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大池事務総長 御
承知の
通り、五月三日には、いつも憲法施行の記念式典を宮城のところであげておるわけでございますが、本年は
ちようど五周年になりますので、五月三日には憲法施行の五周年の記念式典をあげなければならぬのじやないかと思うのであります。それまでにおそらく平和条約の発効というものが
予定されておるような状況でありますので、その両方を記念する
意味で、五月三日には、平和条約の発効と憲法施行の五周年の記念式典をあわせて挙行したならばどうか。憲法施行の記念式典は、
国会と
内閣と最高裁判所と
東京都の四つが主催する形でいつもや
つております。中身は従来
通りのものでございますが、今度もそういうことにしたならばどうであろうかという点と、なお五月三日以前に平和条約が効力を発生するということがありますれば、その効力を発生いたしました当日か、あるいはその翌日を期して、衆参両院の議長と総理と最高裁判所
長官が、ラジオ放送をしたならばどうか。それと、その日には国旗の掲揚をするようにしたならばどうか、こういうような点について、
内閣の方から、衆議院議長に
意見を求めて来ておるわけであります。従来、五月三日は憲法施行記念だけでありますが、今度は、両方合せたものにしてそういう形にしてや
つたらどうかということであります。それと、効力が発効したとキに、ただいま申し上げましたような方方のラジオ放送並びに国旗掲揚を
国民にもお願いするという方法をと
つたたらばどうかということで、
内閣から議長の
意見を求めて来ております。議長がこれに対して返事をいたすにつきまして、皆さんの御了解を得た上でいたしたいと考えておられるようでありますので、御
意見を伺いたいと思います。