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1952-07-29 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第52号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十七年七月二十九日(火曜日) 午後一時三十三分
開議
出席委員
委員長
岡村利右衞門
君
理事
黒澤富次郎
君
理事
滿尾
君亮君
理事
山崎 岩男君
大澤嘉平治
君 岡田
五郎
君 尾崎 末吉君
片岡伊三郎
君 木村
俊夫
君 關谷 勝利君 玉置 信一君 坪内 八郎君
石野
久男君
出席政府委員
運輸事務官
(
鉄道監督局国
有
鉄道部長
)
細田
吉藏君
運輸事務官
(
自動車局整備
部長
)
中村
俊夫
君
委員外
の
出席者
専 門 員 岩村 勝君
—————————————
七月十一日
舞鶴
港
修築整備等
に関する
請願
(
大石ヨシエ
君
紹介
)(第四〇九六号)
新見
、
笠岡間鉄道敷設
の
請願
(
橋本龍伍
君紹 介)(第四〇九七号)
市来
駅
改築等
に関する
請願
(
上林
山
榮吉
君紹 介)(第四一四二号)
蒲郡
駅に
急行列車停車数増加
の
請願
(
福井勇
君
紹介
)(第四一四三号) 同月二十三日
中学生徒
の
通学運賃引下げ等
に関する
請願
(
松本瀧藏
君
紹介
)(第四一五六号)
函館
、
上磯
間に
ガソリンカー運転等
の
請願
(
冨永格五郎
君外二名
紹介
)(第四一九三号)
戰傷病者
、
戰ぼつ者遺族
に対する
鉄道運賃
の優
待等
に関する
請願
(
久野忠治
君
紹介
)(第四 一九四号)
片町線
の
復線施設
に関する
請願
(
淺香忠雄
君
紹介
)(第四二四五号)
赤谷線
の
延長
に関する
請願
(
渡邊良夫
君紹 介)(第四二七二号) 大
河津
駅
構内
に
こ線橋復活
の
請願
(
小林進
君紹 介)(第四二八八号)
新設急行小口貨物制度
に関する
請願
(
稻田直道
君
紹介
)(第四三八六号)
通運事業者
の公正なる
自由競争確保
に関する請 願(
稻田直道
君
紹介
)(第四三八七号) の
審査
を本
委員会
に付託された。 同月十一日
東北本線大宮
、
仙台間電化促進
に関する
陳情書
外一件(第二六八四号) 同(第二六八五号) 同(第二六八六号) 同月二十五日
東北本線大宮
、
仙台間電化促進
に関する
陳情書
(第二八四三号) 同(第二八四四号) 同(第二八四五号)
国鉄新湊線
の
復活
と
新湊市内導入
に関する
陳情
書(第二八四六号)
小本線延長
に関する
陳情書
(第二八四七号)
妻線ガソリンカー運転
に関する
陳情書
(第二八 四八号)
山陰本線
に
急行列車運行実現
の
陳情書
(第二八 四九号)
交通網整備擴充
に関する
陳情書
(第二八五〇号 )
長町操車場改良工事実施等
に関する
陳情書
(第 二八五一号)
仙石線
の
民間拂下げ反対
に関する
陳情書
(第二 八五二号)
鉄道貨物輸送サービス向上促進
に関する
陳情書
(第二八五三号)
遺家族
の
靖国神社団体参拝
に対する
鉄道運賃
全 免の
陳情書
(第二八五四号)
建材ブロック運賃等級引下げ
に関する
陳情書
( 第二八五五号) 沖の瀬に
燈標設置
の
陳情書
(第二八五六号)
海運造船
の
助成案
に関する
陳情書
(第二八五七 号)
鳥取測候所
の
鳥取市内移転
に関する
陳情書
(第 二八五八号) 同月二十六日
秋田
県に
気象観測所設置
の
陳情書
(第三〇一九 号)
日豊本線電化促進
に関する
陳情書
(第三〇二〇 号)
長岡
市に
国立測候所設置
に関する
陳情書
(第三 〇二一号)
吉野川口
に
航路標識設置
に関する
陳情書
(第三 〇二二号) を本
委員会
に送付された。
—————————————
本日の
会議
に付した
請願
一
舞鶴
港
修築整備等
に関する
請願
(
大石ヨシ
エ君
紹介
)(第四〇九六号) 二
新見
、
笠岡間鉄道敷設
の
請願
(
橋本龍伍
君
紹介
)(第四〇九七号) 三
市来
駅
改築等
に関する
請願
(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第四一四二号) 四
蒲郡
駅に
急行列車停車数増加
の
請願
(
福井
勇君
紹介
)(第四一四三号) 五
中学生徒
の
通学運賃引下げ等
に関する
請願
(
松本瀧藏
君
紹介
)(第四一五六号) 六
函館
、
上磯
間に
ガソリンカー運転等
の
請願
(
冨永格五郎
君外二名
紹介
)(第四一九三 号) 七
戰傷病者
、
戰ぼつ者遺族
に対する
鉄道運賃
の
優待等
に関する
請願
(
久野忠治
君
紹介
) (第四一九四号) 八
片町線
の
復線施設
に関する
請願
(
淺香忠雄
君
紹介
)(第四二四五号) 九
赤谷線
の
延長
に関する
請願
(
渡邊良夫
君紹 介)(第四二七二号) 一〇 大
河津
駅
構内
に
こ線橋復活
の
請願
(
小林進
君
紹介
)(第四二八八号) 一一
新設急行小口貨物制度
に関する
請願
(稻田 直道君
紹介
)(第四三八六号) 一二
通運事業者
の公正なる
自由競争確保
に関す る
請願
(
稻田直道
君
紹介
)(第四三八七 号)
一三
戰時中強制命令
による
業務休止
中の
出石鉄
道会社
に対する
国庫補助金交付
に関する請 願(
有田喜一
君
紹介
)(第二六七五号) 一四
戰時中強制命令
による
業務休止
中の
地方鉄
道、軌道及び索道に対する
国庫補助金交付
に関する
請願
(
倉石忠雄
君
紹介
)(第三三 八四号)
陳情書
一
東北本線大宮
、
仙台間電化促進
に関する陳
情書外
一件(第二六八四号) 二 同(第二六八五号) 三 同(第二六八六号) 四
東北本線大宮
、
仙台間電化促進
に関する陳
情書
(第二八四三号) 五 同(第二八四四号) 六 同(第二八四五号) 七
国鉄新湊線
の
復活
と
新湊市内導入
に関する
陳情書
(第二八四六号) 八
小本線延長
に関する
陳情書
(第二八四七号 ) 九
妻線ガソリンカー運転
に関する
陳情書
(第 二八四八号) 一〇
山陰本線
に
急行列車運行実現
の
陳情書
(第 二八四九号) 一一
交通網整備擴充
に関する
陳情書
(第二八五 〇号) 一二
長町操車場改良工事実施等伊
に関する
陳情
書(第二八五一号)
一三
仙石線
の
民間拂下げ反対
に関する
陳情書
( 第二八五二号) 一四
鉄道貨物輸送サービス向上促進
に関する陳
情書
(第二八五三号) 一五
遺家族
の
靖国神社団体参拝
に対する
鉄道運
賃全免の
陳情書
(第二八五四号) 一六
建材ブロック運賃等級引下げ
に関する
陳情
書(第二八五五号) 一七 沖の瀬に
燈標設置
の
陳情書
(第二八五六号 ) 一八
海運造船
の
助成案
に関する
陳情書
(第二八 五七号) 一九
鳥取測候所
の
鳥取市内移転
に関する
陳情書
(第二八五八号) 二〇
秋田
県に
気象観測所設置
の
陳情書
(第三〇 一九号) 二一
日豊本線電化促進
に関する
陳情書
(第三〇 二〇号) 二二
長岡
市に
国立測候所設置
に関する
陳情書
( 第三〇二一号) 二三
吉野川口
に
航路標識設置
に関する
陳情書
( 第三〇二二号)
—————————————
岡村利右衞門
1
○
岡村委員長
これより
会議
を開きます。 これより
請願
の
審査
に入ります。
日程
第一、第五及び第八は、同
趣旨
の
請願
が前会に採決に
なつ
ておりますので、
審査
を省略いたします。
日程
第二ないし第四、第六ないし第十一を
一括議題
とし、順次
政府
より
意見
を求めます。
細田吉藏
2
○
細田政府委員
日程
第二の
新見
、
笠岡間鉄道敷設
の件について申上げます。本
区間
は
鉄道敷設予定線
に該当しておりません。
延長
は約七十キロでございまして、
経過地
はおおむね
山間部
のために狭隘かつ複雑な地形でございまして、
隧道
、
橋梁
が非常にたくさんできますほかに、
土工量
もかなり多うございまして、
工事
は多額の経費を要するものと
考え
ます。ことに大賀、明治の
村境附近
が非常に急峻でありまして、長大な
隧道
を要するようでございます。今後とも
研究
いたしたいと思いますが、ただいままでのところ調査をいたしたりいろいろはいたしておりません。 次の
日程
第三、
市来
駅の
改築
の問題でございますが、
本屋改築
と乘降場の
上屋式待合所
の
新設
、二つの
請願
に相
なつ
ております。非常に老朽をいたしておりますし、なお白ありの被害もございまして、御迷惑をおかけいたしているごとにつきましては、
十分承知
をいたしているのでございます。ただ類似の駅も多数ございますので、そういつた点も十分
検討
いたしまして、なるべく早い
機会
に御
趣旨
に沿うようにや
つて
参りたいと
考え
ております。 次の
日程
第四、
蒲郡
駅に
急行列車停車数増加
の
請願
でございますが、
蒲郡
駅の乘客はその大部分が
駐留軍関係
の者でございますので、現在
東京佐世保間急行
一〇〇一、一〇〇二、一〇〇五、一〇〇六
列車
を
停車
させているわけでございます。この
請願
はさらに第三五
列車
、三六
列車
の
停車
をしてくれ、こういう御
趣旨
でございますが、まだよく
研究
いたしておりません。今後
地方事情等
をよく
研究
させていただきまして決定をいたしたい、かように
考え
る次第であります。 次は
日程
第六の
函館
、
上磯
間に
ガソリン
・
カー運転等
の件でございますが、毎々申しておりますように現在
国鉄
における
ガソリン
・
カー
の両数は非常に少いのでありまして、早急に
本線
に配置することが困難であります。今後
新製気動車
を相当大量に
運輸省並び
に
国有鉄道
としましては増備いたしたい、そのための
予算措置
を講じて参りたいというふうに
考え
ているわけでございまして、この
新製気動車
がふえて参りますれば、その
状況
とにらみ合せまして
研究
をいたしたいと
考え
ている次第でございます。なお久根別、
上磯
間の
駅設置
が同様に入
つて
おりますが、
駅設置
は
ガソリン
・
カー
を運転いたします節に、あわせて
研究
をいたしたいと
考え
ております。
ガソリン
・
カー
の駅は
一般
の駅よりは比較的
設置
が容易であろうと
考え
ておりますが、この具体的なものにつきましては今後
研究
をいたしたいと
考え
ます。 次の
日程
第七、
戰傷病者
、
戰没者遺族
に対する
鉄道運賃
の
優待等
に関する
請願
でございますが、御
事情
まことにご
もつ
ともでございまして、
運輸省並び
に
国鉄
といたしましても十分
研究
いたしたいと存じますが、ただ
請願
にございますような
戰没者
の
遺族
を全部これを、
靖国神社
にお参りになるというのも制限なしに、割引ないし無賃ということをいたしますことは、
国鉄
の財政から見ても困難だと思いますし、非常に人数もふえますし、場所が
東京
でございますので、実際の運用が非常に困難じやないかと
考え
ているわけであります。これは相当限定をいたしまして、
靖国神社
の大祭のときに、本年はたしか五月二日であつたと思いますが、府県の
代表者
が
おいで
になりました。何かそういつた限定的なことで今後
研究
いたしたい、かように
考え
ております。 次は
日程
第九の
赤谷線
の
延長
の問題でございます。本
区間
は沿線に
地下資源
、
森林資源
が相当豊富のようでございますが、
鉄道敷設
の
予定線
には該当いたしておらないのであります。
経過地
はおおむね新谷川に沿う狭降な谷でございまして、たくさんな遂道、
橋梁
を必要といたします。また
土工量
も相当多い見込みでございまして、
工事
は非常に困難であると
考え
られます。
本線
につきましては今後とも
研究
いたしたいと
考え
ます。 次の大
河津
駅
構内
に
跨線橋復活
の
請願
でございますが、
跨線橋
を
復活
いたす、あるいは新たに設けるといつたようなものが、非常に数がたくさんございまして、
予算
上の制約があるものでございますので、そういつたものをよく
考え
、また
必要度
の高いものからや
つて
行かなければならぬものと
考え
まして、
請願
の御
趣旨
は
十分承知
をいたしておりますので、できるだけ御
趣旨
に沿うように努力する
考え
でございます。 それから
新設急行小口貨物制度
に関する
請願
でございます。これは今回
国有鉄道
が
急行小口扱い
というものを実施いたそうというようなことで、ただいま
計画
を進めておるわけでございますが、実は
運賃
が
認可制
でございますので、
運輸省
に
認可申請
がただいま出ておるようなわけでございます。本件の
請願
は、ただいま実施されようとしております
新設急行小口扱い
の
制度
につきまして、
日本通運
なり、あるいは
地区
の
マル通
というもの以外の新しく
免許
されております
通運業者
の連合体でございます
全国通運業連合会
から
請願
が出ておるわけでございます。結論的にいいますと、いわゆる
マル通
と
新免
と
差別待遇
をしてくれないようにということのようでございます。 項目がいろいろございますので、わけて申し上げますと、第一番目は積みおろし
貨物
の積みおろしをする駅は、約千四百駅くらいにするということに
なつ
ておるわけであります。これを全部や
つて
くれ、こういう
請願
が第一でございます。これにつきましては実はこれを実施いたしますと、
国鉄
の
荷扱い手
というものが余分に
なつ
て来るわけでございまして、そういう要員が余るという問題が起ります。また
請負料金
が
予算
の、面で問題になりますので、全面的に
請負
にするということは困難であろうかと思います。 それからこれは非常に專門的な話で恐縮でございますが、
集貨配達
は今度の
制度
では
配達
だけを
国鉄
の
責任
においてやるということでありますが、この
請願
では
集貨
もあわせて
国鉄
の
責任
においてや
つて
、そうして
集貨配達
を
通運業者
に
請負
わせてくれ、こういう御
趣旨
でございます。これはいろいろな
観点
から
考え
まして当初と案をかえまして
集貨
をはずして
配達
だけを
国鉄
の
責任
において実施するということにいたしましたので、御
趣旨
に沿うことはできないと思います。ただ今後実施しましたあかつきにおきまして、
検討
をさらにいたしたい、かように
考え
ております。 それから三番目の積みおろし
請負契約
を
複数制
としという問題、これが実際問題といたしましてこの
請負
の第一番の重点をなしておるところでありますが、これにつきましては
国有鉄道
並びに
運輸省自動車局
などにおきまして
せつかく検討
中でございます。できるだけ
請願
の
趣旨
に沿うようにいろいろ
研究
を進めておるわけであります。 次は四番目は直接荷主が発駅に持ち込むものに対しては駅が受託しない、
通運業者
による
共同受託
としてもらいたいということでありますが、これは少し虫のよい
お話
でありまして
通運業者
が駅に持ち込んだものをやりたいというのはどうかと思うのでありまして、
一般国民大衆
の方から申しますれば、駅へ持
つて
行つて
もよろしいし
通運業者
に頼んでもよろしいという、現在の
国有鉄道
でや
つて
おる
制度
の方が
公共性
に合致するのではないか、かように
考え
ておりますので、この
請願
の
趣旨
は
業者
の側からいえばご
もつ
ともかと
考え
られますが、全体として見ますと不適当ではないか、かように
考え
ておる次第でございます。
—————————————
岡村利右衞門
3
○
岡村委員長
次に
日程
第二一、
通運事業者
の公正なる
自由競争確保
に関する
請願
を
議題
とし、
政府
より
意見
を求めます。
中村政府委員
。
中村俊夫
4
○
中村
(俊)
政府委員
運輸事業
の
新規免許
につきましては、
通運事業法
に規定されております
基準
によ
つて
審査
し、かつ
運輸審議会
の答申を尊重いたしまして決定するものでございます。この
事務処理
の
迅速化
は常に心がけている点でございますし、今後とも十分努力いたしたいと
考え
ております。なおすでに
免許
いたしましたいわゆる
新規
の
業者
は三百
会社余り
、駅の数にいたしますと約一千駅に
なつ
ております。比較的大きい駅が多い
関係
で、これらの駅の
貨物発着トン数
から見ますると、六〇%近くが
複数制
に
なつ
ている次第でございます。今後もこの
複数化
はさらに一段の推進をはかる
所存
であります。 それから
共同計算機関
の
設置
については、
通運事業
の
複数化
の確立と関連いたしまする重要な問題でございますので、ただいま
慎重研究
中でございまして、いましばらく時間をおかしを願いたいと存じます。
複数制
を確立いたしまする
観点
から、
国鉄
の現在の
輸送制度
の改善の
要望
につきましては、
運輸省
といたしましても多大の
関心
を持つものでございまして、必要の都度
国鉄
ともよく相談をいたしまして、その
善処方
を
要望
しておる次第でございます。今後ともこの線に
沿つて努力
をいたす
所存
でございます。
黒澤富次郎
5
○
黒澤委員
これは花房さんの
請願
の要旨でありますが、その
複数制
の
免許
に対して、いろいろ
運輸省関係
で
民間
から疑念を持たれる点があるのですが、それはただいま取扱い
トン数
ですが
発着トン数
ですか、何万トンとかいうところは二店、あるいは何万トン以上は三店というような、従来の
基準
からずつと下げて来たような、どんな
程度
でや
つて
おいで
か、お聞きいたしたいと思います。
中村俊夫
6
○
中村
(俊)
政府委員
だんだん下
つて
参りまして、ただいまは二、三万トン
程度
のところでも
複数制
の取扱いをいたしております。
黒澤富次郎
7
○
黒澤委員
二、三万トン
程度
という
お話
と思いますが、四万、五万トンでも
日本通運店
でや
つて
いるようなところもありますし、ずつと二、三万
程度
でも許可されているようなところもあるようですし、その間に
日本通運
と
一般新免業者
との間の
運輸省
の
免許
に対する不公正が
民間
で
考え
られるところがある。その
基準
をはつきりさせておいて、五万トン以上ならば二店にしろとか、あるいは三万トン以下ならば一店だとかいうような、規約にない何か構想がおありでありますか。
中村俊夫
8
○
中村
(俊)
政府委員
トン数
が二万トンだからどう、五万トンだからどうというだけでは、方便の
一つ
ではありましようが、
貨物
の性質もございましようし、駅の
地方
的のいろいろの
事情
もございましようし、それだけで簡単に五万トンならよろしい、二万トンはいかぬというわけには参らぬと思います。ほかの条件もいろいろ勘案いたしまして、なおかつ
運輸審議会
によく諮問いたしましてきめて参る、こういう線だと存じます。
石野久男
9
○
石野委員
先ほど御
説明
をいただきました
細田政府委員
に対して、
一つ
だけお尋ねしたいのです。それは
函館
、
上磯
間の
ガソリンカー
の問題について御
説明
を承りましたが、
ガソリン
・
カー
はおそらく他の
地区
からも相当多く要請が出ておるものと思います。先ほど
新製自動車
とか、
ガソリン
・
カー
と
自動車
との
関連性
の話をちよつと聞き漏らしましたので、もう少し詳しくその間の
事情
を承りたいと思うのです。それと同時に、
ガソリン
・
カー
についての
当局
の方針なり、今後の
計画
などをこの際もう少し詳細に御
説明
願いたい。
細田吉藏
10
○
細田政府委員
お答え申し上げます。今
自動車
という
お話
がございましたが、実は專門語で恐縮でございますが、私は
気道車
と申しました。それの間違いだろうと思います。
気道車
と申しますのは、
ガソリン
・
カー
と限りません。
ディーゼル動車
も含めた
意味
で申し上げたのであります。そこで前半の問題について御
説明
申し上げたいと思います実は本
委員会
の
電化小委員会
でも先般
電化
とあわせて一
ディーゼル
・
カー
、
通常ガソリン
・
カー
と言
つて
おりますが、今後は
ディーゼル
ヵになると思います。
ディーゼル
・
カー
も取上げようという問題も出たようであります。大体の
考え方
を私申し上げたいと思います。現在
気道車——
デイーゼル・
カー
、
ガソリン
・
カー
、ガス・
カー
もありますが、それを合せまして大体百八十両ございます。
戰前
の
最高国有鉄道
が持
つて
おりましたときに、約二百八十ぐらいあつたかと承知しております。型は今日の方が少し大きく
なつ
ておりますが、まだ
戰前
の
最高
には百両くらい足りないと思
つて
おります。
昭和
二十六
年度
におきまして、当初百両を
新製
いたす
考え
であつたのでありますが、物価の値上りその他のために五十両しか完成を見ませんでした。
昭和
二十七
年度
は、
予算
上は三十五両の
新製
ということに相
なつ
ております。もちろん
運輸省
、
国鉄
としましては、
もつ
と大量につくりたいという
考え方
であつたわけてございますが、
予算
の
制肘等
から三十五両という貧弱な両数しか
計画
ができなかつたわけであります。二十六
年度
つくるはずだつた百両が五十両しかできなかつたのが、二十七
年度
さらに三十五両では、二十六
年度
までにできるはずだつたものさえも不足するという
意味
で、ほかからの
車両費
をやりくりいたしまして、五十両実行上つくりたいという
計画
にいたしておるわけでございます。二十七
年度
で百両になるわけでございますが、それは
嫁入り先
を大体二十六
年度
にできる
予定
できめまして、ある
程度
地方
の
新聞等
にも出たりしておるこうな
状況
でございまして、
嫁入り先
がきま
つて
おるわけであります。各地から御
要望
がありまして、それを全部合せてみますと、大体千両くらいいるのであります。もちろんその中には、われわれが
考え
ましても、そう
必要性
も高くないではないかというようなところもあるわけであります。そこで今後の方針でございますが、
ディーゼル動車
をできるだけ大量に増備いたして、フリークェント・サービスとあわせて、
枝線
の
客車
が非常に悪うございますので、新しいものができれば、これは
客車
がかわるのと同じ効果を現わすわけでありますので、役にも立たせたい、かように
考え
ているわけであります。さしあたりまして本
年度
の
補正予算
がどうなるかわかりませんが、
補正予算
を提出する
機会等
がございますならば、先般の当
委員会
の
電化小委員会
からの御勧告と申しますか、
示唆等
もありますので、われわれとしましては、まだはつきり両数をきめておりませんが、相当大量なものをできるだけ通していただいて、もう本
年度
からでもさらに増備する方向で
考え
て参りたい。私どもの方の大臣も非常に積極的でございますし、また
国有鉄道
といたしましても、総裁以下非常にこれの増備に重大な
関心
を持
つて
いるわけであります。今後
予算
の許します限り増備いたしたい、かように
考え
ているわけであります。それから今後のものは大体
ディーゼル動車
でございますが、在来は一両または二両
編成
ぐらいが限度であつたわけであります〇三両
編成
もときにはや
つて
おりましたけれども、三両はほとんど例外でございましてございませんでした。本
年度
から使うものは
総括制御
がきく
ディーゼル動車
でございまして、四両ないし六両
編成
も可能であるということに
なつ
ているわけであります〇六両
編成
ができますれば、相当
地方線
の
旅客列車
を置きかえるということも今後望めるではないかというように
考え
ております。
石野久男
11
○
石野委員
非常にこまかい
説明
をいただきましてよくわかりました。事実上
当局
が
考え
ている以上に、
地方
ではこの
ディーゼル車等
に対して
要望
が多いと思います。本
年度
は
補正予算
が今のいろいろな
事情
から、なかなか
予定
しにくいようにも見受けられるのでありますが、もし何らかの形で、たとえば二十七
年度
の三十五両
計画
を五十両
計画
に擴大されることが非常に望ましいのであります。そういうことも
考え
られて早急にこの
増車計画
を進展さしていただくことを、特にこの
機会
にお願いしておきたいのであります。
—————————————
岡村利右衞門
12
○
岡村委員長
日程
第十三及び第十四の
請願
は、
前回議題
に
なつ
ておりましたので、
政府
よりの
意見聴取
を省略いたします。これにて
審査
は終了いたしました。 これより
請願
の採否を決します。
日程
第一ないし第六、第八ないし第十四の各
請願
は、議院の
会議
に付し、
採択
の上内閣に送付すべきものと議決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岡村利右衞門
13
○
岡村委員長
なければさよう決します。 なお
採択
になりました各
請願
の
報告書
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岡村利右衞門
14
○
岡村委員長
なければさよう決します。
—————————————
岡村利右衞門
15
○
岡村委員長
本日
日程
に掲載してあります
陳情書
は二十三件でありますが、その内容は
文書表
によ
つて
御承知願いたいと存じますが、本
委員会
において
審査
いたしました
請願等
と
趣旨
を同じくするものが大多数でありますので、
日程
第一ないし第十四、第十六ないし第二十三の各
陳情書
の意のあるところを了承し、今後の
運輸行政
に反映し参りたいと存じます。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十九分散会