるのに、
施行法
の方では、
委員会
の
権限争い
というか何というか、
一つ
の
感情論
から、この
法案
の
施行法
の
審議
を進めないなどということは、実に
国会
みずからの
自殺行為
であ
つて
、
運営委員会
としては看過しておいてはならない。悪例になる。そこで
運営委員長
は、
大蔵委員長
を呼んで、厳に戒告してもらいたい。こういうことは
国会
の威信に関することです。こういうことをさしてはならぬのです。この
中心法案
は、
全会一致
の
決議
に基いて出た
法案
であり、この
施行法案
の字句とか、
施行
上の
手続
とかの
修正
はできましても、全体としては否定できない
国会
の建前に
なつ
ておると私は思う。感情的に引延ばすとか、
審議未了
にするとかいうことは、
国会
の
自殺行為
であるから、これは厳に
運営委員長
としては警告を発してもらいたいと私は思います。
石田博英
60
○
石田委員長
承知いたしました。
大池真
61
○
大池事務総長
日程
第二は、
委員長報告
がありました後、
共産党
の
田代文久
君が
反対討論
をいたします。
椎熊三郎
62
○
椎熊委員
共産党
の
反対討論
については、
委員会
で非常にぶ
ざま
なことが展開されておる。
共産党
もあの
決議
には
賛成
しておる、そうして
委員会
の
採決
のときに、この
法案
に
反対
した。
反対
の理由は、実に私
ども
には了解するに苦しむ。ど
ろぼう
という言葉が
速記録
に載
つて
おると思うが、ど
ろぼう
のごとき
大蔵省
からとることには
賛成
だが、と
つた
後の
郵政省
の使い道に対して
答弁
が十分でないから
反対
すると言う。ところが
反対
するということは、現在彼らがど
ろぼう
と極言するほどの
大蔵省
に残しておくということになる。そういう
態度
をきめることは解せない。そこで
委員
がみんな
注意
して、ぶ
ざま
な結果になるから、
質問
に対する答えが不十分であるならば
大臣
を呼ぼうということで、最後に
大臣
をわざわざ呼んだ。
大臣
は来ました。そこで、率直に君らが納得の行くように
質問
してくれ、そうして
政府
はそれに対して十分な
答弁
をする。要するに
積立金
の
運用
問題で、
社会保障制度
、
貧民救済
、
平和事業
のために使えというのが
共産党
の
主張
です。これは私
ども同感
です。そういうふうに使うということは、
政府
もそういうふうに
答弁
すると言
つて
おるのに、それを聞かずして
悪罵嘲笑
を浴びせて、彼らがど
ろぼう
とまで
主張
する
大蔵省
の
権限
にもどしてやるというような、
国会
の
決議
にま
つた
く逆行した
態度
に出ていることは、
共産党
の
国会
でやる
行動
としては間違いだと思う。そこで
注意
を喚起したのですが、党でそうきめられたからやむを得ないと言う。これは実に不可解なる
行動
です。
梨木作次郎
63
○
梨木委員
椎熊
君の方から、わが党の
委員会
における
行動
について
発言
がありましたから、その点を明らかにしておかなければならぬと思います。というのは、われわれは
郵政省
へ
郵便年金
や
簡易生命保険
の
積立金
を持
つて
来るということについては……。
石田博英
64
○
石田委員長
ちよ
つと休んでいただきます。
討論内客
をここで繰返されることは、本
委員会
の
議題
でないと思います。賛否の
態度
の行き違いがあ
つた
点を今
椎熊
君がつかれたのでありますから、それについての弁明だけにおとどめ願います。
梨木作次郎
65
○
梨木委員
それにとどめます。われわれは、
郵政省
の方に持
つて
来ることについては、もちろん
賛成
しております。しかしながらその
賛成
の前提には、
郵政省
へ持
つて
来て、これが民主的に、平和的に
運営
されること、そういうような
内容
として持
つて
来ることについて
賛成
しておるのでありまして、この
法案
の
内容
を見ますと、そうは
なつ
ておらない。(「
なつ
ておる」と呼ぶ者あり)
なつ
ておりません。
なつ
ておらないというのが、われわれの見解であります。でありますから
反対
したのでありまして、ちつとも矛盾しないのです。
土井直作
66
○
土井委員
ただいまの問題については、
共産党
の
田代
君が
反対討論
に立つということは、
運営
の上において私は考慮すべき点があるのじやないかと思います。なぜかといえば、これは
共産党
も、再三再四の
決議案
に対して、実際上の問題として
賛成
しておる。それからただいま
梨木
君が言われておる
資金
の使途の問題については、たとえば
簡易保険
に加入している人とか、あるいは
年金
を受ける人とか、
年金
を受ける遺家族とか、
積立金
に関連ある者に
貸付
をするというのが第一、第二は、
地方債
に応募する、それから第三は、
地方公共団体等
に
貸付
をする、この
三つ
があるわけです。ただ
資金
の
運用
については、
運用審議会
というものがあるから、場合によ
つて
は、そこで多少問題があるかもしれないけれ
ども
、主たる
法律
の眼目は、その
三つ
の条項に限定されておるのです。
従つて
、これは
共産党
の言う
庶民階級
、いわゆる一般的な、平和的な面に
運用
されるということは明らかに
なつ
ておる。それにもかかわらず、
自分たち
が
決議案
に
賛成
しておいて、逆に
反対討論
に立つという、こういうことを認めることは、ぼくはどうかと思うのです。
石田博英
67
○
石田委員長
あなたの御
趣旨
はよくわか
つて
おりますが、
反対討論
をおやりになるかどうか、その
態度
をおきめに
なつ
ておやりに
なつ
たならば、一
議員
が
一つ
の問題について
違つた態度
を表明したことになり、第二の
小川友三
君問題になるわけで、そういう事態に
なつ
たら、別個の処置を
当該議員
に対してとることを考えればよいのであ
つて
、現在どうしてもやるというのならば、
自分
がそれだけの危険と責任においておやりになるのだから、やむを得ないのではありませんか。
椎熊三郎
68
○
椎熊委員
懇談
にしてもらいたいと思います。
石田博英
69
○
石田委員長
懇談
に移します。 〔
速記中止
〕
石田博英
70
○
石田委員長
懇談
をとじます。 過去の問題について、現在これ以上議論をすることはお差控え願いたいと思います。そこで、あらためて私から御
注意
を申し上げますが、
土井
君、
椎熊
君、
松井
君から、こもごもこの
日程
第二の
反対討論
の点については、
共産党
がか
つて
こういう
決議案
に
賛成
され、しかも今回
反対
の
態度
を表明し、さらに
反対討論
にまで立たれることは、
議員
の
議題
に対する
態度
として適当でない、
共産党
として、議会内における正しい進退ということをもう少し考えたらどうかという、非常にあなたの党に対する好意ある御
忠告
がございました。それについて御再考なさいますかどうか、それだけ御返事を伺いたいと思います。
梨木作次郎
71
○
梨木委員
私の方は、今御
注意
のあ
つた
決議案
の
内容
はきわめて抽象的なものでありまして、そうしてこの出て来た
法案
というのは、きわめて具体的であります。その点について、われわれが
最初
賛成
した
決議案
はきわめて抽象的だが、
法案
が出て来たときに、その
決議案
の
趣旨
に沿
つた
ものかどうかということをわれわれは検討しなければならないのです。それについて
反対
するということは、一向さしつかえないと思います。しかしながら、そういう御
忠告
もありますから、御
本人
とよく御相談いたしまして、
あと
で議場内でその点を御返事申し上げます。
石田博英
72
○
石田委員長
では、さようにいたします。
大池真
73
○
大池事務総長
次は、
日程
第三から六まで四案を一括いたしまして、
大蔵委員長佐藤重遠
君が
報告
をされます。
日程
第三に対しては、改進党、
社会党
、
共産党
三派が
反対
でございますので、これは別個に
取扱い
ます。それから第四と五、これは
共産党
が
反対
でありますから、これを二度目にお願いいたします。
日程
第六は
全会一致
でございます。
日程
第七は、
法務委員長佐瀬昌三
君が
報告
をされまして、
共産党
が
反対
であります。
日程
第八から十二までの五案は、一括して
外務委員長仲内憲治
君が
報告
をされます。第八は
全会一致
。第九、第十、第十一は
共産党
が
反対
で、
高田富之
君が
反対討論
に立ちます。
日程
第十二は
討論
なしで、
共産党
が
反対
であります。 それから
日程
第十三は、
委員長
の都合で、きようは延期を願いたいということであります。
日程
第十四、第十五は、一括して
運輸委員会
の黒澤君が御
報告
になりまして、両案とも
共産党
が
反対
でございます。 それで
日程
に掲げた分は一応終りますが、きようぜひ
緊急上程
を願いたいというのが相当ございます。
人事委員会
の
保安庁職員給与法案
、
昭和
二十七年度における
国家公務員
に対する
臨時手当
の支給に関する
法律案
、これは藤枝君の御
報告
で、
井之口政雄
君から
反対討論
の通告があります。
梨木作次郎
74
○
梨木委員
討論
はやめます。
大池真
75
○
大池事務総長
それでは
討論
はなしということになります。
椎熊三郎
76
○
椎熊委員
これは、わが党も
反対
です。
大池真
77
○
大池事務総長
それから
法務委員会
の
犯罪者予防更生法
の一部を改正する
法律案
が上りまして、これも
緊急上程
を願いたいということであります。 それから
厚生委員会
の
外国軍用艦船等
に関する
検疫法特例案
が上りまして、これも
緊急上程
していただきたいということであります。
委員長大石武一
君が
報告
をされまして、
反対
は
共産党
と
社会党
二十三控室であります。
梨木作次郎
78
○
梨木委員
これに対しては、苅田君の
反対討論
を通告しておきます。
大池真
79
○
大池事務総長
緊急上程
はそれだけでございます。
石田博英
80
○
石田委員長
本日の
日程
について、ただいまの
事務総長
の
説明
を了承するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
梨木作次郎
81
○
梨木委員
そうすると、
農林省設置法等
の一部を改正する
法律案
はどうするのですか。
石田博英
82
○
石田委員長
これは
あと
まわしにしておきまして、それまでの間に
院内交渉
できめます。 次回の本
会議
は三日、火曜日定刻より開会をいたします。
運営委員会
は同日午前十一時に御参集を願います。 本日の本
会議
は三時に開会いたします。 他に御
発言
はございませんか。――なければ本日はこれにて散会いたします。 午後二時二十五分散会